Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安な長期間旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!

【中国】美しい香格里拉(シャングリラ)観光、思う存分チベット風景を楽しむ方法

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香格里拉(シャングリラ)とは?

香格里拉は、雲南省の西北端にある、標高3,276mのチベット族が住む町です。チベットといっても、"チベット自治区"のラサなどは入境許可証がいりますが、香格里拉は"チベット族自治州"なので特別な許可なしに旅行できます。

香格里拉(シャングリラ)の由来

シャングリラというのは、理想郷という意味で使われ、ホテルの名前でも使われていたりと、時々耳にする言葉ですが、雲南省の山奥にある町がなぜシャングリラと呼ばれるようになったかというと、「失われた地平線」という映画の中の理想郷シャングリラが、この町をモデルにしたと、地方政府が主張したため、だということです。

自ら主張するとは、さすが中国です・・。

2009年6月に香格里拉を観光

私は、2009年6月に雲南省を旅行する中で、6月21日~23日の2泊3日で香格里拉に滞在して観光を楽しみました。

初めて見るチベットの人々や風景に感動しまくりで、本当に行って良かったです。私が香格里拉でどのように楽しんだか、この記事にまとめたいと思います。

香格里拉(シャングリラ)へのアクセス方法

シャングリラへ行くには、飛行機かバスで行きます。

飛行機は、国内線のみ就航で、便数が少なく値段も高めなので、お金に余裕がある方向けでしょう。

バスは雲南省の主要な町や都市(昆明、麗江、大理など)を結ぶ交通機関で、値段も安く便数も多いので、おすすめです。麗江も観光する場合、麗江と香格里拉をバスで移動すれば効率的でしょう。

以下に、"地球の歩き方2018~19 成都 九塞溝 麗江"を参考に、香格里拉へのアクセス方法を示します。

飛行機

昆明(Kunming)、成都(Chendu)、重慶(Chongqing)、北京(Beijing)、上海(Shanghai)、広州(Guangzhou)、ラサ(Lhasa)の便があります。

ただ、地球の歩き方には、便数や時刻表がありません。もし調べたければ、私が中国国内線のチケットを購入する際によく使う、以下のサイトを使うとよいでしょう。英語ですが、中国国内線航空券をe-ticketでクレジットカードを使って予約・購入できます。

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時期や路線によっては、ディスカウント価格で購入できます。あと、香格里拉の空港の表示名は、ローマ字で、"Diqing"です。

バス

旅行者が香格里拉へバスで行くには、昆明、麗江、大理から出発するバスがほとんでしょう。以下に、それぞれの所要時間、便数および時刻を示します。

  • 昆明西バスターミナル→香格里拉:12時間、1日5便(時刻はわかりません・・)
  • 麗江バスターミナル→香格里拉:4時間、7:30~17:10の間40~60分に1便
  • 大理下関→香格里拉:8時間、7:00~13:00の間30分に1便

私は麗江から香格里拉へ向かうバスで行ったのですが、下の写真のように、バス車内から高地の山々の綺麗な景色を見ることができるのが、嬉しいところです。

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下の写真は、香格里拉バスターミナルの建物です。

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バスターミナルから、中心部の独克宗古城までは約2kmで、ローカルバスで行くことができます(1元)。私は歩いて行きましたが。。

下の地図で、北側の出発点がバスターミナル、南側の目的地が独克宗古城です。

香格里拉(シャングリラ)の観光スポット

香格里拉には、以下のような、たくさんの観光スポットがあります。

チベット関連施設の観光スポット

  1. 松賛林寺(チベット寺院)
  2. 独克宗古城(チベット族の住むエリア)

自然景観スポット

  1. ナパ海(広大な草原)
  2. 巴拉格宗香格里拉大峡谷(大きな峡谷)
  3. 普达措国家公園(自然が美しい国立公園)
  4. 藍月山谷風景区(眺めの良い標高4,449mの山)
  5. 白水台(棚田状の景観)

上記の中で、私が行ったのは、独克宗古城(ドクソンコジョウ)だけです。他の観光スポットは、入場料と交通費でお金かかるし、アクセスが面倒だったので行きませんでした。独克宗古城は、香格里拉の中心街で宿や店が集まるエリアなので、当然タダで入れます。

ただ、いま一度、地球の歩き方2018~19を読んでみると、特に自然景観スポットは行きたくなるようなところばかりです。これらのスポットは、日本では到底見ることができないような景色がそこにありそうです。

2009年に旅行したときは、独克宗古城と周辺エリアだけ観光して大満足でしたが、もう一度香格里拉へ行き、上記の自然景観スポットへも足を延ばしたくなりました。。

まち歩き(散策)だけ楽しい

2009年に私が香格里拉を旅行したとき、どのように観光したかを紹介したいと思います。

私は香格里拉に2泊3日滞在したのですが、いずれも、ただひたすら"まち歩き"(散策)をして楽しんだだけなのです(麗江や大理も同様にまち歩きだけで楽しめます)。観光スポットへの入場料を一銭も払っていません。香格里拉は、観光スポットへ行くというより、街全体がみどころであふれていました。

特に私はチベット族の文化に触れるのが初めてだったので、独特な建築様式のチベット寺院、チベット人の服装、周囲の高い山々、草原や牧草地の風景など、目にするもの全て珍しい光景ばかりでした。

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香格里拉(シャングリラ)の町の様子

下の写真は、香格里拉のバスターミナル付近の様子です。6月の香格里拉は夏ですが標高が高いため少し気温低く、15度くらいでした。私はだいたい半袖で行動していましたが、チベット人は長袖を着ていました。

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バスターミナルから独克宗古城まで約2kmなので、景色を見るため歩いていきました。

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香格里拉は標高が高いため、雲が近くに見えます。晴れた空とチベット建築様式は、非常によく合います。ただ、到着した日は、そこそこ天気良かったですが、この後は、ずっと曇りがちでした・・。

あと、標高は高いですが、特に高山病には悩まされませんでした。

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下の写真の建物は、たぶん博物館だと思いますが、まさにチベット風建築でかなり見ごたえあります!

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バスターミナルから歩いて、独克宗古城に到着しました。ここにはチベットと中国の建築様式が混ざったような建物がずらっと並び、ゲストハウスや土産物屋、商店などが軒を連ねています。なんとも旅情を掻き立てられる風景で、大興奮です。

適当に歩いて宿を探してチェックインし、荷物を置いて、本格的にまち歩きを開始しました。このエリアはゲストハウスがたくさんあり、値段が安く、私が宿泊した宿は確か60元でした。

この時期は閑散期なのか、観光客は少なめに見えました。

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下の写真のようなおしゃれカフェもあります。中国ではあまりカフェがないですが、香格里拉には結構あり、これはありがたかったです。

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チベット風景を思う存分楽しむ方法

香格里拉のまち歩きを楽しめるのは、独克宗古城だけではありません。

香格里拉の町は周囲を高い山々に囲まれており、小高い丘に登れるようになっているのです。丘の上には、チベット寺院や仏塔(ストゥーパ)が建っており、見て楽しいし、そこから絶景の香格里拉の町並みを見下ろすことができるのです。

丘の上へ行く方法

丘の上へ行くには、独克宗古城から周囲を見渡して、まずチベット寺院や仏塔を見つけます。

そして、そちらの方向へ向かって歩きます。丘のふもとにただりつくと、必ずそこへ登るための小道をみつけることができるでしょう。

それから、小道を登っていき、丘の上に到着すると、チベットの旗であるタルチョがたくさん飾られ、そこには見事な寺院や仏塔があり、なんともチベットらしい厳かで神秘的な風景を作り出しています。

実際に私が行った、3つの丘を以下に紹介します。

周囲の小高い丘の上に登ってみた①

丘の上に寺院があるのが見えたので、それを目指して丘の上を登ってみました。下の写真のように、独克宗古城の素晴らしい町並みを見ることができます。

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チベット人が放牧している風景も見ることができます。なんとものどかな風景です。

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そして、チベット寺院に到着です。独特な建築様式で、見ごたえありました。

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周囲の小高い丘の上に登ってみた②

次に、仏塔らしきものが見えたので、丘の上に行ってみました。

この丘は、下の写真のように、しっかりと階段が作ってあり、訪れるチベット人も多かったです(観光客はいませんでした)。

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丘の上には、タルチョが飾られ、東屋があり、チベット人が景色を見てたそがれていました。

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さらに奥へ進むと、タルチョがたくさん飾られ、そこに仏塔がありました。線香のにおいもし、チベット人が拝みに来ていました。

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チベット人のお坊さんもいました。

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周囲の小高い丘の上に登ってみた③

3つ目は、少し標高が高い山に登りました。

私が日本で事前にグーグルマップで調べて、実際に登ってみた山です。グーグルマップには五鳳山と表記がある山です。現地で登山口を探してみたのですが、見事に見つけることができ、無事登頂できました。

以下の地図は、独克宗古城から五鳳山へのルート図です。登山口まで10km近くありますが、頑張って歩きました。。

下の写真に、五鳳山と表記があります。この辺に登山口がありました。

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下の写真のような立派な階段を登っていきます。

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階段を登ると、チベット寺院がありました。ここは山頂ではなく、この先にまだ道が続いています。

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そして、さらに登っていきます。だいぶ眺めがよくなってきました。

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五鳳山の山頂に到着です、立派な仏塔が立っています!

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香格里拉の町並みと、さらに奥の草原や山々の風景まで見えます。天気がよければさらに良い景色かもしれませんが、残念ながら曇っています。

タルチョがまたいい雰囲気を出しています。

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標高は私の高度計で3,520mとなっています。香格里拉の標高が3,276mなので、約300m分登ったことになります。

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事前にグーグルマップで調べて、登れるかどうか分からなかった五鳳山ですが、無事登頂できました。

ナパ海方面へ、松賛林寺を遠望するため、歩いて行ってみた

香格里拉には、松賛林寺という大きなチベット寺院があり、香格里拉で最も人気の観光スポットとなっています。私は松賛林寺に入りたかったのですが、入場料が高いので入りませんでした。

ただ、立派なチベット寺院建築を見たくて、少し高いところから遠望しようと思いました。そこで、香格里拉の町の北西方面にある観光スポットのナパ海方面を目指しながら、松賛林寺を眺めることにしました。

ひたすらナパ海方面を向いて、車道を歩いて行きます。下の写真は道中に撮ったものですが、看板にはナパ海まであと3kmとあります。

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下の写真は、しばらく歩いて丘の上に登ったところから撮ったものです。曲がりくねった車道が歩いてきた道です。

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この丘からは、下の写真のような大草原が見えます。これがナパ海かもしれません。広大な草原で、圧倒されます!

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丘の上には、なにやらタルチョとチベット信仰のためのオボーが祭ってあります。

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ここから、なんと松賛林寺を遠望できました。

松賛林寺を遠眺できる

香格里拉の町並みが小さく見えますが、その中に金色の屋根の目立つ建物があります。それが松賛林寺です。

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以下は、少し拡大して撮った写真です。立派な松賛林寺が目立っているのが分かると思います。遠いですが、松賛林寺の全景を見れたので、私はこれで満足できました。

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有料の観光スポットに行かなかったが、大満足

以上のように、私は香格里拉をまち歩きだけして、お金をかけずに、見事な自然景観とチベット建築物の光景を楽しみました。

この方法は、歩くのが好きという方でないとしんどいかもしれませんが、香格里拉は町と周辺の山々自体が美しいので、それらを十分堪能するために、是非とも歩いて見て回ることをおすすめしたいです。

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まとめ

中国雲南省にある、美しいチベット風景を楽しめる香格里拉へのアクセス方法や楽しみ方を紹介しました。

町全体が美しい香格里拉は、シャングリラ=理想郷という意味がぴったりだと感じられるところでした。少し歩くだけでもこれまで見たことない光景に出合えて、カルチャーショックともいえる感覚を得られると思います。

香格里拉は、日本からアクセスするのは大変ですが、中国の中でも特におすすめしたい観光地です。