多依樹棚田エリアのゲストハウスに宿泊
私は2018年1月2日から5日まで元陽の棚田を観光したのですが、そのうち、多依樹棚田エリアのゲストハウスに2泊しました。
泊まったときの様子は、以下の記事にまとめてあるので、ご参照ください。
多依樹エリアは、元陽の棚田エリアのなかでも、棚田観光の拠点となる新街鎮から比較的離れた(約23km)場所にあります。新街鎮と多依樹エリアの位置関係は以下の地図のようになっています。
徒歩で行ける、多依樹の展望台から見た絶景の棚田
多依樹棚田エリアには観光用に作られた立派な展望台があります。私が宿泊した、Belinda Backpackers Guesthouseから展望台まで歩いて約10分くらいで行くことができました。
展望台からは、多依樹エリアの見事な棚田を見ることができました。天気が微妙ですが、見事な棚田の絶景です!
展望台は、世界遺産に登録されている観光地だけあって、お金をかけて作っているなあと感じられるものでした。その分入場料も高く、他の展望台(壩達、老虎嘴)も含まれますが、100元取られます。
チケット売り場は、新街鎮の近くにあり、私は事前に買っておきました。ただ、この多依樹展望台に入るときは、チケットの確認は求められませんでした。閑散期だし、管理が適当なのかもしれません・・。
少数民族ハニ族の村、普高老寨と平安村をトレッキング
私が宿泊した多依樹エリアには、多くの村があり、村で暮らすハニ族や棚田の風景をたくさん見ることができました。私はトレッキングして、多依樹エリアにある"普高老寨"と、少し離れた"平安村"という村を訪れました。
周辺の村に行くには、徒歩でも行けますが、乗り合いバス(ミニバン)が頻繁に走っているので、それを拾って、行き先を告げると連れて行ってくれます。乗り合いバスの料金は距離によって変わりますが、安いです。例えば、多依樹から壩達へ行く場合、5元(≒85円)でした。
普高老寨を散策
普高老寨は、私が宿泊したゲストハウスのBelinda Backpackers Guesthouseから徒歩数分のところにありました。
ゲストハウスから坂道を下ったところに、駐車場と観光客向けの案内図があります。
下の写真は、村の奥まった場所にある広場です。ここから見事な棚田が見れるのですが、この日は、雨が降っており、あまりいい景色は見れませんでした。
この村はハニ族の住む村で、特徴的な建築様式の家が並んでいます。
広場から少し降りたところに棚田が広がっており、間近に見ることができました。
天気は悪いですが、霧の中で幻想的な棚田風景です!
平安村を散策
普高老寨を楽しんだ後、さらに東に向いて歩いて行きました。途中にもいろんな小さな村がありましたが、2~3km歩いたところで、私は以下の写真のような"平安村"という看板が気になり、行ってみることにしました。
黒い豚を飼っていました。ほのぼのする村です。観光客が訪れるような雰囲気はなく、地元民しかいませんでした。
どんどん下っていくと、でました、棚田です!綺麗に段々となって、つらなっています。
棚田がつらなる様子は、本当、芸術的な風景です。
適当に徒歩で行ってみた平安村ですが、多依樹の展望台から見る風景とは違い、近い位置から間近に棚田を見ることでき、新たな棚田風景を発見をすることができました。
このように元陽の棚田は、トレッキングして歩いてみて、棚田を別の角度から見てみるのも面白いと思いました。
棚田トレッキングマップ
棚田のトレッキングは、私が宿泊したBelinda Backpackers Guesthouseでも推奨しており、トレッキングマップが掲示してありました。
正直、分かりにくかったですが・・。
Belinda Backpackers Guesthouseは、"We're here"という場所にあり、そこから16km離れたところに、老虎嘴(Laohuizui)の展望台があるようです。また、5km離れたところに、阿者科(Azheke)という見どころとなっている村があるようです。
私は、阿者科も行きたかったのですが、乗り合いバス(ミニバン)に乗るのに不安があっため、行っていません・・。その時点で、宿がある多依樹まではオーナーの車で来ていたので、乗り合いバスの利用経験がありませんでした。しかし後で、乗り合いバスを利用してみたのですが、簡単に利用することができました。阿者科へ行く場合、行きは"阿者科"と紙に書いて運転手に見せ、帰りは"多依樹"と紙に書いて見せるだけで行けるはずです。
まとめ
多依樹棚田エリアで、トレッキングしてまわった周辺の村について紹介しました。
元陽の棚田観光は、ガイドブックでは3つ展望台(壩達、老虎嘴、多依樹)から見ることを勧めていますが、それ以外にも、私がやったように棚田トレッキングを楽しむことも魅力的だと思います。
少数民族ハニ族の生活にも触れつつ、色んな角度から棚田を見るために、元陽は徒歩でトレッキングしてみることもおすすめします。