Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

【中国・元陽】意外に楽しめる棚田観光拠点の新街鎮街歩き、おすすめの宿も紹介!

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新街鎮とは?

新街鎮は、世界遺産となっている元陽の棚田観光の拠点となっている小さな町です。標高1,500m以上の山奥にあり、アクセスも大変です。

私は元陽の棚田を見るために、2018年1月4日~1月5日まで滞在しました。

行く前は、田舎の町なので、ホテル、レストランやショップなどはあまり整備されていないだろうと思っていたのですが、行ってみると、意外に賑やかで、快適に滞在できる町でした。小さい町ですが、散策も楽しむことができました。

新街鎮のメイン通りの雰囲気は明るい

新街鎮は、山の斜面に沿って町が作られており、坂道が多いです。坂道沿いにホテルやショップなどの建物が並んでいます。

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下の写真は新街鎮の中心街です。

狭い路地に雑貨屋、飲食店、スーパー、露店、パン屋などが並んでいます。多くの地元民が行き交い、音楽も鳴って賑やかな雰囲気です。民族衣装を着たハニ族をたくさん見かけました。

私が歩いたときは、観光客らしき人は見かけず、現地の人たちばかりに見えました。日本では正月ですが、中国は平日であるためかもしれません。

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下の写真で、右の方に色とりどりの生地が売られていますが、これはおそらくハニ族の民族衣装のための生地だと思います。このあたりのハニ族の人たちは、ここで生地を入手して、自分で縫うのかもしれません。

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新街鎮の建物は基本的に黄色っぽい色をしています。この色がなかなか雰囲気があり、周囲の山の景色とマッチしており、私は気に入りました。

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町の雰囲気は活気があって、楽しく散策できました。

ホテル雲梯順捷飯店の前の広場は憩いの場

下の写真は、新街鎮の中心にある広場です。上に示した中心街の通りの入り口もあります。

ここは、地元民の憩いの場となっています。いつ行っても地元民が集まっておしゃべりしたり、体操したりしていました。

写真にある大きな建物は、雲梯順捷飯店というホテルで、地球の歩き方によると130元で泊まれるようです。私はもっと安い50元のホテルに泊まりましたが。。

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眺めが良いスポットもある

広場の端っこには、周囲の山を背景とした、新街鎮の町並みを眺められる、好展望の場所があります。

下の写真のように、新街鎮が山の斜面にせり出している風景を見ることができます。なんとなくチベット・ラサのポタラ宮を彷彿とさせる風景で、私は好きです!

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新街鎮から棚田はよく見えなかった・・

ただ、残念なことに、新街鎮から棚田が見えればいいのですが、あまり良く見えませんでした。。いろいろ歩き回って、棚田を綺麗に展望できなそうなスポットを探したのですが、見つけることはできませんでした。もしかしたら、どっかに棚田を眺望するスポットがあったのかもしれません。。

ただ、綺麗な雲海をバックにした雲梯順捷飯店ホテルの綺麗な写真を撮ることはできました。

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棚田を思う存分楽しむなら、やはり棚田エリアのゲストハウスに泊まるといいかもしれません。棚田エリアのゲストハウスについて、以下の記事にまとめてあるので、ご参照ください。

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新街鎮は米麺が安くてたくさん食べられる

新街鎮では、普通に食堂があり、料理を楽しむことができました。とはいっても、私が食べたのは米麺という麺の料理だけですが・・

下の写真のように、大きな器に細麺と豚肉?が入っています。普通にうまかったです!これで7元です。

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下の写真の麺は、少し辛い味噌が入っていますが、これはこれでスパイスが効いてよかったです。この麺は8元でした。

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下の写真のように、ハニ族の民族衣装を着たおばさんが店員でした。

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新街鎮バスターミナルの裏側にたくさん手ごろな価格のホテルがある

新街鎮バスターミナルの正面から向かって右側にある細い小道を入ったところに、5、6件くらい宿が並んでいます。

事前にネット情報で、この通りにある望陽楼という宿は安くて快適だという情報を得ていたので、探してみました。

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私が泊まった50元の格安だけで設備の整った、望陽楼というホテル

ありました!下の写真が望陽楼の入り口です。入ると、フロントの前で、おっちゃんが寝ていたので、起こして、"メイヨーマーファンジエン?"'(部屋ありますか?)と聞いて、あると言ったので、"デゥオシャオチェン?"(いくらですか?)と聞くと、50元とのことです。

部屋も見せてもらい、しっかりした設備のようであったので、ここに泊まることにしました。

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部屋は下の写真のような感じです。きちんと掃除されており、清潔です。

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テレビやポット、しっかりした机といすまでありました。私は使っていませんが、各階にルーターが設置してあるように見えたので、Wifiも使えると思います。

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トイレとシャワーです。しっかりお湯が出ました。タオルもちゃんとついています。

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部屋からは、なんとも素敵な景色が見えます!棚田は見えませんでしたが、山の景色が綺麗です。

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望陽楼は、50元(≒850円)にしては、十分な設備で、見事な眺望が楽しめる、素晴らしい宿でした。

元陽の棚田があるエリア(多依樹)にも宿があり、そこにも泊まったのですが、80元と値段高いし、設備は上に紹介した望陽楼よりもかなり劣っていました。もし、元陽の棚田観光する際、快適なホテルに泊まりたいなら、新街鎮を拠点とするのがおすすめだと思います。

棚田エリアで泊まった宿について書いた記事です。ご参照ください。

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まとめ

元陽の棚田観光の拠点となる新街鎮を散策して見た風景、食べたもの、泊まったホテルを紹介しました。

新街鎮は田舎町とはいえ、旅行者にとっても快適に滞在できるので、棚田観光の拠点とするとよいでしょう。