
ガイドなしでネパール(アンナプルナ)トレッキングした
私は2025年の年末年始に、ネパールのアンナプルナベースキャンプ(アンナプルナBC)とプーンヒルの両方を、ガイドなしで一人でトレッキングしました。

アンナプルナトレッキングにガイド不要と判断した
2025年の年末にネパールでトレッキングするにあたり、以下の理由でガイド不要でトレッキングできると判断しました。
- ガイドブック"地球の歩き方"のトレッキング情報が豊富
- 等高線の入った地図をYamapから入手できた
- 手元に昔ネパールで買ったアンナプルナエリアのトレッキングマップがある
- 世界中から多くのトレッカーが訪れる人気ルートである
- 月2~3回のペースで日頃から日本の山に登っている
私は日常的に日本の山を登り、テント泊もしているので、アルパインルートのような、よほど厳しいルートでない限り歩けるだろうと思っていました。
また、いくつかのWebサイトや地球の歩き方から入手した情報が十分にあり、実際にトレッキングルートを歩くイメージを湧かせることができていました。
ガイドなしトレッキングは禁止されている?(2025年)
一方、2023年に一度ネパール政府によってガイド必須(個人でのトレッキングは禁止)とされものの、その後ガイド必須な運用は定着しなかったとのネット情報もあり、結局どっちなのか分かりませんでした。
そこで地球の歩き方やネット情報をよく調べたところ、やはりガイドは必須ではないと分かったものの、実際に行ってみないと分からない面もありました。
そして実際にトレッキングしてみた結果ですが、ガイドなしトレッキングは全く禁止されている感じはなかったです。
トレッカーの割合として、ガイド付きが7割、ガイドなしは3割くらいでした。ガイドなしで歩いていても、現地のトレッキング関係の役人などからお咎めなど全くありませんでした。
道中や宿泊時に、"1人できているのか?"と聞かれて、"はい"と答えるだけのやり取りが何度かあったくらいで、ガイドなしトレッキングは普通のこととして認識されているようでした。宿泊も拒否されることはなく、ツインルームを1人で贅沢に使わせてもらいました。
ただ、トレッキング客を引き連れて泊まっているネパール人のガイドから、"1人じゃ危険だからガイドしようか?"と勧められる場面はありました。笑いながら"No, thank you."と丁重にお断りしました。

案内板が少なく、ガイドなしだと道に迷いやすかった
トレッキングルートの中で、多くのトレッカーが歩く道は問題ないですが、人があまり歩かないルートとなると、案内板が非常に少なく、地元ネパール人のみしか歩かない山道への分岐があったりで、道に迷いやすかったです。
ルートの分岐が突然現れ、案内板も設置されていない場合があるので、地図や方向を確認して自分で判断する必要がありました。日本の登山道のように、1つ1つの分岐道に必ず案内板を設置してくれていません。やはりそういう時にガイドがいると、心強いなと思いました。
例えば、下の写真のような分かれ道ですが、ここに案内板がないのでどっちへ行けばよいかわからず、近くにいたネパール人に聞きました。
もし間違えても、村の中なのでいずれ分かるとは思いますが、引き返すことで体力を削られてしまいます。。

他には、例えば以下のような分岐も間違えやすいです。正解は左ですが、右に行ってしまっても、間違いに気づくまで時間がかかり、体力を消耗してしまうでしょう・・。

下の写真のように案内板がある分岐でさえ、間違えやすかったです。
記載されている地名が、自分で事前に調べたものではない名称が書かれていると不安にさせられました。。

実際に道に迷った・・
そして私は実際に道迷いをしてしまいました。。
やらかしたのは、アンナプルナBCへ行って下山してきて、チョムロンという村からタドパニという村へ向かう道中です。当初の計画ではアンナプルナBCへ行った後はポカラへすぐ戻る予定でしたが、少し時間に余裕があったので、プーンヒル(ヒマラヤの山々の展望台)にも足を延ばそうと、急遽下調べが甘かった道を歩くことにしたのです。これがまずかったのかもしれまんせん・・。
チョムロンからタドパニへ行くには、しばらく山の斜面を歩き、一旦を斜面を下って川にかかる橋を渡り、そこから再び山の急斜面を登ります。道に迷ったのは、山の斜面を下る際に起きました。
下の写真は、チョムロンからタドパニ方面の案内標識です。文字が薄くて読めなかったです。。この時点ですでに不安となります。。

案内板の後はしばらく快適に進みました。

そしてしばらくすると、1つ目の分岐に出くわしました。タドパニとガンドルック村へ分岐する道があるのは地球の歩き方に書いてあったので、その分岐だと思い、右方向へ進みました。

ちなみに、下の写真ような案内板はありましたが、自分が向かう方向と反対方向しか記載がなく、行きたい方向の情報がなく、使い物になりませんでした。。

その後、上の写真のような分岐道がもう2ヶ所登場し、分からないのでとりあえず右方向へ進みました。
すると、だんだんと心なしか道が細くなってきたような気がしました。。

しまいには、草だらけの道になってしまいました。。これは道を間違えたなと思いました。うっすらと踏み跡はありますが、地元のネパール人だけが使う道ということなのでしょう。

そこからは、なんとなく自分が向かおうとしている方向へ歩いて、踏み跡を見つけながら歩を進めました。道に迷って焦る気持ちをおさえながら、できるだけ明瞭な踏み跡をみつけるようにしました。
すると下の方に集落が見えてきて、自分が向かっている方向が間違えていなかったことを確認でき、安堵しました。

その集落の方向へ向かって下って行き、なんとか明瞭なトレッキングルートらしき道へ合流することができました。これで一安心しました。


下の写真のように、ルート上の案内板でしっかりとチョムロン⇔タダパ二と書かれていることを確認しました。

整備されたトレッキングルートですが、少しでも油断すると迷ってしまう恐ろしさがありました。
また、後で振り返っても、結局いくつかあった分岐道は、どっちが正しかったのか未だに分からないです。やはりガイドなしのトレッキングは、リスク大きいと言えます。
道迷いの原因と対策
今回の道迷いの原因は、急遽プーンヒルへ行くことにしたため、事前にルートの下調べが十分にできていなかったことにあると思います。
ただ下調べをしていたとしても、今回迷ったような分岐道は突然現れ、普通に間違える可能性は高いと思います。
そこで迷ったしても引き返せるように、ルートマップと現在地を表示できる、ハンディGPSが対策として必要だと実感しました。
ハンディGPSは高価かもしれないので、"maps.me"という海外でオフラインでも使えるGPSマップのスマホアプリも、対策の候補として検討しようと思います。
それでも不十分だと感じるならお金かかっても、ガイドをつけるしかありませんね。
まとめ
ガイドなしネパールでトレッキングをして、見事に道に迷ったのでその様子を紹介しました。今回道に迷ったものの、その後は無事にルート復帰できました。しかし、一歩間違えると遭難となり、海外なので遭難時の対応が大変になっていたと思われます。
遭難しなかったのはたまたま運がよかっただけと考えるようにし、今後同様のことがおきないよう、ハンディGPSを用意するなどしてしっかり対策しようと思います。