元陽にある棚田観光スポットの壩達とは?
壩達(バーダ)は、中国・元陽の新街鎮から南16kmのところにある、絶景の棚田を見ることができる展望台です。展望台からは、広範囲に広がる棚田を見下ろすことができます。ガイドブックの地球の歩き方でも、ここは星3つの見どころとして紹介されています。
展望台の入り口は、新街鎮から勝村や多依樹などの村へ向かう途中にあり、上に示した写真のような標識があり、世界遺産の棚田と壩達をアピールしています。
また、以下の写真のように、駐車場と受付のようなものがあります。ここでは、大きな荷物も預けられるようです。私も大きな荷物を持っていましたが、なんとなく心配で預けませんでしたが・・。
棚田の入場チケットを見せる必要ある?
ここで棚田の入場チケットの確認を求められる場合もあるかもしれませんが、私が行ったときは、特に何も言われませんでした。
チケットは、新街鎮と壩達の間にあるチケット売り場で前日に買っておいたので、大丈夫なのですが(下の写真参照)。ただ、当日有効となっていますが、前日に買ったものなので、そこをつかれたらどうしようという不安はありました。
とはいえ、このチケット、当日といいながら日付印がないので、見る人は当日だと判別できません。地球の歩き方には7日間有効で180元とありますが、実はこの当日チケットだけで何日も使いまわせる?、などと考えてしまいました。。
元陽の新街鎮から壩達への行き方・戻り方
元陽の新街鎮から壩達へ行くには、新街鎮でタクシーをチャーターするか、乗り合いバスを利用します。
雲南省の省都である昆明から元陽までの行き方は、以下の記事を参照してください。
タクシーのチャーターは、200~300元で他の見どころも含めてまわってくれるそうです。値段が高いので私は利用していません。
一方、乗り合いバスは、新街鎮から壩達まで片道10元と安いです。乗り合いバスは、地元民も利用するので本数も多いです。壩達を経由して、多依樹方面まで頻繁に行き来しています。
以下に、棚田チケットを買った時にもらったパンフレットに記載のあった地図を示します。右上の方に新街鎮があり、そこから、壩達(以下の地図では中国字表記です)、多依樹というルートがあるのが分かると思います。
乗り合いバスに乗るには?
新街鎮で乗り合いバスに乗るには、壩達と紙に書いて、乗り合いバスの運転手に見せるか、"バーダ"と運転手に告げます。
そのとき、運転手は、ツアーによるタクシーチャーターだと勘違いするかもしれないので、必ず"ドゥオシャオチェン?"(いくらですか?)と聞いて、値段を確認しましょう。10元と言えば、妥当な値段です。
新街鎮の乗り合いバス乗り場は、バスターミナル近くで、以下の写真のようにミニバンが集まったエリアがあります。
壩達で棚田観光して、再び新街鎮へ戻る場合は、壩達の駐車場あたりで、乗り合いバス(ミニバン)が通るのを待ちます。だいたい10分に1本は通るイメージです。
ミニバンが来たら、手を上げます。そしたら、停車してくれて、運転手がどこへ行きたいか聞いてくるので、新街鎮と紙に書いたものを見せるか、"シンジェー"(新街)と口頭で言いましょう。あと、値段が10元であることも確認しておきましょう。
壩達の展望台からは絶景の棚田!
壩達の展望台には、駐車場から200mほど歩きます。私が行ったとき(2018年1月4日)は、天気あまりよくなかったですが、中国人観光客がたくさんいました。
壩達には第1展望台と第2展望台の2つの展望台があります。
第1展望台からの眺め
駐車場から歩いていくと、まずは第1展望台につきます。
雲が棚田にかかっており、一部しか見えません。残念・・
第1展望台はあきらめて、第2展望台へ向かいます。
以下の写真のように、しっかりした標識があります。
第2展望台からの眺め
第2展望台は第1展望台よりも大きく、しかも多くの中国人観光客が立派なカメラを構えていました。眺めも、第1展望台よりこっちの方がよさそうです。
他のカメラマンと同様、ここで雲が晴れるのを待ってみることにしました。
最初は雲がかかっていたのですが・・
少しずつ雲が晴れてきました。
雲がとれました!すごい数の棚田です、絶景です!中国人カメラマンもシャッターを切り始めました。
拡大してみました。緻密に配列された棚田が非常に美しいです。
すばらしい絶景に感動しました。美しい棚田にみとれて、この第2展望台には30分くらい滞在しました。他の中国人カメラマンは、私が来る前も去るときも、まだいましたが・・
残念だったのは、今回は天気は少し悪く、雨が降ったりやんだりでした。もしこれが、晴天だったり、日の入りの時だとさらに綺麗に見ることができたかもしれません。
まとめ
元陽の素晴らしい棚田の絶景を見ることができる、壩達(バーダ)への行き方や見どころを紹介しました。
壩達は、元陽のなかでも棚田の大展望が見られるのでおすすめです。ここで紹介した写真は、条件が一番いいといえないので、より好条件(気候、時期、時間帯)を求めて、元陽の棚田観光へ行ってみることを是非おすすめします。