- 国設白金野営場はどんなキャンプ場?
- 国設白金野営場はどこにある?
- 国設白金野営場のテントサイト紹介
- 国設白金野営場のその他施設
- 温泉は白金保養センターがおすすめ!
- 周辺は観光スポットだらけ
- 我が家がキャンプしたときの様子
- まとめ
国設白金野営場はどんなキャンプ場?
国設白金野営場は、北海道美瑛町にあり、十勝連峰の西側山麓(標高900m)に位置するキャンプ場です。キャンプ場は美瑛の美しく深い原生林の中にあり、その森の深さは不気味なくらいで、普通のキャンプ場ではなかなか味わえない自然空間でキャンプを楽しめます。
周辺には、青い池、白ひげの滝、十勝岳望岳台など、自然景観が美しい観光スポットがたくさんあります。それらのスポットには多くの観光客が押し寄せるにも関わらず、キャンプ場は本当に静かで、別世界に来たような感覚を得られるでしょう。
キャンプサイトは、荷物の搬入・搬出時以外車の乗り入れ不可なフリーサイトと、バンガローがあります。
2019年6月に家族3人で国設白金野営場でキャンプ
私は2019年6月末に、妻、3歳の娘と共に、北海道の道央・富良野・美瑛のキャンプ場に宿泊しながら旅行しました。その旅行の最終宿泊先が、この国設白金野営場でした。
利用したのは6月28日(金)~29日(土)の1泊です。平日に利用したので他の利用客は少なく、広いサイトの割りに4組くらいしかいませんでした。しかしそのため、周囲の視界には他のキャンパーはなく、背の高い木々と芝生が見えるだけの大自然を大いに満喫できました。
国設白金野営場はどこにある?
国設白金野営場は、北海道美瑛町の中心街から十勝岳方面へ南東約20km行ったところにあります。
地図上では以下の印をつけたところです。十勝岳やトムラウシ山がすぐそばにあるため、自然豊かなロケーションです。冒頭で言ったように、周囲には多くの自然景観の良い観光スポットが点在しています。
車でアクセスする場合、美瑛や上富良野から行きますが、いずれも約20~30分で行けるでしょう。
国設白金野営場のテントサイト紹介
国設白金野営場のテントサイトは、車が乗り入れ不可なフリーサイトとなっています。ただし、荷物の搬入・搬出時のみは可能です。テントサイトに細い車道が走っているので、張りたい場所をみつけ、一時的に停車して荷物の積み下ろしができます。
テントサイトは、敷地内のどこにでもテントを張ってよいとのことです。サイトの敷地はかなり広く、テントや炊事場も距離を離して点在しており、どこに張ろうか、結構迷うと思います。ネット情報によると、テント約300張以上可能とのことです。
芝生の周囲に立ち並ぶ木が、長い期間かけて成長したと思われる大木ばかりで、原生林だと感じさせてくれます。鳥の鳴き声とかすかに小川の流れが聞こえ、大自然に身を置いていることを実感します。
この日は雨が降りそうなくらい曇っていた日で、深い森の雰囲気がいっそう引き立っていました。
下の写真のように、バンガローもありますが、ここらへんにもテントを張ることができるのです。
下の写真のようにトイレはサイト内のところどころ点在しています。古くて汚いかと思ったのですが、綺麗に清掃されていました。ただ、便器は和式のみでした。
下の写真は炊事場です。建物の外観が独特で、周囲の森の景観と合っています。
普通のキャンプ場は人が手を加えて作った感じがぷんぷんするのですが、このキャンプ場ではそれを感じさせません。この独特な深い森の雰囲気は、是非とも味わって欲しいと思います。
宿泊料金は安い!
フリーサイトの利用料は、大人400円、小人200円です。3歳の娘は無料だったので、小人は小学生以上かも。。
我が家は大人2人なので、なんと1泊800円で済みました。
ちなみにバンガローの利用料は、大人400、小人200円と、1棟3,500円でこちらも安いと思います。
国設白金野営場のその他施設
管理棟
キャンプ場の駐車場の敷地に管理棟があります。親切なおじさんが対応してくれました。手書きで領収書を書いてくれます。また、娘におもちゃをくれました。
管理棟前の広い駐車場、ゴミ捨て場
下の写真が駐車場で、車が停まっているところにある柵よりも左側がテントサイトとなっています。右に見える緑色のボックスがゴミ捨て場です。
ゴミ捨て場は、下の写真のように、分別して捨てられるようになっています。
このキャンプ場は北海道旅行最終日に利用したところで、どうしてもゴミを捨てる必要あったので、助かりました。
温泉は白金保養センターがおすすめ!
国設白金野営場にはシャワーなど入浴施設がありません。しかし、このキャンプ場は白金温泉エリア内にあるので、すぐ近くに温泉施設はたくさんあります。
私がおすすめしたいのが、日帰り入浴施設の美瑛町国民保養センターです。
下の写真のように、キャンプ場で割引チケットをもらったので行ってみたのですが、熱い湯(源泉100%かけ流し)ですが非常に気持ちよかったです。料金は300円と、もともと安いですが、割引チケットで200円になります。
営業時間:9:30~20:00
定休日:月
美瑛町国民保養センターは下の地図のように、キャンプ場から650mのところにあり、徒歩圏内の近い場所にあります。
下の写真は美瑛町国民保養センターの外観ですが、正直言って、温泉の趣はありません・・。
温泉は内風呂のみで、一応洗い場ありますが、石鹸、シャンプーは置いていません。
脱衣所は下の写真のように、コインロッカーとかありませんが、風呂から透けて見えるので、盗まれることはないでしょう。
受付前には休憩スペースがあり、風呂上りに火照った体を冷ますことができます。
私が風呂に入ったとき、声をかけてくる人が、と思ったらキャンプ場の管理人さんでした。仕事上がりに毎日入りに来るそうです。熱々の湯だったので、水道の蛇口をひねって水を追加すればいいとアドバイスくれました。
熱かったので出たり入ったりを繰り返し、体が温まるし肌もすべすべになり、気持ちいい温泉でした。
周辺は観光スポットだらけ
国設白金野営場の周辺は多くの観光スポットが点在しています。車で約10分以内のエリアに、以下の観光スポットがあります。
- 道の駅 びえい「白金ビルケ」
- 青い池
- しらひげの滝
- 白金温泉
- 十勝岳望岳台
- 吹上温泉白銀荘
上記の中で私が行って撮った写真を紹介します。
下の写真は、青い池です。本当に青くて綺麗です。ただし、外国人観光客と観光バスだらけで、うんざりします。。
下の写真はしらひげの滝です。滝も見事ですが、青色の川も綺麗です。
下の写真は白金温泉から見えた十勝岳です。
観光スポットはガイドブックに大きく紹介されているものばかりなので、大勢の観光客がいます。しかし、国設白金野営場はそんなことなく、深い森の別世界で静かに過ごせるので、安心して利用して欲しいと思います。
我が家がキャンプしたときの様子
我が家は3歳の娘がいるので、トイレが近いところにテントを張りました。周囲には他のキャンパーが誰もいないので、少し不気味に感じましたが、逆に雰囲気が引き立ち、本物の自然の中でキャンプしていると実感できました。
下の写真のように、テントの横にシートを敷いて、妻が調理しました。この日は旅行最終日前日だったので、余りもので作った料理でした。。
まとめ
北海道の美瑛町にある国設白金野営場を利用し、その大自然の雰囲気に大満足だったので、キャンプ場の様子や施設、我が家がキャンプした様子を紹介しました。
これまでいくつもキャンプ場へ行きましたが、国設白金野営場のような、原生林の深い森の独特な雰囲気を持ったキャンプ場はありませんでした。北海道旅行で6泊したキャンプ場の中でも、最も心に残るキャンプ場でした。
国設白金野営場は、大自然や原生林が好きな方にとっては、是非ともおすすめしたいキャンプ場です。是非ともあの独特な雰囲気を体感して欲しいと思います。