- 冬のキャンプで夏用の寝袋は使えない
- コールマン(Coleman)は冬用寝袋も提供している
- コールマンの冬用寝袋 3選を紹介
- コールマン(Coleman)SILVERTONを購入して使ってみた感想
- まとめ
冬のキャンプで夏用の寝袋は使えない
キャンプを楽しむシーズンは主に夏ですが、キャンプにはまると、冬にもしたくなるものです。冬のキャンプは、夏とは違って気温が低いため、それなりに装備が必要になります。なかでも寝袋は、夜中ぐっと下がる気温に対応するため、冬用のものが必須となります。
夏用の寝袋は使用可能温度が5度くらいまでですが、それをもし気温0度くらいの冬に使ったら、寒くてぜんぜん寝れないでしょう。かなり着込んだとしても、なんとなく冷気が体に伝わり、それが気になって寝付けないと思います。
そこで冬のキャンプでは、使用可能温度が少なくとも-10度以下まで対応した寝袋が必要となります。
ちなみに、使用可能温度というのは、かなり甘く設定されている印象が強いので、実際に使う場所の気温に対して10度くらい下の使用可能温度の寝袋を選んだ方が良いでしょう。
コールマン(Coleman)は冬用寝袋も提供している
キャンプ道具メーカーの王道であるコールマン(Coleman)は、多くの寝袋を販売していますが、夏用だけでなく、冬用も提供しています。冬用の寝袋は、本格的な登山メーカーのモンベルやISUKAやナンガなどしか提供していないと思っていたのですが、コールマンもちゃんと作っていたのです。
コールマンの冬用寝袋 3選を紹介
私が2019年に調べたところ、コールマンの寝袋は以下の3つが販売されていました。いずれもスペックでは-10度以下まで対応しており、冬用の寝袋といえるでしょう。他にも0度や-5度まで対応した寝袋も扱っていますが、それらは春・秋用となります。
以下に3つの寝袋を紹介します。
1. タスマンキャンピングマミー(-15度)
1つ目に紹介するコールマン冬用寝袋は、タスマンキャンピングマミーという寝袋です。Amazonで購入可能で、多くのレビューがあります。
マミータイプのため密着性が高く暖かく、気温-15度まで対応しています。Amazonのレビューによると、生地が分厚く、収納もかさばりますが、かなり暖かく、気温0度くらいだと汗をかくぐらいなようです。-5度くらいでも快適に眠れるようなので、冬のキャンプで活躍するでしょう。また、洗濯機で丸洗いOKなのも良い点です。
この記事を書いている時点(2019/12)ではAmazonで16,000円となっていますが、ほんの2ヶ月くらい前は10,000円を切る価格だったように思います。また時間たったら安くなるのかもしれません。。
2. sleeping bag Mummy Style(-18度)
2つ目に紹介するのは、コールマン冬用寝袋の中でも最もレビューが多く人気があると思われるsleeping bag Mummy Styleという寝袋です。
価格が少し高めですが、-18度まで対応しており、レビューで確認する限り、かなり暖かいようです。ただし、やはり収納は大変で嵩張るし、重量も結構あるようです。また、-18度までとありますが、実際使えそうなのは-10度くらいなようです。
3. SILVERTON(シルバートン)(-17.8度)
最後に紹介するのは、-17.8度まで対応しているにも関わらず、3つの中で最も値段が安いSILVERTONという寝袋です。この寝袋は私も購入して使ってみたので、後ほど感想を紹介したいと思います。
海外からの並行輸入品で、日本未発売だそうです。10,000円を切る価格で-17.8度まで対応しているのは、かなり安いと思います。ただし、他の2つの寝袋と同様に、収納しづらく嵩張り、対応温度もがんばって-10度くらいなようです。
この記事を書いている時点(2019/12)ではAmazonで8,990円ですが、私が買った9月の時点ではなんと6,580円でした。もしかしたら冬のシーズンになったため、値上げしたのでしょうか・・?少し時期をずらすと安くなるのかもしれません。。
コールマン(Coleman)SILVERTONを購入して使ってみた感想
上で3つ目に紹介したSILVERTONというコールマン冬用寝袋について、外観と、実際に冬のキャンプ場へ出かけて使ってみた感想を紹介したいと思います。
この寝袋は並行輸入品ということで、下の写真のように箱は英語表記でした。少し気になったのは、Amazonの商品名にはSILVERTONとありますが、この箱には"SILVERTON"と一切書かれていませんでした。。
箱には、この寝袋の機能がいろいろと書かれていました。
寝袋は下の写真ような外観で、確かにかなり分厚く嵩張ります。
下の写真のように、首のところに水色の生地が増強されており、これがマフラーみたいな役割をして暖かかったです。あと、使ってはないですが、収納ポケットもあり、スマホなど小物が入りそうで便利です。
下の写真は、収納袋です。Amazonのレビューにはなかなかうまく入らないとありましたが、手で圧縮しながら押し込めるとなんとか入りました。
収納した状態もかなり大きく、下の写真のように、石油ストーブと同じくらいの大きさとなってしまいます。。まあ寝袋なので、他の荷物で圧迫して押し込めば、ある程度コンパクトになるとは思いますが。
私は2019年12月に栃木県鹿沼市の出会いの森総合公園オートキャンプ場で、この寝袋を使ってみました。この時期は、昼間暖かいですが、夜はぐっと冷え込みます。
しかしコールマンの冬用寝袋は暖かいです。夜中の気温は0度前後くらいだった思いますが、汗をかきながらぐっすり眠ることができました。嵩張るだけあって、その暖かさは間違いないです。-10度くらいまで下がった環境でも、服を着込んでおけばなんとかなるかもしれません。
登山用のモンベルのダウン素材の冬用寝袋だと40,000円以上するのに対し、たった6,580円(私が買った時点)でこれだけ暖かく眠れられるのは、素晴らしいコストパフォーマンスだと思います。コールマンの寝袋SIVERTONはおすすめです!
まとめ
コールマンの冬用寝袋を3つ紹介し、3つのうち一番おすすめなSIVERTONという寝袋について、使った感想をまとめました。
冬にキャンプするなら、登山用の値段が高い寝袋を買わなくとも、コールマンのコストパフォーマンスに優れた寝袋で十分だと思います。
SILVERTONという寝袋なら1万円以下で購入でき、-10度くらいまで対応するので、日本の通年営業のキャンプ場で冬キャンプするならどこでも対応できそうで、おすすめ商品です。