- "飛騨高山キャンプ場"とは?
- 格安なので飛騨高山観光拠点としておすすめ
- 家族でバンガローに3泊して飛騨高山観光した
- 飛騨高山キャンプ場のアクセス方法
- 飛騨高山キャンプ場の設備
- 我が家が飛騨高山キャンプ場のバンガローに泊まった様子
- まとめ
"飛騨高山キャンプ場"とは?
飛騨高山キャンプ場は、岐阜県高山市の飛騨高山スキー場にあるキャンプ場で、冬はスキー場として運営している場所を夏はキャンプ場として利用できるようになっています。
スキー場がある場所で山奥のため、夏は涼しく快適に過ごすことができます。飛騨高山中心部からの距離は約20kmありますが、道路は空いているため、キャンプ場から中心部までの車の行き来はそこまで苦にならないでしょう。
格安なので飛騨高山観光拠点としておすすめ
飛騨高山キャンプ場の最大の特徴として、利用料金が格安なことです。
以下にキャンプ場の基本情報を示しますが、利用人数に関係なく、バンガローで1泊3,140円、フリーサイトで1,250円です。今時バンガローでもテント泊でも、この値段で泊まれるキャンプ場をみつけるのは、なかなか難しいのではないかと思います。通常のキャンプ場はオートサイトが5,000円~6,000円なので、バンガローがその約半額で泊まれるのはすごすぎると思います。
- 開設期間:7月1日から9月30日
- チェックイン:13:00~
- チェックアウト:~10:00
- バンガロー料金(6畳、コンセント1個付):3,140円
- フリーサイト料金(テント・タープ各1張まで):1,250円
- シャワー料金:100円/3分
- 予約:必要(電話でしますが、不在が多くてつながりにくかったです・・)
家族でバンガローに3泊して飛騨高山観光した
我が家は2024年7月に家族3人で夏休み旅行として、飛騨高山市と白川郷を観光したのですが、その際にこの飛騨高山キャンプ場のバンガローに3泊することで、宿泊費をうかせることに成功しました。
普通にホテルに泊まると、よくて3人で1泊25,000円、3泊で75,000円のところ、バンガロー泊で9,420円に抑えました。しかも、朝食と夕食は自炊のため、食費も安く済ませることができています。
我が家はテントも持っているため、テント泊とすることもできましたが、雨に降られると大変なので、バンガロー泊とすることで安心して観光に集中して楽しむことができました。
このキャンプ場へ行く前は上高地に2泊で観光とキャンプを楽しんだ後、飛騨高山へ向かい、ここで3泊4日しました。3泊の中2日のうち、1日目は飛騨高山市街の古い町並みを観光しました。
2日目は、白川郷、五箇山の菅沼と相倉の合掌造りの観光をたっぷりと楽しみました。
飛騨高山エリアは観光スポットが多くて、1泊だと足りず、3泊は必要だったので、安く宿泊できる飛騨高山キャンプ場は非常に貴重でした。
ただし、我が家は寝袋やマットなどキャンプ道具を持っていたため問題ないですが、このキャンプ場を観光拠点として利用するにはキャンプ道具を持っておく必要があり、そこが難点ではありますね・・。レンタルはできますが、それこそお金かかりますからね。。
飛騨高山キャンプ場のアクセス方法
飛騨高山キャンプ場へ行くには、バスなど公共交通機関が通じていないため、車で行く必要があります。
名古屋方面から行く場合、最寄りの高速道路ICは高山ICで、キャンプ場まで約26km/45分です。
名古屋方面から行く場合はまだよいですが、東京方面から行く場合、最寄りのICである松本ICから約72km/約2時間と、結構遠いです。私はこのルートで行き、途中に上高地で観光してからキャンプ場へ向かいました。基本的に山道で景色も良いですが、長野県から岐阜県へ入って平湯温泉を超えた後の道のりが、単調で長いように感じました。
買い出しのスーパーは遠い
飛騨高山キャンプ場は周辺にお店やコンビニなどなく、ましてや自販機などもありません。そのため、あらかじめ食材や飲料を買っておく必要があるのですが、スーパーが結構離れた場所にあります。
下の地図のように、一番近い、エブリ東山店がキャンプ場から約18.5kmで約30分かかります。
遠いので、多めに買いだしておくとよいでしょう。なお、飲料や肉など要冷蔵品は、管理棟の冷蔵庫が使えます。
飛騨高山キャンプ場の設備
飛騨高山キャンプ場の設備を紹介します。
高規格キャンプ場と比較すると簡素ですが、最低限必要な設備は整っており、不便を感じることはありませんでした。
バンガロー
バンガローは下の写真の道路右側にずらっと並んでいました。
我が家はバンガローで3泊(7月終盤の水曜日から土曜日)したのですが、いずれも他に利用者はおらず、空いてて快適でした。
部屋は6畳で狭めですが、家族3人で泊まるには十分な広さでした。
電球か蛍光灯か忘れましたが、明かりの電気設備はついていました。また、一か所だけですが、下の写真のように電源コンセントを利用できました。
車は下の写真のように、バンガローのすぐそばに横付けできました。
フリーサイト
下の写真はフリーサイトで、木々が生える中、気持ちよくキャンプできそうでした。
平日は誰も泊まっていなかったですが、土曜日になるとキャンパーが集まってきていました。車の乗り入れ禁止ですが、荷物の積み下ろし時のみ、下の写真のように乗り入れが可能なようです。
管理棟
下の写真の白い建物が管理棟です。
受付は親切なスタッフが対応してくれました。ここには売店や自販機はありませんが、テントや毛布、調理器具のレンタルは扱っていました。また、薪も販売しており、1束200円~300円と格安でした。
あと我が家はバンガロー泊なので利用していませんが、スマホの充電したい場合、この管理棟2階のコンセントを使わせてもらえるそうです。
管理棟の中には大きな冷蔵庫があり、借りることができたのが便利でした。持ち主が分かるよう品物に名前を書くための、養生テープとマジックも置いてくれていました。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場は管理棟の横にあり、可燃ごみ、不燃ごみ、空き缶などを捨てることができました。ゴミ捨てができないキャンプ場もある中で、長期旅行の我が家にとってはありがたかったです。
炊事場
下の写真は炊事場です。
水は飲料不可と説明受けましたが、恐らく安全のためだと思います。私は普通に飲んでいましたが、お腹をこわすことはありませんでした。
お湯は利用できませんが、夏場なので必要なかったです。
トイレ
トイレは下の写真の左端にちらっと見える建物で、我が家が泊まったバンガローのすぐそばにありました。しかし夜は虫だらけで、死骸もあったので、あまり綺麗とは言えませんでした・・。
そのうえで、受付時にスタッフの方は、管理棟の綺麗なトイレ利用も薦めていました。妻と娘は管理棟のトイレまで行っていました。
コインシャワー
このキャンプ場にはありがたいことに、コインシャワーの設備があり、非常に便利でした。わざわざ温泉や銭湯へ出かける必要ないし、料金も3分で100円と安かったです。
コインシャワーは簡素なものですが、ちゃんと勢いよくお湯も出て、気持ちよく利用できました。
我が家が飛騨高山キャンプ場のバンガローに泊まった様子
我が家がバンガローに泊まった様子を紹介したいと思います。
散らかっていますが、バンガローの中では下の写真のように、キャンプ用マットに寝袋で寝泊まりました。床は板なので、薄いマットだと腰が痛くなると思います。。
食事は朝食と夕食を自炊し、登山/キャンプ用のガスバーナーを使用して妻が調理しました。
料理の一例ですが、下の写真のように、妻がうまく作ってくれて助かりました。
3泊4日の滞在で2日目と3日目に観光へ出かけたのですが、朝食を食べてすぐに観光へ出かけ、夕方17時くらいに戻ってくる感じで、夕方には観光で程よく疲れ、夜はぐっすり眠ることができました。
まとめ
飛騨高山観光拠点の宿泊先として格安でおすすめな飛騨高山キャンプ場を紹介しました。
市街地から少し離れており、設備は簡素であるなどがデメリットですが、特に問題なく過ごせます。むしろ周辺環境は静かで、暑い夏でも涼しく快適に過ごすことができるというメリットの方が大きく感じました。それでいて、料金が格安なのは素晴らしいことだと思います。
飛騨高山を観光する方で、キャンプ道具を持っているなら、是非とも飛騨高山キャンプ場の利用がおすすめです。