Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報、節約のためのDIY情報も紹介!

【八ヶ岳】本沢温泉でテント泊と野天風呂を体験して、硫黄岳~赤岳の絶景登山した様子を紹介

日本最高所の温泉と赤岳登山で贅沢な山行

長野県から山梨県へまたがる八ヶ岳連峰は、百名山や二百名山の高峰の登山や縦走だけでなく、滝や池へのハイキング、花や動植物の観察、森林浴、温泉など多くの楽しみ方があります。

私は先日、数ある八ヶ岳の楽しみ方の中でもいいとこ取りをして、最高峰の赤岳登山&

日本最高所の本沢温泉入浴で、贅沢にダブルで楽しむことができたので、本記事でその様子を紹介しようと思います。

私が行ったのは2025年6月20日(金)から1泊です。金曜日は有休とって、平日に本沢温泉へ泊まったので、ゆっくりと温泉に浸かり、静かにテント泊できたのが良かったです。ただ硫黄岳~赤岳の稜線上は人気の山だけあって、平日でも多くの登山者がいました。

後でも紹介しますが、下の写真が私が入った本沢温泉の野天風呂(混浴)です。

私が歩いた登山ルート

私が歩いた登山ルートは以下です。

1日目:みどり池入口登山口~本沢温泉~硫黄岳~赤岳~硫黄岳~本沢温泉(テント泊)

2日目:本沢温泉~みどり池入口登山口

1日目に本沢温泉まで行き、そこから赤岳まで往復するのは、結構コースタイムが長いので(標準コースタイムで11時間20分)心配でしたが、無事に行ってこれました。

登山地図の標準コースタイムは以下となっています。

  • みどり池入口登山口→本沢温泉:3時間20分
  • 本沢温泉→赤岳:4時間40分
  • 赤岳→本沢温泉:3時間20分
  • 本沢温泉→みどり池登山口:2時間40分

みどり池入口登山口は八ヶ岳の東側の稲子湯近くに位置し、以下の地図の場所にあります。

ここから北八ヶ岳と南八ヶ岳の両方へ通ずる登山道が伸びており、便利な登山口です。ただし、駐車可能台数は10台程度で、休みの日は駐車場が混雑するでしょう。私が行ったときも、土曜日の朝の駐車場は大混雑でした。

金曜日の朝(6時20分頃)は、以下のように空いていました。

土曜日の朝(5時40分頃)は、下の写真のように満車となっていました。。

登山口から赤岳までピストン登山した様子

1泊2日でみどり池入口登山口から赤岳までピストン登山した様子を、以下に紹介したいと思います。

1. 登山口から本沢温泉まで手軽にアクセス

下の写真がみどり池入口登山口にあるゲートです。

本沢温泉までは緩やかな登りで、新緑の森の中を気持ち良く歩くことができました。重いテント泊の荷物を持っていましたが、きつい登りがあまりないので、負担をそこまで感じませんでした。

途中、みどり池とそばにあるしらびそ小屋を経由します。みどり池の背後には天狗岳が見えて素晴らしい景観となっていました。6月は新緑の木々が気持ち良い季節でした。

2. 本沢温泉でテントを張った

みどり池から1時間ちょっと歩き、本沢温泉本館に到着しました。テント場は手前約3分くらいの場所にあって、あらかじめテントを張りたかったのですが、受付が先だろうと思い、荷物を背負ったままここまで来ました。

テント場と野天風呂の料金計2,000円を払って受付しました。野天風呂の入浴料を払うと、入浴記念カードをもらいました。

それからテントを張って、赤岳への登山前にひと休みしました。

本沢温泉から赤岳へ行くには、夏沢峠へ上がって、その後硫黄岳~横岳~赤岳の順に縦走します。

本沢温泉の野天風呂は、下の写真の看板にあるように、夏沢峠へ向かう登山道を約10分登ったところにあります。野天風呂には、下山時に立ち寄りました。

3. 赤岳までピストン登山で絶景を楽しんだ

夏沢峠に着きました。ここには山びこ荘とヒュッテ夏沢の2つの山小屋が並んでいますが、今年の営業はまだ始まっていないようでした。

夏沢峠から硫黄岳へ登ります。途中夏沢峠を見下ろすと、雄大な景色が広がっていました。

硫黄岳に到着しました。

硫黄岳山頂は独特の形をしており、岩が細長くせりだしています。ここを歩いて先端まで行こうとしましたが、途中で通行止めとなっており、引き返しました。

硫黄岳では雲が多めでしたが、赤岳方面は晴れており、その雄姿が素晴らしかったです。この先に縦走路が続きますが、ここの山頂から見る赤岳が、一番迫力があって見応えがありました。

赤岳へ続く縦走路を歩き始めました。赤岳をはじめとした数々の高峰が並ぶ稜線を歩くのは、とても気持ち良かったです。

硫黄岳山荘を経由しました。ここは営業していました。

縦走路の至るところに高山植物が見られ、癒されました。

横岳付近になると岩場がたくさん出てきて、ハシゴや鎖を使った登降を繰り返します。多少ヒヤッとする場所もありますが、おおむねよく整備され、快適に歩行できました。

横岳を過ぎ、細かなアップダウンを繰り返します。この辺は絶景の連続なので、何枚も写真を撮ってしまいました。

赤岳と赤岳頂上小屋、直下の赤岳天望荘が見えてきました。

それにしても八ヶ岳は山小屋が多いなと思いました。赤岳頂上とそのすぐ近くの直下にもあるなんて、すごいですね。。他の山域よりも明らかに短い間隔で小屋が建っています。それだけ訪れる登山者が多いということなのでしょう。

赤岳天望荘に到着しました。

赤岳天望荘から急登を30分ほど登ると山頂に到着します。

赤岳は冬にも雪山としていつか登りたいと思っていますが、ここの急登が最大の難関かもしれません。ここで滑落しないか心配ですね・・。

赤岳頂上小屋に到着しました。

赤岳山頂は、頂上小屋から5分くらい離れたところにありました。

山頂からは360°の眺望で素晴らしかったです。雲が多めですが絶景で、大満足です。

下の写真は山頂から見た八ヶ岳東側の集落ですが、野辺山方面ですかね。

山頂で休憩した後、もときた道を戻りました。

硫黄岳で再び赤岳の雄姿を見納め、本沢温泉へ向けて下山しました。

4. 本沢温泉へ戻る途中で野天風呂に入る

本沢温泉の野天風呂は、本館から赤岳方面へ約10分のところにあり、赤岳の登山で疲れた体を癒すためにも、下山時に立ち寄りました。

下の写真のように看板があり、小道を分け入ると、河原に出て野天風呂があります。

下の写真のように、しっかりと温泉の分析書の立て札がありました。

森を抜けると河原に出て、小道を3分くらい歩いたところに野天風呂があります。ここら辺から硫黄の匂いがぷんぷんしました。

晴れていれば、ここから硫黄岳の雄姿を眺めることができます。私が温泉に入った夕方は曇っていましたが、出発時立ち寄った際は晴れており、そのときに撮った絶景の写真も載せておきます。

野天風呂はただ湯船と洗面器1個があるだけで、更衣室などありません。しかも混浴です。この場所は誰でも行けるし、さらに、上部の登山道から見えるので、なかなか着替えて湯船に入るのは勇気がいります。

ただ、私が行った時は平日の夕方で、人が来る気配もなく、約1時間くらい独占して利用できたのが良かったです。ここへ行くなら、平日がおすすめでしょう。また、気になるなら、あらかじめ水着を着てから野天風呂へ向かうとよいでしょう。

私はさっと服を脱いで、湯船に浸かりました。ただ湯温はかなり高く、熱くて10秒くらいしか耐えられませんでした。。10秒入っては出て5分ほど涼みまた入る、というのを繰り返しました。こんなに熱いのなら、真冬にきてもいいかもと思いました。

熱いですが、温泉は気持ちよく、赤岳まで歩いて疲れた体を癒してくれました。

野天風呂はたた湯船があるだけですが、温泉自体は気持ち良くて、晴れていれば眺めも素晴らしいので、良い体験ができると思います。ただ、野天風呂入浴料は1,000円で、この設備にしてはちょっと高いかなと思いました・・。

5. 翌日は楽々の下山

本沢温泉テント場へ戻り、テントで1泊した翌日は、朝4時過ぎに出発しました。6月は朝早くから明るいので、4時出発でもヘッドライトなしで快適に歩行できました。

コースタイム2時間40分だけの道のりなので、疲れることなく楽々と、みどり池入口登山口駐車場まで下山できました。

朝日を浴びた新緑の登山道が非常に綺麗で印象に残りました。

本沢温泉のテント場情報とテント泊した様子

私が泊まった、本沢温泉テント場の基本情報とその様子をまとめておこうと思います。

テント場は本沢温泉本館の建物とは離れた場所にあり、みどり池入口登山口方面へ徒歩3分くらいのところにあります。テント泊者用のトイレも建物近くにあるため、テント場から行くのは少し面倒でした。。

テント場基本情報

本沢温泉のテント場基本情報は以下です。

  • 料金:1泊1人1,000円、野天風呂1,000円、内湯1,000円
  • 開設期間:年中営業
  • 水場:あり(テント場内)
  • トイレ:あり(テント場から徒歩3分の建物奥)
  • 張数:30張
  • 予約の要否:不要
  • docomo電波:テント場からは入りませんでしたが、本館前ではつながりました

温泉に入るには、野天風呂と内湯それぞれ1,000円ずつかかり、両方入ると費用が嵩むので、私は野天風呂だけにしました。

テントサイトの様子

テントサイトのレイアウトは下の写真のようにA~Eの区画で分けられています。E区画はテントサイトとしては珍しい、女性専用サイトとなっており、女性にはありがたいサービスですね。

テントサイトは樹林帯に囲まれ、ところどころに日が差し込む、素晴らしい環境です。気温が高い日でしたが、涼しく過ごせました。また、私が行った日は平日で他にテント泊している方がそれほど多くないため、静かに過ごせました。

下の写真はテントサイトBで、少し小高い場所にあります。

下の写真は、女性専用のテントサイトE入り口です。

下の写真はテントサイトAで、割と広いエリアのためグループ利用に適しています。

勢いが良くて冷たい水場

水場はテントサイト内にあって、勢いよく出っぱなしになっており、冷たくておいしかったです。

トイレは少し遠い

下の写真は、テント場から約3分歩いたところにあるトイレです。テント場からは若干坂道となっている道のりで、少し遠いと感じました。。

私がテント泊した様子

私はテントサイトCにテントを張りました。ちょうど1張分のスペースが他と離れたところにあり、プライベート感がある場所で良かったです。樹林帯に囲まれて涼しく、木々の間が光が差し込んで適度に明るくて気持ち良かったです。

夜は静かでぐっすり眠ることができました。電波が届かなかったので、スマホを見てだらだら夜更かしすることはありませんでした。

夕食はレトルトパスタ、朝食はラーメンを食べました。

翌朝は、テント場からみどり池入り口登山口へ戻りしましたが、重いテントを持っても疲れない短い距離で、朝4時過ぎに出発して6時前には駐車場へたどり着くことができました。

まとめ

八ヶ岳の本沢温泉にテント泊して、日本最高所の野天風呂体験と硫黄岳~赤岳の絶景登山の2つを同時に楽しむことができました。百名山の赤岳に登ると同時に、温泉まで楽しむことでき、非常に贅沢な時間を過ごせました。

このルートは楽しめる要素が多いので、数ある八ヶ岳登山コースの中でも、是非ともおすすめしたいです。本沢温泉から赤岳までコースタイムが長いので、多少体力が必要なので、2泊で行っても良いかもしれません。