Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

【ブログ】武尊牧場キャンプ場のフリーサイトは本当に気持ちいいサイト!

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武尊牧場キャンプ場のフリーサイトで2泊のキャンプ

群馬県北部の片品村にある武尊牧場キャンプ場へ、妻、娘とともに2018年8月24日から26日の2泊でキャンプをしてきました。

オートサイトとフリーサイトがあり、どっちにしようか迷ってフリーサイト(車は進入禁止)に宿泊しました。結果、素晴らしい眺めの中でキャンプができて大満足だったので、キャンプ場の様子を記事にまとめようと思います。

武尊牧場キャンプ場はどんなキャンプ場?

武尊牧場キャンプ場は、日本百名山である武尊山(2,158m)の中腹の標高1,500mの高い場所にあります。キャンプ場は、武尊山への登山口にもなっています。

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標高が高いため夏でも涼しいのが特徴です。また、周囲は日光白根山や谷川岳など高い山に囲まれているため、自然景観の美しさも見どころです。キャンプ場は白樺が林立しており、それがキャンプサイトの芝生と相まって気持ち良い景観を造り出しているのです。

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牧場の動物はいるか?

なお、武尊牧場キャンプ場は、名前に"牧場"とついているので、牛や馬などがいて娘が喜ぶのではないかと期待したのですが、残念ながら、牧場にいそうな動物は見当たりませんでした。。

もともとスキー場だった

このキャンプ場はもともと冬は"武尊牧場スキー場"として営業していましたが、2017年に営業終了したそうです。同じ会社が近くで運営しているオグナほたかスキー場に一本化したそうです。

そのため、キャンプ場に動いていないリフトがそのまま残っています。

また、キャンプ場に向かう道は、スキー場の急坂を登っていくことになり、なかなかの急こう配です。。とはいえ、重い荷物を積んだ、私の日産ノートでさえ登ることができたので特に問題ないでしょう。

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武尊牧場キャンプ場へのアクセス方法

武尊牧場キャンプ場は群馬県片品村にあり、以下の地図で印をつけた場所にあります。

最寄りの高速道路ICは沼田ICで、キャンプ場とは約32km離れています。沼田ICからは基本的に山道を登っていくことになります。上にも書きましたが、キャンプ場に着く直前の道はスキー場の坂を上っていくのでかなりの急こう配です。

フリーサイトの様子

私が宿泊した、フリーサイトの様子を紹介したいと思います。

フリーサイトは素晴らしい景観

武尊牧場キャンプ場のフリーサイトから見える景観は本当に素晴らしいです。迫力ある武尊山の峰々を背景とした広大な芝生の敷地に、ところどころ白樺が立ち並ぶ様子はなんとも美しいです。

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サイトの大半は日が当たる場所ですが、端の方は木々が密集して日陰となっており、眺めをとるか、快適さをとるか、選択することになります。

サイトは全体的に傾斜がある

事前に調べたとき、フリーサイトは完全に平坦な芝生サイトであることを期待したのですが、実際は全体的に傾斜があるサイトでした。自分で平らな場所を探して、テントを張ることになります。

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車は周囲の道沿いに停められる

フリーサイトは車両進入禁止なのですが、外周の通路沿いのスペースに車を停めることができます。

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日陰に大きな駐車スペースがありますが、日なたのサイトにはところどころに駐車スペースがあるだけです。日なたのサイトの中央に陣取ると、駐車した場所から距離ができて、荷物の運搬が大変かもしれません。。

私がテントを張った場所も車を停めた場所から20mくらいの距離があったので、リヤカー(管理棟で借りられます)3往復くらいが地味に大変でした。

我が家が選んだ場所

広々したフリーサイトの中で我が家が選んだのは、芝生が全体が一望できるつつじのそばです。日陰の林間エリアにするか迷ったのですが、眺めの良さを重視しました。

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近くに"わくわく体験棟"という建物があって、水道とトイレが使えて便利でした。

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車が停められるところからは離れていたので、荷物の搬入・搬出は大変でしたが、それ以上にサイトの気持ち良さが勝っていました。

フリーサイトの料金は?

私は妻と娘の3人でフリーサイトに2泊しましたが、料金は合計7,900円でした。

内訳は以下の通りです。

サイト料金:1,080円 x 2人 x 2日 = 4,320円

テント持ち込み:720円 x 2日 = 1,440円

タープ持ち込み:720円 x 2日 = 1,440円

緑化協力金:100円 x 2人 = 200円

駐車料金:500円

普段オートサイトばかり使っており、フリーサイトだともっと安いと思ったのですが、結構かかりますね・・。タープを張るのもお金をとられてしまうんですね。。駐車料金500円って、サイト料金に含めてほしいです。

キャンプ場の施設紹介

ここまでフリーサイトについて説明しましたが、他の施設も紹介したいと思います。

管理棟

下の写真は、管理棟です。

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キャンプやログハウス宿泊の受け付けはここでやります。また、ちょっとした売店があり、キャンプ用品をここで買うことができます。

それから、荷物運搬のためのリヤカーをここで借りることができます(無料)。

ジンギスカンハウス

私は利用していませんが、下の写真はジンギスカンハウスという建物で、ソフトクリームが売っていたり、ちょっとした食事もできるようです。

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シャワー室

下の写真のような、200円で5分間使えるシャワー室があって便利でした。

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お湯は5分間出っぱなしではなく、ボタンを押すことで一時的に止めることでき、その間は時間がカウントされないようになっています。そのため、200円だけでちゃんと体を洗えると思います。

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オートサイト

下の写真はオートサイトです。

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オートサイトは車が横付けできて便利なのですが、このキャンプ場の場合は、広さと眺めでフリーサイトの方が勝っていると感じます。

ログハウス

林間にはログハウスが並んでいました。

滞在中に大雨が降ってテントが浸水してしまうのではないか心配させられたのですが、そういう時、ログハウスを使ったいたら安心だろうなと感じました。

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最寄りの温泉

最寄りの温泉は、キャンプ場から下ったところに花咲の湯という立派な温泉施設があります。

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私はシャワー浴びたので入っていないですが、妻と娘が利用して大満足だったようです。露店風呂も楽しめるし、付属のレストランや休憩所もかなり立派だったようです。

管理棟で100円の割引券がもらえます(大人一人650円→550円となります)。

トレッキングコースを少しだけ歩いてみた

このキャンプ場では、武尊山の自然を楽しむためにトレッキングコースが整備されています。2kmコースと4kmコースがあり、2kmの方は舗装路を歩き、4kmの方は森の中を歩くコースとなっています。

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私は4kmの方の一部だけ歩きました(娘をだっこして長距離歩くのはしんどいので途中であきらめました・・)。鬱蒼とした森の中を歩くので、自然の奥深さを感じることができました。途中、いろんな植物を見ることができますが、案内板もあってわかりやすいです。時間がある方は少し歩いてみることをおすすめします。

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まとめ

眺めが良くて気持ちい芝生のフリーサイトが楽しめる、武尊牧場キャンプ場の魅力を紹介しました。やはり景観の良いサイトでキャンプすると、それだけ印象に残るし、高い満足度も得られると感じました。

このキャンプ場は、真夏に行くと自然の美しが際立ち、さらには、標高の高さから、下界の暑さに対してかなり涼しく感じられるため、7月や8月にキャンプするのがおすすめな気がします。

大自然の中で気持ち良くキャンプしたい方に、武尊牧場キャンプ場はぜひおすすめです!