西表島旅行は交通費がかかるので、路線バスを検討
本州から西表島へ行くには、沖縄本島のさらに遠くの石垣島まで行き、そこからさらにフェリーで40分くらいかかります。そのため、交通費が高くなりますが、さらに西表島を観光するための足としてレンタカーが必要で、そこでもお金がかかります。
GW1か月前でも、軽自動車が予約できなかった
私は2015年5月のGWに西表島へ行ったのですが、交通費が高いなあと感じながらも出発1か月前にレンタカーを予約しようとしました。
しかし、一番安い軽自動車がいっぱいで、普通車しか空いていません・・。やはりゴールデンウィークなのでレンタカーは人気なようです。あと、西表島はそもそもレンタカーの数もそれほど多くないのかもしれません。。
西表島の路線バスを利用できないか?
そこでなんとか交通費を安くしようと、3泊4日のうち、レンタカーの使用は9時間限定とし、その間に車でしか行けない観光スポットを巡り、他は路線バスを利用することにしました。
ちなみに普通車のレンタカー料金(やまねこレンタカーを利用)は、"レンタル料8000円+免責補償料(任意)1000円=計9000円"でした。もしこの普通車で3泊4日利用すると、38,000円くらい(補償込)になってしまいます、高いです・・。軽自動車の場合でも、23,500円くらい(補償込)かかってしまいます。
西表島のバスはフリー乗車券が安くて快適!
レンタカーに対して、バスだと断然安くなりました。
事前に調べると、西表島には下の画像のようなバスのフリーパス乗車券があり、これをうまく活用することにしました。
引用元iriomote.com
上の乗車券があると、西表島の南から北までどこでも定額で行くことができます。フリーパスなので何度も乗降でき、非常に快適でした。しかも、どこでも乗り降り自由で、気が向いたときに途中下車できました(この制度は安全のため、2018年10月から廃止されるようです、残念・・)。
フリーパスは西表島でバスに乗車した際、運転手にフリーパスチケットが欲しい旨を伝えると発行してくれます。
軽自動車レンタルより1万円以上節約できた
バスの本数が少ないし、バス停まで歩いて行かなくてはならないのは面倒ですが、これにより、西表島での移動費をかなり節約することができました。
9時間のレンタカーと上記の3日間フリーパスチケットを合わせて、夫婦2人で12,080円となりました。軽自動車を3泊4日レンタルした場合よりも11,000円くらい節約できました。
西表島の路線バス経路と時刻表
西表島の路線バスの時刻表は以下のようになっています。大原港、由布島、上原港、星砂の浜、浦内川、白浜など、観光の拠点となる場所には停留所があります。
引用元iriomote.com
1日合計8本と非常に本数が少ないので、正直、観光に不便かもしれません。乗り遅れるとそのあとの待ち時間がとんでもないことになるし。。
ただ、目的地や宿泊先が決まっていてある程度時間もある場合は、のんびりと路線バスで旅行するのもいいと思います。
バス停の位置は?
上の画像のそれぞれのバス停の位置は下記ホームページを参照してください。それぞれのバス停に印がついたグーグルマップを閲覧できます。
西表島のバス乗り場は、下の写真のような感じです。
各停留所から乗った場合の料金は?
ちなみに、各停留所から乗った場合の料金を以下に示します。
引用元iriomote.com
私がバスに乗った経路
私が実際にどのような経路で、3日間フリーパスを活用して路線バスを使ったかというと、以下の通りです。
1日目:大原(レンタカー返却場所)→船浦(ミトレアキャンプ場へ行く)
2日目:上原→祖納(子午線モニュメント立ち寄り)→白浜(船浮へ行く)
3日目:白浜→星砂の浜(ほしずな亭キャンプ場へ行く)
上記のように、1日に何度も乗り降りしたわけではありませんが、それでもフリーパスを使うことで、1人約500円安くなりました。
まとめ
西表島での移動費を節約するために、レンタカーを使わず路線バスを使う方法を解説しました。特に、3日間のフリーパスチケットの活用がおすすめです。
西表島は離島なので交通の便はよくないですが、旅行先としては非常にたくさんの魅力があって、できるだけ長く滞在したいものです。その際、できるだけ移動費をおさえるために、路線バスの活用を是非おすすめします。
私が行った、西表島旅行について、以下の記事にまとめています。ご参照ください。