- 星野リゾート 界 川治とは?
- Go toトラベルと栃木県民割で格安に泊まれた
- 界 川治はどこにある?
- 星野リゾート 界 川治に宿泊した様子を紹介
- 滞在中はイベント盛りだくさんで飽きさせない
- 周辺観光は龍王峡がおすすめ
- まとめ
星野リゾート 界 川治とは?
界 川治は、栃木県日光市の川治温泉にある、星野リゾートが運営する温泉旅館です。星野リゾートが運営するだけあって、質の高い接客、豪華な調度品や設備、おいしい料理が提供される、高級旅館です。
星野リゾートの界は、栃木県に3つもあり、いずれも日光市(川治、鬼怒川、中禅寺湖)にあります。都心からそれほどアクセス悪くない温泉地となると、やはり日光あたりがちょうど良く、3つも作ったのでしょう。
私は2020年8月31日から1泊で、妻、4歳の娘とともに界 川治に泊まりました。
Go toトラベルと栃木県民割で格安に泊まれた
我が家にとっては、これまで、いわゆる高級ホテルや高級旅館に泊まったことがなく、今回新型コロナのお陰で?Go toトラベルキャンペーンが始まり、そこで初の高級旅館を体験するチャンスが生まれたのです。
Go toキャンペーンが始まり、ネットでいろいろ探すと、JTBで栃木県民割も併用できることがわかり、なんと、家族3名1泊50,000円(大人:20,000×2名, 小人:10,000×1名)が、17,500円となりました!Go toトラベル割が17,500円、栃木県民割が15,000円分です。3人で17,500円って、安宿に泊まるレベルですね。Go toキャンペーンすごいです。
安く泊まらせてもらったのですが、サービスの質を落とされるようなことなく(当然ですが)、素晴らしい初の高級旅館体験となりました。
界 川治はどこにある?
界 川治は、栃木県日光市の川治温泉にあり、以下の地図で印をつけた場所に位置します。最寄りの高速ICは日光宇都宮道路の今市ICで、インターを降りて北上して鬼怒川温泉を過ぎたところに川治温泉があります。
インターから少し距離ありますが、温泉街で観光スポットが点在するエリアなので、いろいろ立ち寄りながら、目的地へ向かうとよいでしょう。
星野リゾート 界 川治に宿泊した様子を紹介
私が泊まった時の星野リゾート 界 川治の部屋、館内、食事、温泉の様子を、写真とともに紹介したいと思います。
泊まった部屋
我が家が泊まった部屋は、川沿いの和室でした。チェックイン15:00、チェックアウト12:00でした(チェックアウト12:00はのんびりできて良かったです)。
広々として内装やアメニティは高級感がありました。布団は、"ふわくもスリープ"という星野リゾートがベッドメーカーと共同でオリジナルに開発したものだそうで、ふわふわして気持ち良かったです。
ベッドは2人分しかないのですが、食事から戻ってくると、もう一人分の布団が畳にしかれていました。ベッドほど快適ではなかったですが、それはしょうがないですね。妻と娘は一緒でなくてはならないので、2人はベッドで、私は布団で寝ました。
部屋には、大きな低反発のソファが置かれており、これが寝っ転がると気持ち良かったです。
冬には堀ごたつとなると思われる、テーブルもありました。
窓からは、周囲の山と男鹿川ののどかな風景が広がり、なんとも落ち着きました。
下の写真のように、部屋ではお茶だけでなく、界オリジナルのペーパードリップコーヒーまで飲めるようになっており、これはありがたかったです。普通の旅館はお茶だけなので、部屋でもコーヒー飲めるのは贅沢だと感じました。
冷蔵庫にはいくつかペットボトルが入っていますが、水のみ無料サービスでした。
下の写真は洗面所です。洗面台が2つあるので(豪華!)、夫婦同時に使うことができたので便利でした。あと、さまざまな界オリジナルのアメニティ類がたくさん置いてありました(私はあまり使っていないですが)。
下の写真は浴衣です。風呂敷や足袋まで用意されており、細やかな気遣いを感じます。
館内、庭の様子
界 川治の館内は、さすが高級旅館だけあって、おしゃれな内装です。ここはフロント前のラウンジスペースです。ひょうたんみたいなランプがいい味だしています。
売店の商品も、おしゃれなセレクトです。
益子焼を売っており、妻がコーヒーカップを買っていました。
滞在中、ラウンジにて水、コーヒー、紅茶など飲み放題でした。本や雑誌も置いてあるので、のんびりくつろぐことができます。
下の写真は、里山工房という体験スペースで、"紙漉き"や"きな粉挽き"の体験できました。
下の写真のように、里山をコンセプトにした展示がいくつもあります。旅館全体が"里山"という統一したコンセプトを持ち、関連する体験まですることができたことは、非常に印象深く残りました。
旅館の外にでると、広い庭園が広がっており、散策ができます。庭園というか、森ともいえるくらい、木が林立しており、非常に良い雰囲気でした。
庭園を散策すると、足湯スポットがありました。森の中で足湯できなんて、なんて贅沢なんでしょう。。
そばを流れる男鹿川を見ながら足湯につかり、のんびりできます。
それから、旅館の外には、紅琉庵という小さな建物があり、ここでもちょっとした体験ができました。夕顔運だめしというおみくじで、ひょうたんを振って出た球の色によって当たりはずれが決まります。当たりだと何か景品がもらえるようでしたが、外れでした。。
豪華な食事
次に、界 川治の豪華な食事を紹介しましょう。
まずはかき氷
チェックイン手続きを済ませ、部屋に荷物を置くと、かき氷を用意してあるとのことで、宴会場の広間へ行き、いただきました。
これを食べてもらうためだけに、わざわざそのスペースとなる広間、対応するスタッフを用意するあたり、高級ホテルであることを感じさせてくれました。
夕食
夕食は半個室でいただきました。
一品一品、スタッフが丁寧に料理の解説をしてくれました。聞いたことない食材ばかりで、なかなか頭に入ってこないですが、こだわって作った料理であることはわかりました。
普段自分は高級旅館に泊まる習慣がないので、どう表現したらいいかわからないですが、とにかく豪勢でおいしかったです。器は益子焼を使い、その器にのった料理はとてもおいしそうに見え、抜群の雰囲気でした。
下の写真は娘のお子様用料理ですが、これもちゃんと作りこんであると感じられるものでした。子供向けのメニュー表まであり、娘は楽しんでいました。
朝食
朝食もまた半個室でいただきました。朝食もちゃんとメニュー表があり、素材のしっかりした料理の数々に感動しっぱなしでした。
こちらは子供向け朝食です。
温泉
温泉も良かったです。泉質は川治温泉の単純泉で普通ですが、雰囲気が良いです。
下の写真は露天風呂ですが、ひょうたんの形をしたランプが雰囲気を出していました。
タオルは風呂場へ持参不要
温泉へ入る際に素晴らしいと感じたのが、風呂に入る際、タオル持参不要であったことです。
通常部屋にあるタオルを持って行きますが、ここでは、脱衣所に備え付けてあるタオルを使用し、使ったら、かごに入れればよいだけです。部屋からタオルを持って行く面倒さ、風呂上りに湿ったタオルを持ち歩く煩わしさを解消しており、非常に快適でした。
風呂上りにアイスを食べられる
さらに、風呂上りは、アイスキャンディー食べ放題、ジュース飲み放題だったのが、また良かったです。
下の写真のように、ヨガ用?の椅子が配置されたスペースでアイスを食べながらくつろぐことができました。
滞在中はイベント盛りだくさんで飽きさせない
温泉旅館やホテルに滞在中、普通は、温泉に何度か入って、あとは部屋でのんびりするだけですが、界 川治はそれ以上に、心に残る体験をさせてくれます。
私が行ったときは、"紙漉き"と"きな粉挽き"を体験することができました。紙漉きの方は、宿泊者が数名集まり、インストラクターに教わりながら、紙を漉いてはがきサイズの和紙を作りました。
イベントに参加するには、下の写真のような体験チケットをフロント近くで受け取り、時間になったら、指定の場所に集まります。
下の写真は、きな粉を挽く体験です。3歳の娘もやりました。挽いてできたきな粉は持ち帰ることができました。
普段はできない体験を、ホテル滞在中でできてしまうのはなかなか良いものですね。思い出に残る素晴らしい体験でした。
周辺観光は龍王峡がおすすめ
川治温泉の近くには鬼怒川温泉もあるので、周辺観光スポットはたくさんありますが、我が家は、龍王峡に寄りました。龍王峡は界 川治のすぐ近く(約5km)にあり、鬼怒川の美しい渓谷が見られるので、界 川治に滞在するならぜひ訪れたいスポットです。
東武日光線と野岩鉄道の電車の駅にもなっているので、車がなくても行けます。
遊歩道を全部歩くと大変ですが、駐車場から少し歩くだけ(徒歩5分くらい)で、下の写真のような立派な滝や、橋の上から綺麗な鬼怒川の風景をみることができます。
この景観スポットより先にずっと遊歩道が続いていますが、ここだけでも十分綺麗なので、満足いくでしょう。紅葉の時期ならさらに綺麗でしょう。。
まとめ
滞在中いろんな新しい体験ができるよう工夫されており、非日常体験として記憶に残りました。また、日ごろのストレスから解放されました(一時的ですが・・)。
里山という一つのテーマに沿って、体験内容や、内装・装飾が統一されており、その点が良かったです。
また、若いスタッフが多く、少し頼りないと感じさせられる場面もありましたが、総じて接客は良かったです。
初めて泊まった高級リゾートホテルですが、星野リゾート 界で良かったと思います。界 川治、是非ともおすすめします。