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菌ちゃん農法で畑作りに初挑戦!畝の作り方から収穫までの体験談を紹介

初めての畑作りに菌ちゃん農法で挑戦

昨年、ある日私はふと思い立って、畑で野菜作りをやってみたい衝動にかられました。野菜の値段が高騰していたので、自分で野菜を作ることができるなら節約になるし、もし万が一食糧危機など発生しても対応できるようになって、将来的に安心だと考えました。 そこでまずは土地探しをしたところ、案外容易に見つかりました。知り合いの所有する土地で、畑として使える場所があるとのことで、なんと無料で利用させてもらえることになりました

場所も家から1kmくらいで、徒歩圏内で便利です。 私にとって畑作りは初めてのことでしたが、妻が家庭菜園をやっていたので、妻主導で畑作りを進めることにしました。妻は有機農法がやりたいと言い出し、有機農法なら菌ちゃん農法がいいとのことでした。

まずは菌ちゃんの畑を作った

菌ちゃん農法とは?

菌ちゃん農法とは、土の中の菌や微生物の働きを最大限に活かして野菜を育てる有機農法の一つです。提唱者は「菌ちゃんふぁーむ」の吉田俊道さんで、YouTubeでも詳しく解説されており、家庭菜園をやっている方の間でかなり話題になっています。 通常の農業では化学肥料や農薬を使って野菜を育てますが、菌ちゃん農法では一切の化学肥料・農薬を使いません。その代わり、木の枝や草などの有機物を畑の盛り土の中に埋め込み、菌(主に糸状菌)が有機物を分解する過程で栄養豊富な土壌を作り出すという仕組みです。 菌ちゃん農法の大きな特徴は以下の3点です。

高畝(たかうね)を作る:高さ60cm程度の大きな盛り土の畝を作ることで、水はけが良くなり根が張りやすくなります。
有機物を大量に入れる:木の枝や落ち葉、草などを盛り土の中にたっぷり入れることで、菌のエサになります。そうすることで糸状菌と呼ばれる微生物を増やし、健康で栄養価の高い野菜づくりができるそうです。
マルチシートで覆う:黒いマルチシートをかぶせることで、保温・保湿効果が高まり、菌が繁殖しやすい環境を保ちます。
準備してから2〜3か月放置することで菌がしっかり繁殖し、野菜が育ちやすい環境が整います。化学肥料なしでも野菜がよく育つというのが、菌ちゃん農法の最大の魅力です。妻がYouTubeで繰り返し動画を見て研究しており、「絶対これでやりたい!」と強く主張したので、私も一緒に取り組むことにしました。

畝づくりの作業をした

2025年2月から、以下の手順で菌ちゃん農法の畑づくりをしました。

①高さ60cm、幅180cm、長さ5mくらいの盛り土をして畝を4つ作る
②盛り土の上に木の枝や草をのせる
③水をまいて十分湿らせる
④上に黒色のマルチシートをかぶせる

①〜④の作業が一番大変で、2/15、2/16、2/22、2/23、2/24の計5日かけて仕上げました。高さ60cmの盛り土を4畝分作るのは想像以上の重労働で、スコップで土を掘って積み上げる作業を繰り返すうちに、腕と腰がかなりきつくなりました。。大汗をかく作業でしたが、2月の寒い時期だったのが体力的には救いでした。真夏にこれをやっていたら確実に倒れていたと思います。。

下の写真が黒マルチシートを被せた状態です。風で飛ばないよう、石を置いたり、砂を被せたりする必要がありました。

2か月置いた後、野菜の苗を植えた

①〜④の作業を終えた後、約2か月間そのまま放置しました。この間に菌がしっかり繁殖して、土壌が野菜を育てるのに適した状態に整うとのことです。 2か月後の4月頃から、マルチシートに穴を開けて苗を植えました。植えた野菜は、きゅうり、すいか、トマト、枝豆、さつまいもなどです。苗を植えるのは比較的簡単で、穴を開けてそのまま差し込むだけでした。

見事に野菜ができた(一部失敗)

うまくいった野菜

きゅうり、すいか、さつまいもは大成功でした。

きゅうりは7月以降にどんどん実り、毎日のように収穫できました。収穫しても収穫してもまた実がなるので、近所におすそ分けしてもまだ余るくらいの豊作でした。すいかも立派な実がいくつもなり、自分たちで育てたすいかをそのまま丸かじりしたときの感動は格別でした。さつまいもは11月頃に掘り起こしてみると、立派なものがたくさんできており、妻と二人で大喜びしました。

こういう巨大なさつまいもがいくつも収穫できました。

うまくいかなかった野菜

一方で、トマトと枝豆はうまくいきませんでした。 原因として考えられるのは、畑の場所の日当たりが良すぎたこと。日当たりは良いに越したことはないと思っていましたが、どうやら日光が強すぎて葉が焼けてしまったのかもしれません。来年は遮光ネットを使うなどの対策を検討したいと思います。

真夏の水やりが想像以上に大変だった

今回の畑作りで一番苦労したのが、真夏の水やりでした。 畑が家から1kmほど離れているため、水やりのたびに家でポリタンクやペットボトルに水を入れて車に積み、畑まで運ぶ必要があります。

近所の畑なら蛇口をひねるだけで済む話ですが、うちの場合はこの準備と運搬だけで一苦労です。しかも真夏の炎天下での作業なので、正直かなりきつかったです。。 7月〜8月の暑い時期は、水やりをさぼると野菜がすぐにしおれてしまうため、週に3〜4回は水やりに行く必要がありました。

朝早くか夕方に行くようにしていましたが、それでも畑での作業中は汗だくになってしまいます。妻と交互に水やりに行くようにして、なんとか乗り切りました。

下の写真のような容器を使ったのですが、正直効率悪かったです。。

来年は、できれば畑に雨水タンクを置くか、もしくは水やりの回数を減らせるよう、マルチシートをしっかり活用して保水性を高める工夫をしようと思っています。運搬の手間だけはどうにもならないですが、少しでも楽になる方法を模索していきたいです。。

今後も毎年野菜を植えていく

収穫を終えた後は、草や木の枝を加えてマルチシートを再びかぶせ、今年の種まきに向けて準備しています。

菌ちゃん農法は続けるほど土の状態が良くなっていくとのことなので、去年より土壌の状態が改善されているはずで、今年はさらに収穫が期待できそうです。

きゅうりとすいかは今年もリベンジしつつ、トマトと枝豆の失敗の原因を突き止めて、うまく育てられるよう遮光ネットなどの対策を試してみたいと思います。また、新しい野菜にも挑戦してみたいと思っているので、何を植えるか妻と相談中です。

まとめ

44歳のサラリーマンが妻と一緒に、初めての畑作りに菌ちゃん農法で挑戦してみました。 畝づくりはかなりの重労働でしたし、真夏の水やりも体にこたえましたが、きゅうり、すいか、さつまいもは見事に収穫できて、初年度としては十分すぎるくらい満足のいく結果となりました。

節約になるのはもちろん、自分で育てた野菜の味は格別で、達成感もあります。菌ちゃん農法は続けるほど土がよくなるとのことなので、来年以降がさらに楽しみです。畑作りに興味がある方は、ぜひ菌ちゃん農法を試してみてください。