- 昆明から元陽へ行く方法
- 元陽へ行くにはどの方法がおすすめ?
- バスで昆明→建水→元陽(新街鎮)のルートで行くことにした
- 始発の地下鉄で昆明南バスターミナルへ
- 始発(7:30)の建水行きのバスチケットを買えた
- 建水へ向かう
- 建水のバスターミナルで新街行きのチケットを購入
- 元陽の新街鎮へ向かう
- 無事、元陽の新街鎮に到着!
- まとめ
昆明から元陽へ行く方法
元陽は、世界遺産にもなっている絶景の棚田が見られる観光スポットです。元陽へ行くには、雲南省の省都である、昆明から行くのが一般的です。
ただ注意したいのが、元陽といっても、南沙と新街鎮の2つの拠点があることです。南沙の方は、役所や政府機関が集まるエリアで、新街鎮の方が、棚田の観光拠点となるエリアとなります。そのため、元陽へ棚田を見に行く場合は、新街鎮を目指すことになります。
昆明から元陽へのアクセス方法は以下の4つのパターンがあると思います。
1.バスで昆明→元陽(新街鎮)
昆明から元陽(新街鎮)へ、バスの直行便を利用する方法です。料金は高めですが、乗り継ぎがなく楽です。ただし、1日に3便しかなく、チケットは取りにくいかもしれません。
料金は、133~147元です。所要時間は、約7時間です。
2.バスで昆明→建水→元陽(新街鎮)
昆明から建水までバス、乗り換えて、建水から元陽(新街鎮)までバスに乗っていく方法です。乗り継ぎが一回ありますが、スムーズに乗り継ぎできると快適です。新街鎮にも昼過ぎに到着できます。
料金は、81元(昆明-建水)と43元(建水-新街鎮)で、124元です。所要時間は、合計約7時間です。
注意点
ただし、建水-元陽(新街鎮)のバスは1日1便しかありません。そのバスに乗るためには、昆明を7:30に出発する建水行きのバスに乗る必要があります。それを逃すと、新街鎮へ行くには、いったん南沙まで行って、新街鎮行きのバスに乗り換える必要があります。
3.バスで昆明→箇旧→元陽(新街鎮)
昆明から箇旧までのバス、箇旧から元陽(新街鎮)のバスに乗っていく方法です。少し遠回りで、お金も時間も少し多めにかかります。
料金は、116元(昆明-建水)と30元(建水-新街鎮)で、146元です。所要時間は、合計約7時間半です。
4.鉄道で昆明→建水、バスで建水→元陽(南沙)→元陽(新街鎮)
昆明から建水まで鉄道で行き、建水から元陽(新街鎮)までバスで行く方法です。乗り継ぎが多くて大変ですが、料金は安いです。
料金は、43.5元(昆明-建水)、2元(建水駅-建水バスターミナル)、31元(建水-南沙)、10元(南沙-新街鎮)で、86.5元です。所要時間は、合計8~9時間です。
※ 上記はいずれも2018年1月現在の情報です。1元≒17円です。
元陽へ行くにはどの方法がおすすめ?
私は、2018年1月2日に昆明を出発して元陽へ向かいしましたが、事前に検討したとき、上記4つの方法で、どの方法で行こうか、非常に迷いました。
1の方法は、直行便で便利ですが、1日3便しかなく、始発の10:20の便をとれなかったら、と不安でした。チケットを前日に買えばいいのですが、昆明の南バスターミナルは市街地から離れており、行くのが難しかったのです(前日の夜に昆明駅近くのホテル到着だっため)。また、10:20に昆明を出発して7時間かかると、元陽に到着するのは夕方17時を過ぎてしまい、微妙に遅いなあと感じていました。
3の方法は値段が高くて時間かかるのでNG、4の方法は、安いですが、乗り継ぎに不安がありました。
そこで、私がとった方法は、2の方法です。結果的にこれが正解で、より早く、安く元陽(新街鎮)にたどり着くことができました。
バスで昆明→建水→元陽(新街鎮)のルートで行くことにした
2の方法は、バスで昆明→建水→元陽(新街鎮)というルートです。昆明を7:30、建水を11:34に発車するバスです。
始発の地下鉄で昆明南バスターミナルへ
昆明を7:30に発車で、なかなか朝早いです。バスは市街地から離れた昆明南バスターミナルから発車するため、間に合うか少し心配でした。
タクシーを使えば問題ないですが、そこにお金をかけたくないので、始発の地下鉄に乗って、昆明南バスターミナルへ向かいました。
始発の地下鉄を使って、昆明南バスターミナルに到着する時刻は、以下の昆明地下鉄のサイト(昆明轨道交通有限公司)を使って確認することができました。
ホテルは、頤華国際商務酒店という名前で、昆明駅近くにありました。
早起きして、最寄りの地下鉄駅の環城南路駅に向かいます。
環城南路駅の入り口に到着すると、まだ閉まっており、たくさんの人が待っていました。私と同じように、バスターミナルや高速鉄道駅へ向かおうと考えている人がいるのでしょうか?
環城南路駅からは、地下鉄の1号線で乗り換えなしで、地下鉄の昆明南バスターミナル駅(南部汽車駅)に到着しました。着いたの7:10くらいです。
始発(7:30)の建水行きのバスチケットを買えた
そこから急ぎ気味に、チケット売り場へ行き、建水行きのチケットを買いました。買うときは、メモ帳に"建水"と書いて、窓口で見せました。"メイヨー"と言われたどうしようかと思っていましたが、あっさり買えたので良かったです。ただ、身分証明書(パスポート)の提示を求められ、少し焦りました。
元陽直行便も、10:20、12:30、18:30がありますが、念のためチケットがあるか確認すればよかったのですが、できていません・・
建水行きのバスチケット、81元です。
建水へ向かう
セキュリティチェック(パスポート、荷物)を受け、建水行きのバスに乗り込みます。乗車率は10%くらい?乗客5人くらいしかいませんでした。
中国では1月2日は平日のため、こんなものなのかもしれません。ただ、これだけしか乗っていないのでは、運転手も不満でしょうから、出発後、途中で何人か乗せて、最終的に乗車率は40%くらいにはなっていました。
途中、ドライブインでトイレ休憩がありました。意外?にもトイレがタダでした。
建水のバスターミナルで新街行きのチケットを購入
無事に11時ごろ、建水に到着しました。
ここで、すかさず新街鎮行きのチケットを購入します。ちょっと見づらいですが、下の写真が、建水からのバスの時刻表です。左下に、元陽・新街鎮 11:34とあります。
新街鎮行きのバスも無事買うことができました。
ここでもパスポートを見せたうえで、荷物のセキュリティチェックがありました。このエリアは、セキュリティチェックがなかなか厳しいなと感じました。
元陽の新街鎮へ向かう
元陽の新街鎮行きのバスです。途中南沙も経由します。
新街鎮行きのバスの乗車率はほぼ100%でした。直前ですが、よくチケット買えたなと思います。もし買えていなかったら、南沙で一回降りて、新街鎮行きのバスに乗り換える必要があったので。。
南沙までの道のりは比較的平坦ですが、南沙から新街鎮までは、完全に山道です。くねくねしながら登っていきます。
無事、元陽の新街鎮に到着!
そして無事、15時ごろ新街鎮に到着です。昼過ぎに到着できたのは、良かったです。暗くなるまで棚田観光できます。残念ながら曇ってましたが・・
新街鎮のバスターミナルです。
バスターミナルに着いたとたん、客引きが一斉に寄ってきます。中国語で何言っているか分からないのですが、英語で話しかけてくるお姉さんがいて、棚田の中にホテルがあるとのことでした。ぼったくられそうで心配ながらも、棚田の中のホテルというのにひかれて、ついて行くことにしました。
まとめ
昆明から元陽までのアクセス方法一覧と、私が使った、おすすめのアクセス方法を紹介しました。
バスで、昆明から建水、建水で乗り換えて新街鎮へ行く方法は、値段もそこそこ、時間的にも昼過ぎに新街鎮へ着くので、非常におすすめなアクセス方法だと思います。是非参考にしてみてください。