麗江はどこにある?どんなところ?
麗江は、中国・雲南省の西北方面にある地方都市です。地図上では、以下の場所(赤枠で示すエリア)にあります。
中国の上海や北京よりだいぶ奥にあるので、あまり馴染みないかもしれません。
標高2,400mと高い場所にあって自然豊かで、多くの少数民族が暮らしているのが特徴です。また、古い町並みの古城が世界遺産として登録されている麗江古城が有名です。
私は麗江の美しい自然風景と、独特の古城の町並みが大好きで、麗江にはすでに2回行きました。この記事では、どうやって麗江へアクセスすればいいのかをまとめたいと思います。
麗江はすごく良いところだと思うのですが、日本人に一度も会ったことがありません。ネットの旅行記はそこそこあると思うのですが、私が気づいていないだけかもしれません・・。もっと多くの人にその素晴らしさを体感してほしいと思います。
日本から麗江へ行く方法
必ず乗り継ぎが発生する
日本から麗江へ行くには、飛行機で行くのですが、直行便はありません。必ずどこかの空港で乗り継ぎをする必要あります。乗り継ぎをする代表的な都市は、上海、成都、広州、武漢、昆明などです。
麗江は直行便があったとしても、約7時間くらいかかってしまう(私の経験では羽田-広州で4時間、広州-麗江で3時間の飛行)遠い場所にあるので、割安な航空チケットだと宿泊を伴う乗り継ぎとなってしまう場合が多いでしょう。
航空チケット探しはSkyscannerがおすすめ
ほとんどの場合乗り継ぎが発生するため、日本から麗江へ行くための航空会社は様々なパターンの組み合わせがあります。代表的な航空会社は、広州で乗り継ぐ場合中国南方航空、成都で乗り継ぐ場合は四川航空でしょう。そのほか、LCCも含めた多くの組み合わせで、航空チケットのプランができます。
このように、どこで乗り継いでどの航空会社を使えばよいかよくわからないときは、Skyscannerを使って検索すると、複数の旅行会社が出す航空チケットを一覧で表示してくれるの比較しやすいでしょう。
行きたい時期のあたりで、日付をいろいろ変えてみると、より安い料金のチケットをみつけることもできるでしょう。1日違うだけで全然料金が変わったりします。
私も麗江へ行く8か月前にSkyscannerを使い、2018年の年末年始の日付と会社で休めそうな日を考慮し、2018年12月22日出発で、2019年1月2日帰国のチケットを取りました。料金は、羽田-麗江間で65,030円(燃油費込み)でした。
年末年始でも、早めに出発し、早めに帰国することで、料金を安く抑えれたと思います。また、広州での乗り継ぎに1泊を要するプランだったので、それも料金が安くなる要因だったと思います。
当日着も可能だが・・
私のとった航空チケットの場合、広州での乗り継ぎが行きも帰りも16時間あって、1泊が必要だったのですが、探せば当日着の便もあります。ただ、値段がすごく高いです。
私の買ったチケットが6万円台に対し、当日着だと12万円とかになったりまします(実際に適当な日付入れてSkyscannerで確認してみました)。
6万円も違うんだったら、乗り継ぎ先のホテルで1泊し、ついでに観光も楽しむくらいの余裕を持った方がいいと思います。
私が麗江へ行ったときの様子を紹介
私が2018年の年末に、日本(北関東発)から麗江へ行ったときの様子を以下に紹介したいと思います。
旅程は以下の通りでした。
□行き
12月22日:羽田(15:15)→広州(20:10) (中国南方航空)
12月23日:広州(12:50)→麗江(17:20) (中国南方航空)
□帰り
1月1日:麗江(18:20)→広州(22:25) (中国南方航空)
1月2日:広州(14:45)→羽田(19:40) (中国南方航空)
中国南方航空で、羽田から出発
まずは羽田空港から中国南方航空で広州へ向かいました。中国南方航空は、成田ではなく羽田発だったので、私にとっては少し近くてありがたかったです。
広州で乗り継ぎのために1泊
広州に到着すると、一度荷物を受け取り、空港バス(下の写真は車内の様子)に乗って、広州鉄道駅へ向かいました。バスチケット代は22元でした。
そして、事前にagodaで予約しておいた星和香江酒店で1泊しました。
次の日は、昼過ぎに広州を出発する便なので、午前中少し時間がありました。その時間何をしたかというと、旅行出発前に作成しておいたプライオリティパスカードを使い、広州国内線ターミナルのラウンジでくつろぎました。至福のひとときでした。。
昆明経由で、広州から麗江へ
そして、広州からまたもや中国南方航空の飛行機に乗って、麗江へ向かいます。
途中、昆明を経由し、一度空港ターミナルに出て、40分ほど待たされました。このとき、元の航空チケットは係員に渡し、新しいチケットをもらいました。
麗江空港からは、空港バスで市街地へ
無事麗江空港へ着くと、今度は空港バスに乗って麗江市街地へ向かいました。下の写真は麗江の空港バスの様子です。バスチケット代は、20元でした。
麗江の空港バスは、以下の地図で印をつけた場所に到着します。ここは古城から少し離れた場所となるので、麗江古城へ行くには、タクシーやバスを使って移動する必要があります。
私は下の地図のように、福慧路という道を歩いて、古城の方へ向かいました。1km以上あったので、大荷物を持って歩くと、大変かもしれません。。玉河広場というのは、麗江古城の玄関口となる水車がある場所です。
なんとか麗江古城内でみつけたゲストハウスにチェックインして、古城内を歩いてみました。2日の移動で、ようやく麗江に到着して落ち着くことができたのです。
帰路も同様に広州乗り継ぎで
上で紹介したのは、麗江へ行くときの様子ですが、帰りも同様に、麗江を出発し、広州で1泊、そして日本の羽田空港へ到着という流れになりました。
まとめ
日本から麗江へ行く方法を解説しました。
直行便がなく乗り継ぎが必要なため、たどり着くまで2日くらいかかってしまうでしょう。綺麗な古城や自然風景は素晴らしいため、その大変さをもってしても、行く価値が高い観光地だと思います。
長い休みをとって、是非とも麗江へ旅行することをおすすめします!
私が行った、麗江・徳欽・香格里拉11泊12日旅行の概要についてまとめた記事のリンクを以下に貼っておきます。