
薪小屋のDIYで製作
私の自宅には薪ストーブがあり、冬はエアコンをほとんど使わず、薪ストーブで暖をとっています。
エアコンよりも薪ストーブの方が、暖房能力が高く、電気代もかからなくて良いです。
ただ一方で、薪の管理が大変で、まずは薪にするための木を知り合いなどから入手して、ストーブに入るようカットし、1年くらい乾かす必要あります。
1年もの長い期間薪を乾かすためには、薪小屋が必要となります。
薪を乾かすために薪小屋が必要になった
我が家では、これまで薪の入手は妻の両親がカットした薪を作り、それもらっていたのですが、年のせいもあって薪を作ることができなくなってしまいました。
そこで、知り合いの植木屋さんから余った木材をもらい、自分でカットして薪を作る必要性が生じました。
薪を作るには丸ノコやチェンソーを駆使してカットし、それらを保管するための薪小屋が必要となりました。
大容量の薪小屋を買うのお金かかる
薪小屋相当のもの(薪棚や薪ラック)は、ネットで探すと通販でも販売されており、当初はそれを買えばいいかなと思っていましたが、よく確認すると大きさの割に値段が高いです。。
少量の薪を保管するだけならいいですが、一冬を超すための薪を保管するスペースを確保するために、薪棚や薪ラックを購入するのはコストパフォーマンスが良くなさそうです。
薪小屋でDIYで製作することにした
そこで、薪小屋をDIYで製作できないか検討してみました。
ネットで情報収集してみると、薪小屋をDIYで製作している方はたくさんいました。それらの情報をもとに、必要な大きさに対する材料費(木材、束石、屋根など)を見積もってみると、2万円くらいでできそうなことが分かりました。
2万円くらいであれば、店で購入する場合の小さい薪ラックと同等の費用で作ることができそうであると分かり、薪小屋DIYに挑戦してみることにしました。
薪小屋をDIYで作った人のブログはいくつか見かけていますが、具体的にどういう手順で作ったのか詳細に記載していなかったので、本ブログでは、私が実際に薪小屋DIYをした手順や感想をまとめておこうと思います。
薪小屋をDIYで製作した手順を解説
我が家の薪小屋を、実際にDIYで製作した手順を解説します。
部材を買って作業をした時期は、2025年3月頃です。
準備に時間かかり、実際の作業は短時間で終わった
薪小屋DIYは、木材の本数と寸法、配置を検討して、部材を入手するまでは時間かかりましたが、実際に薪小屋を組み立てる作業自体は1日かからずに終わりました。以下に手順を8つに分けて書きましたが、4~8の作業は朝から始めて昼過ぎに終わりました。
やる前は不安が多かったですが、やってみると意外にスムーズで早く作業が終わったので、こんなものかという感じでした。
1. 設計イメージを湧かせた
最初に設計イメージを湧かせました。
薪小屋を設置する場所を決めて、必要な部材を決めます。
1-1. 設置スペースの横幅と奥行を確認
庭の空きスペースに設置することが多いと思いますが、私は家屋の外壁そばの空きスペースに設置することにしました。
サイズは横幅3m、高さ2m、奥行1mで、下段と中断の2段構えです。
これくらいの収納スペースあれば、ワンシーズンは越せるだろうと踏んでいます。
1-2. 束石の数と木材の長さの組合せを決める
設置スペースを決めると、木材の長さと束石の必要数を決めます。
この時、購入予定のホームセンターの店舗やネットで、販売されている木材の寸法を把握しておけば、どれを何本かうか算出できます。私はジョイフル本田で購入したのですが、ネットで販売している木材と寸法の情報が入手できたので便利でした。
束石は1~1.5m間隔で置き、奥行方向へ木材を設置します。
私は1.5m間隔で束石を設置しましたが、使用した木材が安くて強度が低い杉だったので、薪を置くとたわみが発生しました。安い木材を使う場合は、より狭い間隔で束石を設置すべきだと反省しています。。

1-3. 屋根の寸法を決める
雨除けの屋根は、軒先の長さをできるだけ長めにしたいですが、長くしすぎると不安定になります。ネット情報だと90cmくらいがちょうど良いそうです。
私はケチってぎりぎりのサイズを狙って屋根材を買った取り付けましたが、雨が入ってしまうことが分かり、後でポリカ波板を足す羽目となりました。。

2. 必要な工具を用意する
次に、必要な工具を用意します。
私が使った工具は以下で、特別な工具を使用する必要ありませんでした。電動インパクトドライバーのみ高価ですが、他は容易に入手可能だと思います。
- 電動インパクトドライバー
- ウッドデッキ用ねじ
- 笠釘
- 水平器
- メジャー
- 金づち
- 脚立
電動インパクトドライバーは、下の写真のHiKOKIの製品を使用しました。
充電式が便利で、パワー十分で、木材のねじ止め作業はスムーズに進みました。多くの方に使用されており、おすすめです。
ねじは以下のウッドデッキ用ねじを使用しました。
屋外で使用されることが前提なので耐久性に安心感があります。先端が四角になっており、ねじ止め作業が楽でした。専用のビットも一本ついているため、上記の電動インパクトドライバーへ装着して使用できます。
笠釘は、ポリカ波板を固定するのに使いました。雨の侵入を防ぐように、先端が広くなっているのが特徴です。
屋根を固定するためにもこれを使えば良かったですが、金づちで打つのが面倒なので、私は上で紹介したウッドデッキ用ねじで固定しました。
3. 木材、束石、屋根の部材を買いに行く
そして薪小屋の部材を買いに行きます。必要なのは以下3種類です。
サイズが大きくて自分の車に入らない場合は、購入したホームセンターで軽トラを貸してくれるので安心です。
- 木材
- 束石
- 屋根
私は最寄りのジョイフル本田で購入しました。
一番よく用いたのは以下の杉です。杉は木材の中でも価格が安めなのが良いです。
しかし薪を置いてから気づいたのですが、強度が低いです。上で説明したように、薪の重さに耐えきれず、たわんでしまいました。もっと強度がある桧を使うか、束石をもっとたくさん使用するなどの対応が必要だったと思います。。

また、上述のように、私が買った屋根材のサイズが少し小さくて、後でポリカ波板を追加しました。それから、薪小屋両サイドから横殴りの雨が降った時にも薪に雨がかからないよう、サイドにポリカ波板を追加しました。
屋根材は、少し大きめサイズを意識して購入すると良いと思います。
4. 束石を置く
いよいよ薪小屋の組み立て作業を開始します。
最初に束石を配置します。置くだけでなく、地面へしっかりと埋める感じにします。

5. 下段部分を作る
土台と下段部分を作ります。
束石と束石の間に木材を渡し、水平器を使って水平が撮れているか確認します。水平となっていないなら、束石の高さ調整を行います。
水平がとれたら、下段の木材を敷き詰めて、電動インパクトドライバーでねじ止めをしていきます。

6. 支柱を建てる
下段に木材を配置したら、支柱を建てます。
束石に支柱を建てますが、まっすぐとなるよう調整が必要です。支柱同士を渡す木材を使い、微調整をします。私は1人でやりましたが、1人だと微調整が大変なので、2人で作業した方がよいでしょう。

7. 中段部分を作る
それから、中段部分を作ります。
下段を作ったのと同様に、木材を敷き詰めてねじ止めします。

8. 屋根を作る
最後に屋根を載せて固定します。
屋根をねじ固定するために、奥行方向に木材をいくつか配置する必要があります。できるだけたくさん配置したい(理想は全面)ですが、木材の費用が嵩むのと作業が大変になるので、私は間引いて配置しました。

その後は、屋根をねじ固定していきます。高所作業となるので、脚立が必要です。
屋根の材質は悩みましたが、見た目も良くて長持ちしそうな、オンデュリン波板というのを使用しました。見た目がおしゃれなのと、施工しやすいのが良かったです。
屋根を固定するには波板の波が高い方にねじで穴をあけ、板にねじ止めをしていきました。雨の侵入防止のために笠釘を使った方が良いのですが、私は面倒に感じたので、電動ドライバーを使ってウッドデッキ用ねじを打ち付けました。
9. 防腐剤を塗る
私が買った杉の木材は実は屋外用ではありませんでした。そこで長年の使用に耐えられるように、防腐剤を塗りました。本当に効果があるか分かりませんが、ネットの口コミでは効果あるとのことで、塗った方がいいのだと思います。
防腐剤は、ウッドデッキ張り替えをDIYしたときに使ったものを使用しました。
薪小屋DIYでかかった費用
薪小屋DIYでかかった費用をまとめると、以下のようになりました。
工具はもともと手持ちのものを使用したので、かかったのは材料費のみで、21,763円でした。店で買うよりかは、安くできたのではないかと思います。
木材 11,968円
屋根 5,896円
束石 3,899円
合計 21,763円
薪小屋から薪を取り出し始めた
2025年3月薪小屋を作って薪を詰めて乾かし始めました。
そのあと12月になって薪を使い始めました。下段と中段いずれからも問題なく取り出すことができています。
薪小屋は重量でゆがんでいますが、雨や強風でも特に倒れることなく薪を守ってくれていました。
今後も大事に使っていこうと思います。

まとめ
薪小屋をDIYで製作したので、注意点も含めて手順を解説しました。
どのくらいのサイズで寸法をいくつにするかなど、製作のイメージをしっかり湧かせて材料を購入しさえすれば、作業は短時間でできてしまいます。
私みたいなDIYの初心者でも取り組めたので、薪ストーブを所有している方には是非おすすめしたいDIYだと思います。


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