Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

【ブログ】松井田ダムのまつだ湖畔キャンプ場の設備、利用した感想を紹介

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まつだ湖畔キャンプ場はどんなキャンプ場?

"まつだ湖畔キャンプ場"は、栃木県足利市の山奥にある松田川ダムのそばに位置するキャンプ場です。周囲は里山に囲まれ、自然を大いに感じられる環境です。

まつだ湖畔という名前から、湖のすぐそばをイメージしますが、テントサイトからは少し歩かないと湖は見えません。しかも見えても水のほとりに降りることはできません。。

松田川ダムの下流側には、"松田川ダム下流ふれあい広場"というオートサイトのキャンプ場もあります。こちらの方は、水道/電源設備があり、まつだ湖畔キャンプ場よりも明らかに高規格で人気です。

下の写真は、松田川ダムの案内図です。ダムの下の駐車場と書かれたあたりに松田川ダム下流ふれあい広場があり、まつだ湖の右側の方にまつだ湖畔キャンプ場があります。

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まつだ湖畔キャンプ場のサイトは、車の乗り入れが不可のフリーサイトのみです。荷物の搬入搬出時も不可なので、自前のカートを用意する必要あります(リヤカーの貸し出しもありません・・)。

また、直火でないコンロの使用は可ですが、焚き火は禁止とのことです・・。

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サイト料金は格安

いろいろ制限のあるキャンプ場ですが、1泊1,050円(1人の料金でなく、1区画の料金)と格安なのはありがたいです。

2020年4月に1泊で利用

私は、妻、4歳の娘とともに、まつだ湖畔キャンプ場を2020年4月4日~4月5日の1泊で利用しました。新型コロナ肺炎による緊急事態宣言が出る前だったので、なんとか利用できました。

このキャンプ場は桜が植えてあり、ちょうど満開の季節だったので、利用者はかなり多かったです。標高は200mくらいで真夏は暑くなりそうなので、このキャンプ場は桜の季節がちょうどいいかもしれません。

まつだ湖畔キャンプ場のアクセス方法

まつだ湖畔キャンプ場は、栃木県足利市の里山の中にあり、以下の地図で印をつけた場所にあります。

周囲に観光スポットは特になく、ただ里山が広がっているだけです。赤雪山、仙人ヶ岳などの里山の登山口が近くにあります。近くに買出しのスーパーなどはないので、足利市内で済ませておくとよいでしょう。

キャンプ場へのアクセス方法は、車のみです。関越道の足利ICからキャンプ場までは、約14km、約30分です。

キャンプの受付は松田川ダム下流ふれあい広場で済ませよう

まつだ湖畔キャンプ場には管理棟がなく、キャンプの受付は、松田川ダム下流ふれあい広場の管理棟で済ませる必要があります。

まつだ湖畔キャンプ場へ行く際、忘れずに受付を済ませるようにしましょう。下流ふれあい広場から、まつだ湖畔キャンプ場の場所を以下の地図に示しておきます。

テントサイトの様子

まつだ湖畔キャンプ場のテントサイトの様子を紹介します。

私が行った時期は桜が満開の季節でした。下の写真で桜が咲き乱れているのが、駐車場あたりです。

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駐車場

駐車場とテントサイトは隣接していますが、そこから奥へサイトが広がっているので、一番奥のサイトと駐車場だと約50mくらいも離れています。荷物の搬入搬出はなかなか大変かもしれません。。我が家は駐車場から2番目に近いサイト(5番)だったので、他の人よりかは搬入搬出が楽でした。

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我が家のサイト

我が家のテントサイトは、広々とした芝生(鹿のふんがたくさん転がっていましたが・・)で、横には小川が流れる、なかなか気持ちの良いサイトでした。娘はずっと小川のそばで遊んでいました。

1区画の広さは十分で、我が家のツインピルツフォークを張り網しても、区画からはみ出ずに利用できました。隣のサイトとも適度な距離があって良かったです。

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この時期、夜は寒いと思って石油ストーブを持ってきたのですが、使う必要ありませんでした。冬用寝袋は必要でした。

キャンプ場の設備

まつだ湖畔キャンプ場はこじんまりとしており、設備は最低限です。トイレと炊事場がひとつずつあるだけです。

シャワー設備はなく、周囲に温泉もないので、もし風呂に入りたいなら、キャンプ場から約11km離れた東葉館(午前11時~午後9時、栃木県足利市葉鹿町1981番地)という旅館の日帰り入浴を利用するとよいでしょう。

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トイレ

下の写真はトイレ(和式1、洋式1)です。

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炊事場

下の写真で、こげ茶色の屋根の建物が炊事場です。その向こうには、キャンプファイヤ用のファイヤーサークルがあります。

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唯一の遊びスポット

このキャンプ場は子供が遊べる遊具は一切ありません。唯一、下の写真のように、斜面があって、そこで芝滑りをして遊べます。みんなシートやビニール袋を敷いて、滑っていました。

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携帯の電波は通じない・・

あと、このキャンプ場、実はスマホの電波が届きません。。私はdocomo、妻はSoftbankでしたが、1本くらいアンテナは立つものの、使い物になりませんでした。

これまでいろんなキャンプ場へ行きましたが、山の中とはいえ、電波が届かないキャンプ場は初めてです。。

思いっきりキャンプに集中できるので、それはそれで良いのですが、人によっては不便に感じるかもしれません・・。緊急事態があったときも連絡とれないし。。

ゴミ捨て場はない

それから、キャンプ場にゴミ捨て場はないので、持ち帰りとなります。

バーベキューをした時に出た灰も、袋に入れて持ち帰りました。

周辺の観光スポットはない・・

まつだ湖畔キャンプ場周辺は、特に観光スポットはありません。あえていうなら、松田川ダムの展望台くらいです。少し車を走らせて足利市内へ出ると、いくつか観光スポットがあるので、キャンプに観光を組み合わせたい方は、市内へ出るとよいでしょう。

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下流ふれあい広場は、桜の眺めが素晴らしく、高規格キャンプ

松田川ダムには、もう一つキャンプ場"下流ふれあい広場"があります。こちらは桜並木が素晴らしく、是非とも桜の季節にここでキャンプしたいものです。

桜の木の下で、広い区画に水道/電源付きのサイトは素晴らしいです。ただ、6区画しかなく、予約はなかなか取りづらいです。

私も利用したことなく、来年は桜の季節に利用したいです。

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まとめ

まつだ湖畔キャンプ場に泊まったので、その様子を紹介しました。

荷物の搬入、搬出が大変、シャワーがない、周囲に観光スポットがない、スマホの電波が通じないなど、高規格キャンプ場と比べると不便さを感じますが、純粋に自然の中でキャンプを楽しむことができ、我が家は皆満足しました。スマホを見ることなく、時間に余裕ができ、のんびり過ごせました。

娘も遊ぶスポットがないものの、上で紹介した場内の斜面や、小川のそばで遊んで楽しんでいました。

まつだ湖畔キャンプ場は、不便を感じるものの、思いっきりキャンプに集中したい方におすすめキャンプ場です。