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【中国雲南省】濾沽湖(ろここ)へ行ってサイクリングした感想、麗江から行く方法も解説!

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濾沽湖(ろここ)とは?

濾沽湖は、中国雲南省の麗江から北へ約200kmほど離れたところにある、美しい湖が見られる観光地です。濾沽湖の読み方は、日本語では"ろここ"と言いますが(地球の歩き方に書いてある)、中国語では"ルーグーフー"言います。

湖は標高2,690mの場所にあり、周囲は小高い山々に囲まれています。この湖の水は、透明度が高いのが特徴で、そのきれいな水と周囲の山々とが作り出す景観が見どころとなっています。また、湖のほとりには少数民族のナシ族(モソ人)が暮らす小さな村が点在しており、彼らの文化に触れることができるのも魅力です。

濾沽湖はどこにある?

濾沽湖は、中国雲南省の麗江から北へ約200km離れた、四川省と雲南省の境界に位置します。地図上では、以下の位置にあり、中国の中でも奥まったところにあります。

濾沽湖の行き方

濾沽湖は奥まった場所にあるので、アクセスはなかなか大変です。

日本からだと、まず雲南省の麗江へ行き、そこから約5時間半かけてバスで移動することになります。日本から麗江へ行く方法は、以下の記事にまとめているので、ご参照ください。

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麗江から濾沽湖へ行くには、"麗江高速バスターミナル"または"麗江バスターミナル"から出発する長距離バスに乗ります。

それぞれのバスターミナルは、下の地図に示す場所にあり、路線バスを使ってアクセスできます。"麗江高速バスターミナル"の方は赤色の印で示す場所にあって、路線バスは8、11、16路を使い、"麗江バスターミナル"の方は青色の印で示す場所にあって、路線バスは8、11、12、19路を使って行けます。

麗江から濾沽湖へ向かうバスは、麗江高速バスターミナルを8:30、9:30に出発します。それら2便は麗江バスターミナルを9:00、10:00に経由し、濾沽湖へ向かいます。いずれのバスターミナルからも乗れるので、近いほうへ向かうとよいでしょう。

参考までに、下の画像は、麗江高速バスターミナルの時刻表(2018/12/24撮影)です。

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麗江から濾沽湖へ向かうバスは、地球の歩き方には混雑すると書いていますが、それは暖かい時期だけだと思います。私が行った12月末は、乗車率40%くらいでした。濾沽湖へ行く2日前にバスのチケット購入しましたが、当日購入でも問題なかったでしょう。

濾沽湖へ麗江から2泊3日で行ってみた

私は麗江から濾沽湖(ろここ)へ、2018年12月29日から31日までの2泊3日で行ったので、そのときの様子と、行ってみた感想を以下に紹介したいと思います。

麗江から洛水村に到着

麗江バスターミナルを10時に出発する便に乗りました。バスの料金は71元でした。

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途中、下の写真のように、金沙江という大きな川を見下ろす場所での休憩をはさみながら、バスは進みます。 

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下の写真のように、バスは山道ばかりを走るのでカーブだらけですが、そこまで激しく揺れることはありませんでした。以前は麗江から濾沽湖まで約7時間かかっていたそうですが、今は約5時間で行けるので、道が整備されたのかもしれません。

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昼の時間をまたぐので、途中に食事休憩もありました。

運転手が中国語で説明していましたが、分からないので他の乗客についていくと、一人20元でのバイキング料理の店でした。中国のバイキング料理店は初めてでしたが、他の中国人の乗客をまねて料理を取ることができました。お金は食事中に店員が回収にきました。

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下の写真のように、普通の肉と野菜料理で、味は普通でした。

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その後、バスは再び山道を進み、約5時間半かかって、ようやく濾沽湖に到着しました。下の写真はチケット売り場にあるゲートで、ここは一度降りてチケットを買い、再びバスに乗りました。

ここから約15分で、バスターミナルのある濾沽湖ほとりの洛水村に到着しました。

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濾沽湖の入場料は、地球の歩き方に100元とありましたが、私が行ったときは70元でした。おそらく、冬の閑散期だったせいかもしれません。確かに、積もるほどではありませんが、チケット売り場では雪がちらついており、寒かったです。
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濾沽湖のバスターミナルは、湖の西側にある洛水村にあります。洛水村にはホテルやレストランや商店など、観光するための施設が一通りそろっています。

ホテルを探す

無事、洛水村に到着すると、宿を探しました。

濾沽湖はアクセスに時間かかるため、麗江から日帰りだと難しく、どうしても宿泊が必要になります。私はサイクリングを1日楽しみたかったので、2泊しました。

バスターミナルから歩いて、メインストリート沿いでホテルを物色しました。見た目がぼろすぎず、なんとなく料金が安そうなところを探しました。15分くらい歩き回って、見定めた"宁蒗迪尔酒店"というホテル(下の写真)に入って、料金交渉しました。中国語で何言っているか分からないですが、100元より安くならそうで、これ以上歩き回るのが面倒なので、ここに泊まることにしました。

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私が泊まったのは、以下の写真の部屋です。なんと、エアコンがついています!これはありがたかったです。100元くらいの宿でエアコン付は珍しく、安くて快適に過ごすことができたのが良かったです。

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一通りの設備がそろっており、お湯も出るし、快適に過ごすことができました。

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部屋の窓からは、下の写真のように湖ではなく農村風景が見えました。田舎の風景で、なんとも落ち着きます。

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洛水村を散策してみる

ホテルにチェックインした後に、洛水村を散策してみました。

下の写真のように、ホテルやレストラン、商店がずらっと並んでいます。冬の閑散期のため、人通りはまばらでした。

観光客も歩いていますが、ほとんど中国人に見え、日本人や欧米人はいなそうでした。特に中国人カップルが多いようだったので、濾沽湖はデートスポットなのかもしれません。

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下の写真は、濾沽湖のほとりに立ち並ぶホテルです。寒い時期なので、客はあまり入っていないようでした。夏はすごいたくさんの人なんだろうと思います。

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下の写真が濾沽湖の風景で、綺麗な水と周囲の山々が美しいです!

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レストランや商店がちゃんとある

洛水村には、レストランや商店があるので、飲食に困ることはありませんでした。ただ、観光地なので料金高めでした。

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以下の写真のように、麺類やチャーハンでも15元します。観光地でない場所なら、10元くらいだと思うのですが・・。

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私は貧乏性なので、できるだけ食事を安く済ませるため、下の写真のようなジャガイモチャーハンや、他の店では麺類も食べました。このジャガイモチャーハンでも十分うまかったです!

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チベット寺院からの眺めが良い

洛水村は濾沽湖に面していますが、反対側には小高い山があります。山のほうを眺めると、なにやらチベット寺院があるように見えたので、行ってみることにしました。寺院に向かって坂道を登って行くと、下の写真のように、日尊寺という標識がありました。

 

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チベット寺院に到着しました。かなり立派な寺院です。

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地元民と思われる参拝者が何人かいました。濾沽湖に住むモソ人は、チベット仏教を信仰していると地球の歩き方に書いてありましたが、どうやら間違いないようです。

寺院からは洛水村の町並みを見下ろすことができ、奥に見える湖の風景とあいまって、綺麗です!
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濾沽湖1周の絶景サイクリング

2日目に、濾沽湖を1周するサイクリングをしました。濾沽湖を違った角度から見られるのと、周囲に点在する少数民族のモソ人の村を巡るのが、おもな見どころです。とはいっても、自転車こぐのに忙しく、村をゆっくり見る時間はありませんでしたが・・。

洛水村のメインストリートに、下の写真のようなレンタサイクル店があったので、自転車(GIANT)を借りました。料金は1日30元で、デポジットは100元でした。

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下の写真のように、しっかりデポジット100元の証明書を発行してくれるので、安心してレンタルできました。

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洛水村を9時ごろ自転車に乗って出発しました。濾沽湖を時計回りに走ります。地球の歩き方によると、濾沽湖1周は約60kmあって、約8時間かかるとのことです。私の場合は、約6時間半かかりました。

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私が走ったルートは以下の青い線です。東側の方に道路が伸びており、これが距離を長くさせています。

最初どのくらいしんどいのか想像つかなかったのですが、正直、想定以上にしんどかったです。。特に前半(洛水村を出発して、濾沽湖鎮という村のあたりまで)はアップダウンの連続で心が折れそうになりました・・。普段自転車に乗っていないせいか、お尻もかなり痛く、立ちこぎしながら、だましだまし走りました。

ただ、途中に見える景色は絶景の連続でした。
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チベット仏教信仰のチョルテンが道中ところどころで見られます。

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筏(いかだ)と、綺麗な湖の風景が絵になります。

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このあたりは山道を走るので、アップダウンが多くてきつかったエリアです。ただ、下の写真のように、山と湖の組み合わせで景色は良かったです。

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下の写真のように、湖の北側には獅子山という面白い形をした山があります。

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獅子山にはリフトで上のほうへ行けるようです。ただ、ちゃんと洛水村まで戻れるか心配なので、当然乗らずに先を急ぎました。

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道中は、基本的に車道を走るので、下の写真のように標識があって道に迷うことはないでしょう。ただ、後ろから観光客が乗った車が何台も横切って行き、そのたびにクラクションを鳴らされるので、うざかったです。。

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ところどころ、下の写真のように、湖を見下ろす展望台が設置されています。チベット仏教の象徴となる旗のタルチョと湖の組み合わせが綺麗です。

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立派なチベット寺院も見ることができます。

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農村風景にも癒されます。

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サイクリングの道中、下の写真のようにところどころにトイレがあるので、問題ありませんでした。

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下の写真のように、湖の東側にある湿地帯に遊歩道が設けられています。冬なので誰も歩いている人はおらず、自転車で快適に走ることができました。

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下の写真は、濾沽湖の南東部にある"走婚橋"という観光スポットのようで、ここには多くの観光客が訪れていました。なぜ人気なのかは分かりませんが、とりあえず写真だけ撮って先を急ぎました。

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"走婚橋"を過ぎると、観光客の姿はほとんど見られなくなり、のどかな農村風景となります。ひたすら、ゴールの洛水村へ向けて走りました。このあたりではもうへとへとになっており、少し進んでは休む、というのを繰り返していました。

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濾沽湖の風景はかなり美しいです。夏だと植物が青々とし、さらに美しいかもしれません。

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合計5時間半くらいかかり、疲労困憊でようやく洛水村に到着し、自転車を返却しました。

濾沽湖1周は、想定以上にきつい道のりで、サイクリングのしがいがあると思います。ただ、体力に自信のない方はやめた方がいいかもしれません。。

それにしても素晴らしい景色の連続だったので、その点は是非おすすめです。

麗江へ戻る

3日目の朝、再びにバスに乗って(朝9時の便)麗江へ戻りました。チケットは2日前の濾沽湖についた日に買っておいたものです。

濾沽湖のバスターミナルに下の写真のように、麗江へ向かうバスの時刻表が掲示していました。1日9本も記載されていますが、本当に全ての便があるか聞いていないので分かりません。麗江から濾沽湖へ向かうのは2本だったので、濾沽湖から麗江へ向かうのも2本かもしれません。少なくとも、朝9:00の便は普通に走っていました。

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帰りのバスは、麗江高速バスターミナルに無事到着しました。

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2泊3日の麗江から濾沽湖への小旅行は、綺麗な湖やチベット寺院の風景と、ハードなサイクリングで、存分に楽しむことができました。

まとめ

中国雲南省の麗江から濾沽湖へ2泊3日で行ったので、湖の風景、街の様子やチベット建築物、サイクリングをしたときに見た風景を紹介しました。

濾沽湖は標高が高い場所にある湖で、なかなか日本で見られない美しい風景を楽しむことができるので、麗江へ行った際は、訪れてみることをおすすめします。ただアクセスが大変なので、時間が十分ある場合に行くとよいでしょう。

 

私が行った、麗江・徳欽・香格里拉11泊12日旅行の概要についてまとめた記事のリンクを以下に貼っておきます。

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