郎木寺周辺の山に登ってみよう
郎木寺は、標高3,370mの、周囲を山に囲まれた小さなチベット文化圏の村です。
私は2泊郎木寺に滞在したのですが、周囲の山々があまりに綺麗だと思ったので、私はどの山でもいいから山に登りたい衝動にかられました。
私も妻も、ある程度登山経験あったので、大丈夫だろうと判断し、登ることにしました。登山靴は持ってきていないので、普通のナイキのスニーカーで登ることにしました・・
前日に下見
郎木寺に着いた日に、次の日の朝から登ることに決め、前日にどの山へ登ろうか、だいたいの見当をつけました。
山を見渡した時に、一番アクセスが近そうな山を選び、登山口へ続く道がありそうかも確かめておきました。
次の日朝から出発!
そして、次の日いよいよ出発です!
以下の写真のようにとぼとぼ現地の車道を歩いて、目指す山へ向かいます。
道中、遊牧民が使っていそうなテントがありました。
山を登り始めます!
適当なところで、山の斜面に取り付きました。登山道みたいなのはないので、本当適当です。
歩きやすいところを選びながら歩いていきます。草が邪魔になるのですが、それほど背が高くないので、なんとか歩けます。
しばらく登ると、なにやら動物がいます。羊です!さっき見た遊牧民らしきテントは、この羊を放牧させている人たちのものだったようです。それにしても、かなりの数います!
まあ、気にせず登っていきます。
途中綺麗な高山植物も見ることができました。
以下の写真は、私の後ろ姿です。
目の前に立派な山容の山が見えますが、実はこれに登るわけではなく、少し右側にある丘を目指しています。
タルチョはためく標高3645mの丘へ登頂!
なにやらチベットの旗である、タルチョが見えてきました!
大量のタルチョが風ではためいています。
タルチョをくくりつけている土台です。ここは、一応小高い丘の山頂となっています。こんなところになぜあるのか、と思ったのですが、信仰深いチベットの人たちはわざわざ高いところまで登って、お祈りするのでしょう。
この丘からは、綺麗な山々が見えます、絶景です!まるで南アルプスの仙丈ケ岳のようです。
ここの標高は、私の持っている高度計だと、3645mとなっています。ちょうど富士山くらいの高さです。
郎木寺の町が3370mなので、約300mくらい高度を上げたことになります。
山頂からは、郎木寺の町が小さく見えます。素晴らしい景色です!
山頂で一休みして、下山を開始しました。下るのは早いです。斜面もそんなにきつくないので、するすると下ることができました。小さく見えるのは、私の妻です。
しばらくすると、郎木寺の町並みが見えてきました。登り始めて、降りてくるまでの所要時間は約2時間半だったので、ちょっとしたハイキングという感じでした。
これにて、郎木寺の山の登山という目的を達成することができました!
途中、羊に出会ったり、丘の上にいきなりタルチョが現れたりと、想像以上に新たな発見があって、短い時間でしたが、感動的なハイキングとなりました。
まとめ
郎木寺の周囲にある山に登ってみましたが、素晴らしい景色に大満足のハイキングとなりました。
ちゃんと登れるのかと少し不安はありましたが、無事登頂して下山できて良かったです。
郎木寺に行く際、ある程度登山経験のある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?
以下に、東チベット夏河・郎木寺旅行概要についてまとめた記事を書いています。ご参照下さい。