Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

【ブログ】白老ふるさと2000年の森キャンプ場で森林キャンプ、利用した感想と施設紹介!

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北海道・白老ふるさと2000年の森「ポロトの森キャンプ場」とは?

白老ふるさと2000年の森「ポロトの森キャンプ場」は、北海道の白老町にあるキャンプ場です。

白老町にはポロト湖があり、その周囲には広大なポロトの森が広がっています。ポロトの森ではキャンプ場、遊歩道やサイクリングコースが整備され、大自然を大いに満喫できます。

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ポロトの森キャンプ場の特徴は、市街地からそこそこ近いにも関わらず、奥深い森の中でキャンプができることです。

白老町にある買い出しができるスーパー(パセオしらおい)がある場所から約3km進むと、下の写真のような緑が美しい森の中のキャンプ場に到着します。

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私は2019年6月下旬に、妻、3歳の娘とともに関東から北海道へ行き、レンタカーを借りてキャンプ場に宿泊しながら旅行しました。そしてこのキャンプ場は、北海道へ着いた日の2019年6月22日に一泊で利用しました。

この記事では、白老ふるさと2000年の森「ポロトの森キャンプ場」の施設や利用した様子、感想をまとめたいと思います。

白老ふるさと2000年の森「ポロトの森キャンプ場」はどこにある?

白老町は苫小牧市と室蘭市の間にあり、ポロトの森キャンプ場は下の地図で印をつけた場所にあり、白老町中心街から北側へ行ったところにあります。

新千歳空港からは高速道路を使えば1時間くらいの位置にあり、旅行者にとってはアクセスの良いキャンプ場といえるでしょう。

買い出しのスーパーが近い

キャンプ場は白老町の市街地から近く、下の地図のように最寄りのスーパー(パセオしらおい)には約3kmしか離れていません。私もこのスーパーを利用すればよかったと後で思ったのですが、キャンプ場へ行くまでこのスーパーの存在に気づけておらず、苫小牧のマックスバリューで買出しを済ませていました。

市街地から近いのは便利なのですが、一方で、上の地図から分かるように、キャンプ場の近くを高速道路が走っており、滞在中も少しだけ車の走る音が聞こえ、せっかくの森の静けさを少しだけ奪っていました・・。

近くにあったポロト温泉は閉鎖・・

あと、ポロト湖の近くにポロト温泉という日帰り入浴施設があったようですが、残念ながら今は閉鎖とのことです。。

キャンプ場の管理棟でシャワーがあるので、それを利用すればよいでしょう。

ポロト湖と国立アイヌ民族博物館

白老町からキャンプ場へ向かう途中、右手にポロト湖と国立アイヌ民族博物館が見えます。博物館は今のところいったん閉鎖して改築中で、2020年4月に再オープンするそうです。

下の写真のように、湖の向こうに見える博物館はかなり巨大な建物で、オープンすれば大勢の観光客で賑わうスポットになるのではないかと思われます。

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ポロトの森キャンプ場の施設紹介

ポロトの森キャンプ場の施設を紹介したいと思います。

このキャンプ場の宿泊設備は、オートキャンプでないフリーサイトと、バンガロー5棟のみで、非常にシンプルなキャンプ場です。

とはいっても、以下に紹介するように、管理棟、シャワー室、トイレ、炊事場などキャンプ場として必要な設備はあるので、快適に宿泊できます。

管理棟・シャワー

下の写真は、キャンプ場の管理棟です。ここでキャンプ場の受付をします。テントをはじめ、キャンプ道具のレンタルもできます。また、入り口に自販機もあります。

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管理棟は中に入れるようになっており、下の写真のように、動物のはく製や写真などが展示されています。ポロトの森の自然について理解を深めることができます。

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さらに、便利なことにシャワー室まであります。1回200円で、特に時間制限とかなく利用できるのです。

下の写真のように、鍵付きの個室になっており、洗面台もあるので快適です。私もシャワー室はありがたく利用させてもらいました。

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注意点として、管理棟が利用できるのは9:00~17:00までで、それ以外の時間だと、シャワーや自販機は利用できないようです。。

フリーサイト

下の写真はフリーサイトです。広大な芝生のどこでもテントを張ることができます。トイレ・炊事場は、フリーサイト敷地内で適度にばらけて配置されています。

周囲の森と芝生で、自然を大いに感じられ、気持ちの良いサイトです。ただし、少し傾斜がある箇所が多く、平らな場所を見つけるのが大変かもしれません。。

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下の写真のように、キャンプファイヤーができるスペースもあります。

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荷物の搬入・搬出時のみ車乗り入れ可

フリーサイトはこのキャンプ場の中でも奥まった場所にあります(管理棟から150m進んだエリア)が、荷物の搬入・搬出時のみ車の乗り入れが可能です。下の写真のようにフリーサイトの周囲に狭いですが車道が整備されており、サイトに横付けして荷物の積み下ろしを行います。f:id:tripmyself:20190718223812j:plain

フリーサイトの料金は?

フリーサイトの1泊の料金は以下のようになっており、非常に安いです。普段利用している関東のキャンプ場の価格から考えると、ありえないくらい安いです!さすが北海道です。

  • 大人:400円
  • 小人(小中学生):300円

バンガロー

このキャンプ場には、5棟だけですがバンガローもあります。下の写真のように、立派なバンガローで、電気、ストーブも使えるようです。

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バンガローの料金は?

バンガローの利用料は1泊5,000円で、安いです。白老町民だと3,000円です。

トイレ

下の写真はトイレです。和式、洋式ともあり、綺麗に清掃されています。

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炊事場

写真はないのですが、トイレとは離れた場所に炊事場があります。夜もちゃんと電気が点いており、安心して利用できました。

ゴミ捨て場

北海道をキャンプ旅行するために、ゴミ捨て場は非常に重要です。生ごみをレンタカーに積んだまま移動したくないです。。

このキャンプ場ではしっかりゴミ捨て場が管理棟の横にあり、助かりました。

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遊歩道

キャンプ場の周囲は一面森になっており、野鳥や植物の宝庫となっています。そのため、下の写真の地図のように、いくつも遊歩道やサイクリングロードが整備されていました。

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一番気になったのは、下の写真にあるハリギリ巨木までの遊歩道です。ポロトの森は、森が深いだけあって、巨木を見るための散策路が整備されているのです。

私も歩きたかったのですが、3歳の娘が行っても戻るには時間がかかりすぎるとのことで、妻に反対されて行けませんでした、残念・・。

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あとキャンプ場の周囲には綺麗な水の小川が流れています。深緑の森の中を流れる川は非常に美しく、心落ち着くでしょう。子供は川遊びを楽しめるでしょう。

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フリーサイトに宿泊した様子

我が家がポロトの森キャンプ場のフリーサイトにて、テントを張った様子を紹介したいと思います。

下の写真のように、フリーサイトの広大な芝生にポツンと建つ水色のテントが我が家のテントです。地面は平たんに見えますが、実は微妙に斜面になっており、広い場所ですが、意外に張る場所を決めるのに苦労しました。。

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我が家が泊まった日は平日だったので、他のキャンパーは3組しかいませんでした。1組は外国人のおばさん2人組で、自転車が置いてあったので、ここらんのサイクリングロードを走って移動するのかもしれません。

料金は大人2人分だけなので、800円でした。

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関東から荷物を持ってきているので、そんなにたくさんのキャンプ道具を持ってこれず、タープはなしで、シートを敷いて炊事をしました。結構涼しい(フリースを着るくらい)ので、蚊もほとんどおらず、快適に過ごせました。 

近くを高速道路が走っているので、かすかに車の走る音が聞こえるのは、少し残念でした。

まとめ

北海道白老町にある、白老ふるさと2000年の森「ポロトの森キャンプ場」の施設や泊まった時の様子、感想を紹介しました。

白老町の市街地に近くて便利なロケーションにありながら、深い森の中で北海道の自然を感じながらキャンプできたのが良かったです。

また、シャワーなどありがたい設備が整っており、 フリーサイトの車乗り入れ可であるのが良かったです。それでいて料金は非常に安く、是非おすすめのキャンプ場です!