Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

【ブログ】スノーピーク鹿沼のフリーサイトでキャンプした感想と豪華な施設紹介

オープンしたばかりのスノーピーク鹿沼で冬キャンプした

スノーピーク鹿沼(栃木県)は2024年4月にオープンした、アウトドア用品メーカーのスノーピークが運営するキャンプ場です。キャンプだけでなく、温泉、ショップ、蕎麦屋、テイクアウトカフェなどの施設も複合しており、様々な楽しみ方ができるキャンプ場です。

スノーピークは主に高級な(高額な)キャンプ用品やメンズ/レディースファッション用品を扱うブランドで、それ以外にもキャンプ場、グランピング、レストラン事業なども展開しています。

高級品を扱うブランドが運営するスノーピーク鹿沼キャンプ場は、施設も高級感があふれるものでした。

私は妻、娘の家族3人で、2024年12月7日から1泊でスノーピーク鹿沼にキャンプしに行きました。

自宅から割と近い場所に位置するため、オープンして落ち着いた頃に行ってみようと考えていました。12月は寒いのでキャンパーが少ないだろうと予想し、早めの1.5ヶ月前に予約して訪れてみました。人は少ないとの予想でしたが、その予想に反し、どのテントサイトも満員状態で、キャンプブームの下火を感じさせない盛況ぶりでした。

やはりスノーピークのテントばかり

なお、我が家のテントは小川テントでしたが、やはりスノーピークのテントが多めの7割くらいでした。3割くらいはスノーピーク以外のメーカーでしたが、小川テントやコールマンは見かけず、ノルディスクなど海外の高級メーカーばかりに見えました。中でも我が家は小川テントの旧モデルであったので、若干恥ずかしかったです・・。

スノーピーク鹿沼のアクセス方法

スノーピーク鹿沼は、栃木県鹿沼市の上南摩町という、市街地から離れた里山の中にあります。最寄りの高速ICは都賀西方スマートインターで、下の地図のように、ICからキャンプ場まで車で約20分とアクセスは良いです。

なお買い出しするなら、キャンプ場から車で約10分のところにヤオハン粟野店(〒322-0303 栃木県鹿沼市久野398)があって、近くて便利でしょう。

スノーピーク鹿沼のテントサイト

スノーピーク鹿沼のテントサイトは以下のマップのようになっており、大半のスペースがフリーサイトで占められ、その他、電源付き区画サイトおよび林間区画サイトがあります。また、トレーラーハウス型のコテージ"住箱"が4棟あります。

フリーサイトへ車の乗り入れはできず、下のマップに示すA~Gの位置に駐車します。なお予約時は、A~Gのうちどのフリーサイトに泊まるかを指定する必要があります。温泉やショップがあるメインの建物や、トイレ/炊事場があるサニタリー棟などの位置関係から場所を選ぶと良いでしょう。我が家はフリーサイトDを選びましたが、場内のだいたい真ん中あたりでロケーション的にちょうど良かったです。

テントサイトの基本情報は以下です。

  • 開設期間:通年
  • 定休日:水曜日
  • チェックイン:13:00~
  • チェックアウト:~12:00
  • 料金:レギュラーシーズンの場合、フリーサイト 5,500円、林間区画サイト 6,600円、電源区画サイト 7,700円、住箱 24,200円
  • 温泉の入浴料:大人 700円、小人 350円

さすが高級なキャンプ場だけあって、レギュラーシーズン(冬期や平日)で5,500円とは料金高いですね。。夏期の連休のトップシーズンとなると、1泊8,250円となるようです。そこまで高いと行く気にはなりませんね・・。

我が家行った12/7は冬期のためか、土日でもレギュラーシーズン料金だったので、まだよかったです。

各サイトの写真を撮ったので以下に紹介しようと思います。

フリーサイト

フリーサイトは下の写真のように、だだっ広い原っぱとなっており、好きなところにテントを張れます。ただ難点として、駐車できる場所が決まっており、車から離れた場所だと荷物の持ち運びが大変となります。駐車スペースの近くはすぐに場所取りされる可能性あるので、早めの到着が望ましいでしょう。

写真で分かるように、高級そうなテントがずらっと並んでおり、まるでテントの展示会でした。コールマンのような安価なテントを張っている方はいませんでした。

電源区画サイト、林間区画サイト

電源区画サイトと林間区画サイトの写真はちゃんと撮れていませんでしたが、下のように、奥まった場所に広がっていました。車がサイトに横付けできるのは良いですが、いずれのサイトも結構料金高めなので、我が家はちょっと敬遠してしまいます。。

また、林間サイトは夏には良いかもしれませんが、冬は日が当たらないので、寒いのではないかと思いました。

住箱

下の写真はトレーラーハウス型の宿泊施設"住箱"で、エアコン、トイレ、洗面台、湯沸かし器などの設備がついています。さすがスノーピークだけあって、外観がおしゃれでした。中を覗くことができましたが、内装もシンプルなデザインでおしゃれでした。

テントサイトよりも少し高台となっているため、窓からテントサイトを眺めながら、ゆっくりできそうに思いました。

テントサイトのトイレ・炊事場・シャワー室

テントサイトのトイレ・炊事場・シャワー室の設備は、サニタリー棟として一体となっています。

水道はお湯が使用可能で、また、シャワー室はなんと暖房が効いており、寒い冬でも安心して利用できるようになっていました(温泉を利用する方が大半で、シャワーを利用する人は少ないかもしれませんが)。

サニタリー棟には、他に火消し壺、洗濯機、充電用コンセント(無料)など、ありがたい設備もついていました。これだけ充実したサニタリー棟は、他のキャンプ場にはあまりないかなと思います。

スノーピーク鹿沼のメイン施設

下の写真は、スノーピーク鹿沼のメインとなる建物ですが、ここにキャンプ受付所、スノーピークショップ、温泉、蕎麦屋、テイクアウトカフェが入っています。建物のデザインが圧巻でした。

ショップ

スノーピークグッズを多数販売しているショップが、キャンプ場受付の隣にありました。結構広くて、キャンプ用品だけでなく衣料品も扱っていました。

ただ、やはりありえないくらい値段が高いですね・・。スノーピークはコロナのキャンプブーム以降、業績悪くなったそうですが、こんなに高い商品を買えるのはごく少数の方でしょうから、納得でした。

タオル1枚で3,000円とかして、誰がこんなの買うのだろうと思っていたら、隣に持ち歩いている人がいて、好きな人は値段とか気にせず買うのだろうと感心してしまいました。

温泉

下の写真は、スノーピーク鹿沼の目玉となる、温泉施設の受付です。キャンプ場で温泉に入れるとは贅沢です。キャンプをしなくても、日帰り入浴も可能で、地元の方も訪れていました。

料金(大人 700円、小人 350円)はキャンプの宿泊料に含まれておらず、さらに、この料金で1回のみしか利用できないというのは残念ですが、それは贅沢すぎますかね。。

我が家もこの温泉は利用しました。内装は天然木で作られており、非常に雰囲気があっておしゃれでした。露天風呂もあって、広々とした外のスペースにおしゃれなスノーピーク製の椅子が置いてあり、良い雰囲気でした。

ただ、私はあまり感じなかったですが、妻が言うには露天風呂は塩素臭が結構したそうです。。

蕎麦屋、カフェ

温泉施設の隣には日光珈琲というテイクアウトカフェがあります。

そして下の写真のように、キャンプ場が位置する上南摩地区名産の、そば粉を使った蕎麦屋もありました。我が家は利用していませんが、ここは地元の方も訪れているようで、人気がありそうでした。チェックアウトしてから利用しても良いかもしれません。

我が家が泊まった様子

我が家がフリーサイトDに泊まった様子を紹介します。

我が家のテントは下の写真のように、小川テント旧モデルのツインピルツフォークです。場内を見て回りましたが、小川テントを張っている方は他にいないように見え(全モデルを把握しているわけではないですが・・)、ツインピルツフォークは古いモデルであるし、多少恥ずかしかったです。また、他のキャンパーの道具を見ても、ひとつひとつ高価そうなものを使っているので、その点も羨ましく思えました。

我が家が到着した14時頃には、すでにほぼサイトは埋まっていましたが、ラッキーなことに駐車スペースのすぐそばにテントを張ることができたので、荷物の持ち運びが楽でした。

この日は初冬で寒かったので、焚火が暖かったです。

食事は非常に質素で、うどんでした。翌朝はそのうどんの残りを食べたので、簡素に済ませました。我が家は特にキャンプの料理にこだわりがないのです。

他のキャンパーのテントからいいにおいがしてきたので、豪華な食事をとっていたのでしょう。

チェックアウトは12時なので、翌日は娘と遊びながらゆっくりと過ごし、片付けをして12時前に出発しました。

我が家はおしゃれキャンパーではないので、スノーピーク鹿沼は場違いでしたが、豪華な設備・施設や高価なスノーピークグッズ、他のおしゃれキャンパーを見るのが非常に刺激的で興味深く、行って良かったと思います。

まとめ

スノーピーク鹿沼のフリーサイトでキャンプして、場内の様子や設備・施設、我が家が泊まった感想などをまとめました。

料金は高いですが、ここまで豪華絢爛なキャンプ場は初めてで、非常に刺激的な体験となりました。いまや多くのキャンプ場がありますが、普段とは異なる贅沢気分を味わえるキャンプ体験をしたいなら、スノーピーク鹿沼は是非ともおすすめだと思います。