
赤城山は冬山登山の入門コースとして人気
赤城山は群馬県にある標高1,828mの日本百名山です。
登山口から山頂まで短時間で行けるため、多くの登山者に人気の山です。主峰の黒檜山山頂の少し先には展望ポイントがあり、谷川岳や上州武尊山などの山々を見渡すことができます。
赤城山は冬には積雪があって、登山道は雪で埋まるためアイゼンを使って登る必要があり、雪山登山となります。ですが傾斜は割と緩やかで危険箇所もなく、短時間で登れるため、雪山初心者の方に人気の登山ルートです。
手軽に冬山登山を体験して雪景色を楽しめるので、冬の赤城山はおすすめです。
真冬の1月に赤城山登山した
私は真冬の2026年1月24日(土)に赤城山を登山しました。その日は気温が低めですが天気は良く、赤城山の雪景色を期待して登山しました。
結果として快晴の中、雪の登山道歩きと雪を被った山々の綺麗な景色を堪能し、大満足の登山となりました。3時間程度の歩行で濃厚な体験ができたのが良かったです。
本記事では、今後登る方の参考となるよう、赤城山のアクセス方法、登山道の様子をまとめたいと思います。
赤城山のアクセス方法
車の場合
赤城山は群馬県前橋市にあり、最寄りの高速道路ICは関越道の赤城ICです。赤城ICから登山口に近いおのこ駐車場(無料、トイレ有)まで、約25km/35分で行くことができます。
おのこ駐車場は大沼(おの)湖畔に位置しており、冬はわかさぎ釣りをする人でにぎわっています。ここから赤城山登山口までは、車道を20分くらい歩いてアクセスします。
赤城山の主峰である黒檜山だけの往復登山であれば、以下の地図の黒檜山登山口駐車場(無料)を利用してもよいでしょう。
上記以外に、黒檜山から縦走で行ける駒ヶ岳の登山口に位置する駒ヶ岳登山口駐車場(無料)も利用できます。
なお、冬に車で行く場合、大沼周囲の道路は積雪や凍結箇所があるので、スタッドレスタイヤが必要です。
バスの場合
赤城山には前橋駅からバスで行くこともでき、冬でも運行しています。
前橋駅~あかぎ広場前(大沼湖畔)を運行しており、平日は4往復、土日祝は8往復の便があります。所要時間は1時間10分~1時間30分です。朝9時前~10時半くらいに到着する便に乗れば、夕方までに下山できるでしょう。
バス停は上の地図で示すおのこ駐車場前にあり、車でアクセスした場合と同様に、車道を歩いて赤城山登山口へ行きます。
冬の赤城山登山はアイゼンやチェーンスパイクが必要
冬の赤城山を登山するにあたって認識しておかなくてはならないのが、アイゼンかチェーンスパイクが必要ということでです。
赤城山の登山道は傾斜がそこまできつくないですが、雪が積もると滑ります。人が歩くことで、アイスバーンもできています。そのため、つるんと滑らないよう、滑り止めのためにアイゼンがかチェーンスパイクが必要なので、持って行くようにしましょう。
アイゼンは軽アイゼンでよく、10本爪や12本爪の本格的なものでなくてよいでしょう。
冬の赤城山登山道の様子を紹介
私が真冬の1月に行った時の、赤城山登山道の様子を以下に紹介したいと思います。
歩いたルートは以下で、おのこ駐車場から出発し、黒檜山山頂へ行った後、駒ケ岳を経由して駐車場へ戻りました。
※上の地図でスタート地点が駒ヶ岳登山口駐車場となっていますが、実際はその少し先のおのこ駐車場がスタート地点です。
この周回ルートのコースタイムは合計3時間半です。
おのこ駐車場から黒檜山山頂まで往復した場合のコースタイムも3時間半です。この駐車場を利用するなら、黒檜山~駒ケ岳の周回ルートを歩くとよいでしょう。
なお、黒檜山山頂までの往復登山をする場合、上に地図で示した黒檜山登山口駐車場を利用すると、コースタイムが2時間50分まで短縮できます。
おのこ駐車場~登山口
朝7時45分くらいに大沼湖畔にあるおのこ駐車場に到着し、準備して出発しました。大沼湖畔側の駐車場はわかさぎ釣り客でほとんど満車なので、向かいの駐車場(下の写真左側)に停めました。
ここから車道を20分ほど歩くと登山口に着きます。

車道を歩きながら、わかさぎ釣りをする人たちが見えました。

登山口に到着しました。ここはまだ完全に雪に覆われておらず、下の地面が見えている程度でした。ですがここでみなさんアイゼンを装着しており、確かにこの登山口でつけておくとよいと思います。登山道の斜面でつけるのは少し面倒です。
ちなみに私は今回全行程をアイゼンつけずに歩きましたが、やはりところどころ滑る箇所があったので、着けた方がよいと思いました。私が見かけた人は全員装着していました。

登山口~黒檜山山頂
登山口から登り始めるとすぐに、大沼を上から見下ろせるポイントに到着します。氷った大沼と、向かいに見える地蔵峠の景色が綺麗です。

その後登っていくと、登山道は雪だけの道となりました。ただ登山者が多いためしっかりとした踏み跡があり、迷うようなことはありません。

積雪量はそこまで多くなく、岩肌はまだ見えている状態でした。

ところどころ、下の写真のように大沼が見下ろせます。さっき見た時より高い位置から見下ろせています。

赤城山主峰の黒檜山山頂が見えてきました。

登るにつれて積雪量が増えてきました。ここまでくるとちゃんとした雪上歩行ができるようになります。

黒檜山山頂と駒ケ岳方面への分岐に到着しました。

分岐から少し歩くと黒檜山山頂に到着しました。
山頂からの眺望はあまり良くありませんが、下の写真の標識にあるように、ここから2分ほど歩くと絶景ポイントがあります。

絶景ポイント
絶景ポイントは下の写真のようになっており、燧ケ岳、皇海山、谷川岳、武尊山、浅間山など上州の数々の百名山を見渡せます。

具体的に見える山は、山頂の案内板に記載されていました。

展望ポイントからみた景色です。雪をかぶって連なる山々が美しいです。どれがどの山か、名前まで特定はできませんでした。。

下の写真の正面に見える山は迫力ありますが、谷川岳ですかね・・?


下の写真で遠くに見える山は浅間山だと思います。

枝に載った雪を近くに寄って写真に収めました。

黒檜山山頂は眺めが良くありませんが、この展望スポットは素晴らしかったです。私が行った日の天気は最高でしたが、冬はこのように晴れた日が多いので、天気予報(Windy.comなどの雲予報)をよく確認してでかるとよいでしょう。
黒檜山山頂~駒ケ岳山頂
黒檜山山頂を後にして、今度は駒ケ岳へ向かいました。
下の写真のような鳥居を経由し、登山道を下って行きました。駒ケ岳は標高1,685mで、黒檜山より標高が低いためか、かなり下った感じがしました。


下ったあと最後に登ると、駒ケ岳山頂に到着します。

駒ケ岳山頂は、さっき登った黒檜山山頂が見えました。

下の写真が、駒ケ岳山頂から見た黒檜山です。

駒ヶ岳山頂~おのこ駐車場
駒ケ岳山頂を後にして、さらに下山していきます。下の写真のような稜線を歩きましたが、連なる山と前橋市の街並みが見えて綺麗でした。

あっという間に駒ヶ岳登山口に到着しました。

駒ヶ岳登山口から歩いてすぐ、おのこ駐車場へ到着しました。
相変わらず、わかさぎ釣り客と登山客で大賑わいでした。10時過ぎに到着しましたが、ちょうど前橋駅からのバスが到着しており、大勢の登山客が下車していました。

まとめ
雪の絶景が見られる冬の赤城山登山は、雪山初心者にぜひおすすめの山です。
車だけでなくバスでもアクセスでき、コースが短くて傾斜もきつくなく、眺めも良いため、雪山入門として最高の登山スポットだと思います。
これから雪山登山を始めること方は、是非冬の赤城山登山を検討してみることをおすすめします。