
- ゴーキョピークトレッキングを個人で歩いた
- ネパール旅行の全体日程
- ゴーキョピークトレッキングのルート
- トレッキングの様子
- 高度順応を怠って高山病に
- ゴーキョピークからの絶景
- タンボチェのチベット寺院
- 途中の村の風景
- まとめ:ゴーキョピークトレッキングは一生の思い出
ゴーキョピークトレッキングを個人で歩いた
2009年12月20日から2010年1月5日までの16泊17日で、ネパールへ一人旅をしました。かなり昔のことなので、自分が撮った写真を見て記憶を呼び起こしながらこの記事を書きます。
16泊のうち、ゴーキョピークのトレッキングは12月22日から12月29日までの7泊8日でした。ガイドなしの個人トレッキングで、最高地点のゴーキョピーク(標高5,360m)まで登りました。
ゴーキョピークからは、エベレスト(8,848m)、ローツェ(8,516m)、マカルー(8,485m)、チョ・オユー(8,188m)という8000m峰を一望できる素晴らしい展望が広がっており、一生の思い出に残る体験となりました。

この標高5,360mは、それまで私が登った山の中でも最高地点で、未だにそれを越える標高へ登ったことはありません。ただし高度順応を怠ったため、ゴーキョ村で高山病による激しい頭痛にみまわれまたのは辛い思い出です。。幸い、フランス人の医師のトレッカーと出会い、一緒に下山してもらい、なんとか回復することができました。
ネパール旅行の全体日程
16泊17日の日程だったが時間が余った
ネパールには2009年12月20日から2010年1月5日までの16泊17日で行きました。
トレッキングの所要日数が分からなかったので、長めの日程としましたが、正直かなり時間が余りました。
カトマンズを観光する時間が1週間程度ありましたが、そこまでの時間は必要なかったです。カトマンズでは、タメルやパタンの町歩き、ボダナートなどの寺院巡りを楽しみました。


寺院巡りは楽しかったですが、1週間もカトマンズにいる必要はなく、もう少しトレッキングの日程を増やせばよかったとも感じました。

ゴーキョピークトレッキングのルート
歩いたルート
ゴーキョピークトレッキングで歩いたルートは以下の通りです。
カトマンズ→ルクラ→ナムチェ→ゴーキョ村→ゴーキョピーク→ゴーキョ村→ナムチェバザール→ルクラ→カトマンズ
写真から推定すると、具体的な移動ルートは以下のようになります。
- 12/22 カトマンズ空港→ルクラ空港(2,840m)→パウディン(2,610m)
- 12/23 パウディン(2,610m)→ナムチェ(3,440m)
- 12/24 ナムチェ(3,440m)→マッチェルモ(4,410m)
- 12/25 マッチェルモ(4,410m)→ゴーキョ(4,750m)
- 12/26 ゴーキョ(4,750m)→ドーレ(4,084m)
- 12/27 ドーレ(4,084m)→タンボチェ(3,867m)
- 12/28 タンボチェ(3,867m)→ナムチェ(3,440m)
- 12/29 ナムチェ(3,440m)→ルクラ空港(2,840m)→カトマンズ空港
ルクラへの飛行機は揺れが激しい
カトマンズからルクラへは、小型飛行機で移動しました。ルクラの空港は世界で最も危険な空港の一つとして知られており、山間部にある短い滑走路への着陸は、かなりスリリングな体験でした。

下の写真のように、ルクラの町並みが綺麗でした。

トレッキングの様子
冬の閑散期で快適だった
12月の冬の閑散期にトレッキングしたため、人が少なくて快適でした。ロッジも個室利用できたのが良かったです。繁忙期だと相部屋になることもあるようですが、閑散期は宿泊客が少ないため、個室を利用できました。

ポーターが重い荷物を運ぶ
トレッキングルート上では、ポーターが重い荷物を持ち運ぶ様子を何度も見かけました。彼らは驚異的な体力で、大きな荷物を背負って山道を歩いていました。


私は個人トレッキングだったので、自分で荷物を背負って歩きましたが、ポーターを雇えば楽に歩けたかもしれません。ただ、寝袋が重かったのですが、実際には宿に布団があるので使いませんでした。。
泊まったロッジの様子
トレッキング中は、村にあるロッジに宿泊しました。ロッジは簡素ですが、清潔で快適でした。

ゴーキョ村はさすがに標高が高いので寒かったです。布団はありましたが、壇ジャケットなど厚手の防寒着を着込んで寝ました。

食事はじゃがいも料理ばかり
トレッキング中の食事は、じゃがいも料理ばかり食べていた気がします。ダルバートやチャーハンもありましたが、じゃがいもを使った料理が多かったです。 標高が高い場所では、米や小麦粉よりもじゃがいもの方が栽培しやすいため、じゃがいも料理が主流なのだと思います。
高度順応を怠って高山病に
ナムチェで高度順応をスキップ
通常、ナムチェで高度順応のために2泊することが推奨されています。

しかし、私は時間がもったいないと思い、そのまま先へ進んでしまいました。 結果として一気に高度をあげたため、ゴーキョ村で高山病による激しい頭痛にみまわれました。。
ゴーキョ村で激しい頭痛
ゴーキョ村(標高4,750m)に到着した夜、激しい頭痛に襲われました。高山病の典型的な症状です。 翌朝、なんとかゴーキョピークへ登ることができましたが、下山時はふらふらになりながら歩きました。
フランス人医師との出会い
下山中、フランス人の医師のトレッカーと出会いました。私の様子を見て心配してくれ、一緒に下山してくれました。
そのままドーレあたりの宿に一緒に泊まり、標高を下げることで、徐々に体調が回復しました。

フランス人のサポートは非常に助かり、高山病の苦しさから解放することができました。トレッキング中の出会いは素晴らしいと実感しました。一人旅でも、困った時に助けてくれる人がいるのは本当にありがたいです。
ゴーキョピークからの絶景
8000m峰を一望できる
高山病で苦しみながらも、ゴーキョピーク(標高5,360m)へ登ることができました。 ゴーキョピークからの8000m峰の眺めは素晴らしかったです。エベレスト、ローツェ、マカルー、チョ・オユーという8000m峰を一望できる絶景が広がっていました。




この景色を見るために、遠くネパールまで来た甲斐がありました。高山病の苦しさも、この絶景を見れば報われます。

タンボチェのチベット寺院
帰りに寄ったタンボチェ
下山時、タンボチェ(標高3,867m)に立ち寄りました。ここにはチベット仏教の寺院があり、その雰囲気が素晴らしかったです。

寺院の中は静かで、厳かな雰囲気が漂っていました。マニ車を回したり、五色の旗を見たりと、チベット文化を感じることができました。

途中の村の風景
ヒマラヤの村の生活
トレッキング中、いくつもの村を通過しました。ヒマラヤの村の風景は、日本では見られない独特の雰囲気がありました。


石造りの家々、カラフルな旗、ヤクや馬などの家畜が歩く様子など、すべてが新鮮でした。



日本人登山家 加藤保男の碑
トレッキングルート上で、加藤保男の碑を見かけました。加藤保男は、日本の著名な登山家で、エベレスト冬季単独登頂に挑戦中に亡くなりました。
この碑を見て、ヒマラヤ登山の厳しさと、それに挑んだ登山家たちの勇気を改めて感じました。

他に、名前を聞いたことなかったですが、湯浅道男というドリュ北壁の日本人初登攀を成功した登山家の碑もありました。

まとめ:ゴーキョピークトレッキングは一生の思い出
ゴーキョピークトレッキングは、一生の思い出に残る素晴らしい体験でした。
おすすめポイント
- ゴーキョピークから8000m峰を一望できる絶景
- 冬の閑散期は人が少なく快適
- ロッジが個室利用できる
- タンボチェのチベット寺院の雰囲気が素晴らしい
- トレッキング中の出会いが素晴らしい
- 標高5,360mという高所体験
注意点
- ナムチェで高度順応のため2泊することを推奨
- 高山病のリスクがあるため、無理をしない
- 寝袋は必要ない(宿に布団がある)
- ゴーキョ村は寒いので防寒対策必須
ネパールのヒマラヤトレッキングは、日本では決して体験できない絶景と文化に触れることができます。

個人トレッキング(ガイドなし)も可能ですが、高山病のリスクを考えると、ガイドを雇うか、少なくとも高度順応をしっかり行うことをおすすめします。
それでも、ゴーキョピークから見た8000m峰の絶景は、一生忘れられない景色です。ネパールのトレッキングを検討している方には、ぜひゴーキョピークトレッキングをおすすめしたいです。