- 中国旅行で常時Wifi環境がほしかった
- 海外でも使えるWifiルータE5383S-327
- SIMカードは、China Unicom(中国聯通)のプリペイド 2GB/7日
- 日本で事前にAPNの設定
- まずは大都会の上海で使う
- 次に大都会の昆明で使ってみた
- そして田舎の元陽で使ってみた
- 都会でも田舎でも使えるWifiルータE5383S-327 + China Unicom SIMカード
- どのくらいの容量を使った?
- まとめ
中国旅行で常時Wifi環境がほしかった
私は2017年の年末年始に、中国の上海、昆明、元陽を一人旅しました。
旅行中は、移動時間やホテルでの空き時間が多いので、ブログの更新に時間をとりたいと考えました。また、滞在中新たに旅行情報を入手したり、Googleマップも使って現在地の確認もしたいと考えました。あと、株をやっているので、2018年1月4日と5日は、保有銘柄の株価も知りたかったのです。
そこで、事前にWifiルータと中国国内用プリペイドSIMカードを購入して持っていき、現地で常時Wifi環境がある状態にしました。
今回WifiルータとSIMカードを中国の都会(上海、昆明)と田舎(元陽)で使ってみたので、その感想をまとめたいと思います。
海外でも使えるWifiルータE5383S-327
事前に購入したWifiルータは、HuaweiのE5383S-327というモデルです。ネットで海外で使えるとの情報があり、かつ、レビューがそこそこ良かったものです。しかも、Amazonで中古製品がよく出回っていたため、美品の状態でより安く入手することができました(5,980円)。
SIMカードは、China Unicom(中国聯通)のプリペイド 2GB/7日
SIMカードは、China Unicomという中国の会社のプリペイドで2GB/7日のものを使用しました。Amazonで満足度の高いレビューばかりであったため、これを選びました。
中国では、政府の規制により、GoogleやFacebookなど貴重なサイトにアクセスできなくなっています。実際、今回私が中国泊まったホテルのWifiに接続すると、他のサイトは開けますが、Googleは開けません・・なんて不便なんだ!
その点、私が今回使ったChina UnicomのSIMカードは、香港経由のローミング接続の為、中国政府のネット規制対象外のようです。
中国で使ってみたところ、普通にGoogleにアクセスできました。お蔭で、ホテルや観光スポットの場所が分からないときに、Googleマップが大活躍しました。
日本で事前にAPNの設定
事前にAPNの設定は日本でやっておきました。設定方法は簡単で、以下の2つのAPNを設定しておきました。
- APN:3gnet、ユーザ名とパスワードは空欄
- APN:uninet、ユーザ名とパスワードは空欄
3gentは3G通信、uninetは4G通信の対応するそうです。また、それぞれ対応する地域が異なります。今回の旅行中、上海では3gnetに対応し、昆明と元陽ではuninetが対応していました。
まずは大都会の上海で使う
成田から上海浦東国際空港に到着してすぐ、Wifiルータの電源を入れ、とりあえずAPNを3gnetに設定すると、1分くらいで接続完了です。快適なインターネット環境を得ることができました。
以下の写真が接続状態です。
速度も、日本で使っているドコモのSIMカードのものと体感的に全く変わりません。また、途切れることもありません。
Googleもしっかりつながったので、Googleマップを使って、ホテルまでの道のりを案内してもらいました。
次に大都会の昆明で使ってみた
昆明では、なぜかAPNが3gnetだと使えず、uninetに設定すると使うことができました。昆明も雲南省の省都で大都会なので、上海と同様に、速度は速いですが、通信はたまに途切れることがありました。それでも、場所を変えるとすぐつながりました。
また、地下鉄の中では一時的に使えなくなる区間はありました。それもほんの数分の一時的なものなので、気になるほどではありませんでした。
接続が途切れると、以下の写真のような表示になります。
そして田舎の元陽で使ってみた
元陽は、昆明から南へバスで7時間くらいのところにあります。世界遺産にも登録されている見事な棚田が見られることで有名です。周囲は山に囲まれており、道端を牛が歩いているようなド田舎です。
元陽ではさすがにSIMカードによるネット接続は難しいだろうと考えていました。
ところが、つながります!
確かに、電波強度は少し弱い感じで、たまに途切れることもあるのですが、基本的に安定して使えました。こんな田舎で、Wifiルータ+SIMカードという文明的な電子機器を使えるとは驚きでした!
たまに途切れる時というのは、具体的に、バスに乗って移動しているときにはっきりわかりました。人家がほとんどない山の中を通過するときには、完全に途切れ、人家が出てくると、またつながりました。
都会でも田舎でも使えるWifiルータE5383S-327 + China Unicom SIMカード
WifiルータE5383S-327 とChina Unicom SIMカードの組み合わせは、私が今回上海、昆明、元陽で確認した結果から、中国国内において、都会でも田舎でも人がいるところでは使えそうだということが分かりました。
どのくらいの容量を使った?
ちなみに、今回の旅行でどのくらいの容量を使ったかというと、4GBです。
2GB/7日のSIMカードを2枚用意していたのですが、8泊9日の旅行で、8日目に4GBすべて使い切ってしまいました。
今回の旅行ではノートPCを持って行き、そのネット接続用に使ったので、それが容量をたくさん消費していたのではないかと思います。スマホだけだと、2GB以内で済んでいたのではないかと予想しています。
まとめ
WifiルータE5383S-327 + China Unicom SIMカードの組み合わせで、中国の都会(上海、昆明)でも、田舎(元陽)でも快適なWifi環境を手に入れられることを確認しました。
中国旅行へ行く方におすすめのWifiルータ+SIMカードの組み合わせだと思うので、是非参考にしてみてください。