- 那須高原の自在荘はどんな温泉旅館?
- 自在荘の場所、アクセス方法
- 泊まった部屋
- 自在荘の館内紹介
- 自在荘の夕食と朝食紹介
- おもてなしのこころが感じられるサービスが素晴らしい
- 周辺は観光スポットだらけでロケーション最高
- まとめ
那須高原の自在荘はどんな温泉旅館?
自在荘は、栃木県の那須高原温泉にある温泉旅館です。近くに御用邸(天皇や皇族の別荘)があり、自在荘の温泉は御用邸と同じ源泉を引いているとのことです。
部屋数が和室15室とこじんまりとした旅館ですが、特徴的なのは、スタッフのおもてなしが素晴らしいことです。気遣いの言葉、ちょっとした差し入れなど、他のホテル・旅館にはないきめ細やかなサービス精神を感じることができます。
2月に家族旅行で自在荘に宿泊
私は2020年2月10日から~2月11日までの1泊2日で、妻、4歳の娘の3人で那須旅行へ行き、自在荘に宿泊しました。暖冬のため、冬の時期ですが、道路に積雪はなく、外も思ったほど寒くなく、観光も楽しめました。
宿泊には、2019年に那須塩原市へふるさと納税を行って、その返礼品の宿泊券を利用しました。宿泊券は1泊2食の2人分まで対応するので、娘の分はチェックアウト時に支払いを行いました。4歳の娘は大人の半額となるようで、料金6,600円(税込)でした。
ふるさと納税の返礼品での宿泊でしたが、(それは関係なく)丁寧で愛想の良い対応で、気持ちよく癒されるひと時を過ごすことができました。
この記事では、自在荘についてアクセス、館内の様子、サービス、泊まった感想などをまとめたいと思います。
自在荘の場所、アクセス方法
自在荘は、那須高原温泉の温泉旅館・ホテルが密集するエリアにあります。周囲は那須高原の観光スポットが多数あり、魅力が詰まったエリアです。
地図上では、以下の印をつけた場所にあります。
最寄りの観光スポットでは南ヶ丘牧場がおすすめで、他には、那須温泉神社、藤城清治美術館、那須おもちゃ博物館などがあります。少し車を走らせると、那須どうぶつ王国もあります。
南ヶ丘牧場は、自在荘から車で10分くらいで行くことができ、羊や馬など牧場の動物に触れ合え、那須高原らしい観光スポットでおすすめです。
自在荘の最寄りの高速ICは、東北道の那須ICで、車で約11km、約15分で着きます。
路線バス(関東自動車)で行くこともでき、"新那須"バス停から自在荘まで徒歩5分です。
泊まった部屋
自在荘で我が家が泊まった部屋を紹介します。
ふるさと納税の宿泊券なので、部屋のグレードは"スタンダード"だと思います。他に、和洋室や露天風呂つき客室もあるようですが、結構値段高いのでしょう。。
我が家が泊まった部屋は、下の写真のように広々した和室で、家族3人で十分な広さでした。チェックイン時、テーブルには饅頭、お茶が用意してあり、長距離ドライブ後に一息つけました。
窓からは、那須高原の景色が見渡せます。
湯沸しポットだけでなく、氷水の入った魔法瓶も置いてあったのが良かったです。あと寒い時期で、当然暖房強めにするので、加湿器があったのもありがたかったです。
下の写真は、洗面所、トイレです。温泉に入ったため、シャワー室は使っていません。トイレは少し狭いですが、ちゃんとウォシュレットでした。
自在荘の館内紹介
自在荘の館内の様子を紹介したいと思います。
下の写真は、私が泊まった2階のロビーの様子です。和の雰囲気がなんとも落ち着きます。各客室の扉の横には、"~様"と掲示してあり、宿泊者それぞれを、大切にもてなしているという気遣いが感じられました。
下の写真は、フロント前にある、おみやげ物を扱う売店です。部屋においてあったお菓子もここで買えます。
地下には大浴場と家族風呂があります。
下の写真は大浴場入り口と中の様子です。温泉は御用邸と同じ源泉というだけあって、泉質はぬるぬるしており、気持ち良かったです。露天風呂はぬるくてずっと入ることができましたが、さすがに2月の外は寒かったです。。
30分だけですが、家族風呂を無料で利用することができました。下の写真で、滝見の湯と掲示がある扉の奥に、家族風呂があります。フロントへ利用したい時間を伝えておき、時間になったら鍵を受取りに行きました。
家族風呂は、下の写真のように、窓を開けられるようになっており、半露天風呂として楽しめました。お湯は熱めだったので、出たり入ったりしました。
地下のフロアには、かなり狭いですが、以下の写真のように、ゲームコーナーもありました。あと自販機もあり、湯上りにくつろげるスペースもありました。
自在荘の夕食と朝食紹介
自在荘で食べた夕食と朝食を紹介します。
下の写真は夕食で、温泉旅館らしい創作料理でうまかったです。味付けに工夫が感じられ、満足のいくものでした。
下の写真は、娘の夕食(お子様ランチ)で、デザートが豪華で大喜びでした。
ただ、甘いものばかり食べて、おかずの方はあまり手をつけず、余ったのを私がほとんどもらいました。。
さらにおまけでお菓子の詰め合わせ(下の写真の左の方)までもらってました。甘いものばかり食べ、妻が体に悪いのではないかと心配していました。。
下の写真は朝食です。朝食はびっくりするくらい品数豊富で新鮮で、味も良かったです。これまで泊まった他の温泉ホテルの朝食はバイキングが多かったですが、そうでなくとも自在荘の場合、朝食は十分な量で、しかも大量生産のバイキングより、作りたてでおいしいのは良かったです。
おもてなしのこころが感じられるサービスが素晴らしい
自在荘の最大の特徴は、おもてなしです。私も宿泊してみて、実際におもてなしのこころを大いに感じることができました。
具体的におもてなしが感じられたエピソードは、特に以下の4つです。
1.チェックインが簡易
到着してすぐくつろげるよう、チェックインが簡易だったのが良かったです。
普通のホテルでは、チェックイン時にフロントで名前を記入して部屋の鍵をもらいますが、自在荘では、名前を言っただけですぐに部屋へ案内され、受付や説明は、チェックインした約1時間後くらいに、スタッフが部屋を訪れて説明してくれました。
チェックインの手続きや待ち時間の煩わしさを解放してくれる、素晴らしい対応だと思いました。
2.靴下の差し入れ
私が行ったのは2月で寒い時期だったのですが、それを見越してか、部屋でくつろいでいると、なんとスタッフから下の写真の靴下の差し入れが!
まさか旅館で靴下をもらえるとは思ってもおらず、感動してしまいました。かゆいところに手の届くサービスだと思います。
もらった靴下は、すでに履いているものに2重履きさせてもらいました。
3.夜食の差し入れ
家族風呂に入って戻ると、なんと、部屋のテーブルにいなり寿司が置いているではありませんか!横にはお夜食とのメッセージ書きがありました。すでに夕食をたくさんもらったのに、夜食まで出してくれるとは、素晴らしいサービス精神だと思います。
いなりは、夕食をあまり食べなかった娘がお腹すいていたので、2つともおいしそうに食べていました。
4.朝食時の写真撮影
朝食時に食堂へカメラを持っていっていたのですが、スタッフの方から、"写真を撮りましょうか?"と申し出があり、家族写真を撮ってもらいました。
大きな温泉旅館やホテルではなかなかこのような場面はなく、おもてなしのこころが感じられました。
また朝、夕ともに、食事のときは担当のスタッフが気軽に話しかけてくれ、過ごしやすい雰囲気作りをしてくれたのは非常に良かったです。
周辺は観光スポットだらけでロケーション最高
自在荘は那須高原温泉の中で、周囲に多くの観光スポットが多い、便利なロケーションにあります。那須高原は広大なエリアに、いろんな魅力的な観光スポットが点在していますが、自在荘はそのエリアの中心付近に位置しているので、どのスポットにもアクセスしやすいでしょう。
数ある観光スポットの中でも私は、4歳の娘も楽しめるよう、南が丘牧場とりんどう湖 LAKE VIEWへ行きました。写真を紹介したいと思います。
南ヶ丘牧場
下の写真は南が丘牧場です。真冬の時期で利用可能な施設は制限されていましたが、ちゃんと動物はいて楽しめました。しかも入場無料です。
真冬ですが、ソフトクリームも販売しており、食べましたが、濃厚でうまかったです!
那須りんどう湖 LAKE VIEW
自在荘をチェックアウトした後、那須りんどう湖 LAKE VIEWへ行きました。
ここも真冬なので、利用可能な施設は制限されていたし、入場料も安く設定されていました。実際、園内は風がビュービュー吹いて寒かったですが、屋内で楽しめるアクティビティもあり、それなりに楽しめたので、人が少なく、料金が安く済む冬期も、悪くないと思いました。
屋内では、下の写真のように、ふわふわランド、牛舎、猫とのふれあいなどを楽しめました。
まとめ
那須高原にある自在荘のアクセス、館内・サービスや泊まった感想をまとめました。
他のホテルや旅館と比べ、日本人の長所であるおもてなしのこころを大いに感じられる、素晴らしい旅館でした。
那須温泉エリアは観光スポットもたくさんあり、レジャー過ごすには最適なところです。那須旅行へ行き、自在荘のような良い温泉旅館に泊まると、思い出に残る旅行となること間違いなしだと思います。自在荘、是非ともおすすめします。