かわせみ河原はどんなキャンプ場?
埼玉県寄居町にあるかわせみ河原は、荒川の河川敷を整備して作られたキャンプ場です。目の前に荒川を見ながら、砂利の上にテントを張ってキャンプできます。サイトは、車両が乗り入れ可のオートフリーサイトで、好きな場所にテントを張れます。
料金安い
このキャンプ場が特徴的なのは、料金が非常に安いことです。
オートフリーサイトだと普通4,000円くらいかかるイメージですが、なんと1日500円です。1日というのは、24時間ではなく、当日利用分です。デイキャンプなら500円、1泊するなら1,000円となります。
時間制ではないので、チェックアウト時間も決まっていないのです。土曜日の朝早くにテントを建て、日曜日の夕方に帰るということもできるのです。
家族で冬キャンプした
私は2020年1月11日~1月12日の1泊で、妻、4歳の娘の3人でかわせみ河原にてキャンプをしました。
かわせみ河原は、名前に"キャンプ場"がつかないし、大きく宣伝してるわけでもないので、知らないキャンプ場だったのですが、冬キャンプをするため、グーグルマップで検索しまくり、みつけることができました。我が家からアクセスが良さそうで、料金安いし、キャンプ場近くにある川の博物館で子供が楽しめそうだったので、行くことにしました。
真冬の時期で寒さが心配だったのですが、日中の日差しで割と暖かく、かなり楽しむことができました。
かわせみ河原の場所、行き方
かわせみ河原は、以下の地図で印をつけた、埼玉県寄居町の荒川河川敷にあります。
関越道の花園ICから約4km、車で約10分なので、アクセスは非常に良いでしょう。都心から訪れる人も多いと思います。
下の写真は、かわせみ河原にあった案内図です。かわせみ河原は地図の右の方にあり、そばには温泉施設(ただし、お湯は赤城の方から宅配されるもの)を持つかわせみ荘や、川の博物館があります。
また、キャンプ場から約500mのところにセブンイレブンがあるし、数km行くと人気の道の駅花園(国道140号沿い)があったりと、便利でアクセスの良いロケーションです。
テントサイトの様子
かわせみ河原のテントサイトは、下の写真のように、特に区画はなく、好きな場所に車を停めてテントを張ります。
場内の車道は、基本的に砂利道なので、場所によってはタイヤが沈んで車が動かなくなってしまう可能性もあります。。慎重に進んで場所選びをする必要あるのです。
管理棟付近は比較的しっかり砂利が固めれていますが、奥の方へ行くほど、沈みやすくなっているようです。
あと、砂利の上にテントは張るのですが、ペグが刺さりづらいです。。刺さっても、少し力を加えるとすぐ抜けてしまいます。
そこで下の写真のように、大きな石を使ってペグや張り網を固定する必要あります。他のキャンパーが過去に使ったらしき石がそこらへんにごろごろ転がっているので、それらを拾って使うとよいでしょう。
テントサイトからは、北側に荒川とその奥にヤマダ電機およびラブホテルが見えます。
南側は、川の博物館の大きな水車が見えます。
我が家のテント
我が家のテントは、小川キャンパルのツインピルツフォークです。1月ですがそこまで気温が低くなく、5~10℃くらいあったので、昼間はテントを開放状態にして過ごせました。
ただ夜はやはり寒く、テントの中へ石油ストーブを持ち込んで、暖まりました。
朝は下の写真のように、寒くて霜が降りていました。
下記の記事に書いた、冬用のコールマンの寝袋を使い、夜も暖かく眠ることができました。
キャンプ場の設備
かわせみ河原のキャンプ場設備を紹介します。
下の写真はテントサイトの入り口兼管理棟です。ここで受付をします。
私が行ったときは、管理人がいなかったので、下の写真の料金投入口へお金を入れました。料金は上にも書きましたが、1泊で1,000円と格安です。
後で管理人が「お金払いましたか?」と各テントを聞いてまわっていました。
なんとありがたいことに、このキャンプ場ではゴミ捨て場もあります。だいたい格安キャンプ場だとゴミは受けつけてくれないので、ありがたいです。
下の写真の右側が炊事場で、左側がトイレです。ここは、テントサイトと道路を挟んで向かい側にあります。テントサイトから遠いし、わざわざ道路を横切る(車通りは少ないですが)のは面倒でした・・。
あと、炊事場はテントサイトの広さに比べれば少し狭いかも。
トイレは下の写真のように立派でした。ありがたいことに、暖房便座までついていました。冬キャンプの際、暖房便座は助かります。
下の写真は売店のはずですが、冬はやっていませんでした。夏はやっているのだろうと思います。
ちゃんと自販機もありました。
かわせみ河原の周辺施設
かわせみ河原の周辺施設を紹介したいと思います。
川の博物館
川の博物館は、かわせみ河原から歩いて5分くらいのところにある、荒川と水をテーマにした博物館です。キャンプ場からも、施設内にある大きな水車が見えて目立ちます。
私は入っていないのですが、妻と娘が入場して楽しんでいました。
荒川と人のくらし、川の文化や自然、いろんな水車の展示などが楽しめます。妻の話によると、小さい子供も楽しめるように作られており、おすすめとのことです。
お風呂に入れる施設は"かわせみ荘"か"かんぽの宿寄居"
かわせみ河原の向かいに、下の写真のかわせみ荘というお風呂(毎月第1~3土曜日・第4日曜日は宅配された温泉)にはいれる施設があるのですが、利用時間が10:30~16:00と夕方閉まるのが非常に早いです。。キャンプ場利用者にとっては、使いにくい時間帯だと思います。
そこで我が家は、車で少し行ったところにある、かんぽの宿寄居の日帰り入浴を利用しました。
キャンプ場からかんぽの宿までは、下の地図のように、約7km、車で13分です。
下の写真は、かんぽの宿のフロントです。
日帰り入浴の受付は10時30分~18時までで、10時45分~19時まで入れます。
入浴料は大人800円、小学生以上400円でした。
お湯は、一応金山温泉という温泉で、かなりヌルヌルの泉質で気持ちよかったです。あと、温泉は建物の屋上にあるので、昼間だとかなり眺め良さそうです。
まとめ
荒川の河川敷にある、かわせみ河原でキャンプしたので、その様子や感想をまとめました。
砂利で少しテントが建てにくい、トイレが遠いなどのデメリットがありますが、オートサイトなのに料金が安い、好アクセス、川の博物館を楽しめるなど、メリットが大きくおすすめのキャンプ場です。
また、標高が低いので、冬でもそこまで気温が低くならないので、秋から春にかけて特におすすめしたいキャンプ場といえます。