- "ワイルドフィールズおじか"はどんなキャンプ場?
- ワイルドフィールズおじかのフリーサイトに宿泊
- ワイルドフィールズおじかのアクセス方法
- ワイルドフィールズおじかの宿泊施設
- ワイルドフィールズおじかの設備・サービス
- 私がフリーサイトに泊まった様子
- まとめ
"ワイルドフィールズおじか"はどんなキャンプ場?
ワイルドフィールズおじかは、栃木県と福島県の県境付近の日光市横川地区に位置するキャンプ場です。
周囲は山ばかり、民家がぽつぽつあるだけのエリアで、近くに目立った観光スポットもありません。よくこんな場所にキャンプ場を作ったな、と思わせる自然いっぱいな場所にワイルドフィールズおじかはあります。
近くの観光スポットは野岩鉄道の男鹿高原駅?
近くの観光スポットとしてあえていうなら、キャンプ場から約4kmのところに、秘境駅として有名な野岩鉄道の男鹿高原駅があります。周りに家や店もない場所なので、利用者が少なく、1日あたり乗降客数は約0.24人(2020年)とのことです。。
なぜこんなところに駅があるのか、という疑問を抱かせるところが、秘境駅としての魅力なのでしょう。
アウトドアショップのWILD-1が運営
ワイルドフィールズおじかは、主に関東から東北へ展開するアウトドアショップのWILD-1が運営しているキャンプ場です。WILD-1は、キャンプ、登山、釣りなどのアウトドア用品を扱うショップで、扱うブランドはスノーピークやパタゴニアなど、割とおしゃれで高級なアウトドアブランドが多い印象です。店内も、登山用品を扱う石井スポーツとかと比べるとおしゃれな雰囲気です。
そのWILD-1のコンセプトは、"いつも人と自然のそばに"とのことで、大自然の中キャンプを楽しめる、ワイルドフィールズおじかの設置場所も納得です。
サイトはオートサイトはなし。全てリヤカーで荷物を運ぶ
ワイルドフィールズおじかのサイトやコテージは、全て車の乗り入れ禁止で、荷物はリヤカーを使って運びます。車の乗り入れ禁止にしているのは、自然に配慮したものと思われます。
リヤカーは、下の写真のようにかなり大きなサイズで、一度にたくさん荷物を運べるので、テントサイトを2~3往復すれば運べるでしょう。まあ、大変ではありますが。。
ゴミは全て持ち帰り。灰は捨てられる。
それから、このキャンプ場ではゴミは全て持ち帰りとなっています。
ゴミ収集車もこんな山奥までこないのかもしれませんね。。また、サイトにはカラスが何匹も居座っており、いつも食べ物を狙っていたので、その対策としても持ち帰りは良いかもしれません。
ワイルドフィールズおじかのフリーサイトに宿泊
私は2024年6月末にワイルドフィールズおじかのフリーサイトを利用し、大自然の中でのソロキャンプを大いに楽しむことができました。本記事では、ワイルドフィールズおじかの施設やサービス、フリーサイトに泊まった感想をまとめたいと思います。
ワイルドフィールズおじかのアクセス方法
ワイルドフィールズおじかは栃木県日光市の横川地区にあり、最寄りのICは西那須野塩原ICで、約34km、車で45分くらいかかります。那須塩原温泉のいろんな観光スポットを経由するので、行きか帰りに立ち寄ってもよいでしょう。
また、今市ICからも行くことができ、下の地図のように、約50kmで1時間10分くらいかかります。距離は結構ありますが、道は割と空いているので、快適に走れるでしょう。途中に鬼怒川温泉や川治温泉を経由するので、時間があれば立ち寄ってもよいでしょう。
福島県側からは、南会津町方面からもアクセスすることができます。
なお、キャンプ場周辺にはお店やスーパーはなく、買い出しは車で片道30~40分かかるため、あらかじめ済ませておくとよいでしょう。
ワイルドフィールズおじかの宿泊施設
ワイルドフィールズおじかの宿泊施設は、コテージ、区画サイト、フリーサイト、バイクツーリングサイトの4種類あります。
コテージ
コテージは、それぞれ形状が異なり、6種類あります。HPによると、形状だけでなく設備の内容も異なっており、中でも、薪ストーブや薪サウナがついているものもあるようです。薪サウナは気になるので泊まってみたいですね。
1泊10,000円または20,000円とのことで、種類によって料金と最大利用人数が異なっています。
区画サイト
区画サイトはひとつひとつが広々としています。隣のサイトと数m以上は離れているため抜群のプライベート感がありました。
下の写真はある一つのサイトですが、大型のテントを張っても、まだまだ空きスペースを確保できそうです。木々に囲まれて涼しそうで、雰囲気も良いです。また、ベンチ付きなのも良いです。
1泊5,000円(6名)+駐車料金500円とのことです。
フリーサイト
私が利用したフリーサイトです。mapではNo.9~No.11の3種類となっていますが、それぞれ丸太でサイトを2つずつに区切っていました。フリーサイトも十分な広さで、大型テントを張っても余裕がありました。
私が利用したときは、他に利用者がおらず、完全にプライベート感を保てましたが、他にキャンパーがいたとしても、各サイトが広いので、隣との距離をある程度保つことができると思います。
1泊1,000円(1名)+駐車料金500円です。私はひとりで利用したのですが、1泊1,500円と格安でした!
バイクツーリングサイト
下の写真の右の方にあるのが、バイカーのためのテントサイトです。ここはバイクの乗り入れ可能となっていました。
1泊1,000円(1名)+駐車料金500円です。
チェックインとチェックアウト時間
コテージはチェックイン14:00、チェックアウト10:00で、テントサイトはチェックイン13:00、チェックアウト11:00です。
なお、チェックアウト時刻を少しでも過ぎると、追加料金(1,000円/1時間、1名200円/1時間)とられるとのことでした。きっちりしていますね。
ワイルドフィールズおじかの設備・サービス
ワイルドフィールズおじかの設備・サービスを紹介したいと思います。
管理棟(受付、売店、レンタル、シャワー室、トイレ)
管理棟は受付、売店、レンタル、シャワー室、トイレが一体となっています。売店ではキャンプ用品、カップ麺、飲料などを売っていましたが、品数はそこまで多くなかったです。自販機はないので飲料が必要なら、ここで買うことになります。
暑くてペットボトルの炭酸水を買いましたが、すごく冷えていて旨かったです。
割り箸を忘れたので買おうとしたらなくて、スタッフに聞いたら、奥から出してきてタダくれました、助かりました。
シャワー室(無料!)
シャワー室はなんとコイン式ではなく、無料で利用できました。シャワーは3つあり、ありがたいことに、シャンプーとボディーソープをそれぞれ常備していました。
ただし、貴重品置き場やコインロッカーはなく、荷物は自分で管理することになります。
トイレ・炊事場
トイレと炊事場は、下の写真の建物内に収まっていました。
トイレは洋式で清潔に保たれており、炊事場にはたわしと洗剤が常備してあるのが、ありがたかったです(ただし、スポンジはなし)。また、ガス給湯器が一つだけありましたが、お湯をどうやって出すのかはよく分かりませんでした。。
男鹿川で渓流釣り、川遊びができる
キャンプ場内には男鹿川が流れており、水量もそれほど多くなく、流れも緩やかなので、水遊びができそうでした。あと、渓流釣りをしている人を見かけました。
渓流釣りについては、キャンプ場の受付で遊漁券の購入が可能でした。私が行った時は、キャンプ場からさらに奥へ続く林道を進み、男鹿川の上流へ向かう方を何人も見かけました。ちょうど渓流釣りのシーズンだったのでしょう。
男鹿池でカヤックもできる
キャンプ場の敷地内には、男鹿池という小さな池があり、これがキャンプ場の雰囲気を引き立てています。周りの木々とマッチして、美しい自然景観を演出しています。
池のそばにはカヤックが置いてあり、レンタルして池の中でカヤックを楽しめるようでした。私が行った時は、やっている人はいませんでしたが、ここでカヤックとは気持ち良さそうですね。
私がフリーサイトに泊まった様子
私がフリーサイトに泊まった様子を紹介したいと思います。
まずは駐車場からリヤカーに荷物を載せて運びました。フリーサイトは他の区画サイトより少し遠いですが、キャンプ場真ん中の舗装道をまっすぐ進むだけなので、リヤカーを押しやすかったです。2往復で運ぶことができました。
私はこの日フリーサイト独占だったので、一番手前のNo.9のサイトに張りました。
芝生で周囲に木々があり、非常に気持ちの良いサイトでした。広々したサイトを独占でき、贅沢感と幸福感を大いに感じることができました。
割と大き目の、Ogawaテントのツインピルツフォークを張りましたが、これでもサイトのスペースに対して5割か6割くらいしか使っていません。本当に広いサイトでした。
夕食と朝食はかなり適当で、夕食はレトルトパスタ+魚肉ソーセージ、朝食は棒ラーメン+魚肉ソーセージで済ませました。
あとはスマホで動画見たり(電波はばっちり入ります)、散歩したり、焚火したりで、大自然の中ゆっくり過ごすことができました。
まとめ
WILD-1運営のキャンプ場「ワイルドフィールズおじか」の設備・サービスや、フリーサイトに宿泊した感想をまとめました。
大自然に囲まれた風光明媚なキャンプ場で、プライベート感抜群の広々快適なテントサイトでキャンプを楽しむことができる、素晴らしいキャンプ場です。
周囲に観光スポットやお店がないですが、それが逆にこのキャンプ場がいかに大自然の中にあり、キャンプ場とふさわしい場所にあるかを表しています。
自然と一体となってキャンプができるワイルドフィールズおじかは、是非ともおすすめしたいキャンプ場です。