- 軽井沢のキャンプ場"アウトサイドベース"(outside BASE)とは?
- アウトサイドベース(outside BASE)はどこにある?アクセス方法は?
- アウトサイドベース(outside BASE)のテントサイト紹介
- アウトサイドベース(outside BASE)の施設・設備
- 周辺の自然景観も見どころ
- まとめ
軽井沢のキャンプ場"アウトサイドベース"(outside BASE)とは?
アウトサイドベースは群馬県の北軽井沢にあるキャンプ場です。
快適生活研究家・田中ケンという方(私は知りませんでしたが有名人のようです)がプロデュースしたことで人気のキャンプ場のようです。この方、ファッション雑誌のモデルもやっていたようで、そのためか、キャンプ場もおしゃれな作りになっています。おしゃれなデザインの管理棟が目につき、中に入ると、多くのおしゃれグッズ(オリジナルTシャツなど)が売っていました。
このキャンプ場は、軽井沢の高原の美しい自然環境を最大限に生かして作っており、まさに自然と一体となってキャンプを楽しめるでしょう。テントサイトには、下の写真のようなカラマツが林立しており、それらの間にテントを張ります。サイトは、車両乗り入れ可のフリーサイトとなっています。区画は決まっていないですが、車乗り入れ可なので、快適にキャンプできるでしょう。
紅葉狙いで家族でキャンプした
私は2021年10月24日から1泊で、妻、娘とともにアウトサイドベースでキャンプしました。紅葉を狙って行ったのですが、ちょうどカラマツ林が紅葉しており、とても美しかったです。美しい木が立ち並ぶこの林の中は、なんとも幻想的な雰囲気で、非日常を感じることができ、是非ともここでのキャンプをおすすめしたいと感じました。
アウトサイドベース(outside BASE)はどこにある?アクセス方法は?
アウトサイドベースは、群馬県の北軽井沢にありますが、位置的には軽井沢の中心部からは離れたところにあります。その分自然が多い環境といえます。
地図上では以下の場所に位置し、最寄りの上信越道の碓氷軽井沢ICからは33km、約43分かかります。関越道の前橋ICからだと、54km、約1時間21分となり、さらに時間かかります。キャンプ場を作る際、多少アクセス悪くても、自然が美しい立地を選んだことが窺えます。
食材の買い出しは、約5km先にスーパー大津北軽井沢店がありますが、もっと大きいスーパーなら、軽井沢中心部のツルヤ軽井沢店とかの方が良いでしょう。
アウトサイドベース(outside BASE)のテントサイト紹介
アウトサイドベースのテントサイトは、上の写真のカラマツが林立する間のどこでも張れるフリーサイトとなっています。車も乗り入れも可能です。
このカラマツが等間隔に立ち並ぶ風景が本当綺麗で、この空間にテントを張ると、なんとも非日常感を味わさせてくれます。このカラマツ林がこのキャンプ場最大の魅力だと思います。
一見すると木が邪魔でテント張れるないかも、と思ってしまいますが、実際に行ってみると、車が通れるようなスペースがあり、大きなテントでも張れるようなスペースがいくつもあります。ただ場所選びは悩まされ、トイレや炊事場から近いか、傾斜がないか、スペースは十分あるか、などいろいろ確認して選ぶ必要あります。
人気キャンプ場なので利用者も多いため、私も利用しましたが、アーリーチェックインを利用してじっくり場所を選ぶとよいと思います。
なお、チェックインは14:00、チェックアウトは13:00となっており、チェックアウトが13:00までOKというのはポイント高いと思います。昼飯を作って食べてチェックアウトできます。
利用料金は2021年5月現在、オンシーズン:4,500円、ハイシーズン:6,500円となっており、ハイシーズンは高いですね。シーズンカレンダーはHPの空室状況で確認できます。夏休みや連休のときはハイシーズン料金となるようです。あと、冬は極寒ですが、通年営業のようで、そこはありがたいです。
アーリーチェックインの料金は以下のようになっています。
9:00~宿泊代50% / 11:00~宿泊代30% / 12:00~宿泊代20% / 13:00~宿泊代10%
レイトチェックアウト料金は以下のようになっています。
~14:00宿泊代10% / ~15:00宿泊代20% / ~16:00宿泊代30%
我が家が泊まったサイト
我が家は下の写真の場所にテントを張りました。テントの真ん中の木が微妙に邪魔だったのは、張った後に気づきました・・。
とはいえ、周囲に木があるお陰で、他のキャンパーと距離を空けることになり、プライベート感が保たれるというメリットを感じられました。
下の写真のように、車はすぐそばに置くことができました。
10月の軽井沢は非常に寒く、ストーブ、ダウンジャケット、冬用寝袋を持っていき、しっかり寒さ対策をしていたのは良かったです。
アウトサイドベース(outside BASE)の施設・設備
アウトサイドベースの施設や設備は、人気キャンプ場だけあって、高規格でした。その様子を紹介したいと思います。
建物がおしゃれ
アウトサイドベースの建物は外観がおしゃれです。カラマツ林の風景に合うようにデザインされており、自然の中の人工物であっても違和感を感じさせません。茶色の建物はコテージ、青色の建物はトイレ/炊事場ですが、いずれも自然に溶け込んでいます。
下の写真は、炊事場です。
管理棟
こちらは管理棟で、中に受付と売店があります。売店ではキャンプ用品とおしゃれグッズが売っていました。
コテージ
アウトサイドベースには、フリーサイトだけでなく、コテージにも宿泊できます。
コテージはフリーサイトエリアの隣に位置し、フリーサイト同様に、建物は林の中にあり、やはり良い雰囲気です。
炊事場
下の写真は、炊事場建物内の様子です。寒い冬にありがたいお湯の蛇口もあるし、洗剤も常備しています。
トイレ
下の写真はトイレです。洋式もあります。ちゃんと洗面台があり、コロナ対策もしっかりされていました。
お風呂もある!
なんと、このキャンプ場にはお風呂(ただし温泉ではない)がついています。普通キャンプ場には、温泉施設が併設していることはよくありますが、お風呂の設備を持ったキャンプ場はなかなかないと思います。
利用時間が決まっているので、混雑を避けるため、私は開始時間早々に行って、利用してみました。
下の写真のように、普通に洗面台や脱衣所があります。確かコインロッカーはなかったので、そこは少し心配に感じるかもしれません。
お風呂にはシャワー設備もあるため、体を洗うこともできました。石鹸やシャンプーはないので、私は事前に用意して持っていきました。ネットの口コミでシャワーの水量が少ないとあった気がしますが、私は他に誰も利用客いなかったせいか、そのようには感じませんでした。
あと、露天風呂もありましたが、コロナ対策のため、私が行ったときは利用できませんでした。
軽井沢の10月末は非常に寒かったので、お風呂で体を温めることができたのは非常に良かったです。
手作り遊具
管理棟前には、下の写真のように、木材を組み合わせて作った遊具がありました。
私の娘も夢中で遊んでいました。
特に人気があったのが、高い木の上から長い紐でぶら下げたブランコで、多くの子供たちがとりあって遊んでいました。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場もしっかりあります。ただし、ごみ袋は可燃、不燃ごみ用それぞれの袋を管理棟で購入する必要あります。
周辺の自然景観も見どころ
近くの二度上峠からの浅間山が素晴らしい
アウトサイドベースは北軽井沢の中心部から離れているので、すぐ近くに観光スポットはないですが、私が行ったスポットで、二度上峠からの浅間山の眺望が素晴らしかったので、紹介します。
二度上峠は、下の地図で示すように、アウトサイドベースから車で5kmくらい走らせたところにあります。
下の写真のように、天気が良ければ、浅間山を大迫力で眺望することができます。キャンプ場からだと浅間山の雄姿はなかなか見ることができないので、是非ともこの展望台に立ち寄ることをおすすめします。
浅間大滝は近くまで寄れず
アウトサイドベースの近くには、浅間大滝という観光スポットでも滝見ポイントがあります。ただ、現在台風の影響で、滝のそばまで行くための遊歩道が壊れたままで、近くまで行けませんでした。。紅葉の滝を期待していたのですが残念です。
参考までに、私が2014年6月に浅間大滝を訪れた時は、以下のように、近くで眺めることができ、結構感動した記憶があります。
現状、下の写真の橋が壊れてしまっているのでしょう。
まとめ
美しいカラマツ林の軽井沢らしい自然環境で、しかも、おしゃれな雰囲気の中でキャンプができる、アウトサイドベースについてレビューしました。
アクセスが少し悪く、料金が少し高いことを除けば、素晴らしいロケーションで高規格な設備で快適にキャンプが楽しめるでしょう。お風呂がついていることもポイント高いです。
都会的な雰囲気から離れて、自然の中で非日常的を感じられるキャンプをしたい方は、アウトサイドベースが是非ともおすすめです。