Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

【ブログ】立原高原キャンプ場はおすすめ!設備や様子、泊まった感想を紹介

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立原高原キャンプ場はどんなキャンプ場?

立原高原キャンプ場は、長野県南相木村の標高1,400mの高原にあるキャンプ場です。

南相木村は西側に八ヶ岳連峰、東側に群馬県西上州の山々があり、周囲が山だらけの環境にあります。

そんな山奥で不便を感じると思いきや、キャンプ場自体はアスレチック遊具、シャワー、洗濯機、温水など設備が整って高規格、しかも多彩なサイトがあり、静かに過ごしたいソロキャンパーから、思いっきり遊びたいファミリーキャンパーまで、幅広く楽しめるキャンプ場といえるでしょう。

宿泊施設としては、オートサイト、林間フリーサイト、コテージがあります。オートサイトやコテージはファミリーやグループ、林間フリーサイトはソロキャンパーが楽しむのにちょうどよいと思います。

2020年8月に家族3人でオートキャンプした

私は2020年8月8日~8月9日の1泊2日で、妻、4歳の娘とともに、立原高原キャンプ場のオートサイトでキャンプをしました。直前の1週間前にキャンプ場へ連絡をしたのですが、コロナ禍のせいか、ちょうどキャンセルが出ていたとのことで、予約を取ることができました。

真夏の暑い時期に、標高1,400mの高原でキャンプできたのは、非常に清々しかったし、美しい白樺林に癒されました。

この記事では、立原高原キャンプ場の設備やサービスを紹介し、泊まった感想をまとめたいと思います。

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立原高原キャンプ場の行き方

立原高原キャンプ場は山奥にありますが、高速道路ICから約1時間以内で到着でき、それほどアクセスは悪くはありません。

特に、下の地図に示すように、北側の長野県佐久市方面から行く場合、中部横断道が2019年に開通したことで、八千穂高原ICから約30分でキャンプ場へ行けるようになりました。

南側の山梨県北杜市からアクセスする場合は、下の地図のように、約1時間かかってしまいますが、途中清里や野辺山など美しいエリアを経由するので、運転もそこまで苦に感じないでしょう。

立原高原キャンプ場のテントサイトを紹介

立原高原キャンプ場のテントサイト3種類がどんな感じか紹介したいと思います。

まず料金は、以下のようになっています。下記料金に加え、入村料が1人300円かかります。

  1. オート独立区画-Aサイト:1区画3,500円(税抜)(No.15の大区画のため5,000円(税抜))
  2. オート一般-Bサイト:1区画2,500円(税抜)
  3. 林間キャンプサイト:1区画1,000円(税抜)

料金的には、それほど安くないと思いますが、このエリアの他のキャンプ場と比べれば安い方だと思います。

各サイトの配置は下の写真のようになっています。番号がふってあるのがオートAサイト、その左の方へ行くと、オートBサイトと林間サイトがあります。

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1.オート独立区画-Aサイト

オートサイトは2種類あり、Aサイトの方は、ひとつひとつのサイトが独立しているのが特徴です。各サイトは隣接しておらず、段々畑のように高さが微妙に異なっています。

下の写真のように、車が通るための坂道があり、その両サイドに各サイトが段々に配置されているのです。また、サイトは完全に平らに整地されており、傾斜はありません。それから、広さは十分広く、テントとタープのサイズによりますが、どのサイトも両方立てられるだけの広さがあると思います。

プライベート感を保てるつくりになっており、今回のように夏休みの込み合う時期でも、他のキャンパーを気にすることなく、快適に過ごすことができました。

一方で、我が家が利用した4番サイトはまだいいですが、12番や19番のサイトだと、サニタリー棟へ行くまで、坂道を上ったり下りたりする必要があるので、結構大変かもしれないと感じました。。

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我が家は、下の写真の4番サイトに泊まりました。

サニタリー棟(トイレ/炊事場/シャワー/洗濯機のある建物)から近く、しかもサイトの周囲になんと小川がちょろちょろ流れており、白樺林も相まって雰囲気抜群です。最高のサイトでした。

木々に囲まれ、さらに標高が高いので、かなり涼しく快適でした。 

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私が泊まったNo.4の近くのサイト、No.7とNo.8の写真も掲載しておきます。いずれも、気持ちいい樹林帯の中にあり、十分広いということがわかると思います。

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2.オート一般-Bサイト

Bサイトの方ですが、こちらは大きな広場を8区画に仕切られたサイトです。

プライベート感を重視している独立区画のAサイトとは逆に、隣のサイトとの距離が近そうです。利用している人を見ると、知人同士が複数のサイトを同時に占有し、広々と使っているようでした。

Aサイトが家族向けなら、Bサイトはグループ向けということでしょう。

なお、Bサイトの方がプライベート感がないためか、料金が1,000円安く、1泊2,500円となっています。

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3.林間キャンプサイト

このキャンプ場には、車の乗り入れができない、林間のサイトもあります。ひとつひとつが非常に小さく、しかも、斜面を10mくらい登る必要あります。サイズ的には、2~3人用のテントがなんとか入るくらいでしょうか?ソロやバイカー向けのサイトだと思います。

駐車場から普通の道約30mと斜面約10mくらいの歩くので、荷物は2往復程度でいけるくらいに抑えられるのが望ましいでしょう。

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ただ、山の斜面に段々畑のように整地されたサイトは平坦で、他サイトとも適度な距離があり、静かにソロキャンプを楽しむには最高かもしれません。料金も格安なので、私は機会あれば泊まりに行きたいと思います(家族を差し置く必要ありますが)。

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立原高原キャンプ場の3種類のサイトを紹介しましたが、それぞれ特徴があり、ファミリー向け、グループ向け、ソロ向けと、幅広い層に受けいられるようにサイト作りをしているように感じました。個人的には、Aサイトのプライベート感は素晴らしいと感じたし、将来的には林間サイトを利用してみたいです。

立原高原キャンプ場の設備解説

立原高原キャンプ場の設備を紹介したいと思います。

サニタリー棟(Aサイト近く、トイレ/炊事場/シャワー室/コインランドリー)

下の写真は、オートAサイト近くにあるトイレ、炊事場、シャワー、コインランドリーがひとつになったサニタリー棟です。自販機もあります。

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いくつかある水道の一部は、ありがたいことに温水の利用も可です。

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3分間200円のシャワーです。3分間は少し短い気がしますが・・。

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コインランドリーまであり、至れり尽くせりです。

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その他トイレ/炊事場(Bサイトと林間サイト近く)

オートBサイトおよび林間サイトの近くには、Aサイトとはうって変わり、昔ながらのトイレと炊事場があるだけです。まあAサイトのサニタリー棟ほど豪華でなくとも、トイレと水道だけあれば十分だと思いますけどね。

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コテージ

このキャンプ場にはコテージもあり(19棟)、HPで見ると、キッチン、お風呂、トイレ、ダイニングがついており、かなり豪華です。

ちゃんとした写真はないですが、アスレチック広場の奥にコテージは点在していました。

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アスレチック広場

子連れにはうれしいことに、結構新しめな遊具のあるアスレチック広場もありました。娘は大いに楽しんでいました。

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野外ステージから見える山々が綺麗

このキャンプ場は全体的に林間になりますが、オートBサイト近くにある野外ステージ付近は開けており、遠くの山の眺めが非常に良いです。このキャンプ場に泊まるなら、是非ともここからの眺めは見るべきだと思います。

奥に見えるのは御座山でしょうか?八ヶ岳方面は見えませんでした。

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つつじ園

野外ステージのあたりには、つつじ園という散策コースがあります。5月~6月に山の斜面につつじが咲くのでしょうが、私が行ったのは8月なので、緑の木々があるだけで暑そうなので、歩きませんでした。

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新婚の森

あと、新婚の森という散策道があり、名前に惹かれてここは歩いてみました。すると、そこには白樺林が広がってあり、なんとも幻想的な雰囲気で癒されました。

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下の写真のように、白樺が非常に美しいです。いかにも八ヶ岳の高原という雰囲気で、ここは是非とも歩いてみるのをおすすめします。

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管理棟

下の写真は管理棟です。ここには薪やアイスが売っていたり、テントや道具のレンタルもできます。

ただ私が行ったときは、新型コロナの影響で受付は一人ずつしか入れず、家族全員の体温も測る必要あり、かなり受付完了するまでに時間かかりました。。オーナー1人で対応していましたが、もう一人くらいスタッフ増やせばいいのに・・。

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管理棟前の広場にはゴミ捨て場があり、キャンプ場で出たゴミを捨てることが可能です。

温泉は滝見の湯がおすすめ

キャンプ場にはシャワーもありますが、すぐ近くにある滝見の湯という温泉もおすすめです。

露天風呂、サウナ、食堂など、設備が充実している割に、料金が大人450円と手ごろです。あと、数多くの漫画が読み放題です(コロナの影響で、私が行ったときは利用できませんでしたが)。

ただし、温泉は源泉かけ流しでなく、加水しており、少し塩素臭がしたのは残念でした・・。

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滝見の湯というだけあって、施設の裏手には、犬ころの滝という立派な滝があり、近くから見ることができます。真夏ですが、涼しくて気持ちよかったです。

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滝見の湯は下の地図のように、キャンプ場からたった2.6kmしか離れておらず、気軽に行けるので、是非とも利用をおすすめします。

買い出しの場所

キャンプ場の最寄りの買い出しできるスーパーの場所を紹介しておきます。

山梨県方面からアクセスする場合は、下の地図のナナーズ川上店を利用するとよいでしょう。

このスーパーには、カラファテというクライミング用品の人気ショップが併設されています。この近くに、小川山というクライミングの聖地として有名な山があるためのようです。

佐久方面から行く場合は、ナナーズ小海店を利用するとよいでしょう。

まとめ

立原高原キャンプ場に家族でオートキャンプしたので、キャンプ場の設備やサービス、利用した感想をまとめました。

高原を大いに感じられるロケーションで、高規格な設備で快適にキャンプを楽しめるので、是非ともおすすめしたいです。

特に、オートのAサイトは抜群のプライベート感で広々として快適です。中でも、サニタリー棟に近いサイトが便利でおすすめです。