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ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

【ブログ】松原湖高原オートキャンプ場はおすすめ!高規格で涼しい高原キャンプ

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松原湖高原オートキャンプ場はどんなキャンプ場?

松原湖高原オートキャンプ場は、長野県の八ヶ岳山麓の標高1,200mにあるオートキャンプ場です。テントサイトはオートサイトのみで、敷地は広大です。車を乗り入れ、どこでも張ることのできるフリーサイトとなっています。

キャンプ場の敷地内にはバンガローもあり、さらに、少し離れたところにはコテージや貸別荘まであります。それに加えて温泉施設もあり、さらにレジャー施設として、パターゴルフ場やアスレチックも併設しています。

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八ヶ岳山麓で涼しいし、景色も美しい高原のロケーションにありながら、設備的に高規格なキャンプ場で、夏には是非とも訪れたいキャンプ場です。

なお、営業期間は6月から10月までとなっています。

2020年8月9日から1泊でキャンプした

私は2020年8月9日から1泊で、松原湖高原オートキャンプ場に妻、4歳の娘と3人でオートキャンプで宿泊しました。前日立原高原キャンプ場に泊まり、翌日このキャンプ場に宿泊したのです。立原高原キャンプ場についての記事は、以下を参照して下さい。

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松原湖高原オートキャンプ場は、標高1,200mの涼しさと充実した設備による快適さを感じながらのキャンプで、非常に良かったです。

この記事では、松原湖高原オートキャンプ場の行き方や、テントサイト/設備の様子、利用した感想をまとめたいと思います。

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松原湖高原オートキャンプ場の場所、行き方

松原湖オートキャンプ場は長野県南佐久の小海町にあり、八ヶ岳の東側山麓に位置します。北側の佐久市方面または、南側の山梨県北杜市方面からアクセスします。

佐久市方面から松原湖高原オートキャンプ場までのルートを以下の地図に示します。

佐久市方面からアクセスする場合、最寄りの八千穂高原ICからキャンプ場までかなり近いので便利です。そして、2018年に開通した中部横断道は、佐久南ICから八千穂高原ICまで、現状無料で利用可能なのもありがたいです。

山梨県北杜市方面の須玉ICから、松原湖高原オートキャンプ場までのルートを、以下の地図に示します。こちらからアクセスする場合、高速ICから少し距離がありますが、八ヶ岳の綺麗な風景を見ながら運転できるので、それほど苦にはならないでしょう。

松原湖高原オートキャンプ場のテントサイトや設備紹介

松原湖高原オートキャンプ場は、小海町開発公社という団体が運営しており、下の写真のように広大な敷地で多くの別荘地を管理しているようです。

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キャンプ場は上の地図の右下にピンク色で記載があり、地図上では小さいですが、行ってみるとかなり広いです。この団体の持っている別荘の敷地がいかに広いかということを感じさせられました。

あと、アスレチック、パターゴルフ、マレットゴルフなどレジャー施設も点在していることがわかると思います。

キャンプ場関連の施設・設備について、以下にまとめたいと思います。

どこでも張れるフリーのオートサイト

このキャンプ場は、第1~第4までのオートキャンプ場と、開けた広場(グラウンド)のサイトがあります。広場はお盆とGW期間のみ利用可能です。

下の写真のように、テントサイト同士および各サイト内に作られた細い車道を走りながら、好きな場所を選びます。芝生内にも車乗り入れ可能です。

場所によっては斜面のところもありますが、一定間隔でテントが張れるよう平らに整地されているので安心です。

炊事場、トイレから近いか、日が当たるか、眺めが良いか、地面が水平か、など、サイト決めにはいろんな要素があり、このキャンプ場の広大なサイトでの場所選びは楽しい時間かもしれません。

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下の写真は第1キャンプ場で、一番奥まった場所にあり、静かなサイトです。サイト内にはバンガローも併設してあります。

我が家はこの第1キャンプ場を利用しました。到着したときには、第2~3サイトの良い場所は埋まっているようで、第1しか空いていない感じでした。

管理棟から遠く、トイレも簡易トイレしかなかったのですが、それでも第2~3サイトより密な感じはなく、プライベート感が保つことができていました。第1サイトは残りものな感じがしましたが、逆にこのサイトはおすすめしたい素晴らしいサイトだと思いました。

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下の写真は、第2キャンプ場です。ここはかなり人気のようで、隣接のキャンパーとも距離が近いようでした。管理棟から近く、便利なので人気なのかもしれません。

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下の写真は第3キャンプ場です。こちらも管理棟から近く、多くのキャンパーがテントを張っていました。

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あと第4キャンプ場もあるのですが、そちらの写真は撮り忘れました。後で調べてみると、第1サイトと同様に、プライベート感のあるサイトのようです。

下の写真は、お盆とGWの期間限定で利用できる広場サイトです。標高が高いとはいえ、日差しがきつくて、結構暑そうな感じでした。ただ、複数人のグループでキャンプする場合、このように広々としたサイトは便利なのだと思います。

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我が家のテントサイトの様子

我が家は、第1テントサイトに泊まりました。

到着時に第2や3がほぼ埋まっているようだったのですが、第1は結構空いており、しかも静かな雰囲気で、穴場だと思われます。

平らに整地された場所をみつけ、テントを張りました。我が家のテントのツインピルツフォークは横幅が広いので、両端は少し斜面になってしまいましたが・・。

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高原の林間は、木々が美しく、本当に気持ちよかったです。

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夕食は妻がパンとスープを作ってくれました。

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下の写真のように、一段下のスペースも空いていたので、焚火の場所として贅沢なスペースの使い方をさせてもらいました。

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オートサイトの料金

オートサイトの料金は1泊5,000円です。車1台+テント1張+タープ1張の料金なので、人数関係ないのが良いです。入場料や管理料とかもないのでわかりやすいです。

バンガロー

第1テントサイトにはバンガローも併設されていました。照明はありますが、寝具やトイレはついていません。

それぞれのバンガローにタープを張るスペースがあるため、みんな張っていました。

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バンガローの料金

バンガローは1泊6,000円です。

結構広くて快適そうなのに、料金安いと思います。オートサイトとあまり変わらないですね。

トイレ

下の写真は、第1サイトの簡易トイレです。バンガローやテントサイトの宿泊者が使います。簡易トイレですが、中は綺麗に清掃されており、トイレットペーパーもしっかり置いてありました。ちゃんと管理されたキャンプ場だと感じました。

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私はここしか利用していませんが、管理棟にはもっと立派なトイレがあると思います。

炊事場

下の写真は炊事場です。八ヶ岳の山麓のためか、水が非常に冷たいです。

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管理棟

下の写真は管理棟です。ここに、トイレ、コインランドリー、シャワー、売店があります。そして建物横にゴミ捨て場があります。

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シャワー室

下の写真はシャワー室です。

部屋の外に料金ボックスがある方は6分で200円、シャワーのそばに料金ボックスがある方は4分で200円でした。私は服を脱ぐ準備を万端にし、6分200円の方を利用しました。6分でもなんとか髪と体を洗うことができましたが、10分くらいあった方が安心ですね。。

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コインランドリー

私は利用していませんが、下の写真のように、洗濯機と乾燥機もあります。

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ゴミ捨て場

管理棟の横にはゴミ捨て場があります。

私が行ったときは、新型コロナ対策のため、生ごみしか捨てられませんでした。まあ生ごみだけでも捨てられれば、車内の異臭を防げるのでよいでしょう。

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温泉は八峰の湯がおすすめ

キャンプサイトから約1kmほど行ったところに、八峰の湯という日帰り温泉施設があります。ここは露天風呂やサウナもあるし、売店や食事処も併設しています。

源泉かけ流しのお湯なので、気持ちいいです。あと露天風呂から八ヶ岳連峰の山々が眺めることができるのが素晴らしいです。

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キャンプ場利用者は、下の写真のように、大人400円、子供100円となる割引券をもらえます。大人は通常700円なので、かなり安くなるため、利用価値は高いです。

キャンプ場を利用する場合は、是非とも八峰の湯を利用をおすすめしたいです。

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アスレチックと小海町高原美術館が併設

温泉施設のそばには、アスレチックと小海町高原美術館も併設されています。美術館の方は利用していませんが、アスレチックの方は、娘が少しだけ遊びました、といってもアスレチックスタート付近にある公園エリア(すべり台やウンテイ)だけですが。。

アスレチックは利用料200円が必要で、温泉施設にて支払いを行います。

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八ヶ岳の眺望ポイントからの景色が綺麗

露天風呂からも八ヶ岳が見えましたが、外にも展望ポイントがあります。

温泉施設の目の前の道路を渡ると、八ヶ岳の展望ポイントがあり、そこからの景色が綺麗でした。この日は雲が多かったですが、山々がくっきり見えると、かなり美しいのではないかと思います。

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周囲の農村風景が素晴らしい

このキャンプ場は、すぐそばに農村風景が広がっており、それが素晴らしい景色だったので紹介しておこうと思います。

松原湖方面への遊歩道らしき案内板があり、我が家は歩いてみることにしました。少し歩くと、下の写真のように素晴らしい農村風景を目にすることができました。

空と雲、緑の木々や奥に見える山が、いかにも高原らしい風景を見せてくれています。以前行った北海道の風景にも似ています。

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赤色のトラクターが映えます。

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松原湖方面へ山道を歩いて行くと、下の写真のように遠くに見えました。ただ、ここからさらに下る必要があり、また登ることを考えると面倒になり、ここで引き返しました。。

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買い出しは小海町のナナーズ

このキャンプ場を利用する際の買い出しするスーパーは、小海町にあるナナーズというスーパーが最寄りになります。

下の地図のように、約6kmと非常に近いです。私は行っていないですが、ネットの口コミを見ると安くて品揃えが良いとのことです。

松原湖はキャンプ場から離れたところにある

松葉湖高原オートキャンプ場ですが、名前からして、私は当初松原湖がすぐそばで眺望できるかと思っていたのですが、キャンプ場からは全く見えませんでした。行って分かったのですが、実は松原湖はキャンプ場から約2kmくらい離れていることがわかりました。キャンプ場から山道を歩いて行けるのですが、約30分かかります・・。

松原湖はどんな風景が見られるのか気になり、キャンプの帰りに車で立ち寄ってみました。すると下の写真のように、素晴らしい景色です。水の透明度が高く美しいです。

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サーフボードの上に立って、パドルを漕いで進む、SUPというウォータースポーツが体験できるショップが併設されていました。なかなか気持ちよさそうですが、湖に落ちたら怖そうで我が家はやりませんでした。。

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松原湖オートキャンプ場へ行った際は、キャンプ場から少し離れていますが、美しい松原湖にも立ち寄るとよいでしょう。

まとめ

八ヶ岳山麓の高原にある、松原湖高原オートキャンプ場へ行ったので、利用した感想を交えながら、サイトや設備の様子を紹介しました。

設備が高規格なうえ、高原の気持ちよさを存分に味わえるので、贅沢極まりないキャンプが楽しめると思います。私は家がここから遠いので、なかなか行けませんが、来年の夏にでもリピートで再訪したいと考えています。

夏の暑い時期に涼しく快適にキャンプしたい方は、松原湖高原オートキャンプ場が是非ともおすすめです!