タイ・バンコク最大の見どころ、ワットポーへ行った
バンコクはタイの首都で、観光スポットはたくさんありますが、中でも最大の見どころといえるのがワットポーという寺院でしょう。
ワットポーは1788年に建立された寺院で、長さ46m、高さ15mの巨大な金色の寝仏があります。一度寝仏を見ると、その巨大さに圧倒されることでしょう。バンコクを初めて旅行する際は、必ず訪れるべきといえる観光地です。
私は、2013年6月にバンコク・スコータイ・チェンマイを旅行した際、ワットポーとワットアルンに立ち寄りました。
ただ、ワットポーは大都市バンコク最大の見どころでありながら、地下鉄、BTSや鉄道の駅が近くになく、意外にアクセスが大変だったのです。そこで、どのような方法で行けば会的にアクセスできるか、ワートポーとワットアルンの行き方をこの記事にまとめておこうと思います。
ワットポーへの行き方
地下鉄/BTS+水上交通がおすすめ
泊まっているホテルからワットポーへ行くには、地下鉄/BTSと水上交通(チャオプラヤー・エクスプレスボート)を利用するのが一番おすすめだと思います。
その理由は、いずれも公共交通機関で本数も多く料金が安い、また、水上交通を体験できるからです。水上交通は、運河が走るバンコクでは、運河をボードで移動する公共交通機関として運行されており、日本人にとっては珍しいので一度乗ってみる価値あるでしょう。
地下鉄/BTS+水上交通以外では、バスやタクシーでアクセスする方法もありますが、以下の理由であまり快適でないと思います。
- 地下鉄の最寄り駅(ファランポーン駅)からは約5km離れており、徒歩はしんどい
- タクシーはお金がかかるし、料金交渉が面倒
- バスはどれに乗ったらいいか、どこで降りたらいいか分かりづらい
水上交通(チャオプラヤー・エクスプレスボート)に乗る方法
バンコクで水上交通に乗るためには、BTSのサパーン・タークシン(Saphan Taksin)駅へ行くとよいでしょう。サパーン・タークシン駅は、BTSのシーロム線にある駅で、シーロム駅で地下鉄へ乗り換え可能です。
サパーン・タークシン駅から出たらすぐ、船着場のサートーン(Sathorn)駅があります。そこでチケットを買って、船に乗り込みます。チケットは、時間帯と観光客向けかどうかによって料金が分かれており、2019年現在、サートーン駅からワットポーのあるN8ター・ティアン(Tha Tien)駅までは、昼間の便で14~15バーツ(48円~52円)、夕方便で20バーツ(70円)、観光客向けで40バーツ(140円)のようです。
私が行ったときは夕方だったので、黄色い旗をつけたボートに乗りました。
BTSのサパーン・タークシン(Saphan Taksin)駅→サートーン駅→N8ター・ティアン(Tha Tien)駅→ワットポーまでの道のりを、以下の地図にオレンジ色ラインで示します。グーグルマップだと、エクスプレスボートの所要時間は18分とのことです。
下の写真は、サートーン駅の様子です。ここで船に乗って、ワットポーのあるN8ターティアン駅へ向かいました。
船内の様子です。地元民より観光客の方が多いと思います。
ボートからは、バンコクの街並みを見ながら、旅情気分に浸ることができます。
川のそばに家が建っており、水害など起こったらひとたまりもなさそうですが、大丈夫なのでしょうか・・?
エクスプレスボートでは、各駅にローマ字で駅名が書かれた標識があり、今自分がどこにいるか分かるようになっているので、問題なくボートから降りられると思います。
N8ターティアン駅に到着しました。
下の写真で、奥に背の高い塔が見えますが、これはワットアルンというお寺で、ワットポーと一緒に訪れたい観光スポットです。
ワットポーを観光した
N8ターティアン駅の船着場からは、徒歩約3分でワットポーへ行くことができます。
入場料(2019年現在、200バーツ=700円)を払って、早速、巨大な寝仏がいる建物に入りました。
ガイドブックやネットで調べていたものの、実物を見るとやはり圧倒されます!でかいです。そして、胴体長いです。色も金色に輝いて美しいです。
表情が少し笑っており、なんとも癒されます。
世界中の多くの観光客が訪れており、やはりタイで一番人気のある観光スポットであることを実感しました。
ワットポーの敷地内にある仏塔も緻密な彫刻で美しかったです。
タイ仏教独特の建築様式は、日本とは違って派手さと美しさがあり、見る価値が大いにあると思いました。
ワットポーは、巨大な寝仏と美しい建築群で、満足できる観光スポットでした。
ワットポーの近くには、さらに美しい建築物が見れそうな王宮がありますが、入場料が高額(500バーツ=1,750円)なので、私は入りませんでした。。
ワットポーからワットアルンへの行き方
ワットポーと併せて観光したいのが、ワットアルンです。
ワットアルンは、ワットポーの方からチャオプラヤー川をまたいで対岸にあります。そのため、川を渡るために船に乗る必要があります。
N8ターティアン駅の船着き場から、4バーツでチケットを買い、船に乗り込めば1~2分で対岸へ渡ることができます。
下の写真は、ターティアン駅の船着き場の様子です。観光客が多いので、土産物がたくさん売っていました。
下の写真のように、オープンとなった船に乗り込みました。
ワットアルンに到着しました。とんがった仏塔が特徴的な、見事な外観の寺院です。拝観料は、2019年現在50バーツ(175円)です。
建物に近寄ってみると、何やら細かい彫刻や装飾がたくさん施されており、芸術的にも見る価値がありました。
ワットアルンの一番大きな建物は、階段で登ることができるになっていますが、非常に急です・・。前の人もこわごわ登っていました。。
上に登ってからの眺めは最高です、もっと天気よければ。。対岸のワットポーや王宮などの建造物が見えます。また、チャオプラヤー川は非常に幅の広い川だということも分かります。
タイの独特な建築様式の風景に、オレンジ色の袈裟のお坊さんはよく溶け込んでいました。
ワットポーもワットアルンも、いずれも圧巻の仏像と建造物群で、タイに行ったなら是非とも訪れたい観光スポットだと思いました。
まとめ
タイ・バンコクにある2大観光スポットのワットポーとワットアルンは、互いに近い場所に位置しており、同時に訪れることができます。それらのスポットへ、安く快適に行く方法と、実際に行ってみた感想をまとめました。
私がおすすめすしたいのは、やはり安くて本数が多く、水上ボートを体験できる、"地下鉄/BTSと水上交通(エクスプレスボート)"を使う方法です。タイへ行ったら、この方法で泊まっているホテルからワットポー、ワットアルンへアクセスすることをおすすめします