Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

【チェンマイ】アクセス方法やおすすめの観光の楽しみ方3つを解説

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タイのチェンマイはどんな町?

チェンマイは、タイ北部最大の都市です。

最大といっても、首都バンコクとは全く趣が異なります。高層ビルやショッピングセンターが立ち並び、交通の便も発達し、多くの人々が行き交うバンコクは大都会です。

それに対して、歴史ある建築物や寺院が見られ、伝統工芸品や手作りの雑貨が露店に並び、静かで落ち着いた雰囲気を持っているのが、古都チェンマイなのです。チェンマイは、日本でいうことろの京都にあたるのです。

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年間を通して気温は最低でも15度以上あり、寒くないので年中観光に適しています。乾季は11~3月、雨季は5~11月です。雨季はスコールが降りますが、ざっと降ってすぐやみます。私は6月に行き、確かに急に雨がざっと降るため、傘が手放せませんでしたが、ずっと降るわけではないので、観光には問題ありませんでした。

2013年にチェンマイを旅行

私は、2013年6月22日から6月30日まで、妻と2人で行った8泊9日タイ旅行のうち、4泊をチェンマイで過ごしました。

都会より田舎が好きな私にとって、チェンマイの古都の雰囲気は非常に好感が持て、ずっとそこにいたいと思わされる場所でした。チェンマイは、日本人の長期滞在者が多いと言われていますが、うなずけます。

私が行ったのは結構前のことで、今更になりますが、チェンマイの観光の楽しみ方を記事にまとめ、チェンマイの魅力を伝えたいと思います。

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チェンマイの場所、アクセス方法

チェンマイの場所

チェンマイは、グーグルマップでは以下の印をつけた場所にあります。首都バンコクから北へかなり離れた場所に位置しているのが分かると思います。

チェンマイのアクセス方法

2019年現在、タイのチェンマイへ行く、日本からの飛行機の直行便はありません。そこで、チェンマイへアクセスするには、一般的に日本からバンコクへ行き、タイの国内線に乗り換えてチェンマイへ向かいます。

いずれも多くの航空会社および便数があり、どの航空会社のどの時間の便にするかで、多くの組み合わせがあり、逆に迷ってしまうでしょう。スカイスキャナーなどの格安航空券比較サイトを活用し、日本からチェンマイ行きの航空券を検索して、自分にあったものを選んで予約するとよいでしょう。

日本からバンコクへ向かう便は、以下のように多くの航空会社が運行しています。ANA/JAL/タイ国際航空は安心して利用できるでしょう。他の航空会社は格安航空なので、いくつか制限あるので利用時に注意が必要です。

  • ANA / JAL / タイ国際航空 / スクート / ノックスクート / タイエアアジアX / ピーチ

バンコクからチェンマイへ向かう便も、以下のように多くの航空会社が運行しており、安く快適に移動できます。

  • タイ国際航空 / バンコクエアウェイズ / タイベトジェットエア / エアアジア / ノックエア / タイライオンエア 

日本から行く場合、バンコクのスワンプーナム国際航空に到着するので、そこから乗り継ぎでチェンマイへ行くには、タイ国際航空/バンコクエアウェイズ/タイベトジェットエアなどを利用するとよいでしょう。

バスでも行けるが時間かかる

バンコクからチェンマイはバスで行くことも可能です。料金は安いですが、所要時間が9~11時間かかるとのことで、結構大変です。

バンコクからチェンマイへの航空便は頻発しており、航空券も安く入手できるので、飛行機で行く方がおすすめです。

私はタイ国際航空を利用

私が行ったときは、タイ国際航空のHPで予約し、成田→バンコク→チェンマイという旅程でした。

タイ国際航空のHPでは、自由に好きな便を選べたので、バンコクで観光するため、バンコク到着の2日後にチェンマイ行きの便を予約時に設定しました。

私が行ったのは2013年6月で、参考までに、航空券の料金は往復57,920円(燃油費込み)でした。

チェンマイ観光の3つの楽しみ方を紹介

冒頭で述べたように、チェンマイは京都のように静かで落ち着いた雰囲気を持っており、のんびりできるところです。多くの日本人はその雰囲気に心が休まり、長居したくなると思います。

そのような気持ちにさせてくれるチェンマイは、どのようなところが魅力的か、おすすめの観光の楽しみ方を3つにして紹介したいと思います。

3つの楽しみ方は、"寺めぐり"、"カフェめぐり"、"ナイトマーケットめぐり"です。いずれも、自分の足で歩いて巡る、散策がメインの楽しみ方となります。

地味ではありますが、チェンマイののんびりとした雰囲気では、ひたすら、ぶらぶらまち歩きをして、現地の人々や生活風景に触れながら、綺麗な寺院や楽しいナイトマーケットを巡り、新たな発見を繰り返すのが非常に楽しいのです。そして疲れたら、各所に点在するおしゃれなカフェに入ってのんびりするという、旅のスタイルがぴったりだと思います。

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寺めぐり

チェンマイは古都だけあって、美しいお寺が多く建立されています。昔、ラーンナー王朝の首都として、文化的にも栄えていたとのことです。お寺は、堀と城壁で囲まれたチェンマイ旧市街の中とその周辺に点在しています。

たくさんあるお寺の中でも有名なのが、以下の7つのお寺で、それぞれの場所を下のグーグルマップに示します。地図中の目印の色は、寺院名の後ろに書いた、カッコ付きの色に対応します。

  1. ワット・チェン・マン (緑)
  2. ワット・チューディー・ルアン (紫)
  3. ワット・プラ・シン (オレンジ)
  4. ワット・スアン・ドーク (黄緑)
  5. ワット・ウモーン (水色)
  6. ワット・チェット・ヨート (黄色)
  7. ワット・クータオ (茶色)

これらのお寺は、ガイドブックの地球の歩き方に掲載されており、我々夫婦は、全てのお寺をまわりました。

"ワット・ウモーン"、"ワット・スワン・ドーク"、"ワット・クータオ"、"ワット・チェット・ヨート"は旧市街の外にあって少し遠いので、我々はレンタルバイクを借りてアクセスしました。ただ、レンタルバイクは少し危ないので、レンタサイクルやソンテウ/タクシーの利用を検討すると良いでしょう。

以下に、それぞれの寺院について、写真で美しい風景を紹介します。

1.ワット・チェン・マン

チェンマイで最も古い寺院です。

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象の彫刻がリアルで見ごたえあります。

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2.ワット・チューディー・ルアン

巨大な仏塔が大迫力な寺院です。敷地も広大で最も見ごたえのある寺院でした。

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この巨大な仏塔は、周囲をまわっていろんな角度から見ると、違った見え方がして楽しめました。階段上に仏像が配置されており、迫力あります。

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本堂には金ぴかの大きな仏像がまつってあります。

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3.ワット・プラ・シン

チェンマイで最も格式が高い寺院です。

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下の写真のように、非常に厳かな雰囲気でした。

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4.ワット・スアン・ドーク

白い仏塔群が目を引く寺院です。

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5.ワット・ウモーン

森の中にひっそり建つ寺院です。洞窟の中を歩いた奥に仏像があり、厳かな雰囲気で拝観できます。

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6.ワット・チェット・ヨート

彫刻が見事で、木々に囲まれた雰囲気の良い寺院です。

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7.ワット・クータオ

珍しい形の仏塔がある寺院です。

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徒歩でなくレンタルバイクやレンタサイクルも可能

上に紹介した寺院を全て徒歩でまわろうとすると、結構大変だと思います。

そこで、レンタルバイク(1日200~300バーツ)やレンタサイクル(1日数十バーツ)を利用するのが便利です。

レンタルバイクは、原付を借りることができるので、郊外のメー・サー・エレファント・キャンプなどの郊外の観光スポットへ行くことも可能です。私も原付を借りたのですが、パスポートを預けるだけで、国際免許不要で借りれました(本当は良くないかもしれませんが・・)。

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カフェめぐり

チェンマイにはおしゃれなカフェがたくさんあり、いろんな工夫を凝らした内装とその雰囲気を味わうのも楽しみのひとつです。寺院めぐりや散策の合間の休憩場所として利用してもよいでしょう。

特に、旧市街の東側に流れる川沿いには、おしゃれなカフェがいくつも並んだエリアがあり、おすすめです。場所は下の地図で、赤色の印をつけたあたりです。ターぺー門という旧市街入り口から約1kmくらいなので、歩いて行けるでしょう。

私もチェンマイではいくつもカフェを利用しました。

下の写真は、旧市街で利用したカフェです。内装はアジアンな雑貨や小物で飾られ、おしゃれでした。

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下の写真は上の地図で示したピン川沿いで利用したカフェです。かなりおしゃれな作りで、頂いたケーキとコーヒーも上品でおいしかったです。

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下の写真のカフェは、猫カフェとして有名なレジーナです。くつろいでいたら、猫がよってきて癒されます。このレジーナカフェもピン川沿いにあります。

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下の写真は、チェンマイの有名なカフェチェーン店の、Wawee Coffeeです。雰囲気おしゃれでくつろげました。

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ナイトマーケットめぐり

チェンマイは、毎日チェンマイ・ナイトバザールという夜市が開かれ、お土産、工芸品が売られ、食事も楽しめます。毎晩夜18:00から店が開き始め、地元民や観光客で賑わいます。

チェンマイ・ナイトバザールが開催される場所は、以下の地図で赤色の印をつけたあたり一帯です。

私も滞在中毎晩出かけましたが、見て歩くだけで楽しく、毎日がお祭りで、こんな楽しいところが世界にはあるのかと驚かされました。今もやっていると思いますが、とても楽しい気分になれると思うので、是非とも訪れて欲しいおすすめスポットです。

チェンマイ・ナイトバザールは下の写真のような雰囲気です。

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夜は盛大ですが、朝は、下の写真のように、がらーんとしています。

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チェンマイでは、下の写真のように、地元民向けの市場(ワロロット市場)もあります。所狭しと商品が並べられ、地元民で賑わい活気があります。

観光客の我々は、なかなか買い物しづらかったですが、その雰囲気を味わうだけで元気になれました。

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チェンマイでは他にも、別の場所で土曜日(ウア・ラーイ通り)、日曜日(チャン・クラン通り)だけ開催されるナイトマーケットもあります。私は行っていないですが、ナイトバザールとは違う雰囲気だと思うので、是非とも訪れてみることをおすすめします。

まとめ

古都チェンマイは、静かで落ち着ける、日本人にとっては非常に過ごしやすい観光地です。その魅力を伝えるため、おすすめの観光の楽しみ方を紹介しました。また、日本からチェンマイへの行き方も解説しました。

チェンマイは美しい寺院が各所に建てられ、ぶらぶら散策するのが非常に楽しいです。疲れたらおしゃれなカフェで休憩できるし、そして夜にはナイトマーケットを楽しめます。また、物価が非常に安く(日本の1/3くらい)、料理もおいしいです。

これだけのんびりできて、飽きさせない街だと、日本人移住者が多くなるのも大いに頷けます。是非とも一度訪れて、その雰囲気を体感して欲しいと思います。