陽朔とは?
陽朔(ヤンスオ)は、中国の広西チワン族自治区にある桂林から南へ70kmのところにある、奇峰に囲まれた小さな町です。
桂林は空港もある大きな都市で、日本人にも人気の観光地ですが、それに対して陽朔はだいぶコンパクトになります。
ですが、私はこれまで陽朔には3度も行ってしまうくらい、はまっています!
陽朔の3つの魅力
私が感じる陽朔の魅力は以下の3つです。
- 山水画のような奇峰が美しい
- 安宿がたくさんある
- なんでも揃う西街
陽朔は、独特の奇峰が立ち並ぶ中に街があり、山水画のような美しい景観を楽しむことができます。西街という中心街の景観と、ドーンとそびえ立つ急峻な山が絶妙にマッチしています。
どうですか、この景観!露店と後ろにそびえる山がマッチしているでしょう。
それから、たくさんの観光客が訪れるためか、宿の値段が異様に安いです。私が行ったときは、だいたい1泊40元~60元で、トイレ・シャワー付きのツインルームに泊まることができました。この安宿のおかげで、何泊も滞在することができました。
トイレは和式で、同じ空間にシャワーがついています。陽朔の安宿は、こんな感じのシャワー室が基本的についています。
それから、陽朔のメインストリートに西街というおしゃれな通りがありますが、そこには、レストランやカフェ、土産物屋、スーパーなどがずらりと並んでいるため、滞在に必要なものすべてそろいます。私が陽朔で滞在しているときにデジカメを壊してしまったことがあるのですが、ちょうど西街にカメラ屋があって、そこで、代わりのデジカメを買うことができました。値段は日本と変わらないくらいでしたが、小さな陽朔の町でもカメラが買えたのは、ありがたかったです。
また、昔から西洋人が多く訪れるらしく、レストランやカフェのメニューは英語で書かれたものが用意されているので、料理を注文する敷居が低かったです。例えば、チャーハンだと、"fried rice"などと表記されています。他の中国のエリアでは、中国語で書かれたメニューしかないことが多く、困ることが多いのですが、陽朔は非常に楽でした。
レストランは値段が高いので、私は、少しメインストリートから外れた場所にある地元民向けの食堂を利用していたのですが、そこでも英語のメニューがあり、とても助かりました。
陽朔中心部の西街の様子を紹介
陽朔中心部は西街という通りになります。西街にはいろんな店が並んでおり、多くの観光客でにぎわっています。
下の写真のように、西街は歩行者天国となっています。
路地沿いに、たくさんの雰囲気のある中国風建築様式の土産物屋、レストランやカフェが並んでいます。土産物は、このエリアの少数民族の手工芸品などがあります。
こちらは、レストラン街の写真です。店の前に料金を書いたメニュー表を配置しているので、どの店に入ろうか事前に検討することができます。
西街は夜景も綺麗
西街の夜は、かなり派手にライトアップされます。元々中国は派手好きなのかもしれませんが、いろんな色のライトを使っています。
道端で寝てしまっている人がいて、なぜかわかりませんが、その前にお供え物のように、果物が置いてあります。。
奇峰もライトアップされています。
まとめ
私は陽朔が大好きで3度も訪れ、しかも、それぞれ数泊滞在しています。陽朔好きの私が感じる、魅力を3つ紹介しました。
陽朔は何泊もして、のんびりしたくなるような魅力があります。欧米人のバックパッカーに人気なのもうなずけます。
私が行ったときは、日本人らしき観光客はあまりいないように感じました。日本人はもしかしたら、桂林の方には行っても、陽朔は日帰りだけで済ませてしまうのかもしれません。
是非ともこの魅力的な陽朔の街に数日滞在して、のんびり過ごすことをおすすめします。
この記事で書いた、陽朔への旅行について、行った時期やかかった費用など、詳細をまとめた記事を以下にリンクしておきます。ご参照ください。