夏河はどんなところ?
夏河は、中国の甘粛省東南部の標高2,900mのところにあります。
チベット文化圏で、チベット族がたくさん住んでおり、大きなチベット寺院があるため、観光地となっています。
我々は、ラプラン寺を見たくて夏河へ行きました。
夏河は蘭州からバスで行く
夏河には、甘粛省最大の都市である蘭州からバスで行きます。約4時間程度なので、私の感覚では、そんなにつらいものではありません。
ただ日本から行く場合、蘭州にたどり着くまでが、結構大変でした。最低1回は乗り継ぎが必要なため、飛行機代が結構かかります。そこで我々は、より便数が多い、西安まで飛行機で行き、西安からバスで蘭州まで行くという方法をとりました。費用はそっちの方が安くできましたが、時間もかかり、やはり大変でした・・。
夏河で見られる景色
夏河では、標高が高いため山や空が綺麗で、さらには、チベット寺院やチベット族の風景と相まって、たくさんの絶景をみることができます。
周辺は山に囲まれており、適当な丘を登って町全体の写真を撮ってみました。標高が高いため、空がくっきりして綺麗です。
車道を豚?が歩いています。周囲の人は驚いている様子もなく普通にしていたので、これも日常の風景なのでしょう。
これはラプラン寺近くの丘に登って撮った写真です。奥に見えるのがラプラン寺です。
見事なラプラン寺
ラプラン寺は立派なチベット寺院で、見事な建物でした。観光客は内部を拝観することができますが、私は入場料をけちって(40元だったかも)、中に入りませんでした。
ただ、外からでも見事な建物の外観を写真に収めることができました。
観光客らしき人たちは結構いました。ほとんどが中国人でした。
これはマニ車といって、次から次へとまわしながら歩いていくと、お経を唱えたのと同じ効果が得られるそうです。私も回しながら歩きました。
私はラプラン寺の内部を拝観しませんでしたが、妻はお金を払って入り、大満足だったようです。妻の写真を見ると以下のように、お坊さんが説明してくれるようです。当然中国語なので、内容はわかりませんが。
夏河で泊まった宿
夏河では宿探しに苦労しました。
中国では、バスで降り立つとだいたい客引きが宿の紹介をしてくるのですが、夏河ではいませんでした。事前にインターネットで予約なんてことはできないので、自分で歩いて宿を探し、部屋と料金を確認していく必要がありました。
シーズンで観光客が多い割に宿が少ないせいかもしれません。値段も高いように感じました。
ようやくみつけた宿の部屋は以下のような感じです。これで150元くらい(1元=15円くらい)だったので、結構高めだと思いました。
妻は高山病で苦しんだため、この宿で結構寝込んでいました・・
まとめ
綺麗な景色と、見事なチベット寺院のラプラン寺が見られる、夏河に行ったときの様子を紹介しました。
大都市の蘭州から割と近く、手軽にチベットの雰囲気を味わうには良い観光スポットだと思うので、是非とも行ってみてください。
以下に、東チベット夏河・郎木寺旅行概要についてまとめた記事を書いています。ご参照下さい。