Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

登山靴で足が痛い時に私が実践する部位別の対策を解説

登山靴の歩行による足の痛みに悩まされる

私は登山が趣味で10年以上かけていろんな山に登ってきましたが、登山靴を履いて山歩きをする時の足の痛みについては、未だに悩まされ続けています。毎回登山の出発時は元気に歩き始めますが、時間が経つにつれて痛くなりはじめ、下山するときは痛みをこらえながら歩いています。体自体は疲れていなくても、足が痛いと歩く気力を奪われ、結果的に体も疲れることになるので、あまり良くありません。

男性にしては足のサイズが小さい

私(男性)の足のサイズは異様に小さく、実測で23cm程度しかなく、かつ、形状は若干幅広となっています。

男性サイズで23cm程度の靴は存在せず、履くならレディースサイズとなってしまいます。女性用の靴の形状は細めに作ってあるため、結局、レディースサイズで大き目の靴を選ばないといけないのです。。

足の長さに合わせて靴を選ぶと窮屈になり、幅に合わせると長さが余って歩きづらくなる、非常に悩ましい状況です。

サイズが選びが難しい中で選んだ登山靴で山を歩くと、毎度のこと痛くなるので、そこは受け入れてなんとか軽減させるよう工夫しながら登山を楽しんでいます。

痛い場所はしばらく履かないと分からない

私の小さな足サイズに合う登山靴が少ない中で、これまで6足くらい(夏山用4足、冬山用2足)履いてきましたが、いつも困るのが、登山靴によって痛みを感じる足の部位は、しばらく山歩きをしないとはっきりと分からないことです。

試着したときと買った直後は問題なくても、何度か登山靴を履いて山歩きをすると、痛みを感じ始めるのです。

そうなってから登山靴を買い替えるのは難しく、買い替えずにできる対策は何かないかといろいろ試行錯誤して、これまでいくつかの痛みを軽減してきました。

私が実践している3つの部位別の対策を解説

本記事では、同様の悩みを持っている方の参考になればと思い、私がこれまで登山靴による足の痛みを軽減するために実践してきた方法を解説します。

登山中に痛くなる場所は、小指や薬指、外反母趾、かかとの3つの場合が多く、これは靴のメーカーや夏用/冬用の違いがあっても同様でした。なので、足の形状が特徴的な方は、靴を買い替えても同じような場所で痛みが発生するのではないかと思います。

1. 小指と薬指が痛い場合

最初に、小指と薬指あたりが痛くなる場合は指先(上の図の赤丸)にバンドエイドを貼る対策をします。小指と薬指あたりの足先は靴が窮屈になりやすい場所で、この2本の指がすれて痛くなりやすいと思います。

バンドエイドは爪も含めてそれぞれの指を完全に覆うように貼るので、小指と薬指に対して計2枚使用します。使用するのは、以下リンク(Amazon)の阿蘇製薬というメーカのものが良く、安いのに水に強いし、非常にはがれにくく、私が愛用しています。

登山出発前にあらかじめ貼っておくとよいでしょう。

あと、小指と薬指以外も痛くなる可能性もあり、私の場合は冬用登山靴使用時に親指の側面が痛くなることがあるため、あらかじめ貼るようにしています。

 

阿蘇製薬 リ・フレッシュ救急バン Mサイズ 100枚入

 

私が普段ドラッグストアで買うのは以下のもので、上のリンクはパッケージが異なりますが、同じ商品のパッケージ違いでしょう。

足先全体が痛い場合は買い替えた方がいいかも

なお、小指や薬指以外、足先全体が痛い場合は、靴を買い替えた方が良いかもしれません。私は当初、下の画像右のモンベル アルパインクルーザー レディース23.5cmを、指先にバンドエイドを貼りながら使用していたのですが、やはり足先全体が痛くなるのが気になり、ワンサイズ上の、レディース24cm(画像左)を買ってみました。

これが正解で、足先の痛みが随分よくなり、今では小指が少し痛くなるくらいで済んでいます。なので、足先全体が窮屈に感じる場合は、0.5cmのワンサイズ上の靴に買い替えることをおすすめします。

ちなみに、登山靴は高額で容易に買い替えるのは難しく、私はメーカ、モデル名およびサイズが分かっていたので、メルカリを利用して中古品で安く入手しています。

2. 外反母趾が痛い場合

次に、上の画像が示す外反母趾(親指近くの出っ張った部分)も痛くなりやすく、ここも対策が必要となる場合があります。対策方法は上で紹介したのと同じで、バンドエイドを貼ればよいと思います。

私は冬用登山靴を使う場合に痛くなりやすく、登山前にあらかじめバンドエイドを貼るようにしています。

阿蘇製薬 リ・フレッシュ救急バン Mサイズ 100枚入

 

3. かかとが痛い場合

3つ目の部位はかかとで、ここは靴擦れを起こしやすい場所です。

靴擦れは、登山の歩き始めは問題ないですが、時間がたつと痛くなり、下山するときには皮が剥げて痛くて歩くのがきつい状況になっていたりします。ひとたび発生すると悲惨なので、是非とも防ぎたい症状です。

対策方法は2つあります。

インソールで痛い場所をずらす

1つ目の対策は、インソールを入れて、痛くなる場所をずらすというものです。

靴擦れは、登山靴のかかとの部分の微妙な出っ張りが当たって引き起こされることがあり、その出っ張りとかかとの接触部をずらすと改善できるでしょう。ただこれはやってみないと分からない部分もあり、自分の痛みが靴の微妙な出っ張りと当たったいるか、確認するとよいでしょう。

私の場合は、以下リンク(Amazon)のソルボトレッキングエアという登山用インソールを使うことで、かなり改善できました。

 

ソルボトレッキング エア (メンズ)

 

下の画像のように、インソール裏が盛り上がっており、これによってかかとが持ち上がり、かかとと靴が当たる場所をずらすことができました。

二重にテーピングテープを貼る

2つ目の対策として、登山前にあらかじめ、かかとへ2種類のテーピングテープを貼ることです。

最初にかかとを広く覆うように伸縮タイプのテープを貼ります。そして、それが剝がれないよう、上から非伸縮タイプのテープを貼ります。2重にしているので、登山中剥がれることはないし、厚みもあるのでしっかりと保護してくれます。

かかとは靴とすれやすい場所なので、バンドエイドだと剥がれるリスクが高いし、何枚も貼る必要あるので、やはりテーピングテープがよいでしょう。

伸縮タイプのテープは以下リンク(Amazon)の商品がよいです。

 

バンテリン テーピングテープ 伸縮タイプ 37.5mm×4.6m ベージュ 1本入

 

パッケージは以下のようになっています。

2枚目に張る非伸縮タイプのテープは以下リンク(Amazon)の商品がよいでしょう。

 

ニチバン バトルウィンテーピングテープ 非伸縮タイプ 白 38mm幅 12m巻き 1巻

 

パッケージは以下のようになっています。

それぞれのテープの実物は以下です。

机の上に貼った写真ですが、2枚重ねて貼るイメージは以下です。

まとめ

登山靴で足が痛い時に私が実践している、3つの部位に対する対策方法を解説しました。

足のサイズや形状に特徴がある場合、登山靴で長時間歩行すると足に痛みが出てきやすく、ひとたび痛くなると歩くのが苦痛になるので、あらかじめ対策が必要です。

登山靴は高いので、できるだけ買い替えることなく、しかも安くできる対策が良いでしょう。上で解説した対策方法はいずれもお金があまりかからず、おすすめです。

本記事で紹介したのは、私の場合の対策であって一例にすぎないかもしれませんが、もし似たような悩みを持つ方の参考になったら幸いです。