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三斗小屋温泉のアクセス方法を解説、4つの登山ルートと所要時間を紹介

那須岳の山の中にある徒歩でしか行けない三斗小屋温泉

三斗小屋温泉は那須岳の山の中にあって、徒歩でしか行くことができない温泉です。山道を歩いてようやくたどり着き、疲れた体を癒しながら温泉に入ることができ、最高の気分を味わえます。

三斗小屋温泉には煙草屋旅館と大黒屋の2軒の温泉宿があり、いずれも旅館宿泊とテント泊が可能となっており、テント泊でも温泉入浴可能です(料金に入浴料含む)。また、煙草屋旅館では、時間帯指定ですが日帰り入浴も可能です(2025年現在の情報)。

三斗小屋温泉へ行くためのルートは、平坦な道のりではなく、アップダウンのある登山道です。スニーカーではなく登山靴やトレッキングシューズで歩くのが望ましいです。また、登山ルートは組み合わせによっては何通りもあり、どこを歩いて三斗小屋温泉へ行くかは出発前に決めておく必要があります。

三斗小屋温泉までの登山ルートを検討した

私はこれまで何度か那須岳を登山しており、三斗小屋温泉も2回テント泊をしたことがあります。何度も登山地図を見て三斗小屋温泉へのアクセス方法を検討した際、コースタイムの短さや人気度から考えて、4つの代表的な登山ルート(それぞれ別の登山口)に分けられるのではないかと思いました。

本記事では、三斗小屋温泉への4つの登山ルートをまとめて解説したいと思います。

三斗小屋温泉へ行くための4つの登山ルートと登山口

三斗小屋温泉へできるだけ短いコースタイムで行くための登山ルートを登山地図で確認したところ、以下の4つがピックアップでき、人気がありそうな順に並べてみました。

①峠の茶屋駐車場から出発 (一番メジャーなルート)

那須町の観光スポットを経由した先にある峠の茶屋駐車場(無料、167台)は、近くに那須ロープウェイもあり、多くの登山者がここから那須岳(茶臼岳)を目指します。

駐車場から茶臼岳の山頂近くまで一旦登り、そのあと下ったところに三斗小屋温泉があるため、茶臼岳登山と一緒に楽しむことができます。アップダウンはありますが、那須岳最大の見どころを経由するため、今回紹介する4つの中で一番人気と言えるでしょう。

  • 人気度:高い
  • アップダウン:行きも帰りも一旦登って下る
  • 所要時間(標準コースタイム):行き1時間55分、帰り1時間45分
  • 登山口駐車場の収容台数:167台、トイレあり

峠の茶屋駐車場から登って行くと、峰の茶屋避難小屋に着きます。このへんは茶臼岳や朝日岳など那須連山がよく見えて素晴らしい景観です。このルートは、素晴らしい景観を見つつ三斗小屋温泉へ行けるのがメリットです。

②沼ッ原駐車場から出発 (沼原湿原に立ち寄れる)

次に人気と思われるルートが、沼ッ原駐車場から出発するルートです。

沼ッ原駐車場は那須塩原市の板室温泉北側にあり、約100台停められる無料駐車場です。駐車場からすぐのところに沼ッ原池と沼原湿原があり、整備された木道を歩いて散策できるようになっています。

このルートは、三斗小屋温泉の行きでも帰りでも、荷物を一旦置いてから沼原湿原の散策を楽しめるのが良いです。

  • 人気度:高い
  • アップダウン:細かくアップダウンあり
  • 所要時間(標準コースタイム):行き2時間25分、帰り2時間
  • 登山口駐車場の収容台数:100台、トイレあり

下の写真が沼ッ原駐車場です。かなり広いしトイレもあり、無料です。沼原湿原散策と那須岳登山のために利用します。

沼原湿原をスルーして近道を通って三斗小屋温泉へ行くには、下の写真の小道を進んでいきます。

③鎧沢駐車場から出発 (福島県からアクセスできる)

鎧沢駐車場は、南会津の福島県下郷町からアクセスできる駐車場です。

戊辰戦争で戦場にもなった歴史のある大峠を経由して三斗小屋温泉へアクセスします。

人通りは少なく、登って下ってを繰り返すアップダウンがある道なので、あまり人気はないかもしれません。しかし登山道はちゃんと整備されており、静かに山歩きを楽しみたい方には良いと思います。

  • 人気度:低い
  • アップダウン:アップダウンあり
  • 所要時間(標準コースタイム):行き2時間、帰り2時間10分
  • 登山口駐車場の収容台数:15台、トイレなし

下の写真が大峠です。4方向に道が分岐しており、江戸時代の頃は三斗小屋温泉跡方面へ人が行き来していたそうです。

④大川林道終点から出発 (三斗小屋宿跡で歴史を感じられる)

那須塩原市の深山ダムから少し進んだ林道終点の駐車スペースから出発し、三斗小屋温泉跡を通って三斗小屋温泉へ向かいます。

三斗小屋宿跡は、戊辰戦争の時に会津軍が駐屯した集落で、戦争で焼失した面影をわずかに感じられるスポットです。昔の三斗小屋の歴史を感じながら、三斗小屋温泉まで行く道のりは感慨深いものがあると思います。

  • 人気度:低い
  • アップダウン:行きは登りのみ、帰りは下りのみ
  • 所要時間(標準コースタイム):行き2時間10分、帰り1時間35分
  • 登山口駐車場の収容台数:3台、トイレなし

三斗小屋宿跡は下の写真のような雰囲気です。

平坦なだだっ広い空間に石碑が残っているくらいですが、なんとなく集落があって人が住んでいただろうという雰囲気は分かりました。

まとめ

栃木県の那須岳山中にある、徒歩でしか行くことができない三斗小屋温泉のアクセス方法を解説しました。

紹介した4つのルートのうち、峠の茶屋駐車場や沼ッ原駐車場から行く方が圧倒的に多いと思いますが、他の2つのルートも歴史を感じられて、静かに歩けるのでおすすめです。

ある程度の登山装備を持っておく必要ありますが、温泉好きな方は三斗小屋温泉を訪れてみることをおすすめします。