武漢天河国際空港から市内へのアクセス方法
中国の武漢は湖北省の省都で、中国の中でも比較的な大きな都市です。日本企業も多く進出しており、飛行機も、日本からの直行便が3便(ANA、春秋航空、中国南方航空)出ています。
都会の武漢では、交通機関も発達しており、空港と市内は地下鉄で結ばれています。中国の地方空港では、市内とのアクセスはエアポートバスかタクシーしかないですが、武漢では地下鉄も通っているので、都会であるといえると思います(勝手なイメージですが・・)。
武漢において、武漢天河国際空港から市内のホテルへアクセスするには、どうすればよいか困ったことはないでしょうか?この記事では、私が2019年の年末年始で武漢~杭州を旅行したときの経験を元に、空港から市内(ホテル)への行き方と、おすすめアクセス方法をまとめたいと思います。
※ちなみに、武漢を旅行しましたが、新型肺炎にはかかりませんでした。
武漢空港から市内へ行く方法は、以下の3つで、それぞれのメリット・デメリットを書きます。
タクシー
- メリット:行きたいところに確実に早く行ける
- デメリット:料金が高い(100元~)、ぼったくられる可能性がある、行き先の説明が必要(基本的に英語は通じない)
エアポートバス
- メリット:そこそこ料金が安い(20元~)、必ず座れる、荷物の持ち運びが楽
- デメリット:降りたバス停からホテルまで歩く必要ある、バス停の選択肢が少ない
地下鉄
- メリット:料金が安い(8元程度)、市内の主要ホテルから近い場所に必ず駅がある
- デメリット:時間かかる、地下鉄駅からホテルまで歩く必要ある、座れない場合がある、荷物の持ち運びが大変
エアポートバス・地下鉄が安くておすすめ
タクシー、エアポートバス、地下鉄の行き方は、それぞれメリット・デメリットがありますが、タクシーは料金が高すぎるのでおすすめできません。仕事で行く場合は、会社からお金が出るので構わないでしょうが、個人旅行の場合はお金がもったいないです。
そこで空港から市内のホテルまでのアクセス方法としては、エアポートバスか地下鉄がおすすめです。地下鉄でもエアポートバスでも、少し歩く必要ありますが、移動の快適さはそれほど悪くありません。
エアポートバス・地下鉄を使ってホテルまでアクセスする方法
具体的にエアポートバス・地下鉄でホテルまで行く方法を紹介したいと思います。
1.百度地図でホテルの場所と、地下鉄駅/バス停の場所を事前確認
エアポートバス・地下鉄のいずれの方法においても壁となるのが、降りた駅やバス停から歩いてホテルまで行く必要があることです。タクシーだと目の前まで行ってくれますが、バスや地下鉄ではそうはいきません。
そこで、事前の下調べが必要となります。あらかじめ、宿泊予定のホテルの場所と、最寄のバス停または地下鉄駅の場所を調べておくのです。ホテルの場所は、予約サイトに記載されている住所をグーグルマップで検索すると表示されます。
当日アクセスするには、百度地図を使うのがおすすめです。百度地図はグーグルマップより精度が良く、歩いてアクセスする場合にナビとして十分機能します。百度地図には地下鉄の駅名もちゃんと載っているので確認しやすいです。
百度地図の使い方については、以下の記事にまとめているのでご参照ください。
2.エアポートバスまたは地下鉄でアクセスする
武漢天河国際空港から市内へエアポートバスまたは地下鉄でアクセスします。
エアポートバスの場合
エアポートバスの場合は、2019年12月現在、旅行者は以下の3路線をよく使うと思います。
- 1号線:空港→漢陽古琴台→傅家坡長途汽車站
- 4号線:空港→漢口火車站(漢口駅)→省客集団青年路客運站(青年路バスターミナル)
- 5号線:空港→武漢火車站
市内へ行くとなると、4号線の漢口駅や青年路バスターミナル、1号線の漢陽古琴台でしょう。他はバスターミナルや高速鉄道駅なので、ホテルへ行く際には利用しないでしょう。武漢の中心街は広いので、エアポートバスだとバス停の選択肢が少なくて、使いづらいかもしれません。。
地下鉄の場合
地下鉄の場合は、空港から2号線に乗ると、漢口駅、青年路バスターミナル、江漢路など中心部を経由するので、ホテルの場所が良ければ地下鉄の乗り換えなしで、アクセスできるでしょう。
もし私がやったように、観光スポットの"黄鶴楼"近くに宿泊したいなら、2号線から4号線に乗り換えると良いでしょう。
3.百度地図をナビにしてホテルまで歩く
バス停または地下鉄駅に着いたら、スマホの百度地図をナビ代わりにして、ホテルまで歩いてアクセスしましょう。
スマホの通信環境がなかったり、百度地図を使うのが難しい場合は、詳細な地図をプリントアウトして行くとよいでしょう。それも嫌なら、タクシーを見つけて、ホテル名を伝えましょう。。
私が武漢で空港からホテルまでアクセスしたときの様子
私が武漢で空港からホテルまでアクセスしたとき、どのようにしたか紹介しましょう。
空港に到着して入国続きと手荷物受取りを済ませたら、天井にぶらさがる標識の"地鉄"という文字に従い、地下鉄駅へ向かいました。
地下鉄駅では自動券売機があるので、目的の駅である4号線の"復興路"駅を選択すると、料金が表示されるので、お金を入れると、プラスチックのコイン型の乗車券が出てきます。復興路駅までは8元でした。乗車券は、入るときは改札にかざし、出るときに改札口へ入れて回収されます。
武漢で撮ったものではないですが、自動券売機は下の写真のようなものです。
復興路駅についた後、下の写真のように歩道を歩いて(写真は昼間のものですが、私が歩いたのは夜8時前)、ホテルへ向かいました。百度地図で方向を確認しながら歩きました。しかし復興路駅も出口がA~Dまであって、最初よく分からず間違えてしまったので余計時間かかりました・・。
そしてホテルに到着です。泊まったホテルは、錦江之星 武漢復興路地下鉄駅首義広場店(住所:No.147 Zhangzhidong Road. 武漢)です。海外ホテル予約サイトのagodaで予約して行きました。
以下のグーグルマップのように、錦江之星ホテルは、地下鉄"復興路"駅から300mのところの便利な場所にあります。
空港を出発して、ホテル到着してチェックイン完了までの所要時間は、1時間40分でした。地下鉄は停車駅が多く、乗車時間が結構長かった気がします。地下鉄は安くておすすめですが、やはり時間かかるのが難点です。。
まとめ
武漢天河国際空港から市内のホテルまで、おすすめの行き方と、私が行ったときの様子を紹介しました。
やはり値段の安さから、エアポートバスまたは地下鉄でアクセスするのがおすすめです。エアポートバスは行き先が限られるので、至るところに駅がある、地下鉄が最もおすすめです。
エアポートバスや地下鉄の駅から歩いて、ホテルへアクセスするには、事前にグーグルマップでホテル、駅の場所を調べ、当日は、百度地図をナビ代わりに活用しましょう。
私が行った、武漢、景徳鎮、黄山、杭州の8泊9日旅行の概要を下記の記事にまとめてあるのでご参照ください。