陽朔にたくさん安宿がある
陽朔は中国広西チワン族自治区にある、奇峰が美しい小さな街で、昔から欧米人のバックパッカーに人気の観光地です。
バックパッカーに人気のためか、陽朔にはたくさんの安宿があります。たくさん作り過ぎて飽和状態となっているため、値段が安くなっているのかもしれません。
値段はダブルベッドまたはツインベッドの個室1泊で60元~80元くらいです。
安宿があるからこそ、何度も陽朔へ行きたくなる
私は陽朔に、これまで合計3回行っており、いくつもの安宿に泊まりました。
陽朔の安宿は、同じ値段でも他の中国の観光地に比べて、デザインや設備的に優れていると感じられるものばかりでした。私のなかでは、安宿自体が、陽朔にまた行きたくなるモチベーションとなりました。なんというか、安く泊まっているという安心感と、街の賑やかな雰囲気で、とても居心地がいいのです。
陽朔の安宿の5つの特徴
陽朔の安宿は、以下のような特徴があります。
1.家屋(カフェや土産物屋)の奥や2階を改装してゲストハウスとしたものが多い
ぱっと見、カフェですが、よく見ると、客桟や住宿、有房と書いてあり、実は泊まれるようになっています。
下の写真は、陽朔のカフェですが、窓のところに、"有房"と記されているのが分かると思います。
2.古民家風のデザイン
木造の古民家風の建物が多く、内装もなかなかいい感じにおしゃれでした。
3.和式トイレがついたユニットシャワーが部屋についている
シャワーを浴びるときに便器が邪魔になる、狭い作りとなっていますが、なんとかなります。トイレは、バケツに水を汲んで流す必要があるタイプもあり、それは結構面倒でした。
4.電気ポットがついている
冬に行ったときは本当ありがたかったです。中国の水道水は怖いので、ミネラルウォーターを買って、それで湯を沸かしてコーヒーをよく飲みました。コーヒーの粉は、スーパー(超市)や商店で買えます。
5.有料だがランドリーサービス(洗濯サービス)がある
宿によっては、有料ですが、ランドリーサービスがあります。1kgずつ料金が決まっています。これがあることで、長期滞在も可能となります。宿泊していなくても、ランドリーサービスだけでも受け付けてくれます。
陽朔のどこに安宿がある?
陽朔の安宿はメインストリートの西街や、西街から少し路地を入ったところにあります。
以下の地図で示す、赤丸で示すあたりを探せばよいでしょう。
安宿を探すには、客引きおばさんをうまく活用しよう
ただし、陽朔では安宿をみつけるのにあまり苦労しません。なぜなら、客引きがたくさんいるからです。
バスで陽朔についたら、おばさんが中国で何やら話しかけてきます。そのおばさんはたいてい宿の客引きなので、ついていって、宿を見せてもらいましょう。それで値段を聞いて(中国語で、"デュオ シャオ チェン?"といいます)交渉をしましょう。たいていふっかけてきますが、私のイメージでは半額くらいまで落ちます。最初100元とか言っていても、60元くらいまで下げてくれます。
客引きのおばさんは、いくらかマージンをもらっているでしょうが、その取り分をできるだけ小さくするようなイメージで交渉するとよいと思います。客引きおばさんとの交渉もなかなか面白いもので、旅の醍醐味となるでしょう。
陽朔は、他の中国の観光地に比べて、本当に宿の客引きが多いと感じました。バスターミナルだけでなく、昼間に西街もうろうろしていました。たくさん客引きがいることため、陽朔を旅行するにはホテルの予約は不要でしょう。
まとめ
陽朔の安宿の特徴や魅力、安宿の探し方を紹介しました。
陽朔は街中だけでなく郊外にも見どころがあるため、格安で長期滞在して、のんびりと過ごしてみるといいと思います。
この記事で書いた、陽朔への旅行について、行った時期やかかった費用など、詳細をまとめた記事を以下にリンクしておきます。ご参照ください。