
真冬の四阿山に日帰り登山した
2009年2月21日、日本百名山の一つである四阿山(標高2,354m)に真冬の日帰り登山をしました。17年も昔の登山記録のため、記憶を呼び起こしながら書いています。 この日は快晴でしたが、山頂付近は強烈な暴風が吹き荒れており、厳しい条件下での登山となりました。それでも登山道沿いの樹氷が素晴らしく、冬の四阿山ならではの絶景を堪能することができました。
登山口と登山ルートについて
あずまや高原ホテル前が登山口
登山口は、現在は廃業してしまった「あずまや高原ホテル」の前です。当時はまだ営業していたかもしれませんが、今では建物だけが残る状態となっています。


グーグルマップでは以下の位置です。
この登山口からのルートは、四阿山への最短ルートとして知られています。標準コースタイムは往復で約6時間程度で、冬季でも比較的アクセスしやすいルートです。
朝7時半に出発した
この日は朝7時半に登山口を出発しました。2月の厳冬期ということもあり、気温はかなり低く、装備をしっかり整えてから歩き始めました。

登山の様子
積雪が多く、終始ワカンを使用した
登山口を出発してすぐに、積雪の多さに驚きました。深いところでは腰近くまで雪があり、普通の登山靴では埋まってしまうため、終始ワカン(かんじき)を装着して歩きました。

ワカンは雪の上を歩くための道具で、靴底に装着することで雪に沈みにくくなります。ただし慣れないと歩きにくく、特に急斜面では気を使いながら進む必要がありました。
快晴の中、樹氷が素晴らしかった
天気は快晴で、青空をバックに真っ白な樹氷が輝いていました。登山道から見える樹氷が本当に素晴らしく、疲れを忘れさせてくれる絶景でした。

樹氷とは、気温が氷点下で強風が吹く条件下で、木に雪や氷がびっしりと付着する現象です。四阿山の樹氷はそこまで大規模ではありませんが、それでも十分に美しい光景でした。



登山道は緩やかで歩きやすかった
四阿山の登山道は比較的緩やかな傾斜が続くため、雪山登山の入門ルートとしても適しています。ただし、この日は暴風が吹いており、体感温度はかなり低く感じました。

風が強いとはいえ、登山道自体は歩きやすく、危険な箇所もほとんどありませんでした。淡々と高度を上げていく感じで、ペースを保ちながら登ることができました。
山頂付近は暴風と霧で視界不良
山頂が近づくにつれて、風がさらに強くなりました。暴風の中を進むのは体力を消耗しますが、登山道が緩やかなのでなんとか歩くことができました。
山頂付近は霧が濃く、視界が悪い状態でした。快晴だった登山道とは打って変わって、ホワイトアウトに近い状態で、周囲がよく見えませんでした。

山頂の様子
積雪で祠がほとんど埋まっていた
山頂に到着すると、積雪の多さに驚きました。山頂にある祠(ほこら)がほとんど雪に埋まっており、標識も雪がびっしりとついて文字が読めない状態でした。


昔と比べて今は暖冬の影響で、2月にここまでの積雪はないかもしれません。当時の厳冬期の四阿山は、本当に雪が多かったのだと改めて感じます。
寒すぎて写真だけ撮ってすぐ下山
山頂は風が非常に強く、寒すぎてゆっくり休憩する余裕はありませんでした。証拠写真だけ撮って、すぐに下山を開始しました。長居していたら凍えてしまいそうな寒さでした。。 下山は登りよりも早く、13時半頃には無事に登山口まで戻ってくることができました。往復で約6時間の行程でした。

まとめ:真冬の四阿山は樹氷が美しい
真冬の四阿山は、暴風と積雪で厳しい条件でしたが、快晴の中で見られる樹氷が本当に素晴らしかったです。 登山道は緩やかで比較的歩きやすく、雪山登山の経験を積むにはちょうど良いルートだと感じました。ただし、ワカンは必須で、防寒対策もしっかりする必要があります。 昔と比べて今は暖冬の影響で積雪量が減っているかもしれませんが、冬の四阿山は雪山登山者にとって魅力的な山だと思います。機会があればまた訪れたい山の一つです。
今週のお題「山」