- 上富良野町日の出公園オートキャンプ場はどんなキャンプ場?
- 上富良野町日の出公園オートキャンプ場はどこにある?
- フリーサイトは快適な芝生サイト
- その他キャンプサイト
- 管理棟の設備がすごい
- 隣接する日の出ラベンダー園から絶景を楽しめる
- 我が家がフリーサイトに宿泊したときの様子
- まとめ
上富良野町日の出公園オートキャンプ場はどんなキャンプ場?
上富良野町日の出公園オートキャンプ場は、北海道上富良野町にある高規格なオートキャンプ場です。オートサイトは個別に電源・水道設備があるし、キャンピングカーサイトまであるというのも特徴的です。
ロケーション的にも優れた立地で、美瑛、青い池、ラベンダー畑のファーム富田など人気観光スポットからも近く、富良野・美瑛観光の拠点に最適です。また、ファーム富田に行かなくとも、キャンプ場は日の出ラベンダー園と隣接しており、ラベンダー畑や十勝岳連峰の絶景を眺望できるのもおすすめポイントです。
2019年6月にフリーサイトを利用
私は、妻、3歳の娘とともに2019年6月下旬に北海道をキャンプ旅行しましたが、その中で6月27日(木)~28日(金)の1泊で、日の出公園オートキャンプ場のフリーサイトを利用しました。平日なのにキャンパーはかなり多く、人気の高さをうかがえました。
この記事では、日の出公園オートキャンプ場の充実した設備・サービスをまとめ、我が家が泊まったときの様子も紹介したいと思います。
上富良野町日の出公園オートキャンプ場はどこにある?
日の出公園オートキャンプ場は、下の地図のように、上富良野町市街地の端の方にあります。近くにコンビニやスーパーがあるので、買出しに困らない便利な立地です。
市街地にあるとはいえ、上富良野は自然豊かで周囲は高い山々が見え、ラベンダー畑が広がっており、自然を身近に感じながらキャンプを楽しめるでしょう。
キャンプ場の南は富良野、北は美瑛の観光スポットが点在し、観光の拠点として最適です。1泊2日で富良野・美瑛を観光するなら、初日富良野を観光してこのキャンプ場に宿泊、2日目に美瑛観光をして旭川へ向かうという旅程で楽しめるでしょう。
フリーサイトは快適な芝生サイト
日の出公園キャンプ場のウリは高規格なオートサイトだと思いますが、料金の安いフリーサイトの方が、圧倒的に利用者が多いように感じました。おそらく、北海道バイクツーリングの利用者が多いためだと思います。
我が家も利用したフリーサイトがどんな感じだったか、以下にまとめたいと思います。
芝生のサイト
フリーサイトは綺麗に整地された、まっ平らな芝生のサイトとなっています。傾斜が全く感じられなかったので、夜は快適に眠れました。
駐車場に近いサイトが人気ですが、坂道を上がったところにも、整地してまっ平らにしたサイトがいくつかありました。ただ荷物を運ぶのが少し大変でしょう。
駐車スペースと隣接
フリーサイトは駐車場と隣接しており、うまく場所をとれば、オートキャンプ感覚でテントを張れるでしょう。ただそれができるスペースは限られており、早めに場所を取らないと難しいと思います。
混雑時は斜面を上ったところのサイトまで荷物を運ぶ必要があり、少し大変でしょう。。リヤカーを借りられるので、なんとかなるとは思いますが。
フリーサイトは格安料金!
フリーサイトの料金は格安です。サイト利用料は不要で、入場料のみかかり、私が行ったときは下記料金でした。
入場料1人1泊 500円 x 2人 = 1,000円 (入場料は小学生以下無料)
家族3人で、なんと1,000円で済みました(3歳の娘は無料)。後述する管理棟の豪華な設備を利用できるのに、この料金は非常に安いと思います。
トイレ・炊事場
芝生サイトの端に下の写真のトイレがあります。綺麗に清掃されており、清潔です。洋式便座もしっかりあります。
トイレ横には、フリーサイトで荷物運搬するためのリヤカーが置かれています。
下の写真は炊事場で、トイレから10mくらい離れたところにあります(微妙に斜面を登る必要あります)。屋根付とそうでないものがあります。
ゴミ捨て場
フリーサイト脇には、ゴミ捨て場があります。細かい分別は必要ですが、キャンプ場をまわりながら旅行する我が家にとっては、ゴミが捨てられるのは非常にありがたかったです。
その他キャンプサイト
フリーサイト以外のキャンプサイトも紹介したいと思います。
このキャンプ場の全体イメージは、下の写真のようになっています。
少し狭いフリーサイトに対し、オートサイト・キャンピングカーサイト・コテージの空間は広大です。車中泊ゾーンまであります。
オートサイト・キャンピングカーサイト・コテージのエリアは、フリーサイトとは分けられており、フリーサイトよりも静かな環境でした(ただし利用客も少なく見えました)。
オートエリアの方では、下の写真のように、小川も流れています。
オートサイト
下の写真はオートサイトです。各サイトに水道・電気が常備されています。サイトとサイトの間隔も広そうです。
オートサイト料金は、入場料(中学生以上)500円と、サイト利用料3,000円です。
キャンピングカーサイト
オートサイトとは別に、キャンピングカーで泊まるためのサイトもありました。上の写真で、奥の方にキャンピングカーが並んでいるのが分かると思います。
キャンピングカー用のサイトなんて、なかなか見かけないので、非常に貴重だと思います。北海道では、キャンピングカーの利用者が多いので、それに対応して用意したのでしょう。
キャンピングカーサイトの料金は、入場料(中学生以上)500円x人数と、サイト利用料4,000円です。
コテージ
豪華設備の6人対応のコテージもあります。見えづらいですが、下の写真で奥の方にいくつか並んでいる建物がコテージです。
しかしそれにしても、オートサイト側は芝生が広大過ぎる気がします。。この芝生は、いずれサイト数増やすときのための予備スペースなのでしょうか・・?
コテージ料金は、入場料(中学生以上)500円x人数と、利用料12,000円です。
バンガロー
私が行ったとき、建設中のバンガローがありました。今調べたら、ホームページによると、7/17以降に利用可能となったようです。
料金は、今年だけのお試し価格で、入場料(中学生以上)500円x人数と、利用料4,900円だそうです。
管理棟の設備がすごい
このキャンプ場には、充実した設備を持つ、立派な管理棟があります。
館内には、受付、売店、自販機、シャワー、コインランドリー、洗面所(温水あり)、談話室、テレビなど、ホテル・旅館並みの設備を持っています。
テレビ・談話室などは普通のキャンプ場ではありえないと思います。また、洗面上は温水が使え、朝起きてひげを剃るときなど、大いに助かりました。
下の写真のように、館内はなんとも綺麗な内装で、とてもキャンプ場の施設とは思えません。
下の写真は、売店の一部です。これだけの品揃えあれば、いくら近くで買出し可能とはいえ、ここで済ませて問題ないでしょう。
下の写真は、シャワー室です。200円で10分間使えます。関東のキャンプ場では200円で3分とかケチくさいですが、ここはそんなことありません。
受付のとき、受付時に吹上温泉の割引券をもらえますが、ここは車で約20分くらい行く必要あり、遠いため、シャワーで済ませるのよいでしょう。
隣接する日の出ラベンダー園から絶景を楽しめる
日の出公園オートキャンプ場は、ラベンダー畑スポットの日の出ラベンダー園が隣接しており、あえてファーム富田へ行かずともラベンダーが楽しめるのです。
日の出ラベンダー園へ行くには、フリーサイトから続く坂道を登りきった丘にあります(徒歩約5分程度)。
下の写真のように、丘のうえからは、遠くに十勝岳連峰が見えるはずです。。この日は、残念ながら雲が多くて見えませんでした。
ラベンダー園からは、下の写真のように、上富良野町と広大な畑、遠くに連なる山々で素晴らしい絶景を望むことができます。
展望台があり、360℃の大展望を楽しめます。また、結婚式場とかにありそうな鐘付きもあり、カップルも楽しめそうです。
6月下旬は満開とはいえませんが、ラベンダーはしっかり咲いていました。
我が家がフリーサイトに宿泊したときの様子
我が家が日の出公園オートキャンプ場のフリーサイトを利用したときの様子を紹介したいと思います。
キャンプ場に到着したとき、広場のサイトは駐車場近くや木の下などは他のキャンパーで埋まっていたので、真ん中あたりにどーんとテントを張りました。それでも近くのテントは一定の距離があり、快適に過ごせました。
下の写真のように、モンベルのテントの横にシートを敷いて炊事をしました。サイトはまっ平らなので、快適で良かったです。
この日は妻がミートスパゲティを作ってくれました。
妻が調理している間、娘と散歩に出かけました。
オートサイトを抜けると、日の出ラベンダー園の敷地となり、お花畑とラベンダー畑があらわれました。天気が微妙なのは残念でした。。
まとめ
上富良野の日の出公園オートキャンプ場を利用したので、施設・サービス、利用した感想を紹介しました。
高規格のオートサイト、立派な管理棟、整地されたフリーサイトなど、利用者が快適に過ごせるように作られた、素晴らしいキャンプ場だと感じました。受付スタッフの対応も丁寧です。また、市街地が近いため買出しもしやすく、そして観光スポットへのアクセスが良好で、ロケーション的にも優れています。
富良野を観光する際、日の出公園オートキャンプ場の利用を是非ともおすすめします。