
家族で1週間の格安北海道旅行を実践
北海道は、広いエリアに魅力的な観光スポットがたくさん点在しています。たくさんの見どころがあるため、わざわざ本州から時間をかけて旅行へ行くなら、できるだけ長い日数滞在したいものです。一方で、長く滞在するとなると、宿泊費や食費などがどんどんかさんでいってしまいます。そこで私は、どうにか安く北海道を旅行できないか考え、これまで何度も北海道格安旅行をしてきました。本記事ではその方法を紹介したいと思います。
直近では2025年8月に妻、小学生の娘の家族3人で6泊7日の北海道(紋別、網走、北見あたり)を旅行しました。娘は夏休み期間で、私は5日間の夏季休暇の日程を選択できるため、混雑しないお盆明けの8月23日から8月29日に会社の夏休みをとって北海道へ家族旅行してきました。
6泊7日を3人で北海道旅行するなら、ヤフーのAIアシスタントで確認すると、1人当たり10万円以上で合計30万円以上はみておく必要あるとのことでした。
それに対して我が家の今回の旅行では、家(北関東にある)を出発して帰ってくるまでの総額を12万6千円に抑えることができました。平均使用額の半分以下なので、十分安く旅行できたのではないかと思います。
本記事では、私が実践した、長い日数でも格安で北海道格安する方法を解説したいと思います。特に子連れであれば、家族のために安全安心を重視して料金が高くなりがちですが、それでも安く抑えることができたのがポイントだと思います。そのへんが分かるよう、旅行がどのような様子であったかも紹介したいと思います。
子連れでも格安北海道旅行するにはキャンプ場の宿泊がおすすめ
我が家が実践した格安北海道旅行の方法は、キャンプ場に泊まりながら旅行する、というものです。
北海道は無料か格安のキャンプ場の宝庫
北海道のキャンプ場は以下の特徴があって、旅行で宿泊する際にぜひ活用すべきメリットが多いです。私がこれまで北海道で何度もキャンプ場を利用してきて感じたメリットをまとめると以下のようになります。
- 圧倒的にキャンプ場の数が多い(ほとんどの市町村に1つずつ以上ある)
- 料金が本州のキャンプ場よりかなり安く、無料のキャンプ場も多数あり
- キャンプ場併設のバンガローも料金が安く、雨の日に活用できる
- ほとんど予約不要で利用できるため、旅行中の予定変更も柔軟に対応
- ほとんどのキャンプ場で眺めが良い
以上のように、北海道を旅行する際は、たとえ子連れの家族旅行であってもキャンプ場を利用しない手はないと言えます。
キャンプ場利用でいくらぐらい安くなるか?
北海道でキャンプ場を利用した場合、ホテルに宿泊した場合に対していくらぐらい安くなるか試算してみようと思います。
私が家族3人で今回キャンプ場に6泊したのですが、宿泊費と温泉やシャワーの入浴料でかかった費用は合計たったの7,620円でした。
6泊ホテルに泊まった場合は、家族3人で1泊素泊まり15,000円とするなら、90,000円くらいでしょう。
すると、キャンプ場利用するなら8万円以上も安くできることになります。
これに加え、キャンプ場で宿泊するなら自炊となるので、ホテルに素泊まりして外食やコンビニで買うよりもかなり安くできると思います。
以上より、キャンプ場の宿泊による旅行は非常に節約効果が大きいと言えます。
キャンプ場に泊まりながら北海道旅行する方法
具体的に、キャンプ場に泊まりながら北海道旅行するための手順を、準備段階から解説しようと思います。
1. キャンプ道具の準備をする
まずはキャンプ道具を用意する必要あります。
私は登山をするし、家族で登山も行きたかったので、山岳用の4人用テントを持っています。それであればコンパクトにまとまってリュックやスーツケースに入るので、飛行機を利用して持ち運ぶことができ、北海道ではレンタカーを借りて移動しながら観光をしました。
ファミリーキャンプ場で使うような、車でしか持ち運びできない道具しか持っていない場合は、自家用車にキャンプ道具を積んで、カーフェリーで北海道へ行けばよいでしょう。
キャンプ道具を持っていない方は、初期投資がきついですが、新たに購入する必要があります。メルカリなどを活用して中古品を買うと安く入手可能です。
我が家はキャンプ道具を持って飛行機+レンタカーで旅行
我が家の北海道旅行のキャンプ道具ですが、下の写真のように大きな登山用リュック2つ(私と妻)とスーツケース1つにキャンプ道具、調理器具や着替えなどを入れました。それらと小さなバッグ3つ(私、妻、娘それぞれ)を持ち歩いて空港まで行き、レンタカーまでたどり着きました。あと車の移動なので楽です。


2. 旅程を決めて宿泊予定のキャンプ場の候補をいくつかピックアップする
次に、北海道で観光するエリアにあるキャンプ場を探し、料金や設備を比較して、宿泊予定のキャンプ場をいくつかピックアップします。
キャンプ場をどうやって探すかというと、グーグルマップを活用します。グーグルマップで観光する予定のエリア付近で、"キャンプ場"と検索すると、多くのキャンプ場を見つけられると思います。キャンプ場のマークをクリックすると詳細情報が表示され、キャンプ場のHPのリンクもあります。
キャンプ場の詳細をよく確認して比較し、バックアッププランも用意して、いくつかの目星をつけておくとよいでしょう。
下の写真は、例として、網走あたりでキャンプ場と検索した際の表示画面です。

3. 移動は飛行機+レンタカーかカーフェリー
旅行当日は、飛行機+レンタカーか、カーフェリーで移動することになると思います。
飛行機+レンタカーで行く場合は、荷物を空港まで持ち運ぶ必要あるので、キャンプ道具がコンパクトである必要あります。
一方カーフェリーであれば、自家用車にたくさんの荷物を積めるので快適でしょう。ただし、移動の時間が結構かかるのが難点です。
我が家は飛行機で北海道まで行き、レンタカーを借りてキャンプ場をまわりながら旅行をしたのですが、フェリーに車を積んで行った場合と費用を比較してみまると、以下のようになりました。
- 飛行機+レンタカー:往復75,000円くらい(格安航空ジェットスター航空券+座席指定料+成田空港駐車料金+レンタカー費用)
- フェリー(人+車):往復80,000円くらい(新日本海フェリーHPで、車1台の期間BツーリストA席で確認)
上記の見積もりは条件によってかなり変動ありますが、基本的にはそこまで変わらないのでしょう。
4. 観光地とキャンプ場をめぐりなら旅行をする
北海道に到着したら、まずは食料の買い出しをして、数日分のキャンプ場滞在時の食材を購入します。飛行機移動で北海道へ行った場合は、ガス缶を持ち運べないので、ホームセンターで購入するとよいでしょう。
そして昼間は行きたい観光地を巡って思いっきり遊び、夕方4時くらいにキャンプ場へ行ってテントをたて始めるとよいでしょう。夕方5時以降だと、テント設営中に暗くなる恐れがあるので、余裕をもってキャンプ場へ行きましょう。
翌朝は朝食を食べたらテントをたたみ、昼間は思いっきり観光を楽しみ、今度は別のキャンプ場へ行きます。
洗濯物がたまったら、コインランドリーがいろんなところにあるので、立ち寄るとよいです。また、電源がないキャンプ場が多いので、スマホ充電のためにモバイルバッテリーをたくさん持って行くとよいでしょう。
我が家がキャンプ場をめぐって北海道旅行した様子
我が家が2025年8月23日~8月29日まで、6泊7日で北海旅行を楽しんだ時に泊まったキャンプ場を紹介したいと思います。
泊まったキャンプ場
6泊で泊まったキャンプ場の基本情報(2025年8月現在の情報)と様子を紹介します。
無料で利用できる、シャワー設備がなくても近くに温泉がある、子連れに嬉しい遊具併設となっている、眺めが良いなど、北海道は関東と比べると条件が良いキャンプ場ばかりで本当に感心させられました。
1泊目:カムイの杜公園
- 料金:サイト利用料500円、大人300円
- 予約:不要
- ゴミ捨て:あり
- シャワー:なし
- キャンプ場の遊具:あり
- 最寄りの温泉:高砂温泉
- バンガロー:なし
- 周辺観光スポット:旭川市街地
旭川市街地近くの便利な場所にあるキャンプ場です。子供の遊具が非常に充実しており、家族連れのキャンパーでにぎわっていました。
テントサイトは広々した芝生でした。

遊具は屋外だけでなく屋内もあり、なかなか工夫を凝らした作りで、娘は非常に楽しんでいました。


2泊目:コムケ国際キャンプ場
- 料金:大人200円、小人100円
- 予約:不要
- ゴミ捨て:あり
- シャワー:あり
- キャンプ場の遊具:なし
- 最寄りの温泉:特になし
- バンガロー:なし
- 周辺観光スポット:オホーツクとっかりセンター、カニの爪オブジェなど
美しいコムケ湖のそばにある芝生サイトのキャンプ場で、虫が多いですが静かで過ごしやすかったです。料金激安ですが、バイオトイレ、シャワー、ゴミ捨て場など設備が充実していました。

下の写真がコムケ湖です。

3泊目:キムアネップ岬キャンプ場
- 料金:無料
- 予約:不要
- ゴミ捨て:なし
- シャワー:あり(無料!)
- キャンプ場の遊具:なし
- 最寄りの温泉:特になし
- バンガロー:なし
- 周辺観光スポット:キムアネップ岬、サロマ湖、ワッカ原生花園など
サロマ湖の岬にあり、絶景が目の前で見られる無料キャンプ場です。信じられないことに、管理人常駐の建物が併設しており、シャワーも無料で利用可能です。無料キャンプ場でシャワー無料なんて、関東ではありえないでしょう。。
風が強かったのが難点でしたが、素晴らしいキャンプ場でいずれリピートしたいです。




4泊目:女満別湖畔公園野営場
- 料金:無料
- 予約:必要(当日の電話で問題なし)
- ゴミ捨て:なし
- シャワー:なし
- キャンプ場の遊具:なし
- 最寄りの温泉:女満別農業構造改善センター ひまわり温泉
- バンガロー:なし
- 周辺観光スポット:網走監獄、北海道立北方民族博物館、オホーツク流氷館、網走湖など
美しい網走湖の湖畔にある無料キャンプ場です。テントサイトのそばに駐車場があるので、オートサイトのようにできました。これで無料って信じられないですね。。


テントサイトの目の前には広大な網走湖があり、景色を眺めながらのんびり過ごすことができます。


5泊目:美幌みどりの村森林公園キャンプ場
※管理人さんによると、来年改築があるそうで、料金や設備などは変更予定とのことでした。
- 料金:大人440円、小人330円
- 予約:不要
- ゴミ捨て:あり
- シャワー:あり
- キャンプ場の遊具:あり
- 最寄りの温泉:特になし
- バンガロー:あり
- 周辺観光スポット:美幌峠、屈斜路湖など
広々した芝生のテントサイトでキャンプできます。シャワー、バンガロー、ゴミ捨て場など設備も充実しています。

また、大きなすべり台など遊具が充実しており、娘は大喜びでした。

6泊目:おんねゆ温泉つつじ公園
- 料金:無料
- 予約:不要
- ゴミ捨て:なし
- シャワー:なし
- キャンプ場の遊具:あり
- 最寄りの温泉:温根湯温泉
- バンガロー:なし
- 周辺観光スポット:北きつね牧場、道の駅 おんねゆ温泉、温根湯温泉など
温根湯温泉、北きつね牧場、道の駅おんねゆ温泉など周辺の観光スポットが充実した無料のキャンプ場です。テントサイトに隣接して車を停めることができ、便利でした。

無料キャンプ場ですが、遊具まで併設されており、素晴らしすぎます。

かかった費用の内訳
今回の北海道旅行でかかった費用(家族3人分)の詳細を以下に示します。合計で126,837円でした。
- 飛行機(ジェットスター座席指定):5,820円 ※JALの33,000マイル利用
- レンタカー:31,500円
- ガソリン:5,578円
- 高速道路:4,420円
- 空港近くの駐車料金:6,050円
- キャンプ場、シャワー:3,190円
- 温泉:4,430円
- 観光スポットの入場料:16,690円
- お土産:19,711円
- 食費その他雑費:29,448円
移動と宿泊費を抑えたことで、観光スポットの入場料、お土産、食費が半分以上の割合を占めています。私自身は観光、お土産、食費にお金をかけないのですが、妻と娘は気にせず使っていたので、それらについては結構費用がかさんだ気がします。。とはいえ、外食はせずにほとんど自炊で、妻が調理してくれたので食費は安く抑えることができたかなと思います。

まとめ
広大な北海道には多くの魅力的な観光スポットがあるため、旅行をする際は何日か時間をかけて複数のスポットをじっくり回った方がよいです。このときに宿泊費をいかに安くするかを考えると、ホテルではなくキャンプ場を利用するのがベストだと思います。
北海道のキャンプ場は、無料または格安で利用でき、周辺に温泉が多い、子連れに嬉しい遊具併設のキャンプ場が多い、自然風景の眺めが良いなど、本州のキャンプ場と比較して圧倒的にメリットが多いです。それらのメリットを是非とも享受すべきでしょう。
北海道旅行でキャンプ場を利用するには、道具の初期投資と移動時に大変さはありますが、それを打ち消すだけの魅力があります。北海道旅行の際はキャンプ場利用を是非ともおすすめします。