- ふるさとの森文化公園でオートキャンプした
- 北信濃ふるさとの森文化公園のアクセス
- 北信濃ふるさとの森文化公園オートキャンプ場のメリット、デメリット
- 我が家がオートキャンプした様子
- 北信濃ふるさとの森文化公園は子供が楽しめる
- まとめ
ふるさとの森文化公園でオートキャンプした
北信濃ふるさとの森文化公園は長野県中野市内の小高い丘にあり、オートキャンプ場、デイキャンプ場、サマーボブスレー、マレットゴルフ場、アスレチック、中野市立博物館など様々な施設がまとまった公園です。施設は子供向けがメインとなりますが、キャンプで1泊しながらゆっくり園内を楽しめます。
オートキャンプ場の基本情報
オートキャンプ場の基本情報は以下です。
開設期間:4月~11月
区画数:7区画
料金:1泊1区画 2,500円 (電源、水道使用料込)
市営でありながら、便利なネット予約に対応しており、HPから予約できます。空室状況も確認可能です。
区画数が7区画しかないので、すぐ埋まるのではないかと思われますが、私が定期的にチェックしたところ、割と土日でも空いていた印象です。公共施設なのであまり宣伝しておらず、穴場のキャンプ場ではないかと思われます。
地獄谷野猿公苑観光のために家族でオートキャンプ
私は2024年5月18日から妻、娘とともに1泊で、北信濃ふるさとの森文化公園でオートキャンプをしました。
この公園から車で少し行ったところにある、有名観光地の地獄谷野猿公苑へ行くと同時に、オートキャンプをして園内を遊んで楽しもうという計画でした。結果、公園でのキャンプも地獄谷野猿公苑での野猿観察も楽しむことができ、良い思い出となりました。
本記事では、北信濃ふるさとの森文化公園の施設や、我が家がオートキャンプした様子を紹介したいと思います。
北信濃ふるさとの森文化公園のアクセス
北信濃ふるさとの森文化公園は、長野県北部の中野市にあり、以下の地図のように、高速道路の信州中野ICから3.6km、車で約6分とアクセスしやすい場所に位置しています。
公園からさらに東の方へ行くと、湯田中温泉、地獄谷野猿公苑、志賀高原、スキー場などの観光スポットが点在しています。
キャンプ場の場所は市街地に近く、買い出しの場所には困りません。私は信州中野ICから近い、以下の地図の、綿半スーパーを利用しました。ここは、スーパーとホームセンター両方が同じ敷地内に並んでおり、便利でした。
北信濃ふるさとの森文化公園オートキャンプ場のメリット、デメリット
北信濃ふるさとの森文化公園オートキャンプ場は、市営の公共施設なだけあって、他のキャンプ場に比べてメリット/デメリットがあります。
基本的にメリットの方が大きく、おすすめしたいキャンプ場だと思います。
以下にメリット、デメリットを3つずつにまとめたいと思います。
3つのメリット
1. 各サイトに電源と水道がついている
まず1つ目のメリットとして、7つの各サイトいずれも電源と水道設備がついています。しかも、基本料金に含まれています。普通のキャンプ場なら、電源と水道設備は別料金ですが、さすが市営なだけなあって太っ腹な対応です。
電源はスマホの充電に使わせてもらいました。寒い時期ならヒーターの電源に使いたいですね。
サイト内の水道は本当便利でした。すぐに水を補給できるし、使った食器も持ち歩く必要がなくすぐ洗うことができ、その快適さは忘れられません。
2. 料金が安い
2つ目のメリットとして、サイト利用料が格安の2,500円であることです。利用人数の規定はなく、1区画の料金となっています。さすが、市営のキャンプ場だなと思いました。
オートサイトで電源と水道が使えてこの料金は、今どきのキャンプ場の相場の半分以下だと思いました。
3. サイトのすぐそばにアスレチックがある
そして、オートサイトのすぐそばにアスレチックがあることもメリットです。
下の写真は、私が泊まったサイト"No.1"から撮ったものですが、すぐそばにアスレチックがあるので、娘が一人で遊びに行っても目の届く範囲でした。
子連れでキャンプに行ったなら、アスレチックが目の前にあるのは、子供にとっては喜ばしいことでしょう。
3つのデメリット
一方デメリットもあり、以下の3つが挙げられます。
1. シャワー設備がない
園内にシャワーや風呂の設備がないので、周辺の入浴施設を利用する必要あります。
我が家は、後で紹介する豊田温泉公園もみじ荘を利用しました。温泉自体は良かったですが、やはり車で行って帰ってくるのは、少し面倒だなと思いました。
2. キャンプサイトの車の出入りはチェーンつけ外しが必要
上で述べたように入浴施設へ行くため、滞在中、車でオートサイトエリアを出入りする必要あります。この時、受付時に受け取ったキーで、下の写真のチェーンをつけ外しする必要あります。
いったん車から降りてチェーンを外し、車が通ったらまたつけるのですが、少し面倒でした。。ここまで防犯する必要あるのかなと思いましたが、このオートサイトエリアには管理棟がない(博物館が管理棟になっている)ので、しょうがないのでしょう。
3. チェックイン~チェックアウトの時間が短め
あと、チェックインからチェックアウトまでの時間が14:00~10:00と少し短めかなと思います。普通のキャンプ場であれば、チェックイン13:00、チェックアウト11:00の設定であることが多いですが、10:00チェックアウトは少し朝の時間が忙しいかなと思いました。
我が家がオートキャンプした様子
我が家がオートキャンプした様子を紹介したいと思います。
まず公園の敷地についたものの、受付をどこでするのか迷ってしまいました。休館中の昆虫館、ボブスレー受付と回って、キャンプ受付は、ようやく中野市立博物館であることが分かりました。博物館の受付でオートキャンプしたい旨を告げると、奥の事務所に案内してもらい、受付をしました。
受付が終わり、テントを張りました。
我が家が泊まったのは、No.1のサイトで、以下のマップおよび写真の場所です。
No.1は一番端のサイトで、トイレが目の前で非常に便利でした。サイトは広々しており、割と大き目のテントを張っても、まだくつろげるスペースが十分ありました。
ただ、少し斜めになっており、寝るスペースが斜めにならないように、テントを張る場所を少し考える必要がありました。。まあそれでも快適に眠れましたが。
下の写真がテントを張った様子です。隣のサイトとは車で挟んでいるので、割とプライベート感は保てました。
テントを張り終えたら、娘を連れてアスレチックや遊具などで遊びに行きました。
夕食はバーベキューにし、その後焚火を楽しみました。
No.1サイトの目の前にあるトイレです。サイトの目の前なので便利でした。多目的用だけ洋式トイレで、あとは和式でした。
チェックアウト時、多目的トイレ内にキャンプで出たゴミを置いておけば、回収してくれるとのことでした。
ソロキャンパーやバイカーも問題なし
この公園施設の内容からして、ファミリーキャンパーばかりと思っていましたが、ソロキャンパーやバイカーのキャンパーもいました。やはり高規格で料金が安いので、ソロで利用しても割高感がないのでしょう。
あるバイカーの方達は1つの区画内に2張のテントを張っていましたが、それでも料金は一律2,500円なので、コスパが良いでしょう。
シャワー設備がないので豊田温泉公園もみじ荘へ行った
このオートキャンプ場にはシャワー設備がありません。そこで、近隣の入浴施設を利用することになりますが、我が家が利用した豊田温泉公園もみじ荘は、格安で露天風呂付き温泉の日帰り入浴できて良かったので、紹介します。
キャンプ場からもみじ荘までは、以下の地図のように、5.5km、約8分で行くことができます。料金は、2024年5月現在、一般450円、小学生200円と格安でした。
2022年にリニューアルオープンしたとのことで、設備は綺麗でした。食事処もあるし、お茶や水が飲み放題でした。
ボディーソープとシャンプーは常備していましたが、ドライヤーは5分/100円で有料でした。。
露天風呂は広くないですが、我が家が行った20時過ぎは他に利用者がおらず、貸切状態で気持ち良く入れました。夜だったので外は見えませんでしたが、昼間であれば山の景色を見ながら入浴できると思います。
北信濃ふるさとの森文化公園は子供が楽しめる
北信濃ふるさとの森文化公園で、娘と遊んだ施設を紹介します。
サマーボブスレー
サマーボブスレーは私もやってみたのですが、なかなか面白かったです。
乗り場からボブスレーに乗り込むと、自動で小高い丘まで登り、そこからブレーキをかけてスピード調整しながら乗り場まで降りて行きます。
娘はドはまりしたようで、4回も乗っていました。。
サマーボブスレーは有料で、1回につき一般 200円/小中学生 150円でした。
アスレチック
テントサイトの隣にあるアスレチック広場です。森の斜面にいろんな種類のアスレチックが点在しており、気持ちよく遊べました。
古い遊具とすべり台
こどものくにという遊具と砂場の広場がありましたが、使える遊具はちょっとしかありませんでした。。写真の右の方にあるのは、役目を終えたと思われる古い遊具で、使えないようでした・・。
ただ、娘は砂場だけで30分くらいずっと遊んでいました。砂場だけで長く遊べるって、子供はすごいですね。
下の写真のように、立派なローラーすべり台がありましたが、これは残念ながら、あまりに古くてローラーがうまく回りません・・。娘がすべりましが、なかなか前に進まず大変そうでした。。
他にバッテリーカーもあるようでしたが、利用しませんでした。
中野市立博物館にある展望台からの眺望
中野市立博物館は、中野市の自然と歴史、文化の資料を展示しており、プラネタリウムも併設されています。
我が家は博物館に受付の時に入って、エントランスにあったレトログッズの展示を楽しんだだけですが、外にある展望台からの眺めが素晴らしかったです。
志賀高原方面の山々と中野市街地が、下の写真のように一望できます。この展望台からの眺めは一見の価値があります。
まとめ
長野県北部の中野市にある、信濃ふるさとの森文化公園のオートキャンプ場に泊まったので、オートキャンプ場と園内施設の様子を紹介しました。
子どもが楽しめるいくつもの施設がある園内でオートキャンプできるので、子連れキャンパーにおすすめしたいです。一方、高規格な割に格安なサイト利用料であるため、ソロキャンパーにもおすすめできるキャンプ場です。
志賀高原や地獄谷野猿公苑も近くにあり、それらの観光も同時に楽しみながらのオートキャンプがおすすめです。