新潟県十日町市にある七ツ釜キャンプ場とは?
七ツ釜キャンプ場は、新潟県十日町市にある、小さなキャンプ場です。キャンプ場のそばは川が流れており、そこには7つの滝つぼを持つ七ツ釜があるため、七ツ釜キャンプ場と呼ばれています。
サイトは5区画分だけで、オートサイトではありません。ただ、なんといってもこのキャンプ場の特徴は、料金が無料なことです!しかも、かなりの確率で空いていると思われます(私が行ったときにそう感じただけかもしれませんが・・)。
予約も不要で、下記サイトに記載してある電話番号に一報するだけで利用できるようです(私が以前利用したときは、一報もせず利用させてもらいました・・)。
2014年に七ツ釜キャンプ場を利用
私は、少し前ですが2014年9月20日~21日の1泊で、七ツ釜キャンプ場に妻と2人でキャンプしました。このときは、十日町市にある松之山棚田を2日かけて観光するための宿泊先として利用しました。
事前にネットでこのキャンプ場のことを知り、本当に無料で泊まれるのか不安ながら行ってみたところ、問題なく快適に過ごすことができたのです。
この記事では、七ツ釜キャンプ場の様子やアクセス方法、歩いてみた七ツ釜渓谷と滝の風景などを紹介したいと思います。
あと、ネットで"七ツ釜キャンプ場"と検索すると、佐賀県のキャンプ場も検索結果に表示されますが、この記事で紹介するのは新潟県にあるキャンプ場です。
七ツ釜キャンプ場へのアクセス方法
新潟県の七ツ釜キャンプ場は、新潟県十日町市の田代という集落にあり、地図上では以下の印をつけた場所となります。グーグルマップで調べると、キャンプ場と明記されているわけではないので、上で紹介した十日町市のサイトで詳細な位置を確認しました。
七ツ釜キャンプ場へ行くには、車で行くしかなく、最寄の高速ICである関越道塩沢石打SAが、以下の地図のように約20km離れた場所にあります。
棚田観光の拠点として便利
キャンプ場の東にはガーラ湯沢や石打スキー場などがあり、西側には松之山棚田があるなど、豊かな自然と観光スポットに恵まれた環境です。
キャンプ場を利用する夏にはスキー場を利用しないので、七ツ釜キャンプ場を利用する際は、十日町市の松之山棚田観光を楽しむ際の拠点とするのがおすすめです。私もその目的で利用したのですが、各所に点在する棚田を1日では回りきれないため、無料で利用できるこのキャンプ場は非常に助かりました。
近くの温泉は"ゆくら妻有"
このキャンプ場は無料なので、設備は当然簡素なもので、シャワーなどありません。そこでお風呂はどうするかというと、キャンプ場から約8kmのところに源泉かけ流しの日帰り温泉があるため安心です。
七ツ釜キャンプ場の設備
七ツ釜キャンプ場の設備を紹介したいと思います。
テントを張る場所は、明確に区画分けされているわけでなく、好きな場所に張ることができます。車道沿いにサイトが広がっているので、車を道沿いに置いて、ほぼオートサイトと同様な感覚で利用することができます。あと、車道があるといっても、七ツ釜はそれほど人気の観光スポットといえないので、車はあまり通りません。
サイト内は、下の写真のように、炊事場、かまど、ベンチ、テーブルがあります。
他に誰もお客さんがいなかったので、我々はテーブルを独占して使わせてもらいました。
下の写真のように、蛇を模した造形物がありました。このへんは、大地の芸術祭というイベントを定期的にやっているので、美術作品が盛んに作られているのでしょう。
あと、トイレは写真がないのですが、車道をはさんだところにあります。トイレは綺麗に清掃されており、気持ちよく利用することができました。
このキャンプ場の設備については、下記リンクの口コミ情報も参考になるでしょう。私が行ったのは2014年ですが、もっと新しい情報が記載されています。
キャンプ場は快適に過ごせた
下の写真のように、我々は登山用のコンパクトなテントを張って1泊しました。
9月後半だったので時期的にもちょうどよく、快適に過ごせました。夜も車は通らず、暴走族もこず、ちゃんと寝ることができました。
夕食は妻にパスタを調理してもらいました。
七ツ釜の見事な滝も見物できた
キャンプ場のそばには、七ツ釜渓谷の散策路が続いており、滝の近くまで行くことができました。
下の写真のように、遊歩道入り口付近には案内図がありました。
道は結構荒れていましたが、なんとか渓谷沿いに出ることができました。
切り立った左岸がなんとも迫力があります。柱状節理というらしく、縦に層が連なっているのがなんとも芸術的です。
一番奥に見える大きめの滝は、一度崩壊して復旧した、人口の滝らしいです。立派な滝ですが、やはり人口ということで、少しテンション下がります・・。
川の流れは結構速かったです。下の写真右側のごつごつした岩を、すべらないように歩きました。
滝まで行って戻るまでの所要時間は約40分くらいでしたが、楽しい散策となりました。
まとめ
新潟県十日町にある無料の七ツ釜キャンプ場に泊まったので、その様子や設備、そばにある七ツ釜渓谷の風景を紹介しました。
無料であるにもかかわらず、お客さん少なく快適にプライベート感抜群にキャンプを楽しめるので、是非ともおすすめです!特に、絶景の松之山棚田観光と一緒に訪れると良いと思います。