Trip by myself

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【ブログ】沖縄旅行で食費を安くしたい、北部(本部、名護、恩納村)の3つのローカル食堂を紹介

沖縄旅行で食費を安くしたい

私は2022年7月に、妻と娘の家族3人で、7泊8日の沖縄旅行をしました。

7泊8日という長期旅行で悩まされたのが、旅行中の食費です。もし旅行中、朝昼夕をすべてレストランなどで外食したとすると、とんでもなくお金がかかってしまいます。そこで妻と話し、キッチン付きのホテル(マンションみたいな作り)に泊まり、朝と夕は自炊をし、昼は適当に済ませることにしました(昼は観光に出かけている最中となるので、ホテルへ戻りにくい)。

しかしその適当の度合いが、私と妻で認識ずれがありました。妻は、適当でもある程度ちゃんとしたもの(ごはんとおかず)を食べたいようでした。私の場合は、コンビニとか弁当屋で買って可能な限り安く済ませたい(一人500円以内)と思っていました。

沖縄北部で安くておいしい食堂を探した

そこで考えたのが、昼だけは外食にするけど、できるだけ安い、定食が食べられる食堂を選ぼうということでした。私は沖縄そば専門店が良いのですが、妻は沖縄そばをあまり好まないようなので、定食がある食堂を探すようにしました。

グーグルマップで調べると、びっくりすることに、500円くらいで定食が食べられるローカル食堂が、いくつかありそうなことに気づきました。今のインフレ時代において、私が住んでいる関東では500円の定食なんてのは、見かけることはなく、800円はすると思います。沖縄はインフレの影響を受けていないのか、もともと物価が安いのか、ずっとこうあってほしいと思いました。

結局、以下のような条件でローカル食堂を探しました。

  1. 600円以下の定食メインであること
  2. グーグルマップの口コミが星4点以上であること
  3. 滞在中の観光スポットから近いこと(今回は本部と読谷)

おしゃれカフェや観光客向けのレストランなどは、全く上記の条件を満たせないので、外しました。そのような店は、店名にカタカナや横文字が入っているので、すぐ分かりますね。マップを見ながら、漢字で"~食堂"とあれば、クリックして口コミと値段をひたすらチェックしました。

探してみて感じたのは、条件を満たす店はそこまで多くないな、ということです。ローカル食堂が減ってきているのか、マップに載っていないだけなのか。。下に紹介する3つの食堂は、なかなか貴重な存在だと思います。

我が家が行った沖縄北部の安くおいしい食堂を3つ紹介

グーグルマップでいろいろ探し、我が家が実際に行った、3つの食堂を以下に紹介したいと思います。

1. みなと食堂 (本部町)

まずは、本部町にある"みなと食堂"です。瀬底大橋のすぐ近くにあり、地元の方のみならず、観光客も多く訪れるようでした。我が家は、ゴリラチョップというシュノーケルスポットで、シュノーケルをした後に訪れました。その後の旅行中、リピートでもう1回みなと食堂を訪れています。

グーグルマップの口コミ評価が4.6点と高得点です。期待して行きましたが、期待以上の素晴らしい食堂でした。なんといっても、接客とサービスがすごいです。

下の写真のようにメニューは全て600円以内です。

500円:オムライス、焼きめし、焼きそば、みそ汁、野菜いため、沖縄そば大(小400円)

600円:煮つけおかず、ソーキそば

1回目の訪問時、ソーキそばを食べました。とろとろのソーキがうまかったです。

以降は2回目の訪問時の写真です。

下の写真は、煮つけおかずです。沖縄の煮つけは、豚肉、厚揚げ、昆布、人参、大根などが入っているようです。妻にちょっともらいましたが、味付けが良く、うまいです!

下の写真は、娘が食べた沖縄そば(小)です。

こちらは焼きそばで、2回目の訪問時に食べました。汁っけがあり、濃い味付けでうまい焼きそばでした。

下の写真のしりしり(人参を刻んだもの)と、サーターアンダギーは、なんと店の奥さんからサービスでもらいました!さらに、帰り際に飴玉ももらい、娘にはそれとは別に、グミのお菓子までもらいました。サービス精神がすごいです。

食堂の奥さんは親しみやすく、"月桃茶どうぞ"、"どこから来たの?"なんて話しかけてくれます。沖縄のローカル感を体感でき、たくさんのサービスを受け、とても思い出に残りました。

■お店の情報

住所:〒905-0225 沖縄県国頭郡本部町崎本部5209

営業時間:11時30分~16時00分

定休日:日曜日、木曜日

※人気店なので、早い時間に行かないと食材がなくなると思います。私が行ったとき(13時過ぎ)は、オムライスが終わっており、ごはんも1杯分しかないと言われました。

2. 食堂 守礼 (名護市)

次に紹介するのは、名護市にある"食堂 守礼"です。近くにネオパークオキナワという動物園の観光地があります。我が家は、大宜味村にあるター滝で遊び、名護市のホテルへ戻る際にこちらへ立ち寄りました。

下の写真のように、食堂でなく、雑貨や駄菓子などの商店に見える外観が、味を出しています。車をどこに停めればよいか分からなく、妻に店の人に確認してもらうと、目の前の歩道のスペースで良いとのことで、停めさせてもらいました。建物の左側にも1台分くらいのスペースがあったように思います。

店内の雰囲気は独特で、時代を感じます。まさにローカル食堂のイメージです。着席しても、店の主人は水を出してくれる素振りはなく、他の人を見て、セルフサービスであることがわかりました。コップは食器棚から自分で取るようです。。

下の写真の右のように、メニュー表がありますが、値段が書いていません・・。とりあえず、私はポークたまご、娘は焼きそば、妻はフー炒めを頼みました。

ちなみに、ネットの情報によると焼肉定食が人気メニューのようで、隣にいた人もそれを頼んでいました。

下の写真はポークたまご(500円)です。うまかったです!

妻はフー炒め(真ん中、500円)、娘は焼きそば(右、500円)を食べました。どっちも味見させてもらいましたが、うまかったです。いずれも関東にはない沖縄料理で、これだけしっかりしたボリュームの料理を、たった500円で食べられるのはとても信じられないです。。家の近くにこの店があったら、毎週行ってしまうでしょう。

食事後、お金を主人に渡そうとすると、"そこに置いておいて、おつりは自分でとって"、とのことです・・。斬新ですね、おつりを自分で取るって。。カウンタに1000円札や小銭が置いてあるので、そこにお金を置きました。かなり沖縄のゆるい感じが伝わり、なんとも印象深かったです。

■お店の情報

住所:〒905-1152 沖縄県名護市伊差川272

営業時間:11時00分~23時00分

定休日:日曜日

3. 海の家がんじゅう (読谷村)

最後に紹介するのは、読谷村の"海の家がんじゅう"です。

最寄りの観光スポットは、西側に残波岬、東側に真栄田岬、南東にやちむんの里など、多くあります。観光中に立ち寄るとよいと思います。

我が家は、やちむんの里へ行った後に、ここで昼食をとりました。

この食堂は、なんとすべてワンコインの500円です!下の写真のように、メニューは沖縄料理ばかりで、観光客が手軽に沖縄料理を楽しむには、素晴らしい食堂だと思います。また、安いからと言って量は少ないことはなく、ちゃんとボリュームありました。

下の写真は、私が頼んだフーチャンプルです。味付けがしっかりしており、スープも含めてうまかったです。

下の写真は、妻が頼んだしょうが焼きです。

こちらは、娘が頼んだ沖縄そばです。

店内奥のカウンタ席を利用すると、綺麗な海を見ながら食事ができます。

■お店の情報
住所:〒904-0324 沖縄県中頭郡読谷村長浜141

営業時間:11時30分~14時00分、17時30分~22時30分

定休日:日曜日

まとめ

沖縄旅行の食費を安く抑えつつ、おいしいものを食べるため、グーグルマップで探して実際に食事した、3つの沖縄ローカル食堂を紹介しました。

いずれもローカル食堂らしい独特の雰囲気があり、おいしい料理を食べることができ、非常に満足度が高かったです。また、店員さんとの会話など、旅の思い出としても印象に残すことができました。

沖縄旅行で安く満足した食事をするなら、上に紹介したような、ローカル食堂の利用を是非おすすめします。