Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

白川郷、五箇山(菅沼と相倉)3つの合掌造りを1日で観光した様子とアクセス方法解説

白川郷・五箇山(菅沼と相倉)の3つの合掌造り見どころ

合掌造りの家屋は、雪対策のための特徴的な屋根の形状をしており、その家屋が集まった集落は、日本昔話のような原風景を想起させ、素晴らしい景観を生み出します。

合掌造りの集落は岐阜県の白川郷と富山県の五箇山に集中しており、このエリア一帯は世界遺産に登録され、多くの観光客が訪れます。特に最近はインバウンドの影響で、多くの外国人が訪れています。

白川郷では"萩町"、五箇山では"菅沼"と"相倉"の合計3つの合掌造りの集落があります。それぞれ別の場所に位置しており、もし観光するなら、車やバスでアクセスする必要あります。

白川郷・五箇山(菅沼と相倉)の3つを1日でまわった(車利用)

私は小学生の娘の夏休み旅行として飛騨高山を訪れた際、2024年7月26日(金)に白川郷と五箇山の3つの合掌造りエリアを自家用車で観光しました。

3つのエリアを1日でまわるのは大変かと思われましたが、それぞれ距離的にはあまり離れておらず、1日で見て回ることができました。

ざっくりと、以下のようなスケジュールで観光しました。

  • 7:30  宿泊先の飛騨高山キャンプ場を出発
  • 9:30~12:30   白川郷を観光
  • 13:30~14:50 菅沼集落を観光
  • 15:20~16:30 相倉集落を観光
  • 18:00 宿泊先の飛騨高山キャンプ場に到着

単純に合掌造り集落を見て回るだけであれば、そんなに時間かかりませんが、展示コーナーに入ったり、紙漉き体験をやったりすると結構時間かかり、朝から夕方までたっぷりと楽しみました。

本記事では、我が家が3つの合掌造り集落を観光した様子を紹介し、それぞれのアクセス方法や駐車場について解説したいと思います。

夏休みシーズン平日の混雑状況は?

我が家が白川郷・五箇山を訪れた7月26日は、小学生が夏休みに入っているハイシーズンの平日でした。私も会社の夏休みであったので、この日程で行けました。

ハイシーズン平日における混雑状況はというと、当初心配でしたが、実際は全然混んでいませんでした。道路も混んでおらず、駐車場もたくさんの空きがありました。混雑した日であれば、白川郷のせせらぎ駐車場で2時間待ちとかあるようですが、半分くらいは空いていたと思います。やはり平日の効果が大きかったと思います。ただし、インバウンド効果で外国人観光客は大勢いました。観光客の半分以上は外国人のように思えました。。

もし白川郷・五箇山を訪れるなら、平日がおすすめです。

7月後半は暑い・・

7月後半の白川郷エリアの気温ですが、30℃程度で蒸し暑く、歩いて観光するには結構きつかったです・・。日陰やクーラーが効いたスポットもあまりないので、休憩場所を探すのも一苦労でした。

3つのエリアを回るとなると、暑さが体に堪えるため、水分補給や休憩をこまめに取り入れながら観光するとよいでしょう。

白川郷と五箇山の違い

白川郷と五箇山は、家屋の外観の違いはあまりないですが、集落の雰囲気が異なっており、せっかくならいずれも観光することをおすすめします。

白川郷は観光客が多く、集落自体が観光客向けによく整備されていますが、五箇山の方は観光客が少なく、昔ながらの雰囲気を多く残しているように思いました。

白川郷では綺麗な景観の写真をたくさん撮り、五箇山では日本の里山らしいローカルな雰囲気を味わう、という楽しみ方がよいかなと思いました。五箇山 相倉では紙漉き体験ができたのも良かったです。

白川郷・五箇山(菅沼と相倉)を車で周遊するためのアクセス方法

白川郷と五箇山(菅沼と相倉)を車で周遊するためのアクセス方法を解説します。

それぞれ駐車場がありますが、いずれも有料で、地味にお金かかります。。

  • 白川郷 せせらぎ公園駐車場:1,000円 ※2025/10から2,000円へ値上げ予定
  • 五箇山 菅沼駐車場:500円
  • 五箇山 相倉駐車場:500円

飛騨高山から白川郷へのアクセス

飛騨高山市街地から白川郷(せせらぎ公園駐車場)までは、下の地図のように、約50kmで所要約50分です。高速道路で、高山ICから白川郷ICへ一気に行くことができます。

白川郷の駐車場

白川郷に着いたら、せせらぎ公園駐車場へ駐車します。普通車・軽自動車は200台収容可能で、料金は1,000円です。

ただし、オーバーツーリズム対策で2025年10月1日から2,000円へ値上げされるそうです。確かに私が行ったときも外国人が多かったので、ここぞとばかりに値上げするわけですね。駐車料金2,000円はちょっと高いかなと思います・・。

下の写真は私が行ったときの駐車場の様子ですが、平日だったので空きは多く、半分くらいは空いていたと思います。

駐車場では、以下のような白川郷合掌造り集落めぐりの地図を入手できます。

白川郷から五箇山 菅沼へのアクセス

白川郷を観光した後は、五箇山の菅沼集落へ行きます。

白川郷から菅沼集落駐車場まで、白川郷ICから五箇山ICまで高速道路を使って所要25分程度で行けますが、同様の道のりで下道(国道156号)も走っており、同程度の時間で行けるため、高速道路を使う必要はないと思います。この下道は信号がほとんどなく、車通りも少ないので、スイスイと走れます。

五箇山 菅沼の駐車場

菅沼の駐車場は、下の地図のように、国道156号沿いに位置しており、普通車・軽自動車は30台収容可能で、料金は500円です。

地図が示すように、駐車場からエレベータで降りると集落へ行くことができます。

駐車場にはトイレや自販機、休憩所などがあり、設備が整っていました。

五箇山 菅沼から相倉へのアクセス

五箇山 菅沼を観光した後、相倉集落へ向かいます。高速道路は走っていないので、約10kmの下道を走り、所要約20分で相倉集落駐車場へ到着します。

この辺は田舎なので、車通りは少ないです。私が行った時は平日のため、すれ違う車もほとんどいなかった気がします。

五箇山 相倉の駐車場

相倉の駐車場は、普通車・軽自動車は30台収容可能で、料金は500円です。

私が行った時は下の写真のように、平日のためか、がら空き状態でした。駐車場にはトイレや自販機などの設備が整っていました。

我が家が白川郷・五箇山(菅沼と相倉)を周遊した様子

我が家が白川郷と五箇山(菅沼と相倉)の3つの集落を観光し、撮った風景写真を紹介します。

白川郷

この日は天気が良くて非常に蒸し暑いのがつらかったですが、青空に合掌造りの家が映えて綺麗な写真が撮れました。

合掌造りは屋根の大きさと傾斜がすごいです。これを作るのは大変だっただろうなと思います。。

観光客はほとんど外国人で、日本人の方が少ないように思いました。

いくつかの合掌造りの家は、中が博物館になっており、有料(大人: 600円 / 小人: 400円)で見学できるようになっていました。私は節約のために入りませんでしたが、妻と娘は全ての有料建物へ入場し、とても良かったと言っていました。

集落から坂道を上ると、荻町城跡展望台があって、下の写真のように合掌造りの家がずらっと並ぶ様子の全体像が見えました。ここから見える風景写真はいろんなところで使われており、よく見かける風景です。

五箇山 菅沼

五箇山の菅沼集落は白川郷と比べるとこぢんまりとしていますが、観光客も少なく静かに合掌造りを楽しめました。

建物の外観は白川郷とさほど違いがないように思いましたが、五箇山の方が雪対策で屋根の傾斜がきつくなっているようです。

五箇山にも有料の博物館があり、妻と娘は楽しんでいました。

五箇山 相倉

五箇山の相倉集落は菅沼からさらに奥地にあり、ここも観光客が少なく静かに楽しむことができました。私が行った日は、本当に観光客がまばらで、外国人観光客を数組見かけだけでした。

菅沼集落よりさらにこぢんまりとしていますが、合掌造りの家並みの風景を楽しむことができました。

五箇山では昔から和紙産業が栄えていたそうで、有料ですが紙漉き体験ができ、娘が挑戦しました。10分程度で体験でき、オリジナルの飾りつけができるのが良かったです。

まとめ

白川郷、五箇山 菅沼と相倉の3つの合掌造り集落を、夏休みシーズンの7月後半に、1日で観光したので、その様子と各集落のアクセス方法をまとめました。

平日であったので静かに観光することができ、日本の原風景の景観を大いに味わうことができました。

3つの集落はそれぞれに特徴があり、せっかく白川郷へ行くなら、五箇山も合わせて訪れたいものです。互いに距離は近く、車利用で1日で見て回ることが可能なので、是非訪れてみることをおすすめします。