- 広州で乗り継ぎのため、広州鉄道駅近くで宿泊
- 広州白雲空港と鉄道駅のアクセス方法を比較
- 広州白雲空港から、バスで鉄道駅へ行ってみた
- 広州鉄道駅から地下鉄で空港へ行ってみた
- 結論:最も安くて快適な、白雲空港と鉄道駅のアクセス方法
- まとめ
広州で乗り継ぎのため、広州鉄道駅近くで宿泊
私は2018年の年末に中国・雲南省の麗江へ行きました。麗江の空港へ行くには、日本からの直行便はないため、中国国内にある国際空港を経由する必要があります。今回行っの場合、広州白雲空港で乗り継ぎをして、麗江空港へ向かいました。
私のチケットは格安だったので、広州白雲空港に20時ごろ着いて、麗江への出発は翌日12時の、乗り継ぎ時間は約16時間もありました(お金払えば、当日着の便もあります)。
そこで広州にて1泊する必要があるのですが、空港近くで泊まろうか、一度市内へ出ようか、迷いました。空港近くにした場合、移動が少なくて済みますが、ホテル代が高くつきます。一方、市内に出た場合、移動は面倒ですが、ホテル代は安くつきます。
結果、私は乗り継ぎのため一度市内へ出てホテルに泊まることにしました。市内といっても、繁華街に出ると道に迷いそうなので、分かりやすい広州鉄道駅へ行くことにしました。
広州空港と広州鉄道駅のアクセスは、どの方法が良い?
ここでさらに悩ましいのが、広州空港から鉄道駅へのアクセス方法です。考えられるアクセス方法として、タクシー、空港バス、地下鉄がありますが、どの方法が最も安く快適でしょうか?
私は今回の旅行で、空港バスと地下鉄を使ってアクセスしたので、タクシーも含めてどの方法が一番良いか、比較検討した結果をこの記事にまとめたいと思います。
広州白雲空港と鉄道駅のアクセス方法を比較
広州白雲空港と広州鉄道駅のアクセス方法は、以下の3つがあります。それぞれの特徴をまとめてみようと思います。
1.タクシー
料金目安:100元~
所要時間:約40~50分
時間帯:24時間
タクシーはいつでも利用できて、早いですが、料金高いです。私みたいな一人旅にとっては、割高過ぎて全く利用する気になれません。。バスや地下鉄の3人分でも100元以下なので、とにかく高いと思います。
さらに、英語や日本語の話せない運転手とのやり取りが面倒だし、ぼったくられるリスクもあります。。
2.バス
料金:22元
所要時間:約45分
時間帯:空港発は7:00~最終便、市内発は5:00~23:00
バスはただ乗っておくだけでいいので、かなり快適です。座席は確実に確保できるし、荷物はバスの荷室に入れて、快適に過ごせます。また、広州鉄道駅へ向かう場合は、終点で降りればよいので、どこで降りればいいかを気にする必要ありません。
飛行機が始発から最終便までの時間帯で利用可能なので、深夜便で到着した場合や、早朝出発する場合に利用価値が高いと思います。
3.地下鉄
料金:7元
所要時間:約45分
時間帯:6時から23時ごろ
地下鉄は料金が最安です。安いと感じていたバス料金の3分の1くらいで済みます。荷物を持ったまま歩くのは少し大変ですが、それが気にならないのであれば、断然おすすめでしょう。
時間的にはバスやタクシーとさほど変わらないし、渋滞などなく時間が正確なので安心して利用できます。乗客のマナーも悪くないし、それほど混雑しているわけでもありません。
空港と鉄道駅は2号線と3北線という2つの路線を利用し、"嘉禾望崗"という駅で乗り換える必要ありますが、向かいのホームなので難しくありません。
広州白雲空港から、バスで鉄道駅へ行ってみた
日本から出発した飛行機は広州に20時ごろ到着し、入国手続きを済ませ、私はバス乗り場へ向かいました。バス乗り場の場所は、手荷物受け取り場所から出るとすぐに、場所を示す標識があるので、それに従って進めばたどり着けるでしょう。
下の写真にある標識で、"Bus Station"と書いてある方向へ進みます。
バス乗り場にはチケットカウンターがあり、行先を言ってお金を払えば(22元、保険3元分込み)、チケットを発行してくれます。空港なので英語が通じると思います。私の場合、"railway station"と言えば通じました。通じない場合は、"广州站"とメモ帳に書いて見せればよいでしょう。
下の写真はバスの待合室です。出発10分前からゲートを通過し、外の乗り場へ向かいます。ゲートを通過する際は、パスポートのチェックがあるので、すぐに出せるようにしておくとよいでしょう。
下の写真がバス乗り場です。12月ですが、気温20℃以上あって暖かったです。
1号線のバスに乗ると、広州鉄道駅(民航售票処)へ行くことができます。
バスの車内は、下の写真のような感じです。私以外全員中国人っぽかったですが、みんな静かに座っています。
この日は20時に広州到着だったので、あとで考えてみれば、地下鉄に乗れば良かったと思いました。バスは22元かかったのですが、地下鉄だと、なんと7元で広州鉄道駅まで行けるのです。
広州駅近くのホテルに泊まり、次の日また広州白雲空港へ行くとき、今度は地下鉄を利用することにしました。
広州鉄道駅から地下鉄で空港へ行ってみた
広州鉄道駅の地下鉄は、広々とした駅敷地の真ん中らへんに、地下へ向かう通路があります。
地下道を歩いていくと、下の写真のように、切符売り場があります。この装置は、最終目的地の路線と駅名を選択してお金を入れると、切符替わりのプラスチック製のコインを発行します。
私は空港へ行くため、3北線の"机场北站"を選択し、7元を投入すると、コインが発行されました。
地下鉄に乗るときは、コインを改札口にある機械へかざせば通過することができます。下の写真で、丸い部分にかざします。
改札口をでるときは、下の写真の機械にコインを投入すれば出ることができます。
下の写真は、地下鉄のホームです。中国は汚いイメージですが、地下鉄のホームも車内も本当に清潔に保たれています。マナーも良いです。
下の写真は地下鉄車内の様子です。日本の電車内の風景と変わりません。
車内では、現在どの駅や区間にいるか分かるように、電光掲示されています。
上にも書きましたが、広州鉄道駅から空港へ向かう場合、最初2号線に乗って、途中"嘉禾望崗"という駅で3北線に乗り換える必要があります(向かいのホームへ移動するだけなので簡単です)。
地下鉄では座席に座ることはできませんでしたが、特に不快に感じることはなく、快適に移動することができました。
夜22:40でも、地下鉄で空港から鉄道駅へ行くことができた!
地下鉄については、鉄道駅から地下鉄への移動だけでなく、逆もやってみました。
麗江の旅行からの帰りの便では、広州に夜22:00頃についたので、そこからバスか地下鉄のどちらで鉄道駅へ行こうかと迷いましたが、やっぱり料金の安い地下鉄がいいと思い、地下鉄駅へ行ってみました。この時点で22:40頃です。
すると、ちゃんと地下鉄は運行していました!夜遅いためか、3号線、2号線ともに座ることができました。
広州鉄道駅出口の注意点
一つ注意したいのは、広州鉄道駅の出口です。私は鉄道駅に向かって東側のホテル(白雲城市酒店)へ行きたかったのですが、間違えて西側に位置するD出口(広州バスターミナルへ行く場合はこっち方向でOK)から出てしまいました・・。中国語の漢字をよく読めてませんでした。。
もし、鉄道駅の東側へ出たいなら、A出口から出るようにしましょう!
結論:最も安くて快適な、白雲空港と鉄道駅のアクセス方法
結論として、広州白雲空港と鉄道駅の最も安く快適なアクセス方法は、地下鉄だといえます。
すでに安いバス料金の3分の1という、圧倒的な安さが素晴らしいと思います。地下鉄が運行している時間帯では積極的に利用することをおすすめします。
早朝と深夜に移動する場合は、代替としてバスを利用すると良いでしょう。地下鉄が運行している時間帯は下記のHPで検索して確認できます(リンク切れの場合すみません、中国のHPなので)。広州鉄道駅は、2号線の"广州火车站"、空港は、3北線の"机场北站"または"机场南站"です。
まとめ
広州白雲空港と鉄道駅のアクセス方法で、最も安く快適な方法を比較検討してみました。結果、地下鉄が一番おすすめだといえます。
貧乏旅行好きな私の目線で選んでいますが、そうではなくても、そこまで不快に感じることなく移動できると思います。
広州の空港と鉄道駅の移動は、地下鉄を優先的に利用し、早朝と深夜のみ、バスを利用することをおすすめします!
私が行った、麗江・徳欽・香格里拉11泊12日旅行の概要についてまとめた記事のリンクを以下に貼っておきます。