- 無印良品津南キャンプ場はどんなキャンプ場?
- 無印良品津南キャンプ場はどこにある?
- フリーサイトは自然を生かした素晴らしいサイト、3つの魅力
- 津南キャンプ場フリーサイトの設備・サービス
- 周辺散策も楽しめる
- 我が家がキャンプした様子
- まとめ
無印良品津南キャンプ場はどんなキャンプ場?
津南キャンプ場は、新潟県魚沼郡津南町の標高800mにある、無印良品が運営するキャンプ場です。
津南町の周囲には、苗場山や鳥甲山などの高い山、山伏山や天水山など小高い山など多くの山が連なっており、自然が豊かなところです。また、津南町は特徴的な河岸段丘(階段状の地形)の地形となっており、それを生かして山の中を切り開いてキャンプ場は作られています。
下の写真はキャンプ場そばにある山伏山頂上付近からキャンプ場を見下ろした写真です。なんとなく、階段状の地形になっているのが分かると思います。
無印良品が作るだけあって、自然の起伏はできるだけ生かしてサイトを作るというこだわりがあるため、豊かな自然をたっぷり感じながらキャンプすることができます。また、無印だけあって施設・設備も必要最低限でありながら、おしゃれで清潔に保たれています。
敷地は広大で、キャンプ場のテントサイトはオートとフリーがあり、さらに、コテージとバンガローの施設もあります。
家族3人でフリーサイト(ANNEX山伏山森林公園エリア)に2泊した
私は妻、3歳の娘とともに、2019年8月2日(金)~4日(日)の2泊で津南キャンプ場のフリーサイト(ANNEX山伏山森林公園エリア )に宿泊しました。フリーサイトは、広いHエリアと狭いJエリアがありますが、Jエリアの方を利用しました。
4年前にこのキャンプ場のオートサイトを利用していたので、今回はフリーサイトの方を利用することにしました。4年前に利用したときの記事は下記をご参照ください。
今回は、津南キャンプ場のフリーサイトの様子や設備を紹介し、利用した感想をまとめたいと思います。
無印良品津南キャンプ場はどこにある?
津南キャンプ場は、新潟県の津南町にあり、以下のグーグルマップで印をつけた場所にあります。
東京方面からアクセスする場合、関越道の塩沢石打ICから約40km、約1時間10分くらい山道を走る必要あります。少しアクセス悪いですが、それだけに、自然景観が優れたキャンプ場となっています。
フリーサイトは自然を生かした素晴らしいサイト、3つの魅力
津南キャンプ場のオートサイトの素晴らしさは、以前の記事に書いたのですが、フリーサイトはオートと同等かそれ以上に、自然を感じられるサイトとなっています。
フリーサイトは、ANNEX山伏山森林公園エリアにあります。このエリアには、フリーサイトJとH、コテージ、バンガローなどの宿泊施設があります。
我が家が利用したのは、下のマップでJというエリアです。Hエリアもフリーサイトとなっています。いずれも車の乗り入れは不可ですが、荷物の搬入・搬出時のみ乗り入れ可能です。
以下に、フリーサイトの魅力を3つにまとめたいと思います。
1.豊かな自然のサイト
まず、木々、草、湖の景観が自然のままで、人工的な感じがしません。本当の大自然の中でキャンプしている感覚を味わえます。
下の写真のように、我が家が張ったテントの周囲の視界は木々や草、湖だけです。他のキャンパーのテントや人影も見えません。
2.利用者が少ないため静か
利用者が少なく、静かで抜群のプライベート感のあるキャンプができます。
私が利用した8/2~8/4は、夏休み期間中の金曜日、土曜日ですが、金曜日はフリーサイトでは他のキャンパーはゼロでした。土曜日は他に1組だけでした。フリーサイトは私が利用したのはJエリアですが、Hエリアの方は両日ともキャンパーはゼロでした。
他に誰もいないので寂しいというのはありますが、それよりも、静かに自然と向き合ってキャンプできるというメリットの方が大きいです。
3.湖畔、木陰サイトが利用できる
フリーサイトでは、うまく場所取りできれば、湖畔や木陰のサイトが使えます。
我が家は以下の写真のように、薬師湖という湖のそばで、しかも背の高い木の木陰のサイトを利用することができました。こんな素晴らしいサイトが利用できるなんて、オートサイトより安い料金なのに、贅沢過ぎると思いました。
日中は気温が30度くらいまで上がる時期なので、木陰は本当に助かりました。
下の写真のように、サイトは湖のほとりです。風も吹いて気持ちいいところでした。
フリーサイトJサイトの様子
フリーサイトのJサイトは、低木が点在するこぢんまりとした芝生サイトです。
このサイトは、公式HPの予約状況のページを見ると3張まで予約可能となっていますが、私の感覚では10張くらいはいけそうに感じました。ある意味、オートサイトよりも広々と、抜群のプライベート感のあるキャンプを楽しめるかもしれません。
下の写真は、我が家がテントを張った、木陰でしかも湖畔の、最高のサイトです。おそらく、Jサイトの中では最も人気なのだろうと想像しています。
Jサイトは、山伏山も見える、眺めの良いサイトです。
湖には、カヤックを楽しむ客が見えます。
フリーサイトHサイトの様子
Hサイトの方は、Jサイトよりも開けた芝生のサイトです。場内マップによると、ANNEX山伏山森林公園エリア内で、バンガローやコテージのエリア以外全てがテントサイトとなっているようです(スタッフに確認したわけではありませんが・・)。
そうなると、テントを張れる場所は広大で、私の感覚では、100張くらいはいけそうに感じました。しかし公式HPの予約状況のページを見ると、最大15張までしか予約できないようです。つまり、Hサイトでも広々とキャンプでき、素晴らしい開放感が得られそうです。
下の写真のように、少し斜めのサイトもありました。
下の写真のようにバンガローもありますが、右側のエリアはフリーサイトとしてテントを張れそうです。
下の写真のようにコテージもありますが、ここらへんはHサイトでないので、テントを張れなさそうです。
トイレ
フリーサイトJのトイレは、サイトの入り口あたりにあります。我が家は、Jサイトの端の方にテントを張りましたが、トイレまでそれほど遠いとは感じませんでした。
トイレは綺麗に清掃されており、ちゃんと洋式もありました。ただ、虫は多かったです。。草木が生い茂った場所なのでしょうがないでしょう。
炊事場
炊事場は、Jサイトの中央あたりにあります。屋根付でしっかりしており、広々と使うことができます。
駐車場
フリーサイトの駐車場は、サイトの入り口付近にあります。
下の写真の小道は、ANNEX山伏山森林公園エリア内の車道です。車道の左側に見える建物がJサイトのトイレです。
下の写真で、左側の芝生の空き地もサイトとして使えそうで、ここだとオートサイトと同じ感覚でキャンプできそうです。
フリーサイトの料金
フリーサイト(ANNEX山伏山森林公園エリア)は以下のようになっています。3歳の娘は無料だったので、我が家は夫婦2人分の3,240円でした。
大人(中学生以上):1,620円、小人(小学生):810円
ちなみにオートサイトは下記料金なので、フリーサイトの方が安いです。
大人(中学生以上):2,160円、小人(小学生):1,080円
津南キャンプ場フリーサイトの設備・サービス
津南キャンプ場は、フリーサイト利用者でも、オートサイトと同様に共用施設を利用することができます。
管理棟(センターハウス)
キャンプ受付、アクティビティ申し込みをする管理棟です。売店、自販機もあります。
売店は、下の写真のように、無印良品の商品だけでなく、有名ブランドのキャンプ/アウトドアグッズがたくさん売っています。すごいです!
冷たい飲み物や氷も売っています。
下の写真のように、日替わりでいろんなアクティビティが開催されており、ここで申し込むことができます。主なアクティビティは、つり、カヌー・カヤック、MTBなどです。カヌーは我が家がテントを張ったそばの湖でやっていましたが、結構利用者多かったです。
シャワー室/コインランドリー
シャワー室は、オートサイトとフリーサイトに一つずつあります。
フリーサイトの場合、Jサイトから約200mくらい歩いたところにある、ANNEX山伏山森林公園山荘内にあります。ここはカヌー・カヤック乗り場にもなっています。
シャワー室は同時に3人まで利用できますが、鍵をかけて1人だけで利用することも可能でした。
100円で3分だけ利用できます。ただ、水量の調節は可能ですが、お湯の温度は調節不可でした。。ちなみに私は、3分で頭と体を全て洗うことができました。
下の写真はコインランドリーです。洗濯1回200円で、乾燥機は30分で100円です。我が家はここで洗濯だけし、テントサイトの木に干して乾かしました。
ゴミ捨て場
ANNEX山伏山森林公園エリアの入り口付近に、ゴミ捨て場がしっかりあります。
穴あけの道具もあったので、ガス缶も捨てることができました。
周辺散策も楽しめる
キャンプ場周辺は散策道がたくさんあり、思いっきり自然に触れ合うことができます。
下の写真のマップのように、山伏山登山、風穴(天然クーラー)、MTBコース、野鳥通りなどが主な見どころです。実際私もいくつかのルーとを歩いてみましたが、鳥の鳴き声がずっと聞こえ、気持ちいい遊歩道でした。
特におすすめは山伏山登山です。標高差100mくらいで、だいたい30分くらいで登れると思います。我が家は3歳の娘も一緒に歩いたのですが、ほとんど抱っこなしで完登できました!下に紹介しますが、山頂からの眺めも絶景です。
あと、暑い時期は、風穴もおすすめです。行ってみたらそこだけ冷たい空気が漂っており、汗ばんだ体を冷ますことができました。
我が家がキャンプした様子
我が家が、2泊3日でフリーサイトでキャンプした様子を紹介したいと思います。
下の写真のように、薬師湖そばで木陰の最高の場所にテントを張りました。今回はフリーサイトなので、荷物を必要最低限としました。
バーベキューコンロ、棚など嵩張る道具は持って行かず、登山用ガスバーナーで調理しました。
あと、今回新調した、ビジョンピークスのポリコットン素材のタープが活躍しました。これまで使っていたタープよりも影が濃くて、強い日差しはうまく遮ってくれました。
2日目の昼間は、山伏山へ登山に出かけました。標高差はそんなにないため、3歳の娘でも登山できました。ただ、8月なのでかなり暑かったです。。
山頂からは周囲の山々を見渡すことができます。
また、下の写真のように、キャンプ場を見下ろすこともできました。絶景です!
あと、妻と娘をおいて私1人だけで、風穴にも行ってみました。風穴とは、岩の隙間から冷気が噴出すスポットのことを言います。
下の写真のような山道を歩いて行きます。車で行くこともできますが、私はキャンプ場から歩いて行きました。
20分くらい森の中の小道を歩いて到着しました。
下の写真の石組みの隙間から冷たい空気がずっと噴出していました。歩いてきたので大汗をかいていましたが、ここは涼しいです!エアコンを20℃くらいに設定したときの冷風が出ている感覚でした。暑い夏には是非おすすめです。
まとめ
無印良品津南キャンプ場のフリーサイトについて、その魅力や、施設やアクセス情報、我が家がキャンプした様子を紹介しました。
津南キャンプ場のフリーサイトでは、ありのままの自然のなかでキャンプすることができます。普段の生活ではできない、非日常を味わえます!もっと言うと、他のキャンプ場においても、なかなか味わうことができない感覚でした。それくらい、津南キャンプ場の自然の豊かさが素晴らしいと言えます。
自然の中でキャンプして癒されたい方は、是非とも津南キャンプ場のフリーサイトをおすすめします!