Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報も紹介!

【ブログ】南アルプスの南御室小屋のテント場に宿泊した様子と感想

南アルプス薬師岳登山のために南御室小屋にテント泊

南御室小屋(みなみおむろごや)は、南アルプスの鳳凰三山の登山ルート上にある、テント場を備えた山小屋(下の写真)です。

鳳凰三山は、薬師岳、観音岳、地蔵岳の三山のことを言い、3つ合わせて日本百名山として有名です。南御室小屋は、薬師岳近くに位置する山小屋で、夜叉神峠登山口から登って標準コースタイム約5時間半、ちょうど疲れる頃に到着するところに位置します。さらに小屋から約1時間半歩くと、三山のうちの1つ、薬師岳に着きます。

私は2022年8月11日(木)~8月12日(金)に単独で、1泊のテント泊で南御室小屋(みなみおむろごや)に泊まり、薬師岳の登山をしました。本当は三山の踏破を目指したのですが、疲れと天候のために、薬師岳のみしか登りませんでした。。

この記事では、南御室小屋テント場の様子や、宿泊した感想をまとめたいと思います。

南御室小屋への行き方

南御室小屋は、夜叉神峠登山口から南アルプスの鳳凰三山へ向かう、縦走路の途中に位置します。下の地図で、紫色の印が夜叉神峠登山口、オレンジ色が南御室小屋、黄色が薬師岳で、私はこのルートを往復しました。薬師岳よりさらに北西へ進むと、観音岳、地蔵岳へと続いています。

夜叉神登山口へ行くには、車で行くのが一般的ですが、登山ルートの取り方によって、以下の2パターンがあると思います。

1. 夜叉神峠登山口に駐車する場合:夜叉神峠登山口~南御室小屋~鳳凰三山を往復

2. 市営芦安駐車場に駐車してバスで夜叉神峠登山口へ行く場合:夜叉神峠登山口~南御室小屋~鳳凰三山~広河原

私は1のようなルート取りにし、夜叉神峠登山口に車を止めました。2のようにすると、広河原へ下山後にバスで市営芦安駐車場へ戻ってこられるため、コースタイムを短くできますね。ただ2の方法だと、バス代が結構かかるのが嫌だなって思います・・。

なお、夜叉神峠登山口駐車場は100台、市営芦安駐車場は650台収容可で、いずれも無料で駐車可なのはありがたいです。

私が行った日は、山の日でしかもお盆の時期で超繁忙期です。夜叉神峠登山口は朝7:00頃に到着し、そのときは9割くらい埋まっているように見えました(ほとんど車中泊の方たちでしょう)が、なんとか駐車できました。もしこれで一杯だったら、手前の市営芦安駐車場へ戻ってバスで行く羽目になるのでしょう・・。

南御室小屋テント場の様子

南御室小屋テント場の様子を紹介したいと思います。

テン場は下の写真のように、広大で平らな樹林帯の中の広場に50張の収容能力とのことです。もし満員になったとしても、整地したところ以外に、森の奥の方にも頑張れば張れそうな場所があるように思いました。

下の写真ように、中央の平らなスペースは大型なテントも張ることができ、学生のグループで利用していました。

ところどころにベンチがあり、また、テントを固定するための石も置いてあるのが便利だと思いました。

私がテントを張った場所は下の写真のように、一段高くなった1張分だけのスペースでした。私は1人で行っており、プライベート感が欲しかったので、この場所は最高でした。

お盆+山の日の混雑状況

私が泊まった2022/8/11(木)は山の日で、しかもお盆の時期にかかるので、登山者は年間で最も多い日レベルではないでしょうか。そんな日のテン場の混雑状況ですが、昼12時くらいだと6割くらいで、夕方5時くらいにはほぼ埋まっていたように思います。ただそれでも、よく探せば、あと数張はいけるのではないかと思われました。

下の写真は、私がテントを張ったところから撮ったものです。この時点で16時15分ですが、隣と間隔が狭くなってしまいすが、多少テント張るスペースはあるようでした。

どうしても張る場所がない状況になったら、どうするのだろうと思いましたが、このテン場なら大丈夫なのではないかと思いました。

料金

テント泊の料金は1人1泊1,000円(トイレ使用料込)です。

他の人のブログによると2019年の時点で500円だったようなので、やはりコロナの影響で値上げしたのでしょうかね・・。

トイレ

トイレは下の写真のように複数あって、並ぶことなく利用することができました。使ったら、外にあるバケツの水を使って、便器を洗い流すようになっています。

なお、トイレ使用料はテン場の料金に含まれていますが、宿泊者でない場合は、1回100円とのことです。

水場(南アルプス天然水!)

このテント場の最大の魅力は、下の写真の、こんこんと湧き出る、南アルプスの天然水でしょう。

真夏でしたが、氷水のように冷たいです。ペットボトルへ入れたら、瞬間的に水滴がつくほどの冷たさです。大汗かいて登ってきた体が生き返りました。

水の味に詳しくないですが、本当にうまいと感じました。お金を払って買う、"南アルプスの天然水"のペットボトルの水を、ただで飲めるといことでしょう。

携帯電話の電波

私のスマホはdocomoの電波で、登山中はいろんな場所でつながりましたが、残念ながらテント場ではつながりませんでした。

テント場から徒歩10分くらい夜叉神峠側に歩くと、下の写真のような電波がつながる場所あるので、利用するとよいでしょう。ただ、看板には"au可"とありますが、docomoは試していないです。。

スタッフが明るく親切

南御室小屋のスタッフの対応ですが、受付時、とても明るく親切に対応してくれたのが印象に残っています。

台風が近づいているとのことで、翌日は雨降るよ、早めに下山した方がいい、など的確な注意喚起のアドバイスをしてくれました。これにより、予定変更して初日に薬師岳まで行っておくことにしました。

私は翌日午前中まで雨は降らない思っていましたが、スタッフがアドバイスくれたように、夜から雨が降りました。朝は一時的にやんで晴れ間も見えましたが、下山する頃には真っ白となっており、天気は私が事前に想定した以上に悪かったです。

森林限界の稜線まで遠いのが残念・・

南御室小屋のテン場はロケーション的にはいいと思いますが、少し残念なのが、森林限界の稜線から離れていることです。山小屋から薬師岳近くの森林限界の稜線まで出るのに、コースタイムで1時間半かかります。ちょっと様子見したいと思っても、少し気合が必要です。

鳳凰三山縦走路の稜線の風景はすごく綺麗なのですが、ガスっていると、あまり意味ありません。

私が行った日は、天気悪くなかったので、稜線も晴れているだろうと期待したのですが、着いてみると残念ながらガスガスでした・・。事前にわかっていれば、と思いました。観音岳や地蔵岳はまったく見えず、そっち方面へ進む気になりませんでした。。

泊まった翌日の朝も、夜間降っていた雨が上がり、小屋周辺では晴れ間が見えていましたが、稜線が晴れているのか分からず、後ろ髪惹かれる思いで、下山することになりました。。

私のテント泊の様子

私は上で説明したように、少し小高い場所にテントを張りました。

混雑する日に、このようなプライベート空間を確保できたのはラッキーでした。広々していたし、ちょっとしたベンチが置いており、これがまた快適でした。

夕飯はパスタ、朝食は棒ラーメンにしました。

夜になると雨が降り出しました。翌日の撤収や下山に不安感じながらの、浅い眠りとなりました・・。登山前に確認した南アルプス市の天気予報は曇りでしたが、やはり山へ行く際は、晴れの予報のときに行きたいですね。

下の写真は明け方5時くらいのテン場の様子です。かっぱを着て撤収作業となりました。ただ、この後は一時的ですが雨が止み、晴れ間も見えていました。

登山の行程と見た風景

私は当初、8/11は南御室小屋まで行ってテントを張り、翌日8/12に鳳凰三山をピストンし、夜叉神峠登山口へ戻る予定でした。しかし、台風が近いとのことで、初日に薬師岳へ行きました。よって、以下のように行動しました。

8/11(木):夜叉神峠登山口~夜叉神峠~南御室小屋でテント設営~薬師岳~南御室小屋

8/12(金):南御室小屋~夜叉神峠登山口

登山口を出発して1時間くらいで夜叉神峠に到着しました。このときは良い天気で、北岳はくっきり見えました。

しかし、薬師岳に着いた13時くらいにはガスガスで残念な感じでした。本当は鳳凰三山の綺麗な稜線の風景を期待していたのですが・・。白砂に奇岩の風景は楽しめました。

たまに覗く青空を待って、何枚か写真を撮りました。

登山道は歩きやすい

登山道は基本的に歩きやすかったです。登山口から薬師岳まで標高差1,400mもあるし、距離も非常に長いですが、傾斜はそれほどきつい場所がなく、登山者も多いので道は踏み固められています。ほとんど樹林帯の中なので、真夏でも涼しく登山できます。

ただ私は、久しぶりの登山だったので、足痛いし、ザックが重くて肩痛いし、息が切れるわで、へとへとになりました。。

夜叉神峠にもテント場がある

私は南御室小屋に泊まりましたが、夜叉神峠小屋にもテント場があります。夜叉神峠は登山口駐車場からコースタイム1時間のところにあります。

夜叉神峠はなんといっても、なんとも中途半端な位置に小屋とテント場があるなあと思いました。登山口で1時間だけ歩いてここに泊まったとし、ここから鳳凰三山まで遠いので、南御室小屋まで歩を進めたくなるでしょう。ここを利用する人は、白峰三山の稜線風景を見るためだけに泊まるのでしょうかね・・?利用者は数人いましたが。

まとめ

南アルプスの南御室小屋にテント泊し、夜叉神峠登山口から薬師岳までのピストン登山をしました。

南御室小屋のテント場は、鳳凰三山の稜線から少し離れていますが、樹林帯に囲まれた美しい環境で、広々したテント場です。スタッフが親切で、また、南アルプスのおいしい水が飲み放題なのが、ポイント高いです。

夜叉神峠登山口から鳳凰三山を縦走する場合は、是非とも利用したいテント場です。

【ブログ】青苔荘テント場(白駒の池キャンプ場)を紹介、家族3人で宿泊した感想

青苔荘テント場(白駒の池キャンプ場)はどんなキャンプ場?

青苔荘(せいたいそう)は、標高2,115mの八ケ岳白駒池湖畔にある山小屋(下の写真)で、宿泊もできます。その山小屋に併設されているのが青苔荘テント場です("白駒の池キャンプ場"ともいうそうです)。

このキャンプ場は、通常の車で行けるキャンプ場とは異なり、山の中を自分の足で歩いて行く必要があります。そのため、キャンプ場とは言わず、テント場というのが正しいでしょう。とはいっても、駐車場から徒歩15分でたどり着くことができるため、山のテント泊初心者でも、安心して利用できるテント場と言えるでしょう。

青苔荘とテント場のすぐそばには、美しい白駒池とがあり、さらに、少し歩くと、"もののけの森"という、岩や木々に苔がびっしり付着した様が美しい森も楽しむことができ、宿泊するには絶好のロケーションです。

家族で初めて山のテント泊を体験

私は妻、娘(6歳)とともに、2022年7月17日から1泊で、青苔荘テント場に宿泊しました。我が家は普段オートキャンプ場へよく行っていましたが、今回家族で初めて、山のテント場への宿泊に挑戦してみました。

私は以前登山をやっていたので、テント泊の道具一式を持っていましたが、テント自体は2人用であったため、昨年メルカリで買っておいた4人用のモンベルの山岳テント(ステラリッジテント 4型、¥28,000)を、今回初使用しました。軽いのに十分な広さで、いい感じでした。

青苔荘テント場はどこにある?どうやってアクセスする?

青苔荘テント場は、長野県にある八ヶ岳を東西に貫く国道299号線(メルヘン街道)の麦草峠近くの白駒の池駐車場から、約15分木道を歩いたところにあります。

下の写真は、私が行ったときの白駒池駐車場ですが、3連休の中日だったので、大混雑でした・・。有料(1日600円)にもかかわらず、次から次へと車が来ていました。この駐車場から白駒池まで徒歩15分で手軽に山岳風景を楽しめるため、八ヶ岳の登山者だけでなく、普段着の観光客もたくさんいて、こんなに混雑したのでしょう。

私はこの駐車場には12時くらいに着いたのですが、約30分待ちで入りました。

ちなみに、ここから少し先の麦草峠に無料駐車場もあるのですが、そちらの方も、もちろん満車でした。

なお、連休やお盆など、この有料駐車場が混雑する日は、八千穂高原スキー場と白駒の池駐車場まで無料シャトルバスが定期的に運行するので、そちらを利用してもよいでしょう。

白駒池駐車場は、地図上では以下の印をつけた場所にあり、八千穂高原ICから22km/約30分、須玉ICから59km/約70分のところにあります。

青苔荘テント場に家族3人で宿泊した様子、感想

我が家のテント泊や、テント場の様子、感想を紹介したいと思います。

スケジュール

今回泊まるにあたって、白駒池周辺散策とにゅうの登山の両方をやりたかったのですが、テント場の14:00チェックイン/9:00チェックアウトとなっており、中途半端なのが悩みでした。14:00にチェックインしても、当日にゅう登山はできないし、翌9:00チェックアウト前に登山から戻ってこうようにも、子連れで時間かかると考えたからです。

結局、以下のようにしました。

14:00~ チェックインして幕営

15:00~ 白駒池周辺散策

17:00~ 夕食、就寝

05:00~ 起床、朝食

07:00~ チェックアウト、青苔荘に荷物を置かせてもらう、にゅう登山開始

12:00~ 下山

テント場の様子

白駒の池キャンプ場は、下の写真のように、樹林帯の中に平なスペースをいくつも整地しており、そこにテントを張ります。

地面がどろどろでも大丈夫なように、板敷きがいくつか用意されていますが、これを使うにはプラス500円かかります。

テント場から白駒池が見えるといいのですが、残念ながら、下の写真のように、木々の間から少し見えるくらいです。まあ、テント場から3分くらい歩けば湖畔に出られますがね。

料金

1泊の料金は以下のようになっていました。

大人1人:1,000円

子供1人:850円

アーリーチェックイン(9:00~13:00):800円

レイトチェックアウト(9:00~12:00):800円

トイレ利用料1人:200円

家族3人で合計3,450円となるので、普通のキャンプ場とそこまで変わらない料金ですね・・。

我が家のテント泊の様子

我が家は板敷きを使わず、普通に土の上にテントを張りました。なかなか広いスペースを見つけることができ、快適に過ごすことができました。

下の写真のように、調理をする際にコッヘルやガス缶などを置ける、木片も置いてあり、ありがたく使わせてもらいました。

夕飯はレトルトカレー、朝食はラーメンでした。

普通のキャンプ場ではバーベキューしたり、焚火したりするのですが、山のテント場ではそんな贅沢なことはできません。しかし、大自然の雰囲気や山の静けさに浸りながら、十分快適に過ごすことができました。

水場

こちらは水場です。山小屋の水道を使わせてもらえます。

トイレ

下の写真はトイレです。テント泊料金とは別に1人200円必要で、トイレ入り口の箱へお金を入れる仕組みです。。トイレ使用料は、宿泊料金に含めておけばいいのに・・。

なお、写真ではシャッターが閉まっていますが、これは夕方16:00から開いて使えるようになります。ただ、16:00に行きましたが、空いておらず、私の妻が山小屋の主人に使いたい旨を伝えたところ、"こっちだって忙しいんですよ"みたいなことを言われ、不機嫌そうな感じでしたが、なんとか小屋の中から使わせてもらいました。

トイレは下の写真のように、山のトイレとは思えないくらい、新しくて綺麗です。

宿泊当日は白駒池の周りを散策

宿泊当日テントを張った後、我が家は白駒池1周を、コースタイム30分のところ、1時間以上かけてゆっくり楽しみました。

見どころは、白駒池の美しさはもちろんのこと、苔がびっしり木々に生えた風景がなんとも神秘的な雰囲気で素晴らしいです。

山の中にある湖はやはり美しいですね。四方すべてが山に囲まれており、山小屋やボート以外人工物がないのが良いです。緑色の木々も綺麗でした。紅葉の時期はもっと綺麗なのでしょう。

なお、有料ですが、ボード借りることもできます。何人かボートに乗っている人を見かけました。

下の写真は、道中にあった白駒荘です。青苔荘よりあか抜けた感じ(おしゃれな感じでした)で多くの人でにぎわっていました。

白駒池周囲は、登山客でなく、普段着をした観光客らしき姿も結構見かけました。やはり駐車場から短時間でアクセスできるにも関わらず、美しい自然風景を見られるため、人気スポットなのでしょう。

翌日はにゅうへ登山

翌日は朝食をとってテントをたたみ、チェックアウト後、にゅうへ登山をしました。

テントを立てたままにしておきたかったですが、チェックアウト時刻が9時で、それを過ぎると延長料金取られるので・・。ただ、荷物は下の写真のように、あらかじめ宿の女将へ伝え、薪置き場のところへ置かせてもらいました。

テント場からにゅう山頂までの往復コースタイムは2時間30分(登り1時間25分、下り1時間5分)です。6歳の娘は非常にゆっくり歩くので、なかなか進まず、結局、戻ってくるまで約4時間かかりました。また、ぬかるんでいる箇所が多く、それを避けながら進むのに、少し苦労しました。ただ、危険な箇所はなく、子連れでも安心して登山できました。

妻と娘は運動靴でも登りましたが、やはり登山靴の方が安心でしょう。

途中、下の写真のように湿原があり、鹿の姿を見ることができました。

下の写真はにゅうの山頂です。3連休だけあって、大勢の人でにぎわっていました。天気が微妙に曇りだったのが少し残念でしたが、ガスっているほどではなく、遠くの景色まで見ることができました。富士山の姿も確認できました。

6歳の娘も、"もう疲れた"と言いながら、最後は私が娘のリュックを持ってあげ、なんとか登頂できました。

まとめ

我が家で初めてのテント泊登山として、青苔荘テント場は良い選択でした。6歳の娘も大いに楽しんでいました。

北八ヶ岳白駒池そばの風光明媚なロケーションに位置し、駐車場から徒歩約15分で着くことができ、我が家のようなテント泊初心者にはうってつけでしょう。さらに、360度絶景のにゅうへの登山も、短時間のコースタイムなのでおすすめです。

【ブログ】いろいろ楽しめる!水海道あすなろの里でキャンプした感想

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水海道あすなろの里キャンプ場はどんなキャンプ場?

水海道あすなろの里は、茨城県常総市の菅生沼周囲の森に、キャンプ場、レストラン、展望風呂、スポーツ広場、動物園、ミニ水族館、釣り堀、プールなど多くの施設が集まった、泊りがけで思いっきり遊べる魅力的な公園です。

園内は多くの職員で管理され、清潔で気持ちよく利用できます。また、利用料が非常に安いのもうれしいです。

下の写真は、施設全体の地図です。広々とした緑が多い敷地に、多くの施設が点在しているのがわかると思います。

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キャンプ場は、水海道あすなろの里の施設の一部となっており、車の乗り入れが可能なフリーサイトとして利用できます。近くにはロッジ棟があり、そこも宿泊可能です。

晩秋に家族でキャンプした

私は2020年11月28日から1泊で、妻、娘とともに、水海道あすなろの里のキャンプ場でキャンプしました。

ふるさと納税を申し込むと、キャンプ場宿泊と茨城県自然博物館のチケットをもらえたので、今回ありがたく使わせてもらいました。

水海道あすなろの里は、想像以上に多くの楽しめる施設があり、2日間大いに楽しめました。この記事では、水海道あすなろの里とキャンプ場で宿泊した様子を紹介したいと思います。

水海道あすなろの里キャンプ場はどこにある?アクセス方法は?

水海道あすなろの里は茨城県常総市にあり、下の地図に示すように、常磐自動車道の谷和原ICから車で8.2km、約15分です。

私は栃木県在住なので、西側から下道を使ってアクセスしましたが、都心部から行くなら高速道路で容易にアクセスできそうです。

買い出しできるスーパーは、下の地図のように、車で約10分のところにカスミがあるので、そちらを利用するとよいでしょう。

水海道あすなろの里キャンプ場のテントサイト

水海道あすなろの里は平野部に位置していますが、自然は豊かです。テントサイトは、緑豊かな林のフリーサイトとなっています。冬も利用可で、通年利用可能です。

まず到着したら、水海道あすなろの里の受付をし、そこから車でキャンプ場の受付まで移動します。受付のスタッフが、非常に対応良かったのが印象的でした。

料金は、1張1泊につき3,000円、チェックインは午後1時、チェックアウトは翌日の午前10時までです。この料金には、展望風呂の利用料も含まれているのがありがたいです。

難点としては、ごみは持ち帰る必要があることです。

下の写真のように、決められたエリア内ならどこでもテントを張って良く、車も乗り入れ可能です。

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下の写真のサイトのように、段差があるため車をテントに直付けできないサイトもあります。

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下の写真のように、ベンチのそばにテントを立てられます。また、場所の選び方によっては、利便性を重視して、トイレや炊事場の近くにテントを張ることもできます。

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我が家のテントの様子

我が家は下の写真のように、林間のサイトにテントを張りました。すぐそばにトイレがあるので便利でした。匂いが心配でしたが、特に問題ありませんでした。

車もすぐ近くに置くことができ、オートキャンプできました。これで3,000円は非常に安いと思います。

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キャンプ場の設備

キャンプ場の設備は、高規格キャンプ場のあるようなものではなく、昔ながらの古いものでしたが、清潔さを維持するよう管理されているので、問題なく使用できました。

下の写真はトイレです。

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下の写真は、東屋と炊事場です。

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下の写真は管理棟です。私は利用していませんが、薪や炭を買えるようです。

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展望風呂にはいれる

お風呂(温泉ではない)は、テントサイトから少し離れており、1kmくらい歩いたところにあります。キャンプ場宿泊者は利用可能時間が限定されており、私が行ったときは、17:00~21:00でした。

お風呂はかなり大きく、一度に30人くらいは入れそうでした。夜だから見えなかったですが、風呂場の窓ガラス越しに菅生沼の景色が見られるとのことです。また、脱衣所、洗面台、コインロッカー、休憩所と自販機、ボディーソープやシャンプーなど、一通りの設備が揃っていました。

キャンプ場でまさかこんな立派なお風呂が利用できると思っておらず、晩秋で寒かったこともあって体が温まり、非常に満足できました。

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水海道あすなろの里を散策してみた

我が家のテントを張って落ち着いたところで、水海道あすなろの里全体を散策してみたので、その様子を紹介したいと思います。

ロッジ棟

キャンプ場の隣に、ロッジが立ち並ぶエリアがあり、ここも泊まれるようです(1泊8,000円)。建物は古く見えますが、テーブル、エアコン、布団5組、洋式トイレ、手洗い用洗面、カマドなど、設備は豪華なようです。

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釣り堀

ロッジ棟エリアから少し歩くと、釣り堀が見えてきました。ここは竿を借りて釣りができるようです。

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ミニ水族館

釣り堀の前には、一部屋だけの小さい水族館もありました。菅生沼のエビや魚が展示されていました。

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ふれあい動物園

さらに、動物園までありました。種類自体は少ないですが、ヤギ、リスザル、カモ、鳥、ウサギなどがいました。

キャンプだけでも楽しめるのに、まさか動物園まであるとは、娘も大喜びで、初日と2日目の2回行って楽しみました。

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下の写真はリスザルです。前に石垣島で見たことあり、暖かいところに生息するイメージだったのですが、ここらで見られると思っておらず、再び見られて良かったです。

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売店

売店もあります。"あすなろダイニング&里カフェ"に併設してあり、キャンプ用品やお菓子などを売っていました。

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あすなろダイニング&里カフェで優雅な朝食

水海道あすなろの里には、"あすなろダイニング&里カフェ"というおしゃれなレストラン・カフェがあります。昨年2020年にオープンしたばかりのようで、外観、内装とも綺麗でおしゃれな雰囲気です。

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我が家はここで里カフェモーニングというメニューをいただきました(テントで朝食を食べていましたが・・)。

下の2つのメニュー、両方ともそれぞれ500円で、非常にお得でした。

おしゃれな雰囲気のカフェでおいしい料理を食べ、優雅な気分になれました。キャンプ場でこんな優雅な気分になることはなかなかなく、キャンプ場に併設したカフェというのは素晴らしいものだと感動しました。このために、またここのキャンプをリピートしたいと考えています。

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帰りに茨城県自然博物館を楽しむ

水海道あすなろの里をチェックアウトした後は、すぐ近くにある茨城県自然博物館を訪れました。この博物館は地球が誕生して、人間が生息するようになるまでの動植物の歴史を展示しています。

我が家は車で行ったのですが、菅生沼をぐるっと周る必要あり、意外に遠かったです。あすなろの里から菅生沼にかかる橋を渡って歩いて行けるので、そのようにしても良かったかもしれません。

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下の写真のように、リアルな恐竜や動物の模型を見ることができ、子供から大人まで楽しめます。

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まとめ

水海道あすなろの里のキャンプ場でキャンプし、2日間、園内のたくさんの施設で楽しく過ごすことができました。

アクセス良く、充実した施設で、しかも安く利用できる水海道あすなろの里でのキャンプは是非ともおすすめです。

【ブログ】軽井沢のアウトサイドベースのフリーサイトで自然いっぱいのキャンプ

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軽井沢のキャンプ場"アウトサイドベース"(outside BASE)とは?

アウトサイドベースは群馬県の北軽井沢にあるキャンプ場です。

快適生活研究家・田中ケンという方(私は知りませんでしたが有名人のようです)がプロデュースしたことで人気のキャンプ場のようです。この方、ファッション雑誌のモデルもやっていたようで、そのためか、キャンプ場もおしゃれな作りになっています。おしゃれなデザインの管理棟が目につき、中に入ると、多くのおしゃれグッズ(オリジナルTシャツなど)が売っていました。

このキャンプ場は、軽井沢の高原の美しい自然環境を最大限に生かして作っており、まさに自然と一体となってキャンプを楽しめるでしょう。テントサイトには、下の写真のようなカラマツが林立しており、それらの間にテントを張ります。サイトは、車両乗り入れ可のフリーサイトとなっています。区画は決まっていないですが、車乗り入れ可なので、快適にキャンプできるでしょう。

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紅葉狙いで家族でキャンプした

私は2021年10月24日から1泊で、妻、娘とともにアウトサイドベースでキャンプしました。紅葉を狙って行ったのですが、ちょうどカラマツ林が紅葉しており、とても美しかったです。美しい木が立ち並ぶこの林の中は、なんとも幻想的な雰囲気で、非日常を感じることができ、是非ともここでのキャンプをおすすめしたいと感じました。

アウトサイドベース(outside BASE)はどこにある?アクセス方法は?

アウトサイドベースは、群馬県の北軽井沢にありますが、位置的には軽井沢の中心部からは離れたところにあります。その分自然が多い環境といえます。

地図上では以下の場所に位置し、最寄りの上信越道の碓氷軽井沢ICからは33km、約43分かかります。関越道の前橋ICからだと、54km、約1時間21分となり、さらに時間かかります。キャンプ場を作る際、多少アクセス悪くても、自然が美しい立地を選んだことが窺えます。

食材の買い出しは、約5km先にスーパー大津北軽井沢店がありますが、もっと大きいスーパーなら、軽井沢中心部のツルヤ軽井沢店とかの方が良いでしょう。

アウトサイドベース(outside BASE)のテントサイト紹介

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アウトサイドベースのテントサイトは、上の写真のカラマツが林立する間のどこでも張れるフリーサイトとなっています。車も乗り入れも可能です。

このカラマツが等間隔に立ち並ぶ風景が本当綺麗で、この空間にテントを張ると、なんとも非日常感を味わさせてくれます。このカラマツ林がこのキャンプ場最大の魅力だと思います。

一見すると木が邪魔でテント張れるないかも、と思ってしまいますが、実際に行ってみると、車が通れるようなスペースがあり、大きなテントでも張れるようなスペースがいくつもあります。ただ場所選びは悩まされ、トイレや炊事場から近いか、傾斜がないか、スペースは十分あるか、などいろいろ確認して選ぶ必要あります。
人気キャンプ場なので利用者も多いため、私も利用しましたが、アーリーチェックインを利用してじっくり場所を選ぶとよいと思います。

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なお、チェックインは14:00、チェックアウトは13:00となっており、チェックアウトが13:00までOKというのはポイント高いと思います。昼飯を作って食べてチェックアウトできます。

利用料金は2021年5月現在、オンシーズン:4,500円、ハイシーズン:6,500円となっており、ハイシーズンは高いですね。シーズンカレンダーはHPの空室状況で確認できます。夏休みや連休のときはハイシーズン料金となるようです。あと、冬は極寒ですが、通年営業のようで、そこはありがたいです。

アーリーチェックインの料金は以下のようになっています。

9:00~宿泊代50% / 11:00~宿泊代30% / 12:00~宿泊代20% / 13:00~宿泊代10%

レイトチェックアウト料金は以下のようになっています。

~14:00宿泊代10% / ~15:00宿泊代20% / ~16:00宿泊代30%

我が家が泊まったサイト

我が家は下の写真の場所にテントを張りました。テントの真ん中の木が微妙に邪魔だったのは、張った後に気づきました・・。

とはいえ、周囲に木があるお陰で、他のキャンパーと距離を空けることになり、プライベート感が保たれるというメリットを感じられました。

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下の写真のように、車はすぐそばに置くことができました。

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10月の軽井沢は非常に寒く、ストーブ、ダウンジャケット、冬用寝袋を持っていき、しっかり寒さ対策をしていたのは良かったです。

アウトサイドベース(outside BASE)の施設・設備

アウトサイドベースの施設や設備は、人気キャンプ場だけあって、高規格でした。その様子を紹介したいと思います。

建物がおしゃれ

アウトサイドベースの建物は外観がおしゃれです。カラマツ林の風景に合うようにデザインされており、自然の中の人工物であっても違和感を感じさせません。茶色の建物はコテージ、青色の建物はトイレ/炊事場ですが、いずれも自然に溶け込んでいます。

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下の写真は、炊事場です。

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管理棟

こちらは管理棟で、中に受付と売店があります。売店ではキャンプ用品とおしゃれグッズが売っていました。

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コテージ

アウトサイドベースには、フリーサイトだけでなく、コテージにも宿泊できます。

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コテージはフリーサイトエリアの隣に位置し、フリーサイト同様に、建物は林の中にあり、やはり良い雰囲気です。

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炊事場

下の写真は、炊事場建物内の様子です。寒い冬にありがたいお湯の蛇口もあるし、洗剤も常備しています。

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トイレ

下の写真はトイレです。洋式もあります。ちゃんと洗面台があり、コロナ対策もしっかりされていました。

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お風呂もある!

なんと、このキャンプ場にはお風呂(ただし温泉ではない)がついています。普通キャンプ場には、温泉施設が併設していることはよくありますが、お風呂の設備を持ったキャンプ場はなかなかないと思います。

利用時間が決まっているので、混雑を避けるため、私は開始時間早々に行って、利用してみました。

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下の写真のように、普通に洗面台や脱衣所があります。確かコインロッカーはなかったので、そこは少し心配に感じるかもしれません。

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お風呂にはシャワー設備もあるため、体を洗うこともできました。石鹸やシャンプーはないので、私は事前に用意して持っていきました。ネットの口コミでシャワーの水量が少ないとあった気がしますが、私は他に誰も利用客いなかったせいか、そのようには感じませんでした。

あと、露天風呂もありましたが、コロナ対策のため、私が行ったときは利用できませんでした。

軽井沢の10月末は非常に寒かったので、お風呂で体を温めることができたのは非常に良かったです。

手作り遊具

管理棟前には、下の写真のように、木材を組み合わせて作った遊具がありました。

私の娘も夢中で遊んでいました。

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特に人気があったのが、高い木の上から長い紐でぶら下げたブランコで、多くの子供たちがとりあって遊んでいました。

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ゴミ捨て場

ゴミ捨て場もしっかりあります。ただし、ごみ袋は可燃、不燃ごみ用それぞれの袋を管理棟で購入する必要あります。

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周辺の自然景観も見どころ

近くの二度上峠からの浅間山が素晴らしい

アウトサイドベースは北軽井沢の中心部から離れているので、すぐ近くに観光スポットはないですが、私が行ったスポットで、二度上峠からの浅間山の眺望が素晴らしかったので、紹介します。

二度上峠は、下の地図で示すように、アウトサイドベースから車で5kmくらい走らせたところにあります。

下の写真のように、天気が良ければ、浅間山を大迫力で眺望することができます。キャンプ場からだと浅間山の雄姿はなかなか見ることができないので、是非ともこの展望台に立ち寄ることをおすすめします。

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浅間大滝は近くまで寄れず

アウトサイドベースの近くには、浅間大滝という観光スポットでも滝見ポイントがあります。ただ、現在台風の影響で、滝のそばまで行くための遊歩道が壊れたままで、近くまで行けませんでした。。紅葉の滝を期待していたのですが残念です。

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参考までに、私が2014年6月に浅間大滝を訪れた時は、以下のように、近くで眺めることができ、結構感動した記憶があります。

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現状、下の写真の橋が壊れてしまっているのでしょう。

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まとめ

美しいカラマツ林の軽井沢らしい自然環境で、しかも、おしゃれな雰囲気の中でキャンプができる、アウトサイドベースについてレビューしました。

アクセスが少し悪く、料金が少し高いことを除けば、素晴らしいロケーションで高規格な設備で快適にキャンプが楽しめるでしょう。お風呂がついていることもポイント高いです。

都会的な雰囲気から離れて、自然の中で非日常的を感じられるキャンプをしたい方は、アウトサイドベースが是非ともおすすめです。

【ブログ】美しい野反湖キャンプ場のフリーサイトで絶景キャンプ

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野反湖キャンプ場はどんなキャンプ場?

野反湖キャンプ場は、群馬県吾妻郡中之条町にある標高1,500mの山奥にあるキャンプ場です。

群馬県の北西部で新潟県の県境あたりで、周囲を上信越の山々に囲まれた環境に野反湖があります。野反湖は、ダム湖として作られた人造湖なのです。しかし、人工とはまったく思えないほど美しい景観で、周囲の笹原に高山植物や花が咲き乱れる風景と相まって素晴らしい景色を見せてくれます。

その野反湖のほとりにあるのが野反湖キャンプ場で、美しい湖を見ながらキャンプを楽しむことができるのです。その美しさは、過去に雑誌BE-PALの「ほんとうに気持ちいいキャンプ場日本一」に選ばれたことでも有名です。

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真夏に涼を求めて家族でキャンプした

私は2020年8月21日から1泊で、妻、4歳の娘とともに野反湖キャンプ場で1泊しました。夏の暑い時期だったので、やはり涼しく高原気分が味わえるロケーションがよかったので、ここにしました。

この記事では、野反湖キャンプ場の情報やキャンプした感想をまとめたいと思います。

野反湖キャンプ場の場所、行き方

野反湖キャンプ場は山奥にあり、アクセスは悪いです。グーグルマップで検索したところ、下の地図のように、最寄りの高速道路ICである関越道の渋川伊香保ICから、73kmも離れています。碓氷軽井沢ICから行くこともできますが、75km離れています。

野反湖へ向かう途中、草津温泉があるので、時間があれば立ち寄りたいですが、なにしろ野反湖は遠いので、キャンプで行くならあまり時間が取れないかもしれません。。

野反湖は山奥なので、近くにスーパーはなく、買い出しはだいぶ手前の中之条あたりで済ませておいた方がよいでしょう。肉だけならキャンプ場の売店で販売しており、そちらを利用してもよいでしょう。

野反湖キャンプ場はテントサイトまで遠い・・

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野反湖キャンプ場は、オートキャンプではなく車両乗り入れ不可のフリーサイトのみです。大変なのが、駐車場からテントサイトまで非常に遠いのです。上の地図のように、距離にして1kmあり、管理棟で借りたリヤカーにキャンプ道具を載せて、歩いて行くのです。

野反湖への長時間運転で疲れているのに、そこからさらに大変な思いをして、歩く必要があるのです。それでもこのキャンプ場は人気のようで、やはり美しい野反湖の風景を目の前にして、キャンプできるからだと思います。

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管理棟からテントサイトまでの道中は、下の写真のような小道を歩いて行きます。しかしこの小道、ずっと平坦かと思いきや、微妙にアップダウンがあって、なかなか大変です。特にテントサイトに着く直前にある坂道は厳しかったです・・。大汗かきながら、やっとの思いでテントサイトに到着しました。

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フリーサイトの様子紹介

野反湖キャンプ場のテントサイトの様子を紹介したいと思います。

テントサイトは、野反湖畔一帯の広大な敷地内のどこでも張れるフリーサイトとなっています。宿泊料金は、2021年5月現在、テント1張1泊 1,650円/税込、入場料1人1泊 550円/税込(0歳から一律)、タープ1張り550/税込となっています。チェックイン12時、チェックアウトは11時です。

下の写真は、一番眺め良く、炊事場/トイレからも近い、最もロケーションの良いエリアです。

場所取りは早い者勝ちなので、チェックイン時間の12時から入れば、いい場所とれるかもしれません。私が行ったときは、平日の金曜日とはいえ、午後5時前にサイトに到着したので、当然一番良い場所は取られていました(下の写真は空いているように見えますが、写真撮ったのは泊まった翌日です)。

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上の写真の場所から一段降りると、下の写真のように、野反湖畔を間近に見ながらキャンプできます。

f:id:tripmyself:20210430194745j:plain逆に、山側の方へ一段上がったところにもテントを張ることができます。我が家はこの一段上がったエリアに泊まりました。下の写真はそこから撮ったものです。

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山側のエリアは緑にあふれています。

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メインエリアから少し足を延ばすと、下の写真のように、笹と木が生い茂ったエリアにテントを張ることもできます。プライベート感を重視し、隠れ家的な雰囲気でキャンプしたい方におすすめのエリアです。

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フリーサイトにはトイレは1か所しかありませんが、下の写真のような立派な建物となっています。洋式のトイレもあります。テントサイトの敷地は広いので、メインエリアから離れた場所にテントを張ってしまうと、少し遠く感じるかもしれません。

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テントサイトには、炊事場が2ヶ所あり、清潔に保たれています。ありがたいことに、共用の洗剤も置いてありました。
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テント設営が終わったら、下の写真のように、リヤカーは端っこの置き場に戻します。リヤカー置き場の隣にはプレハブ小屋があり、ごみを捨てられるようになっています。

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テントエリアから歩いて下っていくと、湖のすぐそばまで行くことができます。

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おすすめ!我が家が利用したサイトは大当たり

我が家は、中心エリアから一段上がったところにテントを張りました。リヤカーで大荷物を積んで坂道を上がるのが大変でしたが、ここは当たりでした。坂道を上がるのを敬遠されるためか、夕方に着いてもまだこの場所は空いていました。

炊事場がすぐそばにあって便利で、トイレも坂を下りてすぐのところにありました。

f:id:tripmyself:20210430194447j:plainさらに、下の写真のように、テントサイトを見下ろし、野反湖を見渡すことができました。他のキャンパーとも少し距離を置いた配置となっており、プライベート感もありました。

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野反湖キャンプ場の管理棟を紹介

駐車場そばにある管理棟は、受付、リヤカー置き場、売店、シャワー、ランドリーなどを備えており、立派な建物です。テントエリアから離れているので、ひとたびテントを張ってしまうとなかなか行く気になれないかもしれません・・。

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売店は下の写真のように、冷凍の肉が売っているのがありがたいです。

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野反湖では魚釣りもできるようで、遊漁券が売っており、ここは魚釣り好きな人にも人気のようです。

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下の写真のように、シャワーやコインランドリーも完備しています。ここから最寄りの温泉(尻焼温泉か応徳温泉)は遠いので、シャワーで済ませるとよいでしょう。

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管理棟の隣にはゴミ捨て場もありました。

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バンガロー周辺、湖畔遊歩道を歩いてみた

管理棟から山側には、バンガローエリアがあります。バンガローはたくさんあり、多くの人数が泊まれそうでした。

テントをたたんでチェックアウト後、バンガローエリアを散歩してみました。

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高台にバンガローが建っており、湖を望む素晴らしいロケーションです。青空、緑の自然にバンガローが映え、絵になります。

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植物もたくさん生えており、自然あふれる環境でのんびりできそうです。

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今度は、管理棟から湖畔の方に笹をかき分けて遊歩道を歩いてみました。

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すると、下の写真のように、素晴らしい湖の風景を見ることができました。水が透明で本当綺麗です。もとは人造湖らしいのですが、人が作ったとは思えないほど、自然に調和した風景です。f:id:tripmyself:20210430194935j:plain

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まとめ

山奥のあふれる自然と、美しい湖が魅力の野反湖キャンプ場でキャンプしたので、キャンプ場の様子を紹介しました。

アクセスが良くなく、また、駐車場からテントエリアまで長距離歩く必要ありますが、その分美しい自然の中でキャンプできるという意味で、ロケーションとしては最高だと思います。

標高が高いので、真夏の時期に涼を求めてキャンプするのがおすすめです。 

自然あふれて景色が良いところでキャンプしたい方は、野反湖キャンプ場を是非ともおすすめしたいです。

【ブログ】松原湖高原オートキャンプ場はおすすめ!高規格で涼しい高原キャンプ

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松原湖高原オートキャンプ場はどんなキャンプ場?

松原湖高原オートキャンプ場は、長野県の八ヶ岳山麓の標高1,200mにあるオートキャンプ場です。テントサイトはオートサイトのみで、敷地は広大です。車を乗り入れ、どこでも張ることのできるフリーサイトとなっています。

キャンプ場の敷地内にはバンガローもあり、さらに、少し離れたところにはコテージや貸別荘まであります。それに加えて温泉施設もあり、さらにレジャー施設として、パターゴルフ場やアスレチックも併設しています。

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八ヶ岳山麓で涼しいし、景色も美しい高原のロケーションにありながら、設備的に高規格なキャンプ場で、夏には是非とも訪れたいキャンプ場です。

なお、営業期間は6月から10月までとなっています。

2020年8月9日から1泊でキャンプした

私は2020年8月9日から1泊で、松原湖高原オートキャンプ場に妻、4歳の娘と3人でオートキャンプで宿泊しました。前日立原高原キャンプ場に泊まり、翌日このキャンプ場に宿泊したのです。立原高原キャンプ場についての記事は、以下を参照して下さい。

www.tripbymyself.com

松原湖高原オートキャンプ場は、標高1,200mの涼しさと充実した設備による快適さを感じながらのキャンプで、非常に良かったです。

この記事では、松原湖高原オートキャンプ場の行き方や、テントサイト/設備の様子、利用した感想をまとめたいと思います。

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松原湖高原オートキャンプ場の場所、行き方

松原湖オートキャンプ場は長野県南佐久の小海町にあり、八ヶ岳の東側山麓に位置します。北側の佐久市方面または、南側の山梨県北杜市方面からアクセスします。

佐久市方面から松原湖高原オートキャンプ場までのルートを以下の地図に示します。

佐久市方面からアクセスする場合、最寄りの八千穂高原ICからキャンプ場までかなり近いので便利です。そして、2018年に開通した中部横断道は、佐久南ICから八千穂高原ICまで、現状無料で利用可能なのもありがたいです。

山梨県北杜市方面の須玉ICから、松原湖高原オートキャンプ場までのルートを、以下の地図に示します。こちらからアクセスする場合、高速ICから少し距離がありますが、八ヶ岳の綺麗な風景を見ながら運転できるので、それほど苦にはならないでしょう。

松原湖高原オートキャンプ場のテントサイトや設備紹介

松原湖高原オートキャンプ場は、小海町開発公社という団体が運営しており、下の写真のように広大な敷地で多くの別荘地を管理しているようです。

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キャンプ場は上の地図の右下にピンク色で記載があり、地図上では小さいですが、行ってみるとかなり広いです。この団体の持っている別荘の敷地がいかに広いかということを感じさせられました。

あと、アスレチック、パターゴルフ、マレットゴルフなどレジャー施設も点在していることがわかると思います。

キャンプ場関連の施設・設備について、以下にまとめたいと思います。

どこでも張れるフリーのオートサイト

このキャンプ場は、第1~第4までのオートキャンプ場と、開けた広場(グラウンド)のサイトがあります。広場はお盆とGW期間のみ利用可能です。

下の写真のように、テントサイト同士および各サイト内に作られた細い車道を走りながら、好きな場所を選びます。芝生内にも車乗り入れ可能です。

場所によっては斜面のところもありますが、一定間隔でテントが張れるよう平らに整地されているので安心です。

炊事場、トイレから近いか、日が当たるか、眺めが良いか、地面が水平か、など、サイト決めにはいろんな要素があり、このキャンプ場の広大なサイトでの場所選びは楽しい時間かもしれません。

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下の写真は第1キャンプ場で、一番奥まった場所にあり、静かなサイトです。サイト内にはバンガローも併設してあります。

我が家はこの第1キャンプ場を利用しました。到着したときには、第2~3サイトの良い場所は埋まっているようで、第1しか空いていない感じでした。

管理棟から遠く、トイレも簡易トイレしかなかったのですが、それでも第2~3サイトより密な感じはなく、プライベート感が保つことができていました。第1サイトは残りものな感じがしましたが、逆にこのサイトはおすすめしたい素晴らしいサイトだと思いました。

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下の写真は、第2キャンプ場です。ここはかなり人気のようで、隣接のキャンパーとも距離が近いようでした。管理棟から近く、便利なので人気なのかもしれません。

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下の写真は第3キャンプ場です。こちらも管理棟から近く、多くのキャンパーがテントを張っていました。

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あと第4キャンプ場もあるのですが、そちらの写真は撮り忘れました。後で調べてみると、第1サイトと同様に、プライベート感のあるサイトのようです。

下の写真は、お盆とGWの期間限定で利用できる広場サイトです。標高が高いとはいえ、日差しがきつくて、結構暑そうな感じでした。ただ、複数人のグループでキャンプする場合、このように広々としたサイトは便利なのだと思います。

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我が家のテントサイトの様子

我が家は、第1テントサイトに泊まりました。

到着時に第2や3がほぼ埋まっているようだったのですが、第1は結構空いており、しかも静かな雰囲気で、穴場だと思われます。

平らに整地された場所をみつけ、テントを張りました。我が家のテントのツインピルツフォークは横幅が広いので、両端は少し斜面になってしまいましたが・・。

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高原の林間は、木々が美しく、本当に気持ちよかったです。

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夕食は妻がパンとスープを作ってくれました。

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下の写真のように、一段下のスペースも空いていたので、焚火の場所として贅沢なスペースの使い方をさせてもらいました。

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オートサイトの料金

オートサイトの料金は1泊5,000円です。車1台+テント1張+タープ1張の料金なので、人数関係ないのが良いです。入場料や管理料とかもないのでわかりやすいです。

バンガロー

第1テントサイトにはバンガローも併設されていました。照明はありますが、寝具やトイレはついていません。

それぞれのバンガローにタープを張るスペースがあるため、みんな張っていました。

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バンガローの料金

バンガローは1泊6,000円です。

結構広くて快適そうなのに、料金安いと思います。オートサイトとあまり変わらないですね。

トイレ

下の写真は、第1サイトの簡易トイレです。バンガローやテントサイトの宿泊者が使います。簡易トイレですが、中は綺麗に清掃されており、トイレットペーパーもしっかり置いてありました。ちゃんと管理されたキャンプ場だと感じました。

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私はここしか利用していませんが、管理棟にはもっと立派なトイレがあると思います。

炊事場

下の写真は炊事場です。八ヶ岳の山麓のためか、水が非常に冷たいです。

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管理棟

下の写真は管理棟です。ここに、トイレ、コインランドリー、シャワー、売店があります。そして建物横にゴミ捨て場があります。

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シャワー室

下の写真はシャワー室です。

部屋の外に料金ボックスがある方は6分で200円、シャワーのそばに料金ボックスがある方は4分で200円でした。私は服を脱ぐ準備を万端にし、6分200円の方を利用しました。6分でもなんとか髪と体を洗うことができましたが、10分くらいあった方が安心ですね。。

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コインランドリー

私は利用していませんが、下の写真のように、洗濯機と乾燥機もあります。

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ゴミ捨て場

管理棟の横にはゴミ捨て場があります。

私が行ったときは、新型コロナ対策のため、生ごみしか捨てられませんでした。まあ生ごみだけでも捨てられれば、車内の異臭を防げるのでよいでしょう。

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温泉は八峰の湯がおすすめ

キャンプサイトから約1kmほど行ったところに、八峰の湯という日帰り温泉施設があります。ここは露天風呂やサウナもあるし、売店や食事処も併設しています。

源泉かけ流しのお湯なので、気持ちいいです。あと露天風呂から八ヶ岳連峰の山々が眺めることができるのが素晴らしいです。

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キャンプ場利用者は、下の写真のように、大人400円、子供100円となる割引券をもらえます。大人は通常700円なので、かなり安くなるため、利用価値は高いです。

キャンプ場を利用する場合は、是非とも八峰の湯を利用をおすすめしたいです。

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アスレチックと小海町高原美術館が併設

温泉施設のそばには、アスレチックと小海町高原美術館も併設されています。美術館の方は利用していませんが、アスレチックの方は、娘が少しだけ遊びました、といってもアスレチックスタート付近にある公園エリア(すべり台やウンテイ)だけですが。。

アスレチックは利用料200円が必要で、温泉施設にて支払いを行います。

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八ヶ岳の眺望ポイントからの景色が綺麗

露天風呂からも八ヶ岳が見えましたが、外にも展望ポイントがあります。

温泉施設の目の前の道路を渡ると、八ヶ岳の展望ポイントがあり、そこからの景色が綺麗でした。この日は雲が多かったですが、山々がくっきり見えると、かなり美しいのではないかと思います。

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周囲の農村風景が素晴らしい

このキャンプ場は、すぐそばに農村風景が広がっており、それが素晴らしい景色だったので紹介しておこうと思います。

松原湖方面への遊歩道らしき案内板があり、我が家は歩いてみることにしました。少し歩くと、下の写真のように素晴らしい農村風景を目にすることができました。

空と雲、緑の木々や奥に見える山が、いかにも高原らしい風景を見せてくれています。以前行った北海道の風景にも似ています。

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赤色のトラクターが映えます。

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松原湖方面へ山道を歩いて行くと、下の写真のように遠くに見えました。ただ、ここからさらに下る必要があり、また登ることを考えると面倒になり、ここで引き返しました。。

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買い出しは小海町のナナーズ

このキャンプ場を利用する際の買い出しするスーパーは、小海町にあるナナーズというスーパーが最寄りになります。

下の地図のように、約6kmと非常に近いです。私は行っていないですが、ネットの口コミを見ると安くて品揃えが良いとのことです。

松原湖はキャンプ場から離れたところにある

松葉湖高原オートキャンプ場ですが、名前からして、私は当初松原湖がすぐそばで眺望できるかと思っていたのですが、キャンプ場からは全く見えませんでした。行って分かったのですが、実は松原湖はキャンプ場から約2kmくらい離れていることがわかりました。キャンプ場から山道を歩いて行けるのですが、約30分かかります・・。

松原湖はどんな風景が見られるのか気になり、キャンプの帰りに車で立ち寄ってみました。すると下の写真のように、素晴らしい景色です。水の透明度が高く美しいです。

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サーフボードの上に立って、パドルを漕いで進む、SUPというウォータースポーツが体験できるショップが併設されていました。なかなか気持ちよさそうですが、湖に落ちたら怖そうで我が家はやりませんでした。。

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松原湖オートキャンプ場へ行った際は、キャンプ場から少し離れていますが、美しい松原湖にも立ち寄るとよいでしょう。

まとめ

八ヶ岳山麓の高原にある、松原湖高原オートキャンプ場へ行ったので、利用した感想を交えながら、サイトや設備の様子を紹介しました。

設備が高規格なうえ、高原の気持ちよさを存分に味わえるので、贅沢極まりないキャンプが楽しめると思います。私は家がここから遠いので、なかなか行けませんが、来年の夏にでもリピートで再訪したいと考えています。

夏の暑い時期に涼しく快適にキャンプしたい方は、松原湖高原オートキャンプ場が是非ともおすすめです!

【ブログ】立原高原キャンプ場はおすすめ!設備や様子、泊まった感想を紹介

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立原高原キャンプ場はどんなキャンプ場?

立原高原キャンプ場は、長野県南相木村の標高1,400mの高原にあるキャンプ場です。

南相木村は西側に八ヶ岳連峰、東側に群馬県西上州の山々があり、周囲が山だらけの環境にあります。

そんな山奥で不便を感じると思いきや、キャンプ場自体はアスレチック遊具、シャワー、洗濯機、温水など設備が整って高規格、しかも多彩なサイトがあり、静かに過ごしたいソロキャンパーから、思いっきり遊びたいファミリーキャンパーまで、幅広く楽しめるキャンプ場といえるでしょう。

宿泊施設としては、オートサイト、林間フリーサイト、コテージがあります。オートサイトやコテージはファミリーやグループ、林間フリーサイトはソロキャンパーが楽しむのにちょうどよいと思います。

2020年8月に家族3人でオートキャンプした

私は2020年8月8日~8月9日の1泊2日で、妻、4歳の娘とともに、立原高原キャンプ場のオートサイトでキャンプをしました。直前の1週間前にキャンプ場へ連絡をしたのですが、コロナ禍のせいか、ちょうどキャンセルが出ていたとのことで、予約を取ることができました。

真夏の暑い時期に、標高1,400mの高原でキャンプできたのは、非常に清々しかったし、美しい白樺林に癒されました。

この記事では、立原高原キャンプ場の設備やサービスを紹介し、泊まった感想をまとめたいと思います。

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立原高原キャンプ場の行き方

立原高原キャンプ場は山奥にありますが、高速道路ICから約1時間以内で到着でき、それほどアクセスは悪くはありません。

特に、下の地図に示すように、北側の長野県佐久市方面から行く場合、中部横断道が2019年に開通したことで、八千穂高原ICから約30分でキャンプ場へ行けるようになりました。

南側の山梨県北杜市からアクセスする場合は、下の地図のように、約1時間かかってしまいますが、途中清里や野辺山など美しいエリアを経由するので、運転もそこまで苦に感じないでしょう。

立原高原キャンプ場のテントサイトを紹介

立原高原キャンプ場のテントサイト3種類がどんな感じか紹介したいと思います。

まず料金は、以下のようになっています。下記料金に加え、入村料が1人300円かかります。

  1. オート独立区画-Aサイト:1区画3,500円(税抜)(No.15の大区画のため5,000円(税抜))
  2. オート一般-Bサイト:1区画2,500円(税抜)
  3. 林間キャンプサイト:1区画1,000円(税抜)

料金的には、それほど安くないと思いますが、このエリアの他のキャンプ場と比べれば安い方だと思います。

各サイトの配置は下の写真のようになっています。番号がふってあるのがオートAサイト、その左の方へ行くと、オートBサイトと林間サイトがあります。

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1.オート独立区画-Aサイト

オートサイトは2種類あり、Aサイトの方は、ひとつひとつのサイトが独立しているのが特徴です。各サイトは隣接しておらず、段々畑のように高さが微妙に異なっています。

下の写真のように、車が通るための坂道があり、その両サイドに各サイトが段々に配置されているのです。また、サイトは完全に平らに整地されており、傾斜はありません。それから、広さは十分広く、テントとタープのサイズによりますが、どのサイトも両方立てられるだけの広さがあると思います。

プライベート感を保てるつくりになっており、今回のように夏休みの込み合う時期でも、他のキャンパーを気にすることなく、快適に過ごすことができました。

一方で、我が家が利用した4番サイトはまだいいですが、12番や19番のサイトだと、サニタリー棟へ行くまで、坂道を上ったり下りたりする必要があるので、結構大変かもしれないと感じました。。

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我が家は、下の写真の4番サイトに泊まりました。

サニタリー棟(トイレ/炊事場/シャワー/洗濯機のある建物)から近く、しかもサイトの周囲になんと小川がちょろちょろ流れており、白樺林も相まって雰囲気抜群です。最高のサイトでした。

木々に囲まれ、さらに標高が高いので、かなり涼しく快適でした。 

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私が泊まったNo.4の近くのサイト、No.7とNo.8の写真も掲載しておきます。いずれも、気持ちいい樹林帯の中にあり、十分広いということがわかると思います。

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2.オート一般-Bサイト

Bサイトの方ですが、こちらは大きな広場を8区画に仕切られたサイトです。

プライベート感を重視している独立区画のAサイトとは逆に、隣のサイトとの距離が近そうです。利用している人を見ると、知人同士が複数のサイトを同時に占有し、広々と使っているようでした。

Aサイトが家族向けなら、Bサイトはグループ向けということでしょう。

なお、Bサイトの方がプライベート感がないためか、料金が1,000円安く、1泊2,500円となっています。

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3.林間キャンプサイト

このキャンプ場には、車の乗り入れができない、林間のサイトもあります。ひとつひとつが非常に小さく、しかも、斜面を10mくらい登る必要あります。サイズ的には、2~3人用のテントがなんとか入るくらいでしょうか?ソロやバイカー向けのサイトだと思います。

駐車場から普通の道約30mと斜面約10mくらいの歩くので、荷物は2往復程度でいけるくらいに抑えられるのが望ましいでしょう。

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ただ、山の斜面に段々畑のように整地されたサイトは平坦で、他サイトとも適度な距離があり、静かにソロキャンプを楽しむには最高かもしれません。料金も格安なので、私は機会あれば泊まりに行きたいと思います(家族を差し置く必要ありますが)。

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立原高原キャンプ場の3種類のサイトを紹介しましたが、それぞれ特徴があり、ファミリー向け、グループ向け、ソロ向けと、幅広い層に受けいられるようにサイト作りをしているように感じました。個人的には、Aサイトのプライベート感は素晴らしいと感じたし、将来的には林間サイトを利用してみたいです。

立原高原キャンプ場の設備解説

立原高原キャンプ場の設備を紹介したいと思います。

サニタリー棟(Aサイト近く、トイレ/炊事場/シャワー室/コインランドリー)

下の写真は、オートAサイト近くにあるトイレ、炊事場、シャワー、コインランドリーがひとつになったサニタリー棟です。自販機もあります。

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いくつかある水道の一部は、ありがたいことに温水の利用も可です。

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3分間200円のシャワーです。3分間は少し短い気がしますが・・。

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コインランドリーまであり、至れり尽くせりです。

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その他トイレ/炊事場(Bサイトと林間サイト近く)

オートBサイトおよび林間サイトの近くには、Aサイトとはうって変わり、昔ながらのトイレと炊事場があるだけです。まあAサイトのサニタリー棟ほど豪華でなくとも、トイレと水道だけあれば十分だと思いますけどね。

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コテージ

このキャンプ場にはコテージもあり(19棟)、HPで見ると、キッチン、お風呂、トイレ、ダイニングがついており、かなり豪華です。

ちゃんとした写真はないですが、アスレチック広場の奥にコテージは点在していました。

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アスレチック広場

子連れにはうれしいことに、結構新しめな遊具のあるアスレチック広場もありました。娘は大いに楽しんでいました。

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野外ステージから見える山々が綺麗

このキャンプ場は全体的に林間になりますが、オートBサイト近くにある野外ステージ付近は開けており、遠くの山の眺めが非常に良いです。このキャンプ場に泊まるなら、是非ともここからの眺めは見るべきだと思います。

奥に見えるのは御座山でしょうか?八ヶ岳方面は見えませんでした。

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つつじ園

野外ステージのあたりには、つつじ園という散策コースがあります。5月~6月に山の斜面につつじが咲くのでしょうが、私が行ったのは8月なので、緑の木々があるだけで暑そうなので、歩きませんでした。

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新婚の森

あと、新婚の森という散策道があり、名前に惹かれてここは歩いてみました。すると、そこには白樺林が広がってあり、なんとも幻想的な雰囲気で癒されました。

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下の写真のように、白樺が非常に美しいです。いかにも八ヶ岳の高原という雰囲気で、ここは是非とも歩いてみるのをおすすめします。

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管理棟

下の写真は管理棟です。ここには薪やアイスが売っていたり、テントや道具のレンタルもできます。

ただ私が行ったときは、新型コロナの影響で受付は一人ずつしか入れず、家族全員の体温も測る必要あり、かなり受付完了するまでに時間かかりました。。オーナー1人で対応していましたが、もう一人くらいスタッフ増やせばいいのに・・。

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管理棟前の広場にはゴミ捨て場があり、キャンプ場で出たゴミを捨てることが可能です。

温泉は滝見の湯がおすすめ

キャンプ場にはシャワーもありますが、すぐ近くにある滝見の湯という温泉もおすすめです。

露天風呂、サウナ、食堂など、設備が充実している割に、料金が大人450円と手ごろです。あと、数多くの漫画が読み放題です(コロナの影響で、私が行ったときは利用できませんでしたが)。

ただし、温泉は源泉かけ流しでなく、加水しており、少し塩素臭がしたのは残念でした・・。

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滝見の湯というだけあって、施設の裏手には、犬ころの滝という立派な滝があり、近くから見ることができます。真夏ですが、涼しくて気持ちよかったです。

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滝見の湯は下の地図のように、キャンプ場からたった2.6kmしか離れておらず、気軽に行けるので、是非とも利用をおすすめします。

買い出しの場所

キャンプ場の最寄りの買い出しできるスーパーの場所を紹介しておきます。

山梨県方面からアクセスする場合は、下の地図のナナーズ川上店を利用するとよいでしょう。

このスーパーには、カラファテというクライミング用品の人気ショップが併設されています。この近くに、小川山というクライミングの聖地として有名な山があるためのようです。

佐久方面から行く場合は、ナナーズ小海店を利用するとよいでしょう。

まとめ

立原高原キャンプ場に家族でオートキャンプしたので、キャンプ場の設備やサービス、利用した感想をまとめました。

高原を大いに感じられるロケーションで、高規格な設備で快適にキャンプを楽しめるので、是非ともおすすめしたいです。

特に、オートのAサイトは抜群のプライベート感で広々として快適です。中でも、サニタリー棟に近いサイトが便利でおすすめです。