Trip by myself

ツアーを使わず、すべて自分でアレンジ!普通のサラリーマンが行った、"格安旅行"(主にアジア圏)で見た景色や、旅行ノウハウを紹介!最近ハマりだしたキャンプ、久々に再開した登山の情報、節約のためのDIY情報も紹介!

【ネパール】アンナプルナBCとプーンヒルを個人(ガイドなし)でトレッキングした様子と感想

アンナプルナベースキャンプ~プーンヒルを個人でトレッキングした

2025年の年末年始で、ネパールのアンナプルナ連峰のうち、アンナプルナベースキャンプ(アンナプルナBC、ABCともいう)とプーンヒルを一人でトレッキングしました。

アンナプルナBCからは、アンナプルナⅠ峰(8,091m)やマチャプチャレ(6,993m)などのヒマラヤの山々を眺望でき、プーンヒルからは、それらに加えてダウラギリ(8,167m)まで見ることができます。

いずれも、ネパールのトレッキングコースの中で割と歩きやすくて人気が高いです。

トレッキング期間は、ポカラを出発してトレッキングをした後再びポカラへ戻るまで、4泊5日でした。ネパールの旅行自体は10泊11日(1泊は飛行機)です。2025年12月24日に日本出発し、2026年1月3日に日本へ戻ってきました。

ガイドとポーターはなしで歩いた

人気のトレッキングコースとはいえ、日本で登山道を歩くのとは異なり、ルートの状態、登山口までのアクセス方法など情報が少ないため、ガイドをつける方が多いです。また、重い荷物を持って長距離を歩くため、荷物運びをしてくれるポーターを雇う方も多いです。

私はできるだけ自分で情報入手して検討し、ガイドとポーターなしで歩けると判断して、実際に個人で歩いてみました。

結果、多少道迷いはあったものの、無事に歩き切ることができました。当初はアンナプルナBCだけの往復で予定を組んでいましたが、時間があったのでプーンヒル(ダウラギリやアンナプルナの展望台)まで足を延ばすことができ、見ることができた景色が倍増して満足度が高かったです。

2023年にネパールでトレッキングするにはガイド必須になったという情報がありましたが、今回一人で歩いた際、注意や拒絶されるような場面は全くなく、ネパール人を始め、みなさん暖かい対応をしてくれました。

 

本記事では、ABCとプーンヒルをトレッキングするにあたり、事前準備や歩いたルートやその様子をまとめ、今後同様のルートを歩く方の参考になればと思い、情報として残そうと思います。

事前に準備したこと

ネパールで個人トレッキングをするにあたり、日本でいくつか事前準備が必要でした。

アライバルビザを申請

ネパールへ入国するには、ビザが必要です。アライバルビザは、空港に到着した際、その場で申請して取得できるビザです。

事前にオンラインで必要事項を入力して登録し、印刷した申請を持ってカトマンズのトリブバン空港へ向かいました。そして支払いカウンターで申請費用を払って、税関へ向かい、入国手続きを行います。

申請費用は以下となっており、あらかじめUSドルを用意しておくとよいでしょう。

  • 15日滞在でUS30ドル
  • 30日滞在でUS50ドル
  • 90日滞在でUS125ドル

ACAPをオンラインで取得

ACAP(アンナプルナ保護区入域証)は、アンナプルナ山域をトレッキングするための許可証です。トレッキングルート上の主要ポイントにチェックポストがあり、許可証を所持しているかチェックを受けます。

ACAPは通常、ポカラ市街地にあるネパール観光局で申請して取得しますが、私はわざわざ観光局へ行く時間がもったいないため、オンライン申請と費用(NPR3,000)のクレジットカード決済を日本で事前に行いました。

カトマンズ~ポカラのバスを予約

アンナプルナトレッキングの拠点となる都市はポカラです。ポカラは首都カトマンズから西へ約200kmの位置にあります。

私は、飛行機でカトマンズへ日本から到着した後のポカラへの移動と、ポカラからカトマンズへ戻るための移動は、バスを利用しました。

飛行機の方が圧倒的に早くて快適ですが、バスの料金が断然安かった(飛行機:片道約15,000円、バス:片道約2,000円)ので、移動の快適さを捨て、バスでカトマンズ~ポカラ間を往復しました。

バスはオンライン予約&決済が可能であったので、日本出発前に12goというサイトで予約して発券まで済ませました。

カトマンズとポカラの宿を予約

トレッキングする際の宿は、どの村で宿泊するかは当日にならないと確定しないため、予約はしませんでしたが、カトマンズとポカラのホテルは事前に予約しました。

ホテルの予約はagodaで行いました。agodaは評判良くないですが、特にトラブルはなく宿泊できました。ホテル側も予約情報をちゃんと認識してくれていました。

参考までに、泊まったホテルは以下です。

1泊目:Everest Holiday Inn (カトマンズ)

カトマンズのトリブバン空港に夕方到着して、初日泊まりました。

到着時点で夕方で、すぐにホテルへ行けるようにするため、空港から徒歩で行ける場所にのホテルをチョイスしました。

料金:1泊 2,285NPR

2泊目:New Pokhara Lodge (ポカラ)

カトマンズからポカラへバス移動した後に泊まりました。翌日は早朝出発して、トレッキングへ出かけました。

料金:1泊 1,462NPR

7泊目~8泊目:Happy Home Guest House (ポカラ)

トレッキングから戻ってきた日に泊まりました。ここで2泊することで、1日分ポカラ観光を楽しむことができました。

料金:1泊 2,180NPR

9泊目:Ananta Home (カトマンズ)

ポカラからカトマンズへ戻った際、旅行最終日に泊まったホテルです。最終日は少しだけ豪華に、朝食付き(注文方式の食べ放題!)でハイグレードな設備のホテルにしました。

料金:1泊 4,350NPR

YAMAPの地図を印刷して地名を書き込み

個人でトレッキングをするにあたり、道迷い防止のためできるだけ正確な地図が必要になります。今回は以下の4つの地図を携行してトレッキングしました。

  • 地球の歩き方
  • 15年前にカトマンズで購入したトレッキングマップ
  • YAMAPの地形図を印刷して地名を書き込みしたもの
  • グーグルマップ(SIMカード入れてオンライン状態)

地球の歩き方をベースに、最初トレッキング計画を立てました。ルート全体の概念図と主要区間のコースタイム、簡易な地形図が記載されているため、非常に分かりやすかったです。

ただそれだけだと、分かれ道では判断がつきません。その時に具体的にどの辺にいるか把握できるようにするため、等高線が入った地図が必要です。

等高線が入った地図は、手元に15年前カトマンズで購入したトレッキングマップを使用しました。ただ、歩きながら見るには大きすぎて不便かなと思いました。

そこで私は、YAMAPで同じルートを歩く人の記録を探し、そこに掲載された地形図を拡大して印刷し、持って行くことにしました。地形図には地名が記載されていないため、地球の歩き方やトレッキングマップと照らし合わせて、地名を書き込みました。

YAMAPのルート図を拡大すると、例えばアンナプルナBCであれば地形図へ青のルートが書き込まれたものを以下のように表示できました。合計10枚以上となりましたが、これを歩くルートの全区間分画像印刷して携行しました。

印刷した地図は歩行中すぐに見られるよう、胸元のカメラバッグに入れて持ち歩きました。道に迷いそうなときは、グーグルマップでだいたいの現在地を確認し、この地図と照らし合わせて向かうべき方向を特定しました。

なお、トレッキングルート上では、ほとんどの場所でスマホがオンラインだったので、グーグルマップが非常に便利でした。

スマホをオンラインで使えるようにするには、以下で説明するように、空港でSIMカードを購入しました。

SIMカードをトリブバン空港で購入

SIMカードはトリブバン空港に到着して入手しました。

空港に到着してまずATMへ直行し、クレジットカードの海外キャッシングでネパールルピーを入手しました。

そして、SIMカードを買いに行きました。SIMカードの業者は、NCELLとNepal Telecomの2社がありますが、Nepal Telecomの方がトレッキングルートでつながりやすいと口コミがいくつもあったので、そっちで購入しました。

NCELLの方が店の規模が大きい感じがして、NCELLへ行きたくなりますが、Nepal Telecomはこぢんまりとやっていました。

下の写真で右奥が、預け荷物を受け取った後の出口で、左に並んでいる小さな3つのカウンターのうちの1つがNepal Telecomでした。

プランを選んでお金を支払いました。プランは確か10GB/20日くらいで十分な通信容量で、それでいて800NPR(≒880円)と格安でした。

SIMの設定ですが、店員がいきなり私のスマホを取り上げ、パパっとやってくれました。スマホを取り上げられたときは一瞬びびりますが、設定したら、"ちゃんとできただろ?"という感じで画面を見せてくれました。

スマホがオンラインとなったことで、移動中やトレッキング中にグーグルマップを使えるようになり、旅の快適度が格段にあがりました。

トレッキングの持ち物と服装

トレッキングの持ち物と服装をまとめます。

トレッキングする際の持ち物はできるだけ軽くしたいのですが、トレッキングだけでなくネパールへの移動や旅行する際の荷物も必要なので、歩行中かなり重量を感じながら歩きました。。だいたい12kgくらいはあったと思います。どうしても長時間歩くと肩が痛くなるのですが、それに耐えながら歩くことになります。。

持ち物

書類、ツールその他などが地味に重く、さらに大量の着替えが重量感ありました。

宿はたくさんあるので、テントや炊事用具は不要でしたが、普段の登山で持ち歩かなくて良いものまで持ち運ぶ必要があり、ザックの重量を増大させていました。

〇書類関係

  • ACAP申請書
  • パスポート
  • アンナプルナ地図
  • 地球の歩き方
  • ビザ申請書

〇ツール関係

  • 電源変換プラグ
  • simカード抜きピン
  • 充電器
  • イヤホン
  • スマホ
  • 一眼レフカメラ+バッテリー2個
  • ポケッタブルバッグ

〇服装の予備や着替え

  • ヘッドライト
  • 雨具
  • ダウンジャケット
  • 冬用タイツ
  • ダウンパンツ
  • ニット帽
  • トレラン用シューズ
  • サングラス
  • 目出し帽
  • 手袋(中サイズ)
  • 防寒用テントシューズ
  • ネックカバー
  • ウールの肌着
  • フリース防寒用
  • ロンT 2枚
  • トランクス 3枚
  • 靴下 3足

〇その他

  • テーピング
  • 日焼け止め
  • タオル
  • 石鹸
  • シャンプー
  • トイレットペーパー
  • 髭剃り+シェービング
  • ビニール袋
  • スティックコーヒー
  • ペットボトルの水1リットル(道中の沢で随時水を補充)

上記荷物は下の写真の70リットルザックに詰めました。さすがに70リットルだと大きすぎなので、スペースはたくさんある状態でしたが。。

アイゼンと寝袋は持って行かなかったが問題なし

アイゼンと寝袋を持って行くかは、非常に悩みました。ですが、実際持って行かなくても全く問題ありませんでした。

アイゼンについては、今回歩いたルート中に雪が登場したのは、最後のアンナプルナBCの数m程度(下の写真)です。周囲に雪はありましたが、登山道は多くの人が歩くため、雪は残っていませんでした。数mの歩行のためにアイゼンは不要です。

寝袋についても、宿に布団があるため問題ありませんでした。私は標高3,230mのデオラリの宿に泊まりましたが、部屋の中は氷点下までいっていなかったです。

ただし、布団は1枚だけなので、かなり暖かい防寒着が必要です。ニット帽をかぶって、ダウンジャケットやダウンパンツなどを着込んで寝ると問題ないでしょう。

なお、私が行った冬の時期は閑散期で、ツインルームに一人で泊まったので、空きベッドにある布団を使わせてもらうことで、さらに暖かくすることができました。

行動中の服装

行動中の服装は以下でした。

  • ロンT
  • フリース
  • 手袋(小サイズ)
  • トレッキングパンツ
  • 腕時計
  • ハット
  • 登山靴(モンベルの夏山3,000m級対応)

トレッキングルートは朝非常に寒いので出発時はフリースを着ますが、1時間くらいすると暑くなり、日中はずっとロンT 1枚で歩いていました。冬の時期にあたるので、もっと寒いかと思っていましたが、昼間はかなり気温が高く暑く感じました。

登山靴は夏山3,000m対応の重登山靴で重いのですが、ネパール人のガイドやポーターはほとんど運動靴みたいなので歩いていました。ルートはかなり整備されているので、重登山靴でなくてもよかったかもしれません。。

靴については、これとは別に、ちょっとした時に使うトレラン用シューズも持ち歩いており、ザックが重くなる原因の一つでした。。

アンナプルナBCとプーンヒルをトレッキングした様子

実際に私がトレッキングした様子を写真で紹介したいと思います。

実際に歩いたルート

私が歩いたルートを地図で表すと以下になります。

ルート上の適当なポイントに目印をつけて、線で結んでおり、かなりざっくりなルート図となっています。4泊5日の1日目~5日目でそれぞれ歩いたルートを、線で色分けしていました。カッコ内は、経由した村の名前です。

1日目:青色 (ポカラ~フェディ~チョムロン)

2日目:緑色 (チョムロン~デオラリ)

3日目:黄色 (デオラリ~アンナプルナBC~デオラリ~チョムロン)

4日目:赤色 (チョムロン~ゴレパ二)

5日目:紫色 (ゴレパ二~プーンヒル~ゴレパ二~ナヤプル~ポカラ)

地球の歩き方に掲載されている、アンナプルナBCとプーンヒルのルートを組み合わせました。当初はアンナプルナBCだけの予定でしたが、途中で時間に余裕がありそうなことが分かって、プーンヒルにも足を延ばしました。

1日目(ポカラ~フェディ~チョムロン)

初日はポカラからローカルバスでフェディまで行ってトレッキング開始し、チョムロンまで歩きました。

ポカラの宿を朝5時半頃出発し、市内のバグルンバスターミナルへ徒歩で向かいました。そして、ローカルバスに乗り、フェディへ向かいました。ローカルバスは今自分がどこにいるか把握する必要があり、グーグルマップで現在地をずっとチェックし、フェディが近づいた時に、係員に声をかけて降ろしてもらいました。料金100NPRでした。

それから、バス停向かいの登山口の階段を上り始めました。

いきなり急登の階段の連続で、標高1,220mのフェディから標高1,799mのダンプスまで一気に標高をあげていきました。

ダンプスに到着しました。

ダンプスに到着するといきなり美しい山々が見えてびっくりです。アンナプルナ峰やマチャプレチャレが一望でき、素晴らしい景観です。

この景観を見られるダンプスは来る価値大ですね。車でもアクセスでき、ゲストハウスやホテルがたくさんあり、泊まりで訪れるのが良さそうです。

ダンプスを過ぎると、整備された山道を歩いて行きました。

ポタナを過ぎたあたりで、ACAP(アンナプルナ保護区域入域証)のチェックポストがありました。ここであらかじめオンライン申請をして、印刷した許可証を係員に提示し、ハンコを押してもらいました。

下の写真がチェックポストの建物です。

チェックポストのところに分かれ道があり、ここでアンナプルナBC方面とマルディヒマール方面のルートに分かれます。マルディヒマールは今回訪れていないですが、いつかは行きたいですね。

チェックポストから先、ところどころ道が分岐して標識もないので、どっちなのか迷う場面もありますが、幸いネットがつながるので、グーグルマップで自分が向かっている方向と手持ちの地図を照らし合わせながら歩きました。

そしてしばらく、山の斜面に作られた車道をしばらく歩きました。

道中は、下の写真のようにアンナプルナ峰がずっと見えた状態なので、飽きずに歩くことができました。この絶景を見ながら歩けるのは幸せなことです。

この素晴らしい景観ですが、他に歩いているトレッカーは3組くらいしかいませんでした。。後でネパール人ガイドに聞いたのですが、もう少し先の村(ガンドルック)まで車でアクセスできるようになっているため、このルートは最近あまり歩かれていないようです。もったいないです。。

ランドルンという少し大きめの村に到着し、アンナプルナ峰の素晴らしい景観をバッグにチャーハンを食べました。このロケーションでのチャーハン(500NPR)はうまかったです。

ランドルンを過ぎて少し歩くと、ニューブリッジという橋を渡り、モディ・コーラ川を横切ります。

その後、サムルンという村から再び川を横切りました。こんなどでかい橋はどうやってつけたのでしょうか。。揺れて恐いですが、崩れ落ちることはなさそうです。

この橋あたりまで来ると、トレッカーが急激に増えました。この辺まで車でアクセスできるのだと思います。ここからアンナプルナBCまで往復するのであれば、かなり歩行距離は短く済みそうです。

なお、この先にはジヌーという村があり、温泉に入ることができ、トレッカーに大人気です。

ジヌーを過ぎると、強烈に連続する階段を上り、チョムロンへ向かいました。

チョムロンは割と大きな村で、ホテルやロッジがたくさんありました。

私は一番高いところにある、EXCELLENT VIEW TOP LODGEという宿に泊まることにしました。ここへ来るまでの階段は非常に疲れました。。

泊まった宿(1泊目):EXCELLENT VIEW TOP LODGE

EXCELLENT VIEW TOP LODGEはグーグルマップでも高評価の宿です。こんな山奥の宿でも口コミがあることに驚きです。

ツインルームに泊まりましたが、なんと、バストイレ付でした(600NPR)。ぬるくて水量少ないですがシャワーも浴びることができ、汗を流すことができました。

寒いので、もう1つの空きベッドの布団も使わせてもらいました。

昼間のチャーハンがうまかったので、夜もチャーハン(630NPR)にしました。

参考までに、メニュー表の写真を撮ったので載せます。

トレッキングルート上の宿の食事は高めとのことですが、確かに、ポカラの町の食堂よりも倍くらいの値段の印象でした。

朝ごはんはチーズを挟んだパンですが、これで400NPR(≒424円)です。小さかったので失敗したと思いました・・。

2日目(チョムロン~デオラリ)

2日目の朝、泊まった宿から美しいアンナプルナ峰の朝焼けを見ることができました。

チョムロンからは、アップダウンが多く、体力を削られました。。

一旦数百メートル下り、再び数百メートル登ってシヌワに到着しますが、その後再び下ってバンブーという村へ到着しました。

バンブーを過ぎ、途中に綺麗な滝を見て、その後に標高2,873mのヒマラヤホテルという村に行きました。

そこから激しい階段の登りで標高3,230mのデオラリまで一気に登りました。標高3,000mを越えると、なんとなくですが息があがりやすくなった感じがして、余計体に堪えました。

バテバテでデオラリに到着し、SHANGRILA GUEST HOUSEという宿に泊まることにしました。本当はマチャプチャレBCまで行きたかったのですが、もうこれ以上動けないくらい疲れたので、ここで疲れを癒すことにしました。

泊まった宿(2泊目):SHANGRILA GUEST HOUSE

泊まったのはツインルームです(800NPR)。

泊まるとき、スタッフに"もし宿泊者が多い場合ルームシェアとなってもいいか?"と聞かれ、"No"と答えると、しょうがないなという感じで"Ok, ok"と言っていました。

こんな狭い部屋で知らない人と寝るのはきついです。。閑散期なので、なんとかルームシェアは回避できたのかもしれませんが、繁忙期のルームシェアは避けられないのかもしれません。。

300NPRで暖かいシャワーを利用することができました。こんなところでシャワーを利用できるなんて、感激でした。大汗をかいていたので、不快感を完全にリフレッシュできました。

かなり長距離歩いたのでお腹が空いており、夜ごはんはダルバート(850NPR)とポテトフライ(600NPR)を食べました。ダルバートはご飯おかわりでき、たらふく食べました。

3日目(デオラリ~アンナプルナBC~デオラリ~チョムロン)

3日目は早朝アンナプルナBCまで往復し、宿の荷物を回収してチョムロンまで行くことにしました。

空が真っ暗な中、早朝4:15にヘッドライトを頼りに登山道を登って行きました。ルートはしっかり整備されているので、ヘッドライトによる歩行でも問題ありませんでした。

ちょうど空が明るなくなる頃に、アンナプルナBC近くにたどり着くことができました。

朝焼けのアンナプルナが素晴らしい景観を見せてくれました。

空が明るくなってくるころ、標高4,130mのアンナプルナBCに到着しました。

ここに来るまでルート上に雪はなかったですが、少しだけですが氷っている箇所もあり、手もかじかむくらいの寒さを感じました。ですが写真の通り、地面が完全に雪で覆われているわけではなく、耐えられるくらいの寒さでした。

どこを見渡しても絶景ばかりで、雪山の景観に見とれてしまいます。

景色を堪能して下山に取り掛かりました。名前は分からないですが、目の前に見える山が迫力あってかっこよかったです。

後ろを振り返ると、アンナプルナ峰が朝日で美しかったです。

宿に戻ってきて部屋の荷物をバックパックに詰め、チョムロンまでの下山を開始しました。

標高を下げるのですが、下り一辺倒とはいかず、強烈な登り返しでしんどい思いをしながら、ひたすら歩きました。

最後にチョムロンの村の急斜面を登り、2日目に泊まった宿まで戻ってきました。疲れたので、2日目と同じ宿のEXCELLENT VIEW TOP LODGEに泊まることにしました。

泊まった宿(3泊目):EXCELLENT VIEW TOP LODGE

今度はバストイレ付ではないですが、共同のシャワールームを利用することができ、汗を流してさっぱりすることができました。

夕食はまたしてもダルバート(980NPR)で、おかわりもしてお腹いっぱいになりました。

朝食はチベット式のパン(400NPR)にしました。この辺ではこれが朝食の主流な感じで、値段も手ごろで量も多くて満足できました。

4日目(チョムロン~ゴレパ二)

4日目は、チョムロンからプーンヒルがあるゴレパ二へ向かいました。

プーンヒルは、アンナプルナ、マチャプチャレ、ダウラギリなどのヒマラヤの高峰が一望できる展望台で、トレッキングルートの中でも割と行きやすいので、多くのトレッカーが訪れるスポットです。

アンナプルナBCでも十分満足でしたが、時間に余裕あるので、プーンヒルも見に行きたくなって、急遽ルートを調べていってみることにしたのです。

チョムロンを出発して一旦キュムヌコーラという川へ向かって標高差500mほど下り、そこから再び山の稜線へ標高差1,200mほど登るという、非常に体力がいるルートでした。

しかも急遽行くことにしたので、下調べの甘さのため、途中でトレッキングルートを外れて道に迷ってしまいました・・。いくつからある分岐を間違えたようで、踏み跡が非常に薄い道へ入ってしまい、しばらく彷徨った後に、ようやく復帰できたのです。

以下のような分岐道が他にあと2つ登場し、いずれも標識がないため勘で進むと、どれかで間違えていたようです。。

下の写真で、向かいに見える山で、ぽつぽつと建物がある斜面を登り、稜線まで登りました。

キュムヌコーラ川にかかる橋を渡り、そこから激登りとなりました。

ひたすら階段を登ったり、登山道を歩いたり、とにかく無心で歩きました。

ゴレパ二の手前にくると、THAPLA DANDAという素晴らしい展望ポイントがありました。

雲海が素晴らしい景観を生み出していました。

そしてようやくゴレパ二に到着しました。

泊まった宿(4泊目):KAMALA LODGE

KAMALA LODGEという宿に泊まりました。

ここは食事をとるなら宿泊料がタダとのことで、ありがたく泊まらせてもらいました。

タダのせいか、部屋の壁は薄く、窓も外の空気が入ってくる隙間があるくらいでした。ですが、しっかり防寒していたので、問題なくぐっすりと眠れました。

この宿は食事が最高でした。またしてもダルバート(700NPR)ですが、味付けが他の宿とは違い、濃厚な味がして感動的なうまさでした。

もちろんご飯やスープ、菜っ葉はおかわりしました。

デザートとして、甘いお米のスープ(400NPR)を飲みました。これもうまかったです。

翌朝はプーンヒルに登って戻ってきた後、ここで朝食(700NPR)を食べました。

チベット式のパンがうまかったです。

5日目(ゴレパ二~プーンヒル~ゴレパニ~ナヤプル~ポカラ)

5日目はプーンヒルで日の出を見るため、早朝6時前に出発しました。

日の出前にプーンヒルへ到着すると、大勢のトレッカーが朝日を待っていました。日本語をしゃべる声も聞こえてきました。

プーンヒルからの眺めは素晴らしく、下の写真のようにアンナプルナとマチャプチャレ、その下の写真のようにダウラギリ峰まで見えました。

アンナプルナBCは近くに迫力のある山を見る感じでしたが、プーンヒルは多くの山を遠くから見渡す感じで、全く違った見方を楽しむことができました。

ロッジへ一旦戻って朝食を食べた後、ポカラへ戻るため、ナヤプルへ向けて下山を開始しました。

下山をする際は、同じ宿に泊まっていたネパール人2人、中国人1人と仲良くなり、計4人で楽しく歩きました。中国人は1人旅をしており、途中でネパール人と仲良くなって一緒に行動するようになったとのことです。

この人たちはみんな揃って車できており、ふもとのナヤプルに駐車しているとのことで、私もそれに便乗することにしました。

ゴレパ二からナヤプルまで、トレッキングの王道ルートなので、道はかなり綺麗に整備されていました。

道中から見える農村風景も綺麗でした。

ヒレという村を過ぎたあたりで、ポカラまでのタクシージープが走っていました。待っていた他のトレッカーによると、1台5,000NPRとのことで、割り勘しないと高いです。

我々はナヤプルまで行くので、タクシーはスルーです。

ナヤプルへ着くころには日が暮れていました。

ネパール人の車(なんと電気自動車)に乗って、無事にポカラへ着き、予約していたホテルへチェックインすることができました。

トレッキングでかかった費用、内訳

ポカラからトレッキングへ行って戻ってくるまでのトレッキング費用をまとめます。

合計で、11,200NPRでした。2026年1月現在の1NPR=1.06円で計算すると、11,872円となります。

ネット情報だと1日4,000NPR分用意しておけばよいとのことで、予備も含めて35,000NPRを想定していましたが、だいぶ安く済ませることができました。夕ご飯をダルバートでたらふく食べ、昼ごはんや行動食をあまり食べなかったので、節約できたと思います。

内訳は以下となります。

  • ポカラ→フェディのローカルバス:100NPR
  • 食費:8,500NPR
  • 宿泊費(4泊):2,000NPR
  • シャワー(2回分):450NPR
  • プーンヒル入場料:150NPR

宿泊費1泊分は、食事をとる代わりにタダにしてくれました。

また、トレッキング終了後のポカラへの移動は、ゴレパ二の宿泊先で知り合ったネパール人が、ありがたいことに車で送ってくれました。

まとめ:ABCとプーンヒルは個人トレッキングにおすすめ!

長文となりましたが、アンナプルナBCとプーンヒルはいずれも歩きやすく整備されたトレッキングコースで、個人トレッキングするには是非ともおすすめしたいルートです。

ルートの状態が良く、景色がよく、宿泊施設も充実しており、これだけ素晴らしいルートなので、ガイドなしトレッキングに挑戦する価値があると思います。

ただし、日本と比べて道標が明らかに少ないので、道に迷うリスクを意識しておく必要あります。ちゃんと自分が歩くルートを頭に入れ、詳細な地図を携行しつつ、スマホやGPSを活用して現在地を確認できるようにしておけば、乗り切れるでしょう。

日本で普段から頻繁に登山をしている方であれば、問題ないと思うので、是非とも挑戦してみてください。