Trip by myself

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中国雲南省(麗江・シャングリラ・徳欽)で泊まった5つの安くて快適なホテル紹介、予約なしで泊まる方法も解説

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中国雲南省は観光の見どころ多い

雲南省は、広大な中国の中でも奥まった、西の方に位置します。しかし標高が高く自然景観が美しいため、観光の見どころ多く、是非とも訪れたいスポットがたくさんあります。自然景観以外にも、少数民族やチベット族の文化に触れることもできます。

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雲南省はホテル・ゲストハウスが多くて便利

雲南省は観光スポットが多いため、多くの観光客が訪れます(中国人ばかりの印象ですが・・)。そのため、主な観光スポットがあるエリアには、宿泊施設が基本的に整っています。というか、私の印象だと過剰なくらいに感じています。

私はこれまで雲南省を3回旅行で訪れています。いずれも10泊くらいの旅行なので、何度も雲南省のホテル(ゲストハウス含む)に泊まっており、雲南省は安くて快適なホテルがたくさんあって本当に便利だと感じています。数が多いため、予約なしで泊まることができ、気軽に旅行できるのが良いです。

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この記事では、雲南省で安くて快適なホテルを探す方法や、予約なしで泊まる方法を解説し、最近の旅行で泊まったホテルを5つ紹介したいと思います。読者の方に、雲南省旅行をもっと身近に感じてもらいたいと思っています。

雲南省でホテルを探す方法

雲南省でホテルを探す方法を、主な観光エリアごとに解説したいと思います。

麗江、大理、香格里拉(シャングリラ)の場合

雲南省で特に人気観光地といえば、麗江、大理、香格里拉(シャングリラ)だと思います。それらのエリアには、"古城"や"古鎮"という古い町並みが見られる観光スポットがあり、土産物屋、カフェ/レストラン、ゲストハウスなどがずらっと並んで密集しています。

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古城や古鎮内では、競うようにゲストハウスがひしめき合っているので、容易に空室をみつけられます。ゲストハウスは中国語で"客桟"といい、伝統的な建築物を改装して作られ、おしゃれな雰囲気を持ったものが多く、手頃な料金で快適に泊まることができるのでおすすめです。

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具体的に、どこにどんなホテルがあるか探すには、百度地図を活用することをおすすめします。百度地図を使えば、ゲストハウスの位置情報だけでなく、料金や口コミ点数を参照できるので便利です。

百度地図の使い方は、下記の記事にまとめているので、ご参照ください。

https://www.tripbymyself.com/entry/baidu-map

高級ホテルは古城/古鎮エリア外で探す

ただ、ゲストハウスは基本的に安宿なので、高級感はありません。古城や古鎮内には、あまり高級ホテルがないので、高級な設備やサービスを求める方は、それらのエリア外で探すとよいでしょう。

元陽、徳欽の場合

元陽と徳欽には、それぞれ棚田と雪山が観光スポットとなっています。麗江、大理、シャングリラのように古城/古鎮がないので、観光スポット近くでホテルを探すことになります。

元陽の場合は棚田が広がるエリアに宿が点在しており、徳欽の場合には、雪山が綺麗に見える"飛来寺"というエリアに集まっています。

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それらのエリアにバスやタクシーを使って行き、自ら歩いてホテルやゲストハウスを探すことになります。ただ、そのような観光スポットには、客引きがいる場合が多いので、その人たちに紹介してもらうとよいでしょう。

昆明の場合

昆明は雲南省の省都なので、大都会です。大きな町なので、観光スポットも広範囲に点在しているし、宿泊施設もいろんなところにあります。

そのような都会の場合は、海外ホテル予約サイトを活用し、日本で事前に予約して行くとよいでしょう。自分でホテルを探して歩くのは大変だと思います。ゲストハウスが密集しているようなエリアがあればよいのですが、残念ながら昆明にはなさそうでした。

昆明のホテルを予約するには、海外ホテル予約サイトのagodaなどを使うとよいでしょう。都会なので予約可能なホテルもたくさんあります。私がおすすめしたいホテルを、以下のリンク先にまとめているので、ご参照ください。

www.tripbymyself.com

予約なしで宿に安く泊まる方法を解説(私の場合)

雲南省では予約なしで安く泊まれる

上で述べましたが、雲南省の観光地は多くのホテルがあり、予約なしでも泊まることができます。ホテルはたくさんありすぎ、余っているくらいで、客引きも結構いるので、宿泊先はみつけやすいです。

また、日本から事前に予約して行くより、現地で直接交渉して泊まった方が、料金的にも安くなると思います。

このように雲南省では、宿スタッフとの値段交渉が少し面倒ですが、予約なしで安く泊まれるというのがメリットなのです。

予約なしで泊まる方法(私が実践した方法)

それでは、雲南省の宿にできるだけ安く泊まるために、私が実践した方法を紹介したいと思います。ちなみに私は、中国語喋れません。

  1. "~客桟"(ゲストハウス)と書かれた看板を探す。なければ"~酒店"(ホテル)にする。
  2. あまり高級そうでない客桟を選んで入る。
  3. フロントで"メイヨーマーファンジエン?"(部屋ありますか?)と聞く。
  4. "ヨウ"(有る)と言ったら、"デュオシャオチェン?"(いくらですか?)と聞く。"メイヨー"(ない)と言われたら、その場を去る。
  5. 値段が高いと感じたら、渋い顔をして、自分の希望価格(私の場合は80~100元くらい)より低めの値段を言う。
  6. 相手が譲らなくても、できるだけ粘る。
  7. ダメそうだったら少しずつ値段をつり上げて、交渉を進める。
  8. 折り合いがついたら、"OK"と言って、パスポートを見せて、お金を払う。
  9. 宿泊手続き完了。

基本的に中国でゲストハウスなどの宿(高級ホテルは除く)に泊まる場合、交渉するとスタッフの言い値より安くなることが多いです。だから値切らないと損だと思います。だいたい宿スタッフの言い値の半分以下の値段くらいで、交渉を始めるといい感じの値段におさまると思います。

たまに外国人宿泊禁止のホテルがある・・

注意が必要な点として、雲南省は世界遺産のある観光地なのに、外国人の宿泊を断る場合があることです。私が麗江でホテルを探したときは、2~3回くらい断られ、嫌な思いをしました。外国人が泊まれるよう、公安への手続きをしていないのだと思います。予約なしで安く泊まるため、断られても気にせず探しましょう。

私が麗江で宿泊拒否されたときの様子は、下記の記事にまとめています。

www.tripbymyself.com

麗江、香格里拉(シャングリラ)、徳欽で泊まった5つのホテル紹介

私は2018年12月に、3度目の雲南省旅行をしました。そのときに予約なしで泊まったホテル(ゲストハウス)を5つ紹介したいと思います。ただし、2018年12月現在の情報です。またこのとき、1元はだいたい16円でした。

ホテルの場所

5つのホテルの場所を下の地図に示します。それぞれの印の色は、以下のホテルに対応しています。地図はスクロールで拡大・縮小できるので、詳細な場所までわかるようになっています。

  1. 717客桟(麗江古城)→緑色
  2. 卡瓦格博酒店(徳欽)→水色
  3. 花園客桟(シャングリラ)→赤色
  4. 森林驿桟(束河古鎮)→黒色
  5. 宁蒗迪尔酒店(麗江・濾沽湖)→黄色

1.717客桟(麗江古城)

1泊料金:168元(≒2,688円)

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麗江古城内(上の写真)で泊まったゲストハウスです。

麗江へ夜に着いて予約していた宿に向かったものの、外国人だからという理由で宿泊拒否され(事前にagodaで予約していたにも関わらず・・)、さらにもう2軒のゲストハウスでも外国人だからと断られ、次にようやくみつけた宿泊OKのゲストハウスでした。

料金が高かったですが、もう他に探すしたり、交渉したりするのが面倒で、泊まることにしました。

下の写真のように、内装は古城の雰囲気に合わせて、かなりおしゃれです。

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トイレ、シャワーも綺麗で、タオルやシャンプー、ドライヤーなど必要な設備は一式揃っていました。

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朝食付きだったのですが、私は早朝出発したので、食べませんでした。

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短い滞在でしたが、おしゃれな部屋だし朝食付きで、なかなか良いゲストハウスだと感じました。値段は168元でしたが、閑散期なので、交渉すれば100元くらいにはディスカウントできたのではないかと思います。

2.卡瓦格博酒店(徳欽の飛来寺)

1泊料金:100元(≒1,600円)

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梅里雪山(上の写真)という、6,740mの美しいチベット族自治州にある山を見るために、飛来寺という標高3,500mのところに滞在しました。そのときに泊まったホテルです。バスで飛来寺に到着し、適当に歩いてみつけました。

冬なので観光客はあまりおらず、他に宿泊客はいませんでした。梅里雪山を窓から見えるなら160元、見えない側なら100元と言われ、あまりに値段差あるので100元の方にしました。

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下の写真のように、見た目はかなり立派ですが、エアコンがついておらず、夜は凍えるほど寒かったです。。布団にはホットカーペットがついていますが、布団から出ることができませんでした。もう少しお金払えばエアコン付きの部屋はあるかもしれませんが、しょうがないでしょう・・。

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シャワーはお湯が出るのですが、湯量が少なく、寒かったです。やはり100元程度の宿だとそういう設備的な部分への気配りがあまり感じれません・・。

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寒かったですが、こんな山奥に立派なホテルが建っていること自体がすごいことだと思います。梅里雪山を見るために、かなりの時間をかけてここまで来ましたが、一応ちゃんとしたホテルに、そこそこの値段で泊まれて良かったです。

3.花園客桟(シャングリラ)

1泊料金:80元(≒1,280円)

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上の写真のような、香格里拉(シャングリラ)にある綺麗な町並みの、独克宗古城内で泊まったゲストハウスです。古城内に位置しており、すぐに観光へ出かけられるため、非常に便利でした。また、欧米人が泊まりにくるようで、オーナーは英語を話すことができたので、交渉しやすかったです。

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下の写真のように、ゲストハウスは古城の雰囲気に合わせて、おしゃれな空間となっていたのが良かったです。

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部屋はシンプルな造りですが、設備は必要十分でした。最初宿の奥さんに、1泊160元と言われましたが、ねばって2泊で160元までディスカウントできました。

ただ、標高が高い(3,160m)せいか、夜は非常に寒くて布団から出ることができませんでした。。

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私は香格里拉(シャングリラ)の古城の風景が大好きなので、ロケーション素晴らしく、また、雰囲気も良いこのゲストハウスはとても気に入りました。このクオリティで1泊80元なので、安いと思います。

4.森林驿桟

1泊料金:80元(≒1,280円)

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上の写真のような、古い町並みが楽しめる束河古鎮で泊まった宿です。ここは、ザックを背負って宿探しをしていたら、客引きに声をかけられ、値段交渉して泊まった宿です。2泊するから80元にしてくれと、ゴリ押しすると、OKしてくれました。

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下の写真のように、非常におしゃれな雰囲気のゲストハウスです。

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部屋も古鎮の雰囲気に合わせて、かなりおしゃれです。

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トイレ、シャワーも普通に問題なく使えました。

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ただ、部屋はかなりおしゃれですが、建物の作り自体が少ししょぼくて隙間が多いせいか、夜はかなり寒かったです・・。やはり中国の安宿はこういうところが難点です。まあ安いからしょうがないと思いますが。

とはいえ、寒いこと以外は、ロケーションと設備が素晴らしくて気に入ったので、別の日にもう1泊しました。やはりこれだけおしゃれなのに、80元で泊まれるのは本当ありがたいです。私は1人で泊まっていますが、2人で泊まっても同じ値段なので、1人600円くらいになりますから、すごいと思います。

5.宁蒗迪尔酒店(麗江・濾沽湖)

1泊料金:100元(≒1,600円)

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麗江からバスで約5時間半行ったところにある、人気観光地の濾沽湖(ろここ)で泊まったホテルです。美しい濾沽湖近くには、たくさんホテルが並んでいました。中国では、観光スポット付近にたくさんホテルがあるので、本当観光しやすいと思います。

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下の写真のように、広くて綺麗な部屋でした。この部屋の特長は、なんといってもエアコンがついていたことです。雲南省で泊まった宿の中で、唯一エアコン付きでした。私が行ったのは2018年12月の末で、冬の寒い時期なので、エアコンは本当助かりました。 

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トイレ、シャワー室も広くて、湯量豊富でかなり快適でした。

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このホテルは、100元と高め(私の中で)ですが、それに見合った設備を持つ、素晴らしいホテルだと感じました。

日本円にして1,600円くらいで、エアコン付き、ビスネスホテル並みの設備を持つホテルに泊まるのは難しいでしょう。やはり中国は、日本よりも圧倒的な物価の安さを感じます。

まとめ

観光の見どころ多い、中国雲南省でホテルやゲストハウスを探す方法、予約なしで泊まる方法を解説し、私が最近泊まった5つのホテルを紹介しました。

雲南省では無理に高い料金を払わなくても、そこそこ快適な宿に泊まれるので、予約なしで現地へ行って、客桟(ゲストハウス)などで積極的な料金交渉して泊まることをおすすめします。

上に紹介した5つのホテルはあくまで私が泊まった例です。他にもたくさん安くて快適なホテル・ゲストハウスがたくさんあると思うので、是非、宿探しも旅の醍醐味として楽しんでみてください。

 

私が行った、麗江・徳欽・香格里拉11泊12日旅行の概要についてまとめた記事のリンクを以下に貼っておきます。

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